NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 07«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »09
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年04月30日 (火) | 編集 |
第26話

アキが初めてウニを獲った時の映像、これがインターネットで大反響を呼び、問い合わせが後を絶ちません。

観光協会も北三陸駅も朝から電話の応対に大わらわです。

「アキちゃんね、地元の現役の高校生なんですよ」

「はい今週末、土日限定で天野アキちゃんが北三陸鉄道に乗ります」

「北鉄のユイちゃんも1日車掌で、そうなんですよ、ユイちゃんとアキちゃんの夢のコラボで … アッハッハハハ」


大吉が愉快そうに笑いながら電話しているのを、アキとユイは駅の待合室で複雑な気持ちで聞いていました。

「もちろん、写真撮影OKです。お待ちしております」

電話を終えた大吉はやっとふたりの元にやって来ました。

「参ったよ、ずっと電話鳴りっぱなし」

参ったと言う割に緩んだ表情の大吉はいきなり「どうだい?」とアキに聞きました。

「どうだいって、もう決定している言い方でしたよね? 夢のコラボとか」

アキに代わってユイが不満そうに答えました。

「そりゃあ、最終的には本人次第だけれど、海女クラブにとっても絶好のPRなんだど」

「んだんだ、アキちゃんさあこがれて、海女になる後継者が出てくるかもしんねえ」


大吉と吉田の言葉にアキの心は少し揺れました。

「どうだい、やってみねえか?」

… … … … …

「わがった」

アキが首を縦に振ってしまったのでユイが心配して聞き返しました。

「えっ、アキちゃん平気なの?」

「海女の格好でウニ丼売るだけですよね?」

「写真撮られるんだよ、いろんな角度から狙われるんだよ」


吉田が自分と大吉がしっかりガードするからと安心させました。

「あ、何ならユイちゃんも海女の格好してみっか?」

悪乗りした大吉を吉田が、ユイはミス北鉄なんだから「趣旨が違う」とたしなめました。

「いやいや、ここらでライバルに差つけねえと」

「ライバルって?」


アキには大吉の言っている意味が分かりませんでした。

ユイとアキのことを交互に見比べる大吉。

「じぇじぇ、ライバルなんてやめてけろ! おらとユイちゃんではレベルが違い過ぎる … 」

恐れ多いと慌てるアキですが、ユイの返事は …

「私やります、海女の格好してウニ丼売ればいいんでしょ? 全然平気、できる、やる!」

「じぇじぇじぇ」


大吉は半分冗談、ダメ元で言ったことでしたが、ライバル心を煽ったことが功を奏しました。

見かけによらず、ユイは負けず嫌いでした。

… … … … …

「祖母ちゃんが作ったウニ丼いかがですか~?」

肩からウニ丼の入った番重を下げた海女姿のアキとユイがホームに現れると、電車に乗ってきたオタクたちが一斉にふたりを取り囲んで、ウニ丼を買うやら写真を撮るやらで大騒ぎとなりました。

