NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 05«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »07
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年02月04日 (月) | 編集 |

第104話

純(夏菜)たち兄弟は、晴海(森下愛子)のため世界最強の兄弟になろうと決意。かたや善行(武田鉄矢)は、自分が妻に忘れられた衝撃から立ち直れずにいた。

(2012年2月1日 NHKネットステラ)


おじい、あたしたち三人が世界最強の兄弟になろうと誓ってから、はじめての家族会議です。

「今日、純と病院に行ったら、お母さんの病気のことで、これから大変なことがいっぱいあるみたいなんだ」

正が神妙な面持ちで話をはじめました。

「マリヤといとし君には、これからいろいろと協力してもらうことになると思うけど、いいかな?」

ふたりとも快くうなずきました。

何だか、お兄ちゃんは、長男らしくなっています。

母親っ子の剛は、晴海の身に起こる“大変なこと”というのが気になって仕方がありません。

「夜中に突然、お化けがいるって騒いだり、人が変わったように俺たちのことを責めたりするらしいんだ」

オロオロと剛、今にも泣きだしそうです。

こいつは、相変わらずだけど …

… … … … … …

愛が純と考えた対策を説明しました。

晴海が物がなくなったと困らないように、引出しにはラベルを貼り、何をしたらいいかわかるように、ホワイトボードに一日の予定を書き、全員の携帯番号と大切な連絡先を書いたメモを肌身離さずに持たせる、等々 …

… … … … … …

ふと、純は、あれから音信不通になっている善行のことを考えていました。

一体、何処へ行ってしまったのか …

愛に名前を呼ばれて、我に返った純は、一同に向かって言いました。

「皆、これからどんなことがあっても、希望を失わず、家族皆でがんばって行かない? … 奇跡を信じて」

… … … … … …

「純の言うとおりだ … それで … 」

正の言おうとすることを忖度して、純が続けました。

「 … 役割分担ね、これからの」

マリヤには、自分たちがいない間、晴海の面倒を看てもらえるよう頭を下げました。

「任せて! 私、頑張るね」

そして、剛に言いつけられた役割は、正が仕事でいなくなる夜、晴海のそばにいて朝まで見張ることでした。

「そんなところかな … 」

正が話を締めようとするのを純が止めました。

「 … お父ちゃんのことはどうするの?」

… … … … … …

「お父さんのことはもういいよ」

もう諦めている … 見放してしまったかのように、正は言いました。

「お母ちゃん、説得してサインもらったから … お父ちゃんに、お姉から渡しておいて」

剛が差し出したのは、離婚届でした。

「ねえ、ちょっと待ってよ! そんなこと言われても … 」

 … 奥の部屋で休んでいるはずの晴海がリビングに入ってきたので、純は離婚届を取りあえず懐にしまいました。

… … … … … …

「あら、皆いたの? じゃあ、ご飯にしようね」

うれしそうにキッチンに向かいました。

「そうだ、お父さんは? … 何でいないの?」

不思議そうに尋ねる晴海。何と答えればいいのか、困惑する一同 …

やっぱり、この前のこと、覚えていないんだ …

機転を利かせた純が、善行は仕事を探しに行っていると誤魔化しました。

「ああ、そうね? じゃあ、お父さんの好きなダシ巻玉子作ろうね」

マリアに手を借りながら、キッチンで料理する晴海の楽しそうな声が聞こえてきました。

… … … … … …

善行はと言えば …

人目を気にしながら、「里や」を中の様子を窺がおうとして … サトに見つかっていました。

「ちょっと、娘に会いたいなと思って … いや、いてへんかったら、結構ですから」

「あら、しゃちょうならいるじゃない、ここに!」


気がつくと、善行は、純に代わって(変わって?)、こき使われていました。

「何で、俺がこんなことせなあかんねん」

食堂の客に酒を注ぎ損ねて、どやされ … 

「下品」「無礼」「勝手」「迷惑」 …

「里や」にいた全ての人が、声をそろえて、口々にののしります。

「アンタみたいな人のこと、四文字熟語で何ていうか知ってる?」

善行に迫ってくる人々の中から師匠が一歩前に出て言いました。

「人間失格」

… … … … … …

「うわあああ … 」

… 夢でした。

幹線道路のガード下、吹き溜まりのような場所で、飲んだくれてうたた寝をしていたのです。

「何で、俺がこんな夢見なきゃあかんねん」

ふと、傍らに置いてある文庫本に目が行きます。

『人間失格 太宰治』

「このボケのせいや!」

壁に叩きつけました。

… もう一冊、残っていた本を手に取りました。

タイトルを見ると、善行の表情が緩みました。

… … … … … …

掌に視線を移すと、純が書いてくれた『あい』の文字が黒く滲んでしまっていました。

お父ちゃんの中には、これがたくさん詰まっているんだからね …

… … … … … …

さっき、夢で見たのと同じように、善行は「里や」の前で中の様子を窺がおうと …

「何やってるんですか? お父さん」

サトに見つかってしまいました。

デジャブ??

「ちょっと、娘に会いたいなと思って … いや、いてへんかったら、構いませんから」

純が、慌ただしく二階から食堂に下りてくるのが見えました。

「何だか、今日は忙しくてね … 」

… クレームをつけられて部屋の掃除をやりなおしたり、怯える客に一晩中付き添ったり、客同士のいざこざの仲裁、今は、酔っぱらいの相手をしていました。

扉の外で見ている善行たちに気づく余裕はないみたいです。

… … … … … …

「 … あたしは、いつかおじいみたいな“まほうのくに”を作れたらいいなって思っているんです」

酔った客にそう話すと、いきなり、自分が飲んでいたコップ酒の残りを純に浴びせました。

「何が、“まほうのくに”やあ、俺はなあ … 」

男は、泣き出したかと思うと、今度は自ら酒を頭から浴びました。

「 … そんなものな、できるわけないわい! アホお」

「父にも同じこと言われました。 … でも、あたしは諦めるつもりはありませんから」


… … … … … …

サトが入ってきて、善行が尋ねてきていることを純に伝えました。

しかし、外には善行の姿は見当たりません。

その代り … 晴海が急ぎ足で向かってくるのが見えました。

「お母ちゃん、どうしたの?」

晴海は申し訳なさそうに言いました。

「私、あんたの家に置いてくれないね?」

その様子を、「里や」の向かいのコインランドリーからうかがっている善行でした。

… … … … … …

「わかった、しばらくこっちで預かるからさ、お兄ちゃんたちにも心配しないように伝えて」

電話でのマリヤの話によると … マリヤがうたた寝している間に、晴海が勇気に与えたミルクが冷ますのを忘れていたらしく、ヤケドを負わせてしまって … 幸い、賞状は軽かったのですが … 

「これ以上、勇気に近づいたら、自分がもっと何かしてしまうんじゃないかって、怯えているみたい、お母ちゃん」

泊めることは構わないのですが、純と愛のアパートは狭いという問題がありました。

「人生は、難しい選択の繰り返しなのかもしれませんね … 」

… … … … … …

純の隣、愛の布団で寝ていた晴海、スタンドの灯りの下で日記をつけていました。

『これ以上、家族に迷惑をかけたくない』

晴海は、寝息を立てている純を起こさないように寝床をそっと抜け出しました。

居間には、毛布にくるまって愛が寝ています。

忍び足の晴海は、台所で足を止めました。

その視線の先には … 

… … … … … …

震える手で包丁を握った晴海 … 純と愛は眠りの中にいました …

直筆で読む「人間失格」 (集英社新書 ビジュアル版 11V)

新品価格
¥1,470から
(2013/2/4 14:38時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。