NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年02月12日 (火) | 編集 |

第111話

そんな中、多恵子(若村麻由美)が里やへ。仕事が絶不調の多恵子を休ませようと、誠(岡本玲)が連れてきたのだ。そんな母の希望で、愛はペスカトーレを作る。

(2012年2月8日 NHKネットステラ)


グッドタイミングで登場した多恵子 … ですが、何か様子がおかしい … まるで、半病人のようです。

「 お義母さん … 今日はどうして?」

純が尋ねると、機嫌が悪そうに答えました。

「誠が久しぶりに、一緒に出かけようって言うからついてきたら、こんなところに来ただけよ」

帰ろうとする多恵子を純は慌てて引き止めました。

「触らないでよ! 見ているだけで不愉快なんだから、あなた!」

純の手を振り払った多恵子。

「すみません … でも、ここにいる皆のために聞いていただきたいことがあるんです」

… … … … … …

サトがこもっている小部屋の扉をノックする純。

しつこく続けていると、いきなり開いて、サトが顔を出しました。 … こちらのおばさんも不機嫌そう …

「あの、借用書と帳簿ってよかったら、見せていただけませんか? … ここが無くなる前に参考までにみておきたいなあ、なんて思って」

不審な顔をしていましたが、割とあっさりと渡してくれました。

「何考えているか知らないけど、あたしの気は変わらないよ」

… … … … … …

しかめっ面で借用書と帳簿に目を通す多恵子。

「こんなもの … 」

と言って、書類の束を放りました。

「何か、わかりました?」

期待を込めて、純は聞きました。

「 … 全然わからない … ああ、疲れたわ … 寝かせてくれる?」

フラフラと立ち上がると、危なっかしくよろけました。

… … … … … …

客室に床を用意すると、爆睡する多恵子。

部屋の外から覗いて、多恵子の様子を心配する純と愛と誠。

「最近、ずっとあんな感じやねん … 仕事はやる気ないし、裁判も連戦連敗で … この前なんか、ウチの法律事務所畳もうとか言いだして … 」

誠の話を聞きながら、愛もこんな多恵子を今まで見たことがないと思いました。

「 … ここに連れて来たら、ちょっとは元気になってもらえるかなって … 前にここに来たとき、久しぶりにぐっすり眠れたって、言ってたし、ママ」

多恵子に頼るのは無理のようです …

… … … … … …

頼みの綱の多恵子を当てにできないことがわかって、「里や」一同は途方に暮れかかっていました。

「ねえねえ、あれからどうなった?」

師匠が気にして顔を出しました。

「それが、莫大な借金があるってことは、わかったんですけど … 」

サトは、あれから小部屋にこもったままです … 中で何をやっているのやら?