「こりゃ、正にうれしい悲鳴ですねえ」

吉田の言葉にうなずいた大吉は絶叫しました。

「うれしい、じぇじぇだあ!」

… … … … …

用意したウニ丼は5分で完売。早速、夏の元に追加注文の電話が入りました。

作業小屋では、海女クラブのメンバーが総動員でウニ丼作りに協力しています。

「あと何個作れる?」

「この分だと、午前中でウニ足らなくなるど」


弥生の返事に夏は頭を抱えましたが、組合長が八戸の業者から、昼までに追加のウニが10キロ届くように手配してくれましたのを知って、俄然張り切り出しました。

「ナンボでも注文受けろ!」

そこへ起きてきたのが春子、寝起きの機嫌悪さなのか …

「何、朝から騒いでるのよ?」

出来上がったウニ丼の山を運び出しながら、かつ枝が答えました。

「アキちゃんとユイちゃんが車内販売してるんだと」

「えっ?」


… … … … …

走行中の車内でもウニ丼は飛ぶように売れていきます。

電車が駅に戻れば、次は撮影会です。

夢のコラボ、奇跡のツーショット、アキも笑顔でVサインです。

その様子をリアスから不満顔で見ていたのは春子でした。

… … … … …

一日が終わり、一同が梨明日に集まっての打ち上げが始まりました。

ステージに上がった吉田がマイクを握りました。

「というわけで、本日の利用者数 … 3,080人でした!」

歓声が上がり、拍手喝采、クラッカーを鳴らす者もいました。

「これはもちろん今年度最高の数字です … そして、ついに9月の収支、黒字になりました!」

ひときわ大きな歓声がまた上がりました。

「大吉さん何年振りね?」

商工会長の今野に聞かれても、はるか昔のことなので大吉にもわかりません。

吉田は自分が入社してから初めてのことだと言いました。

「駅長、乾杯のご発声を!」

指名を受けた大吉ですが、うれし泣きでうまく言葉が出てきません。

「泣くな!」

弥生が一喝しました。

「はい、思い起こせば24年前、この北三陸鉄道が皆様のあつい、あ … 」

埒が明かないと判断した弥生はもう一回、どなりつけました。

「泣け!」

声を上げて泣く大吉に代わって夏が音頭を取りました。

「乾杯!」

… … … … …

グラスを鳴らしあう人たち。

ずっと冷めた顔をしていた春子が、人知れず大吉のことを店の外に連れ出しました。

「え、何だって?」

大吉は春子の言葉に耳を疑いました。

「だから、今日限りで辞めさせてって言ってるんです」

「でも、アキちゃん明日もやるって … 」


大吉の言葉を遮り春子は毅然と言いました。

「許しません! … ごめんね、親バカで、でも耐えられない、見てられないのよ、娘が見世物になって」

考え過ぎだと大吉は言いましたが、春子は譲りませんでした。

「浜では平気なの、でも海女の格好して電車乗ったり、愛想振りまいたりするのは何か違うんじゃないかなって … 」

… … … … …

「何にも違わねえべえ」

アキとユイを従えて店から出てきた夏が口を挟みました。

「観光海女はサービス業だ。お客さんが喜んでくれたらそれでいい、それでお客が増えれば本望だ … 浜でも電車の中でも違わねえべ」

春子はあえて反論せずにアキに尋ねました。

「アキはそれでいいの?

… 駅弁売ったり、チヤホヤされたり、写真撮られたり、そんなことする為にここで暮らしてるの? … 違うんじゃないの?」

「わがんねえ … 」

「それじゃ困るのよ、もう子供じゃないんだから!」


… … … … …

「海女さんだけじゃ生活できねえのはよくわかった … でも潜るの好きだし、ここが好きだし、皆が好きだし、他さ行きたくねえし … だから今は皆の役に立てればそれでいい」

アキは何も考えずにただ大人たちの思惑に乗っている訳ではありませんでした。

それがわかった春子はもう何も言えませんでしたし、夏は成長した孫の姿をうれしく見上げました。

「今日は一日、ユイちゃんと一緒で楽しかったし」

天真爛漫に笑ったアキ、ユイもうなずきました。

「さあ、そろそろ年寄りは帰って寝るべえ」

夏はアキとユイを連れて帰って行きました。

… … … … …

「今日は、おめえらおかげで忙しかった」

帰りの北鉄で笑いながら話す夏。

「どうしたの?」

ユイはアキが何だか元気がないように見えて声を掛けました。

「なんでもねえ」

笑顔を作ったアキ、ユイはそれ以上聞いてはきませんでした。

しかし、アキはやはりさっきの母の言葉が気にかかっていたのです …

… … … … …

お開きにした梨明日には春子の他、大吉と保の2人だけが残っていました。

「確かに観光客の多くはアキちゃんとユイちゃんと鉄道目当てだ … でもあくまでもきっかけだ、そこからどう広げていくか、それが町おこしの課題さ」

「うん、でもいつまでも女子高生ふたりにおんぶに抱っこっていうのも不味いべな」


建て前と理想を言う大吉に保が現実的に答えました。

「おらだって最初は抵抗あったさ、ああいうやや偏った客層を相手にするべきかどうか … 北鉄のユイちゃんや海女のアキちゃんを主人公にしたマンガを勝手に描いて持ってくる輩と真剣に向き合っていくべきなのか?」

