NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年04月20日 (土) | 編集 |
第18回

今日は北三陸秋祭りの日。

毎年この日に向けて各地区ごとに豪華な山車を製作し、競い合うように町内を練り歩く、そんな一大イベント


喫茶リアスも焼きそばの屋台を出店しています。アキも呼び込みを手伝っていました。

でも今年はいつもと違いました。

今日このステージでミス北鉄が決定するのです


… … … … …

コンテスト出場者控室。

ユイを始めとした最終候補の5名が出番を待っています。

晴れ着、ナースの制服、水商売っぽい服、ユイはただの普段着のようですが、やはりひときわ際立っていました。

別の意味で目立っているのが、観光協会のしおりです。彼女だけ何故か水着姿なのです。

「何これ? 水着誰も着てないじゃん」

保が吉田を問い詰めていますが、埒があきません。

そこへ顔を出した大吉。

「ああ、今日は気温も低いんで服装は自由ってことになったんだ、ごめんね!」

「水着の方が審査にちょっとは有利だってことかな?」


吉田が笑って答えました。

「ああ、それはないです。もう結果出てるし」

… … … … …

ステージに現れた大吉がマイクを取りました。

「それでは結果発表です … 初代ミス北鉄は、足立ユイちゃんに決定!」

ファンファーレの後、バンドの演奏が始まり、盛大な拍手の中、ユイがステージに上がってきました。

呆気にとられている保としおり。

「終わりか、これで終わりか? 準ミスだの審査員なんとか賞とかねえのか?」

「 … ねえです」


ステージの上では、大吉がユイの頭にミスの証のティアラを乗せていました。

初代ミス北鉄はあっさり決まりました

… … … … …

「すごいね、あんたの親友。グランプリだって … あんたも頑張んないとね」

母に言われて、アキはうなずきました。

「せっかく転校までして東京の生活捨ててこっち来たのに、海に潜れないんじゃあ何のために来たかわからないもんね」

沈んだ表情を見せる娘に春子は発破をかけました。

「何よ、悲劇のヒロインみたいな顔しちゃって … ギクシャクした時間が長引けば、元に戻るのも時間がかかるよ、ママみたいに」

自分の経験から出た母のこの言葉には、説得力がありました。

… … … … …

夕暮れ迫る頃、勢ぞろいした山車に明かりが灯り、祭りのメインのパレードが始まりました。

賑わう見物客が見守る中、目抜き通りを山車が連なって練り歩いていきます。

人込みをかき分けながら急いでいるアキは、交通整理をしているヒロシを見つけました。

「あ、ストーブさん!」 … その呼び方どうなんでしょうね?

