NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年02月09日 (土) | 編集 |

第109話

かたや晴海は、善行が大変な事態であることを知らされずにいて──。

(2012年2月1日 NHKネットステラ)


「元気出しなさいよ、あんたらしくない」

仕事をしていても、心ここにあらずの純にセクシーがそう声を掛けました。

「つらいのはわかるけど、子供が親の死に立ち会うのは当たり前のことなんだし … 生き残った者は、死んだ者の遺志を伝える義務があるんだよ」

サトも励まします。 … あまりにも決まっているセリフだと思ったら、さっき見たドラマからの流用でした。

純の目の前にジュースを置いたのは、チュルチュルでした … そして、一言。

「進呈」

セニョールも純に何か言いかけたのですが、モジモジしている間に他の皆に先をこされて …

お父ちゃん、皆があたしのことを心配してくれています。

… … … … … …

仕事を終えた純が、晴海の病室を訪ねると … 先客に正と剛がいて、晴海と楽しそうに話していました。

「お医者さんが、明日退院してもいいって」

晴海がうれしそうに報告しました。

… … … … … …

病室を後にした狩野家三兄弟。

「お兄ちゃん、どうするの?」

晴海には、まだ善行が亡くなったことは知らせていないままです。

しかし、退院するとなれば、もう誤魔化すことはできません。

「ああ、わかってるよ … 明日までに俺が決めるよ、長男なんだから」

優柔不断 … かつて、そう言われたこともある正、どんな決断を下すのでしょうか?

… … … … … …

次の日の朝。

善行の位牌に手を合わせた後、正は皆に向かって話しはじめました。

「俺、考えたんだけど … 純、お前が決めろ」

な、何をこの期に及んで …

「ちょ、ちょっと待って、長男のくせに逃げないでよ、また」

しかし、いつもの正とは少し様子が違います。真剣そのものでした。

「その件だが、俺はもう長男ではない … これから、ウチの長男は … 純、お前だ」

正の言っていることが、よく理解できない純と剛。

「男とか女とか、先に生まれたとか、後に生まれたとかそんなことは関係ない … これからお前が一家の長として、家族の問題を全部決めるんだ」

思いもしなかった答えでした。

「 … 俺は決して逃げているわけじゃないぞ、それがウチの家族にとって一番いいって、心から思ったんだ … いとし君みたいに、お前の決断に従って、それを支えていくのがさ」

ようやく兄の言いたいことが理解できました。

「ごめんな純、お前がウチのホテルを継ぎたいって言った時、賛成してやればよかった … おじいのホテルを継がせてやれば … お母さんもお父さんも、こんなことにならなかったかもしれないのにな」

プライドや見栄を捨てた正の決断、マリヤもうなずいています。

兄の真意がわかると涙があふれてきました。

… … … … … …

晴海が迎えの純と共に、マンションに帰ってきました。

「ただいま」

出迎える家族、何日ぶりかの我が家に晴海もホッと一息です。

「お母ちゃん、座って」

落ち着く間もなく、純は、晴海を座らせると、ゆっくりと話しはじめました。

「お母ちゃん、あのね … お父ちゃんは

… 先日、亡くなりました」

「え?」


… … … … … …

愛が静かに奥の部屋の襖を開けました。

振り向く晴海 … 位牌、遺骨が置かれて … 遺影の善行が笑っています。

晴海は目を見開いて、その前に座り込みました。

「 … ごめんね、お母ちゃんの体のことが心配で、今まで言えなかったの」

… 思いもよらないこと、信じられない晴海です。

「何で、何で、お父さんが?」

晴海は、覚えていませんでした。

「お母ちゃんが、海で溺れそうになってて … それを、お父ちゃんが、助けてくれたの」

… 記憶の糸を辿ろうとしましたが …

「 … どうしよう? 純」

… … … … … …

「 … 泣けない」

戸惑いを超えて、ショックでした。

夫が自分を助けるために命を落としたことを知っても、悲しい気持ちがわいてこない … 涙ひとつこぼれないなんて。

「 … 逆に、ほっとしてるわ、肩の荷が下りたような気がして」

もう二度と善行には会えない … 悲しみではなく安堵を感じている自分が怖い。

「 … 私、やっぱりおかしくなってるね … 自分の中の大切なものが … どんどん、抜け落ちてるような気がして … どうしたらいいのか … わからないよ」

そんな母を見て、純も頭の中が真っ白になっていました。

お父ちゃん、どうしたらいいの? こんな時、何て言えばいいのか …

… … … … … …

家族に重苦しい空気が漂いかけた時、剛が突然 …

「お母ちゃん、俺 … 」

皆の目が、剛に集まりました。

「 … 腹減ったよお、ねえねえ、お母ちゃん、何か作ってよ」

子供のように晴海に甘えました。

「そうだ、お父ちゃんの好きなダシ巻玉子作ってよ!」

剛 …

剛のおかげで晴海も純も救われ、場の雰囲気が一気になごみました。

「そうしようね」

晴海は、善行の遺影に向かって微笑み、うなずきました。

… あんたが、弟でよかった

… … … … … …

大皿に山ほど盛られたダシ巻玉子がテーブルに置かれ、男性陣から歓声が上がりました。

真っ先に箸を伸ばした剛。

「味どう? 変?」

自分の味付けが心配な晴海が剛の顔を心配そうに伺いました。

「そんなことないよ、すっごくうまいよ!」

その言葉を合図に、我も我もと …

「うん、お母ちゃん、美味しいよ!」「最高だよ、お母ちゃん」

うれしそうな、晴海。

「剛、ありがとうね」

純が剛の耳元で、さっきの礼を言いましたが、本人はとぼけています。

… 待田家に久しぶりに笑顔が戻りました。

「お父ちゃん、昔、三列ぐらい一気に食べてたよね」「そうそう、俺たちの食う分無くなっちゃって」「早う作ってくれ、早う作ってくれってさ」 …

食卓は、善行の昔話で花が咲きました。

次第にみんな泣き笑い … いつしか、晴海の頬にも … 一筋の涙が …

本当は、ちょっとしょっぱかったけど、でも今のあたしたちには、このタマゴ焼きが最高だよ、お父ちゃん

… しょっぱいのはなみだのせいや

… … … … … …

「夢がひとつかなったんです」

アパートの壁に貼った家族写真を見つめていた純に、愛がふいに話しかけました。

「覚えてませんか? … いつか僕がお義父さんに言ったこと … 僕にはふたつの夢があるって … ひとつは、純さんが“まほうのくに”を作ること

… もうひとつは、いつかお義父さんに認めてもらうことだって」


純も覚えていました。

「お義父さん、僕に言ったんです … これからも、純を頼む、ずっと支えてやってくれ

… 純は、お前と結婚して良かったって … 」


愛も最後に善行から言ってほしかった言葉をもらっていたのでした。

… … … … … …

「そっか … ああ、何か … 今、お父ちゃんに逢いたいね … いろんなこと話したかったなあ … 何で死んじゃったんだろう?」

善行のことを思い出すと、後悔ばかりの純でした。

「 … お義父さんは生きてますよ … 純さんの中で

純さんの中でいつだって生きています、おじいといっしょに … 違いますか?」


純は、かぶりを振りました。

… そして、愛の肩に頬を寄せて、ストーブの灯を見つめました。

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