NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年02月05日 (火) | 編集 |

第105話

あることをきっかけに、仲良くなった愛(風間俊介)と晴海。そんな中、隣の部屋に住む山田(中西美帆)が、純に「愛さんのことが好き」と告げる。ある日、里やに善行が現れる。「晴海と会うのが怖い」と言う父に、純は励ましの言葉をかけ続ける。

(2012年2月1日 NHKネットステラ)


震える手で包丁を握った晴海 … その刃先を左手首に …

しかし、その先には進めずに、包丁を手から離して、うなだれてしまった晴海でした。

寝床に戻ろうと、振り向くと … 居間の隅から毛布にくるまった愛が見ていました。

… … … … … …

その時、寝室から純の携帯の鳴る音がしました。

「 … はい、わかりました。今、行きます」

「里や」から24時間コンシェルジュの呼び出しでした。

… … … … … …

出かけるために純が起きてきました。

「あれ? お母ちゃん」

寝起きの上、慌てている純は、晴海が、何故居間にいたかということに気がまわらなかったようです。

「出かけてくる。 … 心配しないで、すぐ帰ってくるから」

そう言って、急いで出かけて行きました。

… … … … … …

「 … 風邪ひいたらいけないんで、お義母さんもう休んでください」

寝室に戻ろうとする晴海が、ふと振り返って尋ねました。

「もしかして、本性を見て分かったの? … 私が死ねないって」

申し訳なさそうにうなずいた、愛でした。

… … … … … …

最近、「里や」に部屋の物の配置について異常にこだわる神経質な客が泊まっています。

掃除のあとに元の位置からずれていたと、しつこくクレームをつけてくるので、純は手を焼いていました。

「あんたね、ウチは一流ホテルじゃないんだから、そんなことでいちいち文句言われても困るのよね … 嫌なら出ていく?」

見かねたサトの鶴の一声で、大人しくなりました。 … 何回仲裁しても、懲りずに喧嘩をはじめる客たちにも一喝するサトでした。(客放任主義のサトにしては珍しい行動です。)

「しゃちょうもまともに相手しなくてもいいから、お母さんのことで大変なんだし」

礼を言いながらも、純にはサトがどことなくご機嫌ななめにみえました。

「 … 楽しみにしていた連ドラの最終回が回想のシーンばっかりで、あんまりつまんなかったからさ」

そう、うそぶいたサトですが …

… … … … … …

「お母さん、今あんたの家にいるんだって? … 旦那とふたりで大丈夫なの?」

晴海と愛が、そりが合わない … 晴海が愛の能力のことを疎んでいるような話を聞いたことがあったサトが気にして、純に聞きました。

「そうなんですよ、それあたし、心配だったんですけど …」

いざ一緒に生活してみると、思いのほか相性が良くて … 晴海の考えていることがわかり、料理もできる愛は、近くにヘルパーがいるような感じで、安心して任せていました。

「つくづく、いい旦那もらったねえ、あんた」

サトの言葉に、しみじみとうなずいた純でした。

… … … … … …

… 相変わらず、善行とは音信不通でした。

電話しても、留守電につながるだけです。 … ためいき

… … … … … …

その日、純がアパートに帰ると、晴海と愛に交じって、隣の山田が食卓を囲んでいました。

何故、隣の山田さんが一緒にご飯を??