「ユイちゃんの山車はまだ?」

「ああ、こっちへ向かってるって」


ミス北三陸のお披露目、ユイは山車に乗って周っているのです。

… ヒロシが持っている誘導灯を見て、アキにズルい考えがひらめきました。

「もっと近くで見てえ、もっと近くで見てえなあ」

わざとヒロシに聞こえるように何回も言いました。

… … … … …

ヒロシに頼んで、交通整理のスタッフに紛れ込んだアキは一般の見物客が入ることができない道路上でユイの乗った山車を待ちました。

「ミス北鉄に選ばれた足立ユイちゃんを乗せた山車が到着しました … 」

アナウンスが流れ、ひときわ豪華な山車がアキの目の前に現れました。

山車の中央のカラクリが開くと中にはお姫様の衣装を着たユイが立っていました … 笑顔で手を振るユイ。

親友のユイが地元のアイドルになった、まるで自分のことのようにアキは無邪気に喜びました

「見た? 今ユイちゃん、こっち見て手を振ったよ」


嬉しそうに話すアキにヒロシはうなずきました。

同い年だけど、クラスメートだけど、仲良しだけど、ユイと自分は明らかに持っているものが違う

私、アイドルになるの … 東京に行って、アイドルになるの …


ふたりきりの駅のホームでそう言ったユイの顔をアキは思い出していました。

… … … … …

パレードの後、祭りの宴は続いています。

色々な地区の人たちと代わる代わる記念撮影をしているユイを遠くから見ていたアキは、急に立ち上がりました。

「んだ、やらなきゃ損だべ!」

ようやくユイはアキたちの元に戻ってきました。

「ごめん、山車に乗ってたから酔っちゃったみたいで、気分悪いから帰るね

そういうとそそくさと詰所を後にしようとします。

「あ、待ってけろ、ユイちゃん!」

アキは思い立ち、ユイを呼び止めて、傍にあった団扇とマジックを差し出しました。

「サインけろ! … 今日のユイちゃん見てたら、なんか吹っ切れた、勇気もらった気がする

だから、記念にサインけろ!」


ユイは一瞬戸惑いの表情を見せましたが、受け取って、慣れた手つきで団扇にサインをしました。

それは即興で考えたようなものではありませんでした。

「 … あるんだ」

「人に頼まれて書いたのは初めて … 」


将来を夢見て、自分の部屋で何回も何回も練習したものなのでしょう。

「ありがとう! … ガンバっぺ!!」

アキが右手を差し出すとユイはうなずいて握り返しました。

笑いあうふたり、ユイは握手会のアイドルのように両手でアキの手を握りました。

すっかり訛りが戻っているアキ、しかし今日のユイはそのことには触れませんでした。

… … … … …

祭りが終わると、海女のシーズンもそろそろ終盤 …

夏を先頭に海女たちが浜から上がってきました。

「今週一杯だな」

弥生が言うと、美寿々がうなずきました。

「んだな、冷ゃこくてもうダメだ、客も来ねえし」

秋祭りが過ぎ、海が冷たくなると、海女たちは途端にふさぎ込み弱音ばかりを吐くようになります


… … … … …

一同が海女クラブに戻ると、絣半纏に着替えたアキが正座をして待っていました。

一瞬で険しい顔に変った夏が冷たく言いました。

「何の用だ? 来んなって言ったはずだぞ」

後ろに控えていた春子に尻を叩かれて、アキは話しはじめました。

「夏ばっぱ、やっぱおら潜りてえ、海さ潜ってウニ獲りてえ、このまま海女辞めたくねえ … だから、また教えてください」

畳に頭をすりつけました。

「だめだ、おめえは海を舐めてる。まだガキだ、また波さ飲まれて溺れる」

夏に切り捨てられても、アキは食い下がりました。

「もう絶対溺れねえから!」

「だめだ … 」


夏は許しませんでした。しかし、そう言った夏自身も苦しんでいるように見えました。

「なして?」

「 … おめえは海女である前に、おらの大事な孫だ、死なれたら困る」


思ってもみなかった理由でした。

その時、口を挟んだのは、かつ枝でした。

「もし、おらに気を遣ってるのなら、余計なお世話だぞ、夏ばっぱ」

… … … … …

「えっ?」

「何? 何でかつ枝さんに気遣うの?」


尋ねたのは春子でした。

かつ枝の元夫 … 組合長の長内六郎が言いました。

「ああそうか、春ちゃん知らねえんだな」

「ふふふ、おらの倅も波に飲まれたのしゃ」


サバサバとした顔でかつ枝が答えました。

「え、克也君が … いつの話?」

「16年前か … 」

「ほら、ここさいらあ」


長内は漁協の壁の上に掲げてある亡き息子の写真を指さしました。

「地曳網の漁師でなあ、時化だの嵐だの何べんも危ねえ目に合って、それでも助かって … 母さん、でえじょうぶだ、おら悪運が強ええからなんて笑ってたんだけんど … 」

春子の幼い頃の思い出の中にいる克也は優しいお兄さんでした。

「そう言えば、そう言えば見ないなって思ってたの」

克也の写真を見上げながら春子は胸が痛みました。

「ごめんね、かつ枝さん、あたし何も知らなくて」

「いやいやいや、もうおらたちも普段はほとんど忘れて暮らしてるんだから … 」


… … … … …

夏がアキに向き直って話しはじめました。

「いいかアキ、おめえがウニ1個獲れても獲れなくても、たった500円の違いしかねえんだ … そのたった500円のためにおめえ、危うく命を落とすとこだったんだど」

アキは改めて自分の過ちの意味を知りました。

「ごめんなさい」

「たった500円と引き換えに命を奪うのが海だ、甘く見るんでねえ!」

「ごめんなさい」


夏は長内夫妻に目を向けました。

「残された人間の辛さ考えろ」

同時に自分の考えの甘さも知ったアキでした。

… … … … …

「先輩たちの言うこと聞くか?」

夏の言葉にアキはしっかりとうなずきました。

「入り江の外さ出ねえな?」

「はい」

「よし! そんならこうすっぺ」


夏は立ち上がりました。

「今月で海女のシーズンは終わる、今月中にウニ1個でも獲れたら、おめえを海女として認めてやる」

… … … … …

「やったあ!」

アキの顔に笑顔が戻りました。

「その代り、獲れなかったら二度と潜らせねえぞ」

「じぇじぇじぇ」


夏の一言一言で、ころころ変わるアキの表情です。

「ようし、おらたちもアキがウニ獲れるまで潜っぺ!」

かつ枝が皆に気合を入れました。

「んだな、冷ゃこいだの潮が早ええだの言ってらんねえ!」

俄然元気を出す美寿々です。

「明日からビシビシ行くぞお!」

こうしてアキはめでたく謹慎が解け、海女クラブに復帰しました


… … … … …

一方、観光協会には例の面倒くさい青年(中年?) … ヒビキ一郎がやって来ました

「こちらのホームページに掲載されている足立ユイちゃんの写真が僕的に全然納得いかないっていうか … あれじゃ、ユイちゃんの魅力が全然伝わらないんですよね

だからどうぞ、僕が撮った写真を使っていいですよ的な … あ、動画もありますけど」


顔を見合わせる保とヒロシ。

「だから、トップ画面に動画をアップするだけで反応ぜんぜん違いますから!」

「アップ動画にトップを画面?」


ちんぷんかんぷんなことを言っている保に業を煮やしたイチロー。

「もうPC借りま~す」

観光協会のPCを使ってその場で勝手にトップ画面を自分の思うように作り変えてしまいました。

こんな風に …

… … … … …

「毎週土曜に一日車掌として北鉄にの乗ることになりました!」

北鉄の制服姿で帽子をかぶって一日車掌と書かれたタスキをかけたユイ。

その僅か30秒のビデオが北三陸市に大変な奇跡を起こすのです …

「ぜひ、名物のウニ丼をお供に私に逢いに来てください」


にっこりほほ笑むユイ。

… … … … …

北三陸駅のホームに電車が近づいてくるのが見えます。

案内のアナウンスをする吉田は目を疑いました。

「じぇじぇじぇ」

電車が乗客ですし詰め状態なのです。

停車した電車から降りてくるのは、一目でわかるオタクの群れ … 先頭切ったイチローが吉田にユイの居場所を尋ねました。

吉田が指差す方にどどどどと大移動 … 怯える吉田。

「じぇじぇ!」

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