NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年03月07日 (木) | 編集 |

第131話

純と愛は、ホテルの方針について口げんかに。しかし、それをきっかけに、純は新しいサービスを思いつく。

(2013年3月1日 NHKネットステラ)


昨夜から降り続く雨は、朝になっても止みませんでした。

まだ寝ている皆を起こさないように、晴海が寝床を抜け出して、リビングに行くと … すでに起きていた純がホワイトボードに今日の予定を書いていました。

「今日は、どんな日か気になってさあ … 」

純は、それとなく晴海に、どんなホテルを作ってほしいのか尋ねてみました。

「そんなの決まってるさあ、純が作りたいと思うホテルを作るのが、私は一番うれしいさ」

晴海の言葉は、とても有難いものだったのですが、純の悩みはますます深くなってしまいました。

目が覚めて、布団の上でふたりの会話を聞いていた愛も複雑な気分でした。

… … … … …

雨でバイトが中止になってしまったので、愛は別荘の雨漏りの修理を済ませました。

「応急処置なので、オープンまでにちゃんと直さないと」

お金のかかることばかりだと、嘆く純でした。

… … … … …

「内装とか家具は、僕が描いたデザイン画をもとにふたりで話し合って決めていきましょう」

それが決まったら、自分ができる範囲で、内装工事や家具まで作ると愛は言いました。

「でも、そうすると、いとし君が大変じゃない?」

純は、愛の負担が大きすぎるのではないかと心配しましたが … 愛は、最近よくする頭を押さえる仕草をしながら「大丈夫です」と言うだけでした。

… … … … …

その後、ふたりは、買出しを兼ねて、「平良」でカタログを見ながら内装のことなどを検討しました。

お互いにそれぞれの意見を出し合うのですが、愛には、純の考える案がデザイン画を無視しているように思えて … いらいらして、ついキツイ物言いをしてしまうのでした。

半ばふてくされたような愛の目の前で、純がいきなりマジックを始めました。

愛には純の意図がわかりません。

「ケンカしたくないなって思って … 」

心外でした …

「いや、僕はケンカとかそういうつもりは … それは、純さんがのんびりしてて、全然決めてくれないからですよ」

反論もせず、「ごめんね」と自分の方で折れてしまう純 … 何かやり場のないいらだちを感じている愛でした。

… … … … …

「お茶飲むか?」

ふたりの雰囲気を察してか、キンが奥から出てきて声を掛けました。

しかし、愛は雨漏りが気になるからと、せっかくのキンの好意も受けずに先に別荘に戻ってしまいました。

「もめてるの? だんなと」

キンが心配して尋ねましたが、純にはうまく説明ができません。

「 … 基本的には、あたしが悪いんで … 」

… … … … …

「じゃあ、気晴らしに聞いてみる? … ジュークボックス」

元気のない純を励まそうとキンが誘ってくれました。

… … … … …

懐かしそうにジュークボックスの前に立つ純 … 選んだ曲は、「ひなまつりの唄」でした。

♪ 灯りをつけましょ、ぼんぼりに … お花をあげましょ、桃の花 …

「なんで、“ひなまつり”ね?」

キンが不思議がりました。

「あたし … 昔から嫌なことがあったり、落ち込んだりした時に、頭の中にずっとこの曲が流れるんです … でも、ウチの旦那に出会ってから、ほとんどなくなったんですけど」

