NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年01月29日 (火) | 編集 |

第99話

晴海にせめて宮古島の雰囲気を味わってもらおうと、愛(風間俊介)のアイデアで部屋を宮古風に模様替えをする。だが、それを見た善行は「俺は宮古には帰らんからな」と激怒する。

(2012年1月25日 NHKネットステラ)


「純さん、明日も早いんだし、もう寝た方がいいんじゃないんですかね」

晴海のために認知症のことを少しでも知ろうと、専門書を読みあさって勉強している純です。

気が付けば、深夜になっていました。

「お義母さんのことが心配なのはわかりますけど、一人で抱え込まない方がいいんじゃないでしょうか?」

愛が純の心身のことも気遣いました。

「あたしはね、お母ちゃんのあの笑顔がなくなるのが嫌なの。一分でも一秒でも、お母ちゃんのあの笑顔が見れるのなら、できることは何でもやるつもり」

… … … … … …

「あんた、あのお客さんを笑わせる方法、考えたの?」

サトにそう聞かれて、純はうなずきました。

件の“自分を笑わせてほしい”と依頼した客の前の席に腰掛けた純。

傍らには、あつあつに煮込んだおでんの入った鍋を持ったセニョールを従えています。

「今から、このあつあつおでんを一気に食べてみせます!」

大きく開けた純の口に、串に刺さったおでんを恐る恐る近づけるセニョール、おでんが純の唇に触れる…

「ああっ、あちあちあち…」

のけぞった純の姿を見て、吹出した…のは、サトだけでした。

女性客は、無表情のままでつぶやくように言いました。

「お酒、ちょうだい」

… … … … … …

すごすごと引き下がってきた純に「バカだねえ」と言いながら、おでんに手を伸ばすサト。

あまりの熱さに飛び跳ねたサトのリアクションの方が数段に面白い…と純は、セクシーに指摘される始末。

「同感」

そこに剛が飛び込んできました。挨拶もそこそこにいきなり…

「お姉、お姉、すげえ、いいこと考えたんだけど、聞く?」

… … … … … …

「お母ちゃん、宮古に帰りたいって言ってたでしょ? だったら、俺が一緒に住んで、お母ちゃんの面倒みようと思ってさ」

いきなりのダメだしです。

「そんなに簡単に言わないでよ、何処に住むのよ? …アンタが介護なんかできるわけないんだし、ちゃんと考えてから言ってよ、そういうことはさ」

自分なりに考えた案を端から否定されて、今日の剛は純に食って掛かりました。

「なんで、お姉は昔から、俺の言うこといちいちバカにするんだよ?」

「しょうがないでしょ、アンタが昔から何かやりたいって、自分から言いだすとロクなことないんだから」


山でUFO探しに行くって言って迷子になったり、沈んだ船の宝を探しに行くって言って海でおぼれたり…

「俺は、お母ちゃんに良くなって長生きしてほしいんだよ。 …なんでわかってくれないんだよ、お姉ぇ」

カウンターに突っ伏して、声を上げて泣き出しました。

おいおい、ここで泣くか?

… … … … … …

傍で聞いていても、実現性の乏しい剛の考えですが、母を思う気持ちは伝わってきました。

話をまともに聞こうともせず、 人を見下すような純の態度もあまり褒められたものではありません。

見かねたサトが、口を挟みました。

「この子の言うことも一理あるよ、大阪にいるより宮古に帰った方が、病気が良くなる可能性が高いって言ってるんでしょ? お医者さんも」

それは、純も承知していることなのですが、問題は善行でした。

「放っておけばいいじゃん、あんな奴」

剛が憎々しげに言い捨てました。

「そういうわけにはいかないでしょ、夫婦なんだから」

純がそう言うのを待っていましたとばかりの剛。

「じゃあ、お姉が代わりにおとうちゃん説得してよ。 じゃあ、あとはよろしく!」

まんまと一番やっかいなことをおしつけられた、純でした。

サトが感心したように言いました。

「優しい弟さんだねえ」

~ええ、そうなの?

