NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年02月02日 (土) | 編集 |

第103話

純の言葉に後押しされ、善行はようやく晴海のもとへ。そして、晴海と出会ったころのように、素直な思いを語るのだが……。

(2012年1月25日 NHKネットステラ)


おじい、お父ちゃんがやっとお母ちゃんの病気と向き合う決心をしてくれました。

晴海は、薄暗い部屋の中で寝床の上に座って何かをしています。

善行が少し離れて腰かけると、気配を感じて振り向きました。

「帰ったで」

優しく声をかけると、ニッコリ笑って、“お帰りなさい”と言う、晴海。

「何をしとったんや?」

布団の上を覗くと、瓶の薬をあけて何か文字を作っていたようです。

『宮古』

「ちょっと、遊んでました」

… … … … … …

何をどう話せばいいのか … 善行は、助けを求めるように、外で純が待っている扉の方を振り向こうとしました。

しかし、思い直し、両掌を広げて、純が書いた『あい』の文字を見つめると、胸の前でこぶしを握りました。

頑張れ、お父ちゃん

信じていれば、きっと伝わる … 

… … … … … …

「結婚してから、お前の話まともに聞こうともせんかった … すまんかったの」

善行は、晴海に心から素直に詫びました。

「だったら、せっかくだから聞きますけれど … 」

両親のことが、心配な純は、扉の外で様子をうかがっていました。

… … … … … …

「 … 正は大丈夫でしょうか? いつまでも頼りないけど」

晴海の口から出たのは、子供たちのことについてでした。

「正はな、だんだん父親らしくなってきた … それにな、あいつには、マリヤさんがついている」

… … … … … …

「剛はどうですか? いつまでも子供で困りますけど」

「剛はな、何処行ってもな、誰とでもな、すぐ仲良うなんねん … あれはな、人よりも何倍も逞しい」


嬉しそうに善行の話に耳を傾ける晴海です。

… … … … … …

「 … じゃあ、純は?」

扉の外で聞いている純、息をのみました。

「あの子は、あんな性格で、本当に幸せになれるでしょうか?」

本当に心配そうに話した晴海に笑いながら答える善行です。

「純が一番大丈夫や … そのことを一番わかっているのは、お前やないか?」

お互いの顔を見て、しみじみとうなずき笑いあう夫婦。

… 善行は、心の奥では、我が子らのことをきちんと理解していたのでした。

… … … … … …

「 … 私は、良い母親でしょうか? … 良い妻でしょうか?」

「当たり前や … 良い母親や、ええ女房や、この世界に二人といてへんええ女房や

眉目秀麗、蓬髪河岸 … 見目麗しく、情けありや」


晴海は、とまどったような顔をしています。

… … … … … …

「すまんかったな、すまんかったな、晴海」

善行が突然頭を下げました。

「でもな、今からは違う … 今からは、ずっとそばにおって、お前の面倒看させてもらいます。

… 家事かてやる、お前の作ってくれた宮古の料理、おいしいおいしいって食べる … 散々迷惑かけて、どこまで返せるかわからへんけど、命かけて頑張るから

明日は晴れると、信じてくれ … 頼む」


善行の顔は涙でくしゃくしゃです。

… … … … … …

晴海は、姿勢を正して、深く頭を下げました。

「ありがとうございます」

自分の『あい』が、晴海に通じた。 … 泣き笑いの善行。

「もうひとつ、聞いてもいいですか?」

善行は、晴海が何を言うのか耳を傾けました。

… … … … … …

「あなたは … だれですか?」

… … … … … …

… 積み上げたものが一気に崩れていく音が聞こえました。

善行の顔から血の気が引いていきます。

「どうして、ここにいるんですか?」

真顔で、そうたずねる晴海。

「何を言うてんねん、俺や、俺やんか?!」

思わず、大声を上げてしまった善行に怯えた晴海が悲鳴をあげました。

… … … … … …

「お前の亭主の善行や!」

晴海は、部屋の中を逃げ惑いながら言いました。

「ウチのお父さんは、そんな優しい人じゃありません」

