NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年03月15日 (金) | 編集 |

第138話

いよいよプレオープンの日。純の思いが通じたのか、謙次と多恵子がやって来る。

(2013年3月8日 NHKネットステラ)


プレオープン当日。

純は、おじいと善行の遺影を並べて、家族皆で手を合わせました。

「おじい、お父ちゃん … お母ちゃんや宮古の人たちのおかげで、あたしたちのホテルはここまで来ることができました … このご恩を一生忘れずに、皆で一緒に返していきたいと思います」

晴海が、今日は何の日か尋ねました。

「今日は、プレオープンの日だから、おじいとお父ちゃんに報告してたの」

「ああ、そうだったねえ」


それと、もう一つ … 純は、晴海に耳打ちしました。

「あらあ、よかったねえ」

純と晴海は顔を見合わせて笑いました。

他の皆が何だろうと気にしましたが、ふたりだけの秘密と純が言いました。

… … … … …

ジュークボックスを磨きながら、純は外を気にしながらソワソワしています。

「まだ、うちの父と母が来ると思っているんですか?」

純は当然のようにうなずきました。

愛は両親が来ることはとうにあきらめているのです。

「あ、大切なことを伝えるの忘れたって言ってたけど … 何か関係あるんですか?」

その時です。玄関のドアが開いて … 旅行カバンを手にした謙次が … 愛の父が入ってきました。

… … … … …

「お招きいただきまして」

「い … らっしゃいませ …」


それだけ言って、ポカーンとしたままの愛。

「元気でやってるか? 愛」

純が謙次を部屋に案内していきました。

その背中を、信じられない気持ちで見つめる愛でした。

… … … … …

純は、ロビーでくつろぐ謙次にキンがブレンドしたお茶を淹れて出しました。

「ああ、旅の疲れが取れますね、このお茶」

愛と誠は、忙しいと断りながら急に訪れた謙次のことを … どこか腑に落ちないような顔で見ています。

「あれ? なんでブランコがあるの?」

純が「仲直りのブランコ」の謂れを謙次に話しました。

「どうせやったら、ママと乗れば?」

ボソッとつぶやくように誠が謙次に言いました。

少し気まずい雰囲気 … 入口の方から足音が … 多恵子でした。

「いらっしゃいませ、お義母さん」

… … … … …

出迎える純と愛

「お待ちしていました」

多恵子は謙次の姿を見つけると冷ややかに言いました。

「あら、あなたもいらしてたの?」

多恵子が現れた途端に急にオドオドしだした謙次、トイレへと逃げ出してしまいました … ますます父に失望する誠 …

「ありがとうございます … でも、びっくりしました。お母さんまで来てくれるとは、思っていなかったんで」

期待していなかったこととはいえ、忙しいはずの両親が宮古まで足を運んでくれたことはうれしい愛でした。

「私は、これを届けに来ただけよ」

そう言って、多恵子がカバンから取出したのは … 表紙の焼け焦げた「ねむり姫」の絵本でした。

… … … … …

多恵子が案内された部屋に荷を下ろすと、誠がお茶を運んできました。

「誠、あなた本当にここで働くつもり? … 本気じゃないことぐらいわかってるんだから」

「どうでもええやろ、うちが何しようが … 」


ふてくされて、反抗的な態度をとる誠を多恵子は叱りつけました。

「被害妄想みたいな事を言うのはやめなさい!」

「じゃあ … 一体、うちはママの何? … ママはうちが必要なの?」


誠の問いかけに多恵子はあきれて …

「何をくだらないことを」

「 … そうやね、ママから見たら、ウチの悩みなんてホンマ下らんやろうな!」


部屋を飛び出て行った誠、多恵子はため息をつきました。

… … … … …

厨房では、愛を中心に純と誠が手伝って、今夜の夕食の準備をしています。

時間を持て余してた謙次がロビーでブランコを揺らしていると、二階から多恵子が下りてきました。

「何やってるの? あなた」

多恵子に声を掛けられて、ビクついた謙次はブランコを下りて、壁画の前に直立不動になりました。

「どう、東京は? … 一緒に事務所始めたパートナー、若い女なんでしょ? … もしかしたら、再婚でもなさる気?」

そんなんじゃないよ … 謙次はまともに目を合わせずに言いました。

「別に遠慮なさらなくてもいいわ … 女性がいないと、生きていけないんだから、あなたは」

思いっきりイヤミを吐く多恵子 … 皮肉にも、ふたりは壁画の前で「と」の字を挟んで並んで立っていました … 謙次はムッときた感情を抑えて、多恵子に尋ねました。

「君の方はどうなんだ? … あまり無理しないで … 生活に困っているわけじゃないんだし」

多恵子はブランコに腰かけました。

「別にお金のためにやってるわけじゃないわよ」

謙次も隣のブランコに腰かけました。

「 … 僕は君のことが心配だから」

… … … … …

「もうそうやって、無理に優しくしようとするの止めたら?」

多恵子は謙次を振り返りました … 今日初めてふたりの、お互いの目線があった瞬間 …

「あなたの優しさは、本当の優しさなんかじゃない … 自分を守るためにそうしているだけよ」

誰も予想しなかったこと … 謙次が切れました。

「だったら、言わしてもらうけど … 君は何故そうやって、相手を傷つけるようなことばかり言うんだ? … 確かに君は弁護士として僕よりも優秀かもしれない … しかし、妻としてはどうなんだ? 母親としてはどうなんだ?」