純の疑問を察するように山田が言いました。

「お母さんが、夕飯を一緒にって誘ってくださって」

愛想笑いの純です。

… … … … … …

「純さんと、いとしさんって、本当仲良いんですね」

ふいに山田に言われて、照れて謙遜するふたりです。

「きっと、おふたりは、生まれ変わってもまた結ばれて、どんなつらいことも乗り越えていくんでしょうね」

うなずきあうふたりに真顔で山田は尋ねました。

「永遠の愛なんて、本当にあると思います? … 結婚する時は皆誓うけど、死ぬ時に愛を貫き通したって、胸を張れる夫婦がどれだけいると思います?」

どう答えていいのか、一体何を言いたいのか? … 困惑する、純。

何? 急にいどみかかるような、その口調は …

… … … … … …

「純、メロちゃんは? … メロちゃん、何処行ったの?」

唐突に晴海が尋ねました。初めて聞く名前です。

「お母ちゃん、メロちゃんって誰?」

「メロちゃんに会いたいんだけど」


無邪気な表情で晴海は言いました。

「 … 純も知ってるさ」

昔の友達でも、映画スターでも、アニメのキャラクターでもないようです。

「違うよ、なんでわからないの? … あの人、名前なんだった? … ああ、思い出せない」

一生懸命考え込んでいる晴海に愛が話しかけました。

「お義母さん、今日は疲れたでしょうから、もうお休みになったらいかがですか?」

愛がやさしく促すと、晴海は素直に寝室に入って行きました。

… … … … … …

「すみません、変なところをお見せしちゃって … 」

純は、自分の部屋に帰る山田をドアの外まで見送りました。

「こちらこそ、ご馳走になって … おやすみなさい」

部屋の中に戻ろうとする純を、山田が呼び止めます。

「あの … 私、いとしさんのことが好きみたいです。 … 本気ですから、私」

それだけ言うと、さっさと自分の部屋に入ってしまいました。

な、何をおっしゃってるの? あなたは …

… … … … … …

純が寝室を覗くと、愛が枕元で見守る中、晴海は大人しく眠っていました。

… 一段落すると、必ず誰かの携帯が鳴るのが、このドラマです。

純の携帯にセクシーからの着信です。

「24時間コンシェルジュに用があるってお客さんが来てるけど、どうする?」

… … … … … …

もちろん、「里や」にかけつける純。

セクシーが、食堂の席に座っている男のことを差しました。

「お父ちゃん?!」

… 客というのは、善行でした。

純を見ると、面目なさそうにペコリと頭を下げました。

「何やってるの? こんなところで」

驚いて、駆け寄る純。

「どや、お母ちゃん、何か変わったことないか?」

純は、善行の腕を引っ張って、席を立たせようとしながら、言いました。

「何を呑気なこと言ってるのよ、ウチにいるから早く帰ろう!」

しかし、善行は腰を上げようとはしません。

「怖いんや … またな、お母ちゃんに会ってな、しらっとした顔してな … あなた誰ですか、言われたら … 俺もう … 怖いんや … 」

… … … … … …

「お父ちゃん、情けないこと言わないでさ … この前、お父ちゃん、決心したでしょ? …お母ちゃんと一緒に生きていくって」

純は、言い聞かせるようにやさしく言いました。

「 … あれが、精いっぱいや、あれ以上のことは、俺には言えん」

うなだれたままの善行。

「言ったでしょ? お父ちゃんには愛がたくさん詰まっているって!」

善行が広げて見せた両掌には、純が書いた『あい』の文字は、もうほとんど消えてしまっていました。

「俺が悪いんや、お母ちゃんも俺みたいなやつと結婚せえへんかったら、あんな病気になることもなかったんや」

自分を卑下し、運の悪さを嘆く善行を純は精一杯励まし続けました。

「 … お父ちゃんにも未来があるんだから、これから頑張ればいいじゃない」

… … … … … …

しかし、その声はもう善行の心を動かすことはできなかったようです。

「 … 人間は、一人で生まれてきて、一人で死んでいくんや」

善行は、一枚の紙きれを懐から取出し、純に差し出しました。

「これな、お前から、お母ちゃんに渡しといてくれ … 」

自分の署名をした離婚届でした。

… … … … … …

善行は、純の表情を伺い、すぐ顔をそらしました。

おじい、何かくやしいよ … 情けないよ

純は、父の顔を見ましたが、善行は、もう目を合わせようとはしませんでした。

… … … … … …

純の中で何かが切れました。

「 … 好きにすれば」

そう呟くように言って立ち上がり、純が取り出したのは、剛から預かっていた、晴海の署名のある離婚届でした。

それを、善行が差し出した離婚届の上に重ねて置きました。

それを手に取り、驚いた表情になる善行。

「お母ちゃんのサイン書いてあるから、お父ちゃんがそこにサインしたら、それで役所に持って行けば … お望み通り、離婚できるから」

あたしは … こんなこと言いたくないのに …

「その代り、二度と現れないで! … あたしたちの前に」


純は、善行を残して出ていってしまいました。

晴海の署名入りの離婚届を手に、追い詰められた表情の善行でした。

「里や」を見つめる純、振り向き歩き出しました …

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