… … … … …

「変わってるねえ、あんた … だから、ウチの孫とつきあってたのか?」

純は、あれから勝はどうなったのか尋ねました。

純にいろいろと言われたせいか、昨夜は泊まっていったそうですが … 今朝になって、用事があるからと出て行って、それっきりだと、キンが答えました。

「たった一人の孫だからよ、どうしても甘やかしてしまうさ … もう、島に戻る気はないって … 東京で成功して、おばあに贅沢させてやるって … そう言ってたけど」

優しい気持ちは持っている孫のようですが、キンはさびしそうでした。

「でも、キンさんは帰ってきてほしいんですよね? … だから … 」

純は、ジュークボックスを見つめました。

… … … … …

別荘に戻った愛は、少しずつでもと家具を作り始めていました。

ふと、鏡に映った自分の姿に目をやりました … 今日は、弟は現れません … 純が亡くなってから止まったままの腕時計 …

いつのまにか、愛は、多恵子に電話をかけていました。

… … … … …

「もしもし、どうしたの?」

何かあったのか … 余程のことがないと愛から電話なんてかかってきません。

「あ、いや … 何か、お母さんの声が聞きたくなって … 」

「 … そう言えば、あなた、忘れ物してるわよ」


実家に「ねむり姫」の絵本を置いてきたままでした。

「ああ、でも … それは、お母さんが持っていてください」

何処に行くにでも、持って行っていた本を何故? … 

「特に理由はないんですけど … その方がいい気がして」

… … … … …

「何かあったの? そっちで」

愛の様子がおかしいと感じた多恵子が尋ねました。

「いや、何もないですよ … 宮古はきれいだし、純さんと同じ目標に向かっていて、毎日しあわせ … の … はずなんですけど … 何か不安で」

そんなことだろうと思った、と多恵子はため息をつきました。

「 … どうして?」

… … … … …

「人の本性みたいなものが見えなくなったせいか、周りの人が僕をどう思っているのか、やたら気になったり … 他の人がやることが何だか許せなかったり … 昔の嫌な自分に戻っているような気がして」

愛は頭を抱えました。

「ああ、いや違うな … ただただ怖いんです … でも、何が怖いんだかわからなくて … 」

純に相談してみたらと、多恵子は答えました。

「 … 何だか、いらついてしまうんです … それが情けなくて … 」

腕時計と同じように、純 … 弟がいなくなった時から、自分の時間が止まっているような気がすると愛は言いました。

多恵子は、純もいたころの家族写真を手に取り、見つめながら話しました。

「だったら、あたしに電話すれば? … 結論は出ないかもしれないけど、話すだけでも少しは楽になるから … 」

… … … … …

純が戻ってきた気配がしたので、愛はそそくさと電話を切りました。

「遅かったですね、何してたんですか?」

キンとジュークボックスを聞いていたら、知らない間に時間が経っていたと、純は謝りました。

愛は、純が手に持っている大きな包みが気になりました。

「遅くなったお詫びといったらなんだけど … ここでやりたい新しいサービス見つけてきた」

… … … … …

天井の梁から長いロープを釣って、それに板をぶら下げました。

「これは、つまり … ?」

純は、両手でロープをつかんで、板に腰かけました。

「名づけて … “仲直りのブランコ”!」

そう、部屋の中にブランコがふたつぶら下がりました。

愛ももうひとつのブランコに腰かけました。

ブランコを少し揺らしながら、純が話します。

「キンさんが言ってたの、ケンカして仲直りしたいけど、素直に謝れないって時よくあるじゃない?」

愛はうなずきました。

「そういう時に、このブランコがあれば、相手の顔を見なくて済むし、“こっちは、ブランコに乗りたいだけだからね”って顔して漕いでいるうちに … ケンカしたことを忘れて、素直に謝ることができるって」

… … … … …

「でも、何でそれをホテルに?」

「カップルとかが旅行するとケンカするって言うじゃない? … そういう人たちが仲直りできたらいいなって … 」


それは、たぶん口実でした。

何となくそう感じた愛、ブランコをこぎ始めました。

「 … ねえ、まだ怒ってる?」

純が、また愛の顔色をうかがいながら尋ねました。

「怒ってないですよ … 」

愛は静かに答えました … 

ふたりは、黙ったまま“仲直りのブランコ”を揺らし続けました。

LITTLETIKES リトルタイクス スウィング シート ブランコ 【4205】

新品価格
¥5,800から
(2013/3/7 15:08時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。