慌てて部屋に飛び込んできた純の後ろに隠れました。

「自分のこと、お父さんとか言ってるよ、怖い!あー!!」

パニック状態に陥っています。

「ウチのお父さん、こんな優しい人じゃない、こんな良い人じゃないよ」

怯えて泣きじゃくる晴海を見て、なすすべなく立ちすくむ善行。

「お父ちゃん、あきらめないでよ」

しかし、善行の受けた衝撃は、生半可なものではありませんでした。

「純、もう俺のことは … 放っておいてくれ」

ふらふらと部屋を出ていく善行。

純は止めようにも、晴海が抱きついて離れなかったためにあとを追うこともできませんでした。

… … … … … …

自業自得とはいえ、気の毒過ぎる結末でした。 ああ、因果応報 …

… … … … … …

正と剛が戻った頃には、晴海は落ち着きを取り戻して眠りについていました。

「いい加減にしろよ、また余計なことしたんだって? お父さんまで巻き込んでさ」

「何で、お母ちゃんの苦しむようなことばっかするんだよ?」


批判する口だけは達者な兄弟は、いつものように一方的に純を責めました。

掌の『大人』を握りしめた純。

「 … あたしたち兄弟が今、ケンカしている場合かな?」

… … … … … …

「小さい頃から、あたしたちは、お母ちゃんに助けられてきたんだよ … 家族皆、お母ちゃんの笑顔に救われてきたんだよ … せめて、皆で力を合わせて、お母ちゃんが笑顔になるために、皆でがんばろうよ … 一本の矢だと折れちゃうけど、三本だと折れないとか、誰か昔の武将が言ってたでしょ?

これからは、お母ちゃんのために世界最強の兄弟になろうよ」


拙い言葉で一途に訴える純を見て、感じるものがあったのか、正も剛もそれ以上何も言えませんでした。

… … … … … …

「本当によくがんばりましたね」

アパートに帰ると愛が褒めてくれました。

「もうこれがなくても大丈夫だから」

そう言うと、愛は、掌の『大人』の文字を洗い落とすのを手伝ってくれました。

「本当は怖いんだ … 自分が本当に正しいことをやってるか、全然自信ない … 大人って文字が消えちゃったら、もう大人になれないかもしれない」

涙が出そうです。

「 … また、あたしのせいで何か起きるんじゃないかなと思うと、不安でさ」

純の手を取り、最後の石鹸の泡を洗い流すと、愛は言いました。

「大丈夫です。純さんががんばったのは、絶対に無駄になんかなりませんから」

… … … … … …

愛にとっても、今回の結果は、ショックでした。

でも、自分が、純を励まさなければ … 自分自身にも言い聞かせるように … 

「純さんがまいた種は、今は芽吹かなくても、絶対大きな花を咲かせます。 … だから、これくらいのハードル、簡単に飛び越えちゃいましょうよ

女が諦めたら、世界が終わっちゃうんでしょ?」


純の大きな目から、涙があふれてきました。

「 でも … 今日は、泣くぅ」

愛に頬を寄せました …

… … … … … …

次の日。

純は、食堂で「笑わせてほしい」女性客を待ちました。

「 … あたし、やっぱり諦めないことにしました、お客さんを笑わせるのを」

怪訝そうにみつめる女性客。

「あたしはいつか“まほうのくに”を作りたいと思っています … そこに来たお客さんが、みんな笑顔になって帰るホテルなんで」

… … … … … …

「じゃあ、どうするの?」

席に着きながら、女性客は尋ねました。

「取りあえずなんですけど、今日は卑怯な手で勘弁してもらえますか?」

そこに、勇気を抱いたマリヤが「里や」に入ってきました。

「わたしの姪です」

勇気が来たことがわかると、「里や」の女性陣が集まってきて、勇気のことをあやしました。

食堂の雰囲気が一変して、優しい空気に満ち溢れます。

笑い声をあげる勇気。

その笑顔が伝染したように、女性客の口元がほころびました。

… … … … … …

してやられたというように、女性客が言いました。

「確かに卑怯な手ね」

… 純には、その顔は満足しているようにも見えました。

でもいつか必ず … この子に負けないような、ホテルを作ってみせます。

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