NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年03月26日 (火) | 編集 |

第147話

純は、そろそろ神戸に帰るという多恵子(若村麻由美)に、帰る前に愛のために『ねむり姫』を読んであげてほしいと頼む。

(2013年3月22日 NHKネットステラ)


手術から一ヶ月が経ちましたが、愛の昏睡状態は続いています。

多恵子と謙次は、一度神戸と東京に帰ることになりました。

「 … その前に一つ相談しておかなければいけないことがあって」

多恵子は担当医から告げられたことを純に伝えました。

「愛がこのままの状態だったら、ずっと病院に置いておくのは難しいそうなの … ベッドを必要としている患者さんがたくさんいるから」

… … … … …

「あの … いとし君、明日にでもウチにつれて帰ってはダメでしょうか?」

多恵子は、まだ時間はあるので、そんなに急ぐことはない … 純が気にしている入院費のことも心配する必要はないと言いました。

「今まで散々甘えっぱなしで … だから、お願いします、そうさせてください」

多恵子も謙次も、純の気持ちを汲んで、了解するしかありませんでした。

… … … … …

愛は、サザンアイランドの二階の一室に移されました。

「じゃあ、私たちはそろそろ … 」

帰り支度を整えた多恵子、謙次、誠 … 

謙次が愛の手を握って声を掛けました。

「愛、またすぐに来るからな」

続いて誠が …

「愛ちゃん、うちも神戸帰るわ … 純さんのためにも早く目覚ましてな」

謙次が多恵子にも何かひとこと掛けるように促しました。

多恵子はポケットから取り出した愛の腕時計を純に手渡して、そのまま部屋を出て行こうとしました。

「ママも何か言ってあげたら?」

「別に、改めて何か言うこともないし … 」


ドアに手を掛けた多恵子を純が呼び止めました。

「あの … だったら、ひとつお願いがあるんですけど」

純は、愛の枕もとに置いてあった「ねむり姫」の絵本を差し出して言いました。

「これ、いとし君に読んであげてくれませんか?」

… … … … …

… 眠っているお姫様があんまりきれいなので、王子様は思わずキッスをしました。

すると、驚いたことにお姫様がぱっちりと目を覚まし、王子様を見上げてこう言ったのです。

「私はあなたと会うために眠っていました」

王子様はうれしくなって、お姫様に言いました。

「僕は、あなたのことが好きです … 」


… … … … …

絵本を静かに読む多恵子の声 … 純の脳裏に、王子のセリフを使って告白してくれた時の愛のことがよみがえりました。

「僕はこれから、自分のことよりもっと、あなたを愛します」

… … … … …

「僕の心と体は、永遠にあなたのものです」

こうして結ばれたふたりはいつまでもずっと一緒に幸せに暮らしましたとさ …


… … … … …

絵本を読み終えた多恵子は、本を閉じて、愛の顔を覗き込みました。

愛おしく前髪をなで … 手を握ると、愛が握り返しました。

かすかな期待、物語のように目を覚まして …

「いとし、いとし!」

しかし、眠り続けたままの愛 … 多恵子は愛の胸に顔を埋めました。

押さえていたものが外れたように、泣き崩れる多恵子 … 謙次がやさしく肩に手を置きました。

純も多恵子に寄り添いました。

… … … … …

唇をかみしめていた誠が、急に立ち上がって、愛に向かって言いました。

「愛ちゃん、聞いてるか? … ウチなあ、決めたわ! ウチ、医者になる … 医者になって、絶対愛ちゃんを治して見せる … 

ママ、パパ、アホかもしれんけど … もう一回大学受けて、医学部入りたい! 死ぬ気で勉強するから」


うなずく謙次、「浪人は許さない」と多恵子。

「純さん、うちがもうここにいる家族、誰も死なさへん! … 愛ちゃんも必ず治して見せるから」

家族全員が愛の手を握って、ひとつにつながり … しばしの間、涙を流しました。

… … … … …

「何かあったら、連絡ちょうだい」

ホテルを出て行く多恵子、謙次、誠 …

「まこっちゃん」

振り向くと思いつめたような表情の剛が立っていました。

気を利かせて先に外に出ていく多恵子と謙次

… … … … …

お互いに何か言いたそうな、剛と誠 … いつのまにか、泥で汚れてしまったままの「プロポーズの壁画」の前に向かい合って立っていました。

「 … ツヨキチ、うちなあ … やっと、やりたいこと見つけた」

「うん、知ってる … 」


剛は、盗み聞きしていたことをバカ正直に話しました。

「勉強せなあかんから、当分逢えんと思うけど … 頑張るからな」

うなずく、剛。

「ツヨキチ … 」

誠は剛に手招きしました。

言われるがままに誠に近づいた剛 … ほんの一瞬、ふれあう唇と唇 … 誠が剛にキッスをしました。

固まる剛 … 誠は踵を返すと、両親を追って走って出て行ってしまいました。

… … … … …

呆気にとられている純 … 剛を振り返ると、キッスされた時と同じ格好でボーっと突っ立ったままです。

「ちょっと、追っかけなくていいの? … 行っちゃうよ、誠ちゃん」

純にそう言われて、我に返った剛は、つまずきながら誠を追って外に飛び出して行きました。

… … … … …

誠たちを乗せたタクシーを必死で追いかける剛です。

「まこっちゃああん、待って!」

剛に気づいた誠が、タクシーを止めました。

タクシーを降りた誠は、へろへろになった剛に駆け寄ります。

「まこっちゃん、これ … 」

剛が差し出した紙には、二丁拳銃を持ったバレリーナが描かれていました。

「何これ? 意味わからんのやけど」

乱れた呼吸を整えながら、剛は銃とバレリーナを順番に指差して言いました。

「ガン(銃)とバレエで、がんばれえ(頑張れえ) … なんて」

余りのくだらなさ … いや、剛のエールに顔がほころぶ誠。

「アホ … 」

剛は空に向かって叫びます。

「頑張れえ! まこっちゃああん!! … 俺は何年でも待ってるぞお!」

しばらく忘れていたような、笑顔が誠に戻りました。

「ありがとう」

… … … … …

「もっと、チューしたいよお、まこっちゃん」

調子に乗って迫ってくる剛をかわして、誠はタクシーに乗り込みました。

走り去るタクシーに向かって剛は手を振り続けました。

… … … … …

「それでさ … はじめてチューされて、固まっちゃってさ、剛 … そのあと慌てて追いかけて行ったけど、なんか青春って感じだったの」

愛の体を運動させながら、純は今日の剛と誠のことを報告しました。

「なんか、あたしも初めていとし君とチューした時のこと思い出しちゃった」

愛の弟の純の墓前で交わした初キッス … つい最近のようでもあり、遠い昔のようにも思えます。

純は、ふと枕元の「ねむり姫」に目が行きました。

… 王子様のキスで目が覚めるお姫様 …

純は、眠っている愛の唇に自分の唇を近づけました。

しかし、あと少しのところでやめて …

「おやすみ … 」

純は、部屋の灯りを落とすと、自分のベッドに潜り込みこんで布団を頭からかぶりました。

静かな部屋に波の音と純のすすり泣く声だけが聞こえていました …

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今日のまこっちゃん、今までで一番の笑顔だったよね…
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