… … … … … …

「ねえ、もうあきらめるしかないんじゃないの?」

セクシーの後ろ向きな発言に、純は皆を鼓舞しますが … 具体的な借金の返済案は出てきません。

「あ~~~っ!」

いきなり、叫び声をあげる純、驚いて師匠が何事かと尋ねました。

「いや、ホテル経営って大変なんだなって … 」

… あの頃の善行の辛さやいら立ちが、今になってわかるような気がする純です。

「今更、何言うてんねん」

誠に突っ込みを入れられました。

… … … … … …

何気なく階段の方を見た愛 … 壁を伝いながら、おぼつかない足取りで下りてくる多恵子が目に入りました。

最後の一段でひっくり返ってしまいます。

「お義母さん!」

助け起こそうとする純を、ものすごい剣幕で、またまた振り払いました。

「だから、触らないで!」

立ち上がり、よろけながらも、テーブルに向かって這っていく … 貞子のように。

「 … おなか、お腹すいたんだけど、何か食べるものないの?」

… … … … … …

「あ、沖縄そばでいいですか?」

そう言ったセニョールに、多恵子がNGを出しました。

「だめ、沖縄料理じゃないの作ってくれる? … ペスカトーレでいいわ」

やっとのこと席に着いた多恵子、セニョールには無理な注文をしました。

「何言ってるの? あなた、プロでしょ?! … そんなこと言ってるから潰れるんじゃないの、こんなホテルには見えないようなホテル」

セニョールはもとより、誰も多恵子に反論することができません。

「わかりました、ペスカトーレですね … 喜んで」

一歩前に出たのは、愛でした。

… … … … … …

厨房に入り、手際よく調理をはじめる、愛。

その見事な手さばきを魅入られたように見つめるセニョール。

多恵子のテーブルに皿に盛られたペスカトーレが運ばれました。

「美味しそう~」

誠が歓声を上げます。

フォークにとって一口入れた多恵子の動きが止まりました。

「どうですか? … いとし君の料理、何でも美味しいんですけど … 」

一同が固唾をのんで見守る中、純が尋ねました。

「そういや、初めてやろ? ママ、愛ちゃんが作ったもの食べるの … 」

… … … … … …

「 … まあ、食べられるんじゃない」

決して、素直に褒めることができない多恵子、ニッコリ笑って、礼を言う愛。

「とか言って、めっちゃ食べてるやん、ママ」

誠がちゃちゃを入れても、気にすることなく黙々と食べ続けています … それが答えでした。

その様子を見ていた純の腹の虫が鳴りました。

それをきっかけに愛が声を掛けます。

「皆さんも食べませんか? … 腹が減っては、何とやらって言いますし」

… … … … … …

待ってましたとばかりに、めいめいそれぞれ好きなメニューを愛にリクエストしました。

師匠はゴーヤチャンプル、誠は麻婆豆腐、士郎はハンバーグ、セクシーはグラタン、チュルチュルはオムライス、純はやっぱりクリームシチューです。

「ニース風サラダを、一度食べてみたかったんで … 」

セニョールが普段、料理の手引きに使っているレシピ本を広げて見せました。

「喜んで!」

… … … … … …

厨房の冷蔵庫には、どのリクエストにも応えることができそうな豊富な食材がありました。

… こういうところも経営を圧迫した原因のひとつでしょうか?

「じゃあ、作りましょうか? … セニョールさんも手伝ってください」

セニョールは、うれしそうにうなずきました。 … 本当に良い人です。

… … … … … …

厨房で、テキパキと料理をする愛、セニョールへの指示も的確で、呼吸もぴったりです。

愛の違った一面を見たような気がして … また頼もしく感じている純でした。 

生き生きとしているセニョールを見るのも初めてでした。

… … … … … …

「ボナペティ」

テーブルに並べられたご馳走を前に愛が言いました。

「いただきまーす!」

お望みの料理を口にした、皆から称賛の声が上がりました。

「美味しい、セニョールさん」

美味しそうに、幸せそうに料理を頬張る笑顔を、うれしそうに見つめるセニョール。

「あの … 師匠」

セニョールは、師匠~志道ではなく、愛のことをそう呼びました。

「えっ、僕?」

愛は戸惑っています。

「これからもいろいろ教えてもらえませんか? … 自分が作った料理、こんな顔して食べてもらったこと、一度もなくて … お願いします!」

… … … … … …

「そうだよ、いとし君! これから、セニョールさんと一緒に美味しい料理、作って行けばいいじゃない!」

純が手を叩きました。

「でも、ここが無くなったら、そんなことしても、意味ないとちゃうん?」

盛り上がりかかった火に水を差して現実に戻す誠。

… … … … … …

「女将さん?!」

美味しそうな匂いに誘われたサトが、小部屋から這い出てきました。

「あらぁ、良い匂いがすると思ったら、美味しそうだねえ」

すかさず、愛が尋ねます。

「女将さんは、何が食べたいですか?」

… … … … … …

「じゃあ、ヴィナーシュニッツェル!」

純には聞いたことがない言葉(料理)でした。

「オーストリアのカツレツですよね?」

愛は何でも知っている …

「死んだ旦那とウィーンに行った時、食べたの … あの味が忘れられなくて … 」

懐かしそうにそう話す、サト。

「わかりました、作ります … 喜んで!」

… … … … … …

愛の作ったヴィナーシュニッツェルを口にするサト、心配そうな純に言いました。

「天才だね、あんたの旦那! … 何か、ウィーンでの思い出がよみがえって、泣けてきちゃったなあ … 」

そんなサトを微笑ましく見ていた純、突然ひらめきました。

「 … 女将さん、あたし考えたんですけど … これから、いとし君に料理を作ってもらって、“里や”の売りにするってのはどうでしょう?

沖縄料理だけじゃなくて、世界中のどんな料理もできる奇跡のメニューって宣伝すれば、きっとお客さんいっぱい来ると思うんです」


サトの表情が曇りました。

「 … 借金を返すのは、簡単なことじゃないってことはわかっています … でも、ここにいる皆でもう一度頑張ってみませんか?

あたし、このまま何もしないで、あきらめるの嫌です」


黙ってカツレツを食べ続けるサト。

「女将さん、僕からもお願いします」

愛も頭を下げました。

「自分も頑張りますんで … 」

続いて、セニョール、他の従業員も一斉に頭を下げました。

「お願いします」

… … … … … …

何も言わず、料理を平らげたサトは、「ご馳走様でした」と手を合わせると、立ち上がりました。

「 … 女将さん?」

「ごめんね、悪いけど、あたし … 脚本家になるって決めたの … 日本のドラマ界の未来のために」

また本気か冗談かわからないようなことを言う、サトですが … 今度のはあまりにも想定外 …

開いた口がふさがらない状態の一同 …

「じゃあ、シナリオコンクールで書いているやつ、続き書かなきゃいけないから」

そそくさと、元の小部屋に戻ってしまいました。

… 女将さん、マジすかあ?

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