謙次の声は、愛たちにも届きました。

「今まで家族のために何をした? 子供たちを幸せにしたと、胸を張れるのか? … 自分の考えが正しいと信じて、いつも家族に押し付けてばかりじゃないか!」

多恵子は何も反論せずに悲しそうな顔、うつろな目で正面を見ています。

純と愛、誠は厨房から出てきましたが、口出しすることはできずに立ちすくんでいます。

… … … … …

我に返った謙次 … ブランコを飛び下りると、自分のことを恥じるように言いました。

「そんなこと、言える資格ないけどね … ごめん」

二階へ上がろうとする謙次を誠が引き止めました。

「帰る … 母さんと話してると、耳鳴りがひどいんだ」

… … … … …

「何言ってんの?

ママは全部してるんやで、耳鳴りもするし、匂いもするし … 本性も見える、三十苦なんや! … それでも文句言わんと、ずっと戦ってるの、ママは!」


気づきませんでした … 今度は、謙次が多恵子を振り返りました。

「 … それやのにパパは何? … ずっと家から逃げて、外で浮気して … 挙句の果てにママと別れて、うちら子供のことも放っておいて … 」

多恵子が誠の言葉をそこで遮りました。

「もういいわよ、誠 … 私が帰るから」

… … … … …

「そんなこと言わないでください … せっかく集まったのに」

純が懇願しましたが、多恵子は自分がいると、皆不愉快みたいだからと言いました。

「お母さん … 」

愛が一歩前に歩み出て、多恵子を呼び止めました。

「覚えてますか? この時計 … 高校の入学祝にお母さんがくれた時計です … 家を出た時に無意識に持って来てしまったんですけど … 実は、あの時から止まったまんまなんです。

この時計と同じように、純がいなくなってから、うちら家族の時間は止まったままじゃないかって …

でも僕は、宮古の海で純さんが僕にプロポーズしてくれて … はじめて、“愛されていいんだ”って思ったんです … 人の本性が見える、苦しみから解放されたんです、幸せだって思えたんです … 僕は皆にも幸せになってもらいたいです …

だから僕は、これから皆のことを心から愛します … 全身全霊で家族を愛します … 嫌だって言われても、一生家族を愛します …

だって、僕の名前は … 愛と書いて“いとし”と読みますから」


… … … … …

突然、照明が落ちてホテル内が暗くなりました。

壁画の横の扉が勢いよく開いて … ローソクを立てたケーキを持った正を先頭に晴海が、剛が、マリヤが … そしてホテルのスタッフ全員が「ハッピィバースディ」を合唱しながら入ってきました。

そして、いつの間にか愛の周りを囲みました。

♪ハッピィバースディ・ディア・いとしさん ハッピィバースディ・トゥ・ユー

驚いた表情の愛 … そうだ、今日は僕の …

おめでとう! … 拍手が起こります。

「はい、消して!」

純に促されて、愛は目の前に差し出されたケーキのローソクを一気に吹き消しました。

… … … … …

再び灯りがともされたロビー。

「純さん、お父さんお母さんに連絡したのって?」

純はうなずきました。

「このホテルをいとし君の愛でいっぱいにしたいから、プレオープンはいとし君の誕生日でなければダメだし … お義父さんとお義母さんには絶対に来てくれないとダメなんですってことを書くの忘れてて … 」

少し申し訳なさそうな純でした。

… … … … …

待田家の四名は、気分を一新してテーブルに案内されました。

「いとしさん、ちょっといいね?」

晴海が愛に言いたいことを書き留めてあるので聞いてほしいと、手帳を読み始まました。

「いとしさん

いつも、純のために、ありがとうね

純は、あなたがいなかったら、こんなすてきなホテルを作ることはできませんでした

これからも、すえ長く、純のことをよろしくおねがいします

おたんじょうび、ほんとうにおめでとう」


愛は涙でぐしゃぐしゃになった顔で晴海に礼を言いました。

「ありがとうございます、ありがとうございます … 」

多恵子は … 謙次と誠も … 愛が、純の母や家族に、どれだけ信頼され、どれだけ大切に思われているか … 晴海の拙い文章の中からしっかり感じ取っていました。

… … … … …

しばし、待田家水入らずの時間。

「すまなかった、多恵子 … 」

謙次は、多恵子の苦しみを何も知らなかった、気づくことができなかったことを詫び、深々と頭を下げました。

「謝るなら、子供たちにしてください」

そう言った多恵子ですが、決して責めるような口調ではありませんでした。

謙次は、愛と誠にも同じように頭を下げました。

「もうええから、乾杯せえへん?」

おだやかな表情の誠がそう提案しました。

「そうだな … 愛、誕生日おめでとう」

… … … … …

「待ってください … 僕の誕生日は、純の誕生日でもあるんで … 

皆で純におめでとうって言いませんか?」


多恵子が肌身離さず持っている家族写真を取り出しました。

… … … … …

「おめでとう、純」

ワイングラスを掲げて、空の上の純にそう言った多恵子に続いて、謙次が、誠が、そして愛が … 

「おめでとう」

… … … … …

愛のサプライズ・バースディ、多恵子と謙次の喧嘩も仕組まれた演出 … って思った人はいませんよねえ~

Happy Birthday Mix!!!!!

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