NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 09«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »11
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年03月01日 (金) | 編集 |

第126話

多恵子(若村麻由美)は「どうして純のそばにいてやらないのか」と愛に告げる。

(2012年2月22日 NHKネットステラ)


「もしかしたら … 僕たちは、“と”で結ばれる人間では、なかったのかも知れませんね」

愛は、ふたりの部屋のキーを取り出して、純に … 差し出しました。

このキーを渡してしまったら … 受け取ってしまったら … 何を意味するのか、純と愛は、わかっていました。

恐る恐る広げた純の掌にキーが渡されました。

… … … … …

あくる日。

純は、晴海を連れて宮古に帰る決心をしたことを報告するために、正のマンションを訪れました。

「じゃあ、宮古に帰っちゃうの? 本当に … いとし君と別れて」

マリヤが、信じられないといった感じで聞き直しました。

「うん、ついてこないって、言われちゃったからさ … 」

純は、勇気をあやしながら、少しさみしそうに答えました。

「お義母さんは、納得したの?」

「今、剛が連れて帰ってるから … 夜にでもちゃんと話すつもり … 」


果たして、晴海は、自分のことがわかるだろうか … それを思うと、少し怖い、純でした。

「本当にそれでいいの?」

… … … … …

施術室の戸が開いて、正のマッサージを受け終えた秋代が顔を出しました。

「あ、いらしてたんですか?」

「あんた、本当に後悔しないんだ? 旦那と別れて … 」


うなずく純。

「じゃあ、あたしと一緒になるんだ … “と”の人を、失って」

… … … … …

アパートに戻った純。

コルクボードに貼ってあった家族写真を見ていたら、なんだか辛くなってきて、剥がしてしまいました。

愛と写した結婚式の写真にも目が行き、思わず写真立てを倒しました。

… 胸のペンダントにも気づいて、ためらいながらも外そうと決めた時、誰かがドアをノックしました。

「お母ちゃん、連れて帰ったよ」

剛でした。

「ねえ、本当に宮古に帰っちゃうの?」

… … … … …

「ホテルで働くのも止めるし、いとし君とも別れちゃうんだ?」

純は、さばさばとしたように「そうだよ」と答えました。

剛は、何か逡巡しているようでしたが、急に …

「モネはさ … 画家のモネだよ … モネはさ、奥さんが死んだ時でさえ、その顔をスケッチしたんだ」

純には、剛の言いたいことがよく分かりません。

「だから … だから、どんなに辛い時でも … モネは、モネだったんだよ … じゃあ、お姉はどうなの? … そんなのお姉らしくないじゃん … って話」

それだけ言うと、そそくさと出て行ってしまいました。

… … … … …

お父ちゃん … 今の、励ましてくれたんだよね?

あの剛が … おそらく、何を言おうか、一生懸命考えた末の話だったのでしょう … 純は、そんな弟のことを微笑ましく … また、うれしく感じていました。

純の中で何かが動き始めました … 思いを巡らせ … 外そうとしていたネックレスに手をやり … 決意のまなざしの純は、部屋を飛び出しました。

… … … … …

しばらく後 …

純は、「里や」の焼け跡の前にいました。

待ち合わせをした秋代がやってきて、何の用かと尋ねました。

振り向いた純の鼻の頭に大きな絆創膏が貼ってあったので秋代は驚きました。

「あの、実は … お節介とは思ったんですけど … 秋代さんの“と”だった人に会って来たんです … 秋代さんにもう一度会ってくれないかって」

断られた純は、電話でもいいから話だけでもしてくれないかと頼んだのですが … しつこいと言われて … なぐられた … ということでした。

「 … バカだねえ … でもさ、あんたも何で余計なことするの? 頼みもしないのに … 」

あきれ返る秋代に、純は謝りながらも説明しました。

「秋代さんにどうにか笑ってもらいたくて … その人とまた秋代さんが話ができて … 仲直りができたら、秋代さんがまた笑ってくれるんじゃないかと思ったんですけど … 」