「え~えっ?!」


大吉が話したマンガ、保が薄い本を取り出して春子に渡しました。

「 … 中身は意外に普通でした」

ページをペラペラとめくる春子。

「とにかく先輩も俺も最初はオタクっていう人種さ偏見ば持ってた。ところが、ちゃんと話してみたら素直だし真面目だし、マナーもキッチリしている … 

ま、動機はともかく、おらんどが生まれ育ったとこさ、あんなに大勢の人来てくれるってのは、それだけでうれしいべ」

「そういうもんかなあ」


春子にはいまいちわからない感情でした。

「今日、ホームさ人さあふれてるの見て、おら開通式のこと思い出した … 1984年7月1日、春ちゃんが出て行った日のことさ」

… … … … …

「あの日がこの町のピークだった … あんなことは二度と起こらねえ、いやあれは夢だったと半ばあきらめてた … ところが今日、もう一度奇跡が起こった」

『うれしい、じぇじぇだあ!』

「まるで24年前のあの日みてえだった … 何だっけ、こういうの? え、何とかって言うべ … まめぶ、じゃなくて」

弥生みたいなことを言う大吉に春子が教えました。

「デジャヴ!」

マンガに気を取られていた春子は、いつの間に保の姿が消えていたことに気づきました。

知っているのか知らないのか、大吉は語り続けています。

「開通式に出てった春ちゃんがアキちゃん連れて帰ってきて、そのアキちゃんが海女になって観光客いっぺえ呼んで、こんなにうれしいことはねえべ」

… … … … …

「っていうか、菅原君は?」

「 … 先に帰った、先輩からの無言の圧力を感じてな」


及び腰になる春子、いきなり大吉は立ち上がりました。

「春ちゃん! 帰ってきてくれて、本当にありがとう」

… 奇しくも小百合と同じセリフを大吉の口から聞いた春子でした。

最敬礼をする大吉、照れた春子は菅原を探すフリ(?) …

… … … … …

次の日も大勢の観光客が北三陸を訪れました。

「あの海女のアキちゃん … 」

男がアキだと思って声を掛けた海女の格好の女性、振り向いた顔は似ても似つかぬ、漁協の新事務員・花巻珠子でした。

「 … すいません、間違えました」

ウニ丼を売っているのが別人とわかると、男は買わずに立ち去りました。

しかし、駅にアキの姿はありませんでした。

今日のアキは作業小屋でウニ丼を作る方の手伝いをしていました。

そこへ、姿を見せないアキを心配したユイが顔を出しました。ユイはすでに海女姿に着替えています。

「迎えに来ちゃった」

「ユイちゃん … 」


… … … … …

「やっぱりつらかった? 写真撮られたり、握手してきたり」

アキは頭を振りました。

「じゃあ、どうして?」

「昨日、お母さんに言われたことが … 」


『駅弁売ったり、チヤホヤされたり、写真撮られたり、そんなことする為にここで暮らしてるの?』

「やっぱり、おら、ユイちゃんとは違う。ただ潜りたくて海女やってるんだ」

ユイはうなずきました。

「容姿にも自信ねえし、接客が上手いわけでもねえ、潜る以外なんの取柄もねえ、なんもできねえ、ただの女子高生だ」

「そんなアキちゃんにわざわざ遠くから逢いに来ている人がいるんだよ」


ユイに言われて、アキは初めてそのことに気づきました。

「ただの女子高生のアキちゃんが海に潜ってウニ獲ったから、100万回も再生されたんじゃん」

「そうだけど … 」


ユイはお姉さんが言い聞かせるようにアキに話しました。

「容姿とか接客とかそんなの関係なくてね、アキちゃんは十分『かっけえ』んだから」

そう言われてもいまいち自分に自信が持てないアキです。

「そんなに潜りたいのか … じゃあ、1年中潜れるいい方法知ってるよ」

ユイの一言で、アキの表情が一変して、目が輝き始めました。

「え、なになに?」

「明日、学校で教えてあげる … だから、今日はちょっと頑張ろうよ」

「うん」


その日もふたりで120個のウニ丼を売り切りました。

… … … … …

そして、次の日 …

放課後、アキはユイに手を引かれて、今まで訪れたことのない校舎棟に連れて行かれました。

「覗いてみなよ」

ユイが指差したのはその建物に取りつけられている丸窓でした。

そっと覗いたアキは、目を見張りました。

「じぇじぇじぇ!」

そこから見えたものは … まるで水族館のように張りつめられた水の中、ホースにつながれた宇宙服のようなものを着た数名がブクブクと気泡を吐きながら漂っていました。

一体これは何なのでしょう?

… 続きは明日。


あまちゃん 旅立つ安部ちゃん まめぶを全国区に

岩手県 北三陸産 [普代村] 甘塩 ウニ [60g×2] 2本入り [無添加] 産地直送でお届け!

新品価格
¥2,980から
(2013/4/30 15:35時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。