NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年05月01日 (水) | 編集 |
あまちゃん 胸キュン。

第27話

ユイに連れてこられた校舎棟でアキが見たもの … まるで水族館みたいに張りつめられた水の中、ホースにつながれた宇宙服のようなものを着た数名がブクブクと気泡を吐きながら漂っていました。

一体これは何なのでしょう?

「かっけええ! 超かっけえよ、っていうか何なの、これ?」

「潜水土木科の授業だよ」


北高には普通科と潜水土木科があるということをアキはユイから聞いて、この時初めて知りました。

「知らねえよお、聞いてねえよお、教えてくれてありがとうユイちゃん」

アキはユイの手を取って小躍りしました。

「もともとこの辺には南部もぐりっていって100年以上の歴史があるの、海に潜って防波堤の土台を作ったりね … 」

「見て、なんかヘルメットからブクブク泡出てきた」


アキはユイの説明にもうわの空で目の前の光景に釘付けです。

「もういいよ、早く行こう!」

ユイはアキの手を引っ張って、実習場に向かいました。

… … … … …

南部もぐりの歴史 …

明治35年、潜水士の磯崎定吉が十和田湖の底に沈んでいた賽銭箱を引き上げたことで、南部もぐりは一躍有名になりました。

特殊な潜水服と銅でできたヘルメット、総重量70キロの装具をつけて、長時間海に潜る土木作業や溶接の技術を学ぶ … アキとユイが通う北三陸高校は潜水土木科のある非常に珍しい高校なのです。

南部もぐりとは?

… … … … …

潜水土木科、実習プールに足を踏み入れたユイとアキ。

ユイは潜水土木科の教師、磯野心平に授業を見学する許可を願い出ました。

ユイがアキのことを紹介しようとすると … 

「ありゃ、おめえ見たど、こないだネットで、くぬやろ(この野郎) … 訛りすぎる海女ちゃんだべ?」

「先生ほど訛ってないけどね」

「皆さんはなんで潜るんですか?」


アキは興味津々で尋ねました。

「なんでって、くぬやろおめえ … 遊んでるように見えるか?」

「見えます! 超楽しそう!!」


アキの天然の受け答えにガックリきた磯野、仕方なく説明してくれました。

「潜水土木の生徒は2年で資格を取るんだど … 潜水士の資格持ってたらおめえ、就職さ有利だべなあ」

プールサイドに置かれたモニターにはプールの中の実習が映されていました。さっきアキたちが丸窓から見た光景です。

その時、生徒が潜水時間の終了を伝えました。

「OK、終了!」

終了の合図でプールの中に潜っていた潜水服を着た生徒たちがゆっくりと浮かび上がってきました。

「出て来た、すげくね? … 宇宙飛行士みてえだあ」

何を見ても感動の連続のアキです。

「あいつ3年生の種市、一流建築会社さ就職が決まっているエリートだな」

手前の生徒を指して磯野は自慢げに話しました。

手すりを上がって来た種市、数名の生徒が取り囲んで装具を外すのを手伝います。

ねじ式になっているヘルメットを緩めて脱がせると端正な顔が現れました。

… … … … …

その顔を見て、アキは心奪われて … 頭の中が一瞬真っ白になりました。

「やばい … やばいやばいやばいやばい … 」

さっきまではしゃいでいた影はひそめ、急ぎ足でプールサイドから逃げ出そうとするアキ。

「アキちゃん、どうしたの?」

あとを追うユイ、その気配に種市が気づきました。

「何だ?」

「見学だあ、エロすぎる … 」


磯野の間違えを打ち消すようにユイがアキのことを種市に紹介しました。

「訛りすぎる海女の天野アキちゃんです」

体をすくめるアキに種市は自己紹介しました。

「種市浩一だ」

… 種市浩一、潜水土木科の3年生です。

目も合わせられずに尻込みするアキ、仕方なくユイが頭を下げました。

「足立です、どうも」

「あ、おめえ、よく見たらこの野郎おめえ、ミス北鉄じゃねえか?」


今頃気づくか … 磯野心平?