ただただ、平謝りする純でした。

… … … … …

部屋に戻ると … 晴海が、純が先ほど剥がしてしまった写真をコルクボードに貼りなおしているところでした。

晴海は、純が帰ってきたことに気づかずに、写真の中の幼い頃の純に向かって話しかけました。

「純 … あんたは、本当に仕方ない子だねえ … 何で自分の気持ち、隠すの? … もっと素直になればいいさ … そうだねえ、きっと私に似たんだね …

でも、そのままでいいからね、純」


純は、入り口に佇み、母の背中を見つめていました。

… … … … …

狩野家のリビングでは … 愛が、離婚届を前に思いを巡らせていました。

何故か、ヘッドフォンで善行が好きだった「浪速恋しぐれ」を繰り返し聞きながら …

突然、ドアが開いて、怒鳴りながら多恵子が入ってきました。

「もう、うるさくって仕事にならないじゃないの!」

ヘッドフォンから音が漏れていたのかと愛はあせりました。

「音楽じゃないわよ、あんた!」

堂々巡りの愛の心の声が、多恵子のところまで届いて … 気が散ってしょうがないのでした。

「もう、うっとしいから早く出て行ってくれない? … 一生、彼女を支えるって決めたんでしょう? … だったら、何で一番苦しい時にそばにいてあげないの?!」

愛は、返す言葉がありませんでした。

「 … ついでにこの前聞かれたこと、全部答えてあげるわ!」

純と愛が離婚届に署名した夜、愛から尋ねられ、はぐらかしていた答えでした。

「私が弁護士になったのは、男じゃなかったことにガッカリした父親を見返してやりたかったからよ … あなたの父親と結婚したのは、若い頃は、心からあの人を尊敬していたから … 」

… … … … …

「あなたと純が生まれた時には … そりゃもう、私の人生で一番幸せな時間だった … 素晴らしいことを成し遂げたって気がして、自分が誇らしかったわ … だから、純と愛なんて名前付けたんじゃないの」

自分たちの名前を多恵子がつけてくれたことを愛は初めて知りました。

「あたなの父親は、“愛”っていうのは、止めた方がいいって言ったけれど、でも私は、“愛”と書いて“いとし”と読めばいいって譲らなかった … 

この子は、男とか女とか、そんな枠を超えた凄い子になってくれればいいって … 」


多恵子は、テーブルにあった離婚届をビリビリに破り捨てました。

「 … 以上、わかったら、とっとと出て行きなさい!」

… … … … …

愛の肩から力が抜けて … 微笑み返しました。

いぶかしげな顔で見る多恵子に向かって、愛は言いました。

「 … 一生、お母さんの口からそういう言葉が聞けると思っていなかったから … すごいうれしいです … ありがとうございます」

多恵子は、涙が出そうになるのを必死にこらえていました。

「行ってきます … お母さん」

愛は、リビングを飛び出して行きました。

ソファーに倒れこむ多恵子、深いため息 … その頬を一筋の涙が、流れました。

… … … … …

愛とほんの入れ違いで、純が待田家を訪れました。

携帯電話を忘れてきた純に代わって、多恵子が愛の携帯電話を呼び出してみると … リビングから、着信音が聞こえてきました … 慌てて飛び出した愛も、携帯電話を置き忘れて行ったのでした。

… … … … …

急いでアパートに戻った純 … しかし、愛の姿は、部屋のどこにも見当たりません。

愛を捜しに行こうと、再び、外に飛び出した純 … 愛と鉢合わせします。

「 … カギ、渡しちゃったから … 中入れないなって、思ってたら … 」

愛は、少し性急だったことを恥じているようにみえました。

何となくぎこちないふたり … 純は、愛に忘れてきた携帯を渡しました。

「 … ウチ、行ったんですか?」

うなずく、純。

… … … … …

何かを訴えているような純の大きな瞳。

「話があるの … 」


「 … 僕もです」

… 愛も同じように答えました。 


Kindle版です。

NHK連続テレビ小説 純と愛 下


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。