… … … … … …

「お兄ちゃんから言ってよ、お父ちゃんに宮古に帰るようにさ」

持て余した純は、正に電話をかけて助けを求めました。

しかし、就職が決まったことを口実に忙しいからと正は渋ります。

正の就職先。 …ホテルと同じサービス業には違いありませんが、ホストクラブでした。

~わざわざトラブルの種になるような職業を選ばなくてもいいのに…

「しょうがないだろ! お母さんの病院代とか、勇気のミルク代とか稼がないといけないんだから!」

横にいたマリヤが正の胸倉をつかんで、恐ろしい顔で睨んで凄みました。

「浮気したら、ぶっ殺すからね」

… … … … … …

「お母さんには心配するから言うなよ。じゃあ、お父さんの方、よろしくな」

おまけに店での源氏名を“待田純”にしたと事後報告。

調子よく電話を切ってしまいました。

まったく、狩野家の男どもときたら…

… … … … … …

ホテルの仕事も一段落した頃。

純は、「里や」の様子を外からうかがっている晴海を見つけました。

「どうしたの? お母ちゃん」

晴海は、申し訳なさそうに純に言いました。

「ごめんね、純。この前、私ひどいこと言ったでしょ?」

そのことが気になってここまで来たのですが、なかなか入ることができずにいたようです。

純は、かぶりを振りました。

「私のこと嫌にならないでね」

いつもの優しい母でした。

「何言ってるのよ、なるわけないでしょ」

純は、晴海を店内に引き入れました。

… … … … … …

「あら、何よ? 晴海」

晴海を見つけた師匠がうれしそうに寄ってきました。

「あんたさ、病気だって聞いてたけど、元気そうじゃない?」

晴海もうれしそうです。

昔話に花を咲かせるふたり。

若かりし頃の母の思い出話に興味津々の純。

「エイサーの夜、初めてデートしたんだけどさ。 …無理やりチュウしちゃったの、あたし」

師匠の暴露話にころころと笑う晴海。

「私も先輩に憧れてたから、男らしくてねぇ、カッコよかったよ」

話に加わったサトが不思議そうな顔をして言いました。

「若い頃の師匠、想像できないから、まったく理解不能なんだけど、お母さんの恋心が」

カウンターにいたセクシー。

「きっと、男の趣味が悪かったんじゃないですか? …私みたいに」

チュルチュルが一言。

「納得」

… … … … … …

「ねえ、晴海、いっしょに踊らない? …昔を思い出してさ」

恥ずかしがる晴海を、純も急き立てます。

タイミングよく、サトが三線を鳴らしはじめました。

師匠に手を引かれて立ち上がった晴海は徐々にリズムに乗って踊り始めました。

「さあ、皆も踊って、踊って」

食堂にいた他の宿泊客、「里や」のスタッフも踊りに加わります。厨房からセニョールも駆り出されました。

楽しそうに満面の笑顔で踊る晴海を見て、純もうれしくなりました。

まるで、故郷の宮古島に帰ったような…幸せな夜でした。

… … … … … …

アパートに帰っても、純の興奮は冷めません。

愛にエイサーを教えながら、今日の出来事を報告しました。

「純さん、踊りには、病気の進行を遅らせる効果があるそうです。 …それに、お友達と会うのもいいみたいです。脳を活性化するって」

「やっぱりさ、お母ちゃん、宮古に戻った方がいいんだよ」


…つくづく思う、純です。

しかし、ネックになる善行は逃げたまま、説得も何もできない状況でした。

「せめて、お母ちゃんをさ、踊っていた時みたいな笑顔にしたいわけよ。家にいる時とかにもさ」

愛が何か思いついたようです。

「それなら、いいアイデアが」

… … … … … …

晴海は、波の音で目が覚めました。

波の音に誘われて、部屋の扉を開けると …リビングには、宮古の写真やポスターが貼られ、シーサーや沖縄の衣装をまとった人形が置かれていました。

花や貝殻に囲まれた父の写真に、そっと手をやる晴海。

「どういうこと? 私、夢見ているの?」

… … … … … …

「純ちゃんと愛君がやってくれたんです。お母さんに少しでも宮古の気分を味わってもらいたいって」

リビングに入ってきたマリヤが説明しました。

マリヤがふたりの名前を呼ぶと、カウンターの奥から小豆入りの柳行李を揺すって波の音を奏でながら純と愛が現れました。

「ふたりともありがとう」

晴海は、涙ぐみながら、喜んでいます。

「お母ちゃん、しばらくこれで我慢してくれるかな? お父ちゃんには、宮古に帰るよう、あたしが説得するから」

うれしそうにうなずく晴海です。

「ありがとう」

… … … … … …

「お義父さん?!」

驚いた表情の善行が、いつのまにか入口に立っていたのをマリヤが見つけました。

「お父さん、純と愛さんが、私のためにここを宮古みたいにしてくれたんです」

晴海が、善行にもうれしそうに報告しました。

リビングを見渡す善行。 …形相が変わります。

「おい、学芸会やないど、我が家は! それにな、宮古には絶対帰らん」

棚の上に飾ってあったハイビスカスの花を手で弾き飛ばしました。

晴海から笑顔が消え、こわばった表情のまま、固まってしまいました。

… … … … … …

「お父ちゃん、何やってるの?!」

純と愛が止めに入りました。

「言うとくがな、人の家を勝手に模様替えするな、お前たちは!」

我慢しきれず、純が善行を責めます。

「何でこんなことするのよ? お母ちゃんが病気になってから、逃げまわってばかりで…

お母ちゃんのために何一つしてあげてないじゃない、お父ちゃん!」


善行は、持っていた缶ビールをあおり、怒鳴り散らしました。

… … … … … …

「純 … いいよ」

晴海が振り絞るような声で話しはじめました。

「私、宮古に帰るの … あきらめたから」

動揺した善行の顔。

「お父さん … それでいいですよね」

泣き崩れる晴海。

マリヤと純が駆け寄りました。

純は、振り向き、善行をにらみました。

何か優しいこと言ってあげてよ、お父ちゃん

純の心の叫びは届かず、善行は、何も言わずに出て行ってしまいました。

… … … … … …

何で逃げるの?

善行が忘れていった紙袋の上に一枚の紙があるのを見つけた愛。

手に取って、その内容を見て、瞬時に善行が何をしていたかを理解したようです。

「純さん…」

純に渡したその紙に書かれてあったことは…

善行の文字で神経科などの病院の住所が何軒も羅列してありました。

「お義父さん、お義母さんのために、認知症の専門医、一生懸命探していたみたいです」

~愛を伝えることが不器用な父に投げつけてしまった言葉。

後悔とやるせない思いに苛まれる純でした。

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