天野アキ、高校2年にして初めての一目惚れでした。

… … … … …

海女クラブ。

かつ枝と弥生が勉さんといっしょにミサンガを作る内職を続けています。

アキは上がり口に腰かけて何やら冊子を眺めています。

内職に加わりに来た珠子が「何見てるんだ」と声を掛けましたが、アキはへらへら笑うだけです。

「 … 気持ち悪いなあ」

アキが眺めているのは北高の入学案内のパンフレット、その潜水土木科のページに実習中の種市浩一の写真が載っているのです。

「てへっ

… … … … …

君に、胸キュン。

いつしかアキは妄想、はたまた夢の中 …

海女の格好でプールの中を潜って行くアキ。

底にいたウニを掴むと水面を目指します。

ところが誤ってウニは手からこぼれて … 急に深くなったプールの底へと落ちていきます。

そこで待ち受けていた人物、潜水服を身にまとった種市浩一でした。

見事キャッチした浩一の手の中でウニは真っ二つに割れて、中には燦然と輝く指輪が納まっていました。

歩み寄るアキと浩一。

笑顔の浩一は手にした指輪をアキの左手の薬指にはめようと … はめようと … サイズが合わないのか、無理やりに … ふと顔を上げた浩一、そこにいたのはアキではなく弥生でした …

… … … … …

「アキ、アキ、起きろこの野郎、ほらほら!」

うなされているアキの頬を叩いて起こしたのはかつ枝でした。

… 全て夢の中の出来事、パンフレットを見ながらアキはいつの間にか、うたたねしていたのです。

ただならぬ顔をしたアキを見て弥生が声を掛けました。

「なんだおめえ、耳まで真っ赤でねえか、風邪か?」

「怖ええ、夢見だ … 」


誰もこんなに怯えているアキを見たことがありません。

「どんな夢だ?」

「 … 弥生さんになる夢だ」

「夢でいがったな」


珠子の言葉に真剣にうなずくアキ、ポカーンとした顔の弥生 …

… … … … …

今夜は夏とふたりの夕食の日でした。

食事を終えて、寝転んでテレビを見ている夏にアキは尋ねました。

「ねえ、ばっぱ、ヘルメット潜水って知ってる?」

「ああ、南部もぐりか」


アキは今日、北高の潜水土木科を見学したことを話しました。

「かっこよかったあ」

「そりゃそうさ、南部もぐりは男の花形、北の海女は女の花形って、昔から人気あってよ … おめえの爺様も潜水土木科出身だあ」

「じぇ、そうなんだ」


アキは仏壇にある祖父、忠兵衛の写真を見つめました。

「もしかして、おめえやりたくなったのか?」

夏ははっとして体を起こしながらアキに聞きました。

うなずくアキを見て夏は頭を振りました。

「おめえには無理だべ … やっとウニ1個獲れたばかりで、海の底で力仕事は無理だべ、そんな甘いもんじゃねえ」

そう言うとまた横になってしまいました。

「 … でもまあ、爺様は喜ぶだろうなあ」

独り言のようにつぶやきました。

「なんだよお、さっきから、やらしたいの、やらせたくないの、どっち?」

「おら知らねえ、つっか面倒くせえ … 母ちゃんと相談して決めろ」


そう言いながらも、夏には最終的にアキがどういう選択をするかすでにわかっているのでしょう。

… … … … …

その頃、スナック梨明日には珍しいお客さんがやってきました。

ヒロシとユイの父、大吉や保、春子の恩師でもある足立功・現岩手県議でした。

「いやあ、わかんないもんだ、北高一のスケバン天野がスナックのママとはね」

感慨深そうに話す足立、カウンターの中で春子はしきりに恥ずかしがっています。

「そんなに悪かったの?」

美寿々に尋ねられて、代わりに保が答えました。

「いやあ、そりゃあもう … スカートずるずるのマスクして、カバンこったに潰して学校通ってたもんなあ」

「もうやだあ、恥ずかしいなあ、もうやだやだ飲んじゃう」


… … … … …

同級生だった春子と保は学校では話しかけないという約束で交換日記をしていたことがありました。

「交換日記やってたんだ、へえ … 」

平静を装う大吉ですが心穏やかではありません。

「あれ、しゃべってませんでしたっけ?」

「いやあ聞いてないですね、交換日記は聞いてないですねえ」


とぼける保、こだわる大吉、言葉遣いは丁寧でも目が笑っていません。

「三日で終わったけどね」

そう笑った春子、そのノートは24年間経った今も捨てられることなく、あのタイムカプセルのような部屋にある机の引き出しに眠っています …

… … … … …

しみじみと足立は語りました。

「いやあ、ずうっと気にかかっていたんだよ … ま、家出する子は他にもいたけどね、数日経つと帰ってくるか補導されるか、ところが天野は … 」

春子は本格的に行方不明だったのです。

「捜索願出せばいがったのに」

美寿々が言いました。

「いやそう言ったんだけどもね。お母さんが『大丈夫です、腹が減ったら帰ってきます』って、頑として断ったんだよ」

「まさか24年も帰ってこないとはな … 」


大吉が言うと、春子はバツが悪そうに答えました。

「腹が減らなかったんじゃないの … あ、先生だってあの頃はまだ独身でしたよねえ?」

自分の話題ばかりなので、春子は足立に話を振りました。

「えっ、ああ、ああそうだね」

「若くて綺麗な奥さんもらったのよねえ」


矛先が自分に移って、慌てる足立を美寿々が冷やかしました。

「あれでしょ、20歳年下の元女子プロレスラーでしたっけ?」

「元女子アナだよ! 適当だなあ、もう菅原は … 殴るぞ!」


昔の口癖なのでしょう、教え子たちから笑いが起こりました。

「北鉄が開通した年に結婚して、その翌年に長男が生まれたの」

… … … … …

その長男 … 足立ヒロシは、まだ観光協会で残業していました。

未完のジオラマの作成中です。

焼肉と看板を掲げた建物のミニチュアに接着剤をつけて指定の位置に貼りつけました。

「その焼肉屋、もう潰れたよ。今、回転ずし … お先にぃ」

一足先にしおりは帰って行きました。

… … … … …

「いやあ、遅くに生まれた子だからね、甘やかしちゃいけないって意識し過ぎたのがいけなかったのかなあ」

高校に入学したあたりからヒロシは完全に心を閉ざしてしまったと足立 …

「そうなるともう悪循環、あいつのもののしゃべり方、目つき、飯の食い方、何もかも気に入らないんだ」

学校の生徒ならどんな不良でも良いところを見つけられるのに、我が子のこととなると … 足立はもどかしそうに話しました。

「良い子ですよ、ヒロシ君は」

「えっ?」

「良い子ですあの子、どこがって言われたらそんなに親しいわけじゃないし … そもそも今の世の中、良い子だから得するとは限らないけど、取りあえず良い子だと思う」


思いもよらぬ春子の言葉に足立は戸惑っています。

「すいません、なんか … でも本当に悪い子の私が言うんだから間違いありません、ヒロシ君は良い子です」

… 娘の交際相手とは認めないけど … 

大吉と保もうなずきました。

「んだな、ちょっと暗いし、顔色悪いけど、それで何考えてるかわからないところあるけど … だけど、聞けばちゃんと答えるし、自分の考えちゃんと持ってるし」

「真面目で気が利くし、何よりパソコンできるのがヒロシ君しかいないんで、ウチにはもうなくてはならない存在ですね」


親の前なので、いくらかお世辞が入っていることは足立も承知していました。

「あそう … そうかね」

それでも、皆の態度からまんざら嘘ではないことも感じ取っていました。

我が息子のことを少し見直して、次第に顔が綻んでくるのがわかりました。

「足立君頼みだもんな、観光協会は」

確かに大吉の言った通りでした。

… … … … …

タイミングよく、残業を終えたヒロシが梨明日のドアを開けました。

「いらっしゃい、おおっ!」

まさか父親がいるとは思ってもみなかったヒロシは立ちすくみました。

いつも自分の顔を見るとまず文句から始まる父なのに、どうしたことか今日は笑顔を向けています。

「ヒロシ、お前良い子らしいな?」

気味悪そうな顔をするヒロシを保が足立の隣に座らせました。

「俺にはお前の良さは全然わからないけれども、俺の教え子がそう言ってるんだから、そうなんだろう」

「なんだ、酔っぱらってるのか?」


無理に座らされたヒロシは、仕方なくバーボンをロックで注文しました。

「ロックなんて100年早い、水割りにしろ! … ストーブのくせに」

そう言いながら、足立はