NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年03月05日 (火) | 編集 |

第129話

純たちに、地元の人々は冷ややかな態度。銀行からも融資を断られる。一方純は、キン(吉田妙子)が営むよろずやで、おじいのジュークボックスを見つける。

(2013年3月1日 NHKネットステラ)


波打ち際に、逆光のシルエット … 純 … 双子の弟の純が尋ねました。

「愛ちゃん、しあわせ?」

… … … … …

純に起こされて、夢から覚めた愛 … 朝寝坊なんて、純と結婚してから初めてではないでしょうか。

慌てて朝食の準備をしようとする愛に純は言いました。

「大丈夫、今日はお姉ちゃんが作ってくれたから … それにね、あたしも手伝ったんだ、今日」

恥ずかしそうにそう言った純を改めて見ると、エプロン姿でした。

… … … … …

純が作ったと聞いて、少し不安を感じていた愛ですが、味噌汁を一口飲んでみて … 驚きました。

「意外に … あ、すごく美味しいです」

その言葉に純はうれしそうに …

「今までは、ずっと、いとし君に甘えっぱなしだったから … これからは、お姉ちゃんにいろいろお料理教えてもらうことにしたの」

そんな純を何故か複雑な思いで見つめてしまう愛でした。

… … … … …

「純、今日は何曜日だった?」

晴海がメモを取りながら尋ねました。

「今日は火曜日で、お父ちゃんとお母ちゃんの結婚記念日だよ」

純は、今日の予定が書かれたホワイトボードを指して答えました。

「あら、そうだった?」

うれしそうに言った晴海に正が尋ねました。

「ねえ、母さん、どんな結婚式だったの?」

晴海は、善行の遺影を見つめながら、話しはじめました。

「お父さんさあ、緊張してるから、式始まる前からお酒飲んでてさ … 」

身振り手振りで、楽しそうに話す晴海を見て、純は思いました。

お父ちゃん … 人間って、昔の辛い記憶はなくしても … 楽しい思い出は、なかなか忘れないって聞いたけど … お母ちゃんがそうなればいいって、あたしは思う

… … … … …

「ああ、ゴミ出しは取りあえず、おしまいっと」

山のようにあったガラクタを片付けて、ゴミを外に出し終えた純と正は、床やテーブルの拭き掃除にかかりました。

一人もくもくと配電盤の修理をしている愛は、だいぶ手こずっているようで … 時々、頭を押さえて顔をしかめたりしています。

そこに、マリヤと晴海が弁当を持ってやってきました。

皆が昼食を取り始めても、「一段落するまで」と手を休めることなく懸命に作業を進める愛でした。

… … … … …

「そうだ純ちゃん、剛君からメール来たよ」

マリヤが剛から送られてきた動画を携帯の画面で皆に見せました。

「は~い、狩野家の皆、ホテル造り頑張ってる?」

何でも、剛の作品を見た人から一緒に個展をやってみないかと誘われたようで … 有頂天でした。

「ついに時代が俺に追いついてきたって感じ! … お姉のホテルができたら、アートで埋め尽くしてやるからな、待ってろよ!」

巨大なキャンバスに絵筆を走らせてアートを作り上げていく剛の姿。

「よかったね、お母ちゃん … 剛、大阪でがんばってるって」

… … … … …

愛が配電盤の主電源のスイッチを入れると … 別荘内の灯りが一斉に灯りました。

「わあ、点いた! すごいよ、いとし君!」

純が歓声をあげました。

「取りあえずこれで一安心だね … 電気も点くようになったし、水道も通るようになったし」

はしゃぐ純とは裏腹に、愛はテーブルに広げた図面を前に浮かない顔をしています。

「どうしたの? いとし君」

純が心配して尋ねました。

「何か他に必要なもの考えてたら、頭痛くなってきちゃって … 」

… … … … …

「客室の壁紙は、全部張り替えなきゃダメだと思うんです … ロビーに置くイスやテーブル、あと客室のベッドとか全部買い換えないと … 」

顔をしかめました。

「厨房の冷蔵庫は使えるかと思ったけど、あれじゃ絶対無理だし … 」

目を閉じて、うずくまってしまいました。

「聞くの怖いんだけど … 全部でいくらかかりそう?」

恐る恐る聞いた純に愛は答えました。

「最低限必要なものをそろえて、貯金を叩いたとしても、あと … 」

指で二本示しました … 20万 … いえ、200万円でした。

… … … … …

次の日。

純と愛は、ホテルの開業計画書を携え、銀行や信用金庫を回ったのですが … ほとんど話さえまともに聞いてはくれず、冷たくあしらわれて、融資を受けることはできませんでした。

「なんかがっかりですね … こっちの人、もっと優しいと思ったのに」

失望する愛を、純は励ましました。

「あきらめないで、何度でも頼みに行こう … こっちが真剣だってことが伝われば、きっと向こうもわかってくれると思うんだよね …

だから、それまでは、がんばってバイトとかしながら、少しずつ必要なものとか買っていこう」


愛は、少し不満そうにうなずきました。

… … … … …

そのあと、純と愛は、例のおばあの“何でもある店”に寄りました。

「今日はまた何かいるか?」

店先でお茶を飲んでいたおばあが威勢よく聞きました。

愛はステンレスが欲しかったのですが、ここにはさすがにないだろうと思って、売っている店を知らないかと尋ねました。

「ウチにあるよ」

おばあは、ステンレス材の入った箱を抱えてきました。

「じゃあ、ペンキなんてないですよね … 」

純が遠慮がちに聞くと …

「あるよ」と店の奥から出してきました。

あまりの豊富な品ぞろえに純は驚きを通り越して笑い出してしまいました。

「お茶飲むか?」

… … … … …

おばあの絶品のお茶を飲みながら、世間話をする純です。

「おばあ、一人でやってるんですか?」

「キン … うちの名前は、おばあじゃなくて、キン」


純が、おばあと呼んだのでキンと名乗りました。

「ああ、すみません … キンさんおひとりでこの店やられてるんですか?」

「そうだけど … 」


… … … … …

さっきから何かを考えていた愛が、純に図面を差し出しました。

「デザインを僕なりに考えたんですけど … ここがキッチンになるから、そうしたらここら辺を食堂にしたらいいと思うんです … 」

愛は、窓際にできるスペースに何を置くべきか悩んでいるのでした。

「じゃあ、ここに棚作って、おじいみたいにいろいろな国のもの飾るのはどう?」

純のアイディアを聞いて愛は何気なく答えました。

「だったら、ジュークボックス置けばいいんじゃないですか?」

ふと口にしたことでしたが …

「ああ、そうだ、ジュークボックス置けばいいんだ! … それ以外考えられない」

しかし問題は、ジュークボックスは高価だということです。

「ああ、どこかで安く売ってないかな … 」

… … … … …

もしかして … 純と愛は、顔を見合わせ … その視線をキンに移しました。

「 … あるよ」

… … … … …

キンは、純と愛を店の奥の倉庫に連れてきました。

そこにあったのは … 

紛れもなく、見間違うはずのない、おじいのジュークボックスとの再会でした。

なつかしそうにそっと手を触れる純。

愛がキンに尋ねました。

「これ、どうやって手に入れたんですか?」

「企業秘密」


… … … … …

「お願いします、このジュークボックス譲ってもらえないでしょうか?」

しかし、キンの返事は …

「それは無理 … 売り物じゃないよ、孫のために買ったから」

愛も簡単には、引き下がりませんでした。

「じゃあ、そのお孫さんとお話しさせてください」

孫は、もう何年も帰ってないから、それも無理 … 寂しそうにキンは答えました。

… … … … …

別荘に戻ってきた純と愛

荷物を下ろすなり、愛は純を責めました。

「なんでせっかく見つけたのに、もっとねばらなかったのですか? … もともとウチのホテルにあったものだって言ったら、譲ってくれたかもしれないのに」

不満一杯の顔で純を見つめました。

「そうかもしれないけど … でも、キンさんの気持ち考えたら、なんかさ … だって、東京にいるお孫さんに帰って来てほしいから、あのジュークボックス買ったんだよ … 

それを取り上げるようなことしたら、なんか、もう会えないって言ってるみたいじゃない?」


… … … … …

「すごく素敵だと思います … でも … 僕らには、そんな余裕がない気が」

何か … いつもの愛とは、どこか違う … 純は感じました。

「このホテルには … 純さんの“まほうのくに”には、あのおじいのジュークボックスが絶対必要だと思うんです … っていうか … 純さん、ここをどんなホテルにしたいんですか?

何か全然分からないんですよね … 具体的なイメージみたいなものが」


… … … … …

「あたしは、やっぱり … お客さんが喜ぶようなサービスをして … 

そうだ、キンさんが出してくれるお茶さ、すごく美味しいし元気出るから、チェックインしたお客さんに最初に出して上げようと思うんだけど、どうかな?」


愛は声を荒げました。

「それは! … それは、ホテルができてお客さんが来てからの話ですよね?」

やはり、おかしい … 何に苛立っているのか、愛の剣幕に純は戸惑ってました。

「純さんは、どんな“まほうのくに”にしたいんですか?」

純には、咄嗟に愛が望むような、具体的な言葉で表すことができませんでした。

「 … それを早く決めてください」

それだけ言うと、愛は … 純が何か言おうとしているのも構わずに、作業をするために二階へ上がって行ってしまいました。

ひとり一階に残された純は … 立ち尽くすだけでした。


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