NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年01月12日 (土) | 編集 |

第85回

天野に生きる希望を見いだしてもらうため、純と愛は最後の作戦に出るが……。

(2012年12月28日 NHKネットステラ)


「…明日の朝まで、待ってください!

それまでに、生きる希望がわかなかったら、電車に飛び込もうが、何をしようが構いませんから!」


… … … … … …

と、言ってしまったものの、どうしたらいいのか、まったく当てがないのが、純のお決まりでした。

そこに、紙袋を抱えた愛が入ってきて、純の目の前に置きました。

「童話関係の本を片っ端から買ってきました」

天野の娘の目を見たときに、父親に本をたくさん読んでもらったことだけが、いい思い出として残っていることが、愛には見えていました。

「本を片っ端から読んでいったら、娘さんに会いたくなって出てきてくれると、思うんです」

… … … … … …

純は、童話の本を抱えて、“あかずのま”の前に立ちました。

「あたし、もう何を言ったらいいのかわからないので、代わりに本を読みます」

天野の返事は、ありません。

純は、扉の前に座り込み、1冊ずつ読み始めました。

「まずは、“北風と太陽”です」

… … … … … …

次から次に童話を読み続ける純。

階段の下では、愛とサトが心配そうに様子をうかがっています。

… … … … … …

夜も更けてきました。純の読み聞かせは、続いています。

…相変わらず、部屋からの反応はありません。

愛とサトだけでなく、「里や」のスタッフ一同、師匠や剛まで集まってきていました。

「何か、“アラビアンナイト”みたいだね」

サトがそうつぶやきました。

… … … … … …

純もだいぶ疲れてきています。

声がかすれたり、つっかえたりしながらも、必死に読み続けています。

睡魔が襲ってきて、ウトウトしはじめた純の頭に、丸めた紙クズが当たりました。

はっ、として気づくと、士郎が横に立って、純のことを見ています。

やれやれと、紙くずを開いてみると、そこには、「がんばれ バカ」と書かれていました。

思いもよらぬ、応援…

「ありがとう」

… … … … … …

夜が白んできた頃、ついに最後の1冊を読み終えてしまいました。

なくなっちゃった。おじい、どうしよう?

愛が、本を差し出しました。“ねむりひめ”です。

うなずいて、本を受け取り、読み始める、純。

「むかし、むかし、あるところに、小さな国がありました…」

… … … … … …

「…目を覚ましたお姫様に王子様が言いました。

“僕は、あなたのことが好きです。僕は、これから、あなたのことを自分のことより、もっと愛します。”

いつまでも仲良く、平和で幸せな暮らしを送りました」


そして、“ねむりひめ”も読み終えました。

“あかずのま”は、静まり返ったままです。

「これで、本当に終わりです。

…やっぱり、無理です」


純は、トイレに駆け込みました。読み聞かせの間、ずっと我慢していたようです。

~そういえば、最近、愛がトイレにこもることが、なくなりましたね。

… … … … … …

純が、スッキリして戻ってくると、「里や」のスタッフ一同が、“あかずのま”の前に勢ぞろいしていました。

「皆さん、どうしたんですか?」

愛が、もう1冊、純に手渡しました。

「日本の神話 あまのいわと」

~あまのいわと …アマノイワオ …天野巌?!

… … … … … …

「“あまのいわと”だよ、“あまのいわと”」

サトは、そう言うと、三線を弾き始めました。

それに合わせて、まず師匠が、剛に促されて皆も踊りだしました。

純も負けずと大きな声で“あまのいわと”を読みます。

「…アマテラスオオミカミは、あまのいわとにこもってしまい、この世は真っ暗になってしまいました」

… … … … … …

「…神々は、何とか出てきてもらおうと、歌い踊り、この世界が、いかに楽しいかを訴えました。

すると、その様子が気になったアマテラスオオミカミが、いわとを開けて出て来たので、世界はふたたびあかるくなったそうな…」


師匠が、踊りながら扉に向かって言いました。

「ねえ、あんた、沖縄の人っていうのはね、何もかも失って、ゼロになった人間を助けずにはいられないのよ!」

閉じこもっている天野の為だけでなく、純のためにも、皆は踊っているのでした。

それがわかった純は、皆に感謝しながらも、一心に祈りました。

「出てらっしゃいよ!」

… … … … … …

しばらくの間の後、“あかずのま”の扉が開きました。

「どかんかい」

そう言うと、部屋から出て来る天野。

「何処、行くんですか?」

「風呂に …入るんや!

娘に会いに行くのに、こんな恰好やったら、会いに行かれへんやろ…」


天野の頬を一筋の涙が流れました。

… … … … … …

風呂に入り、無精ひげもそり、髪も整え、スーツを着込んだ、天野は全くの別人のようでした。

「すっかり見違えたねえ、結構いい男だね、あんた」

サトが感心したように言いました。

深く頭を下げてから、去っていく天野の表情は晴れ晴れとしていました。

おじい、あの人がこれからどんな人生を歩んでいくのかわからないけど、太陽の光を浴びて、うつむかず胸を張り、大切な人を想い続ければ、生きる希望は必ず見つかる。 …と、あたしは、信じることに決めた。

… … … … … …

「こんなんでよろしかったら」

セニュールが、純の前に食事を持ってきてくれました。

「ありがとうございます!」

続けて、チュルチュルが、ジュースの瓶を置きました。そして、一言…

「大義」

…えっ、今、褒めてくれたの?


天野の部屋の掃除を終えた、セクシーが下りてきました。

「ティッシュの山で大変だったわよ。 …たぶん、一晩中、泣いてたんじゃないの、あんたの話聞いて」

言い方は、ぶっきらぼうでした。

「やっぱり、あんたがいると面白いねえ。ドラマチックで」

サトは、楽しそうに言いました。

初めて、皆から「里や」の一員と認められたような気がして、うれしい、純です。

… … … … … …

「あの、皆さん」

一同、純の方に振り返りました。

「あたし、もうお節介とかするの止めて、これからは、お客さんのリクエストとか、無理難題にも応えるような…」

話している間に思いつきました。

「24時間コンシェルジュ! …に、なりたいと思います!」

一同、ポカ~ン…

「キャッチフレーズは、“待田純の辞書に無理はない”ということで、

よろしくお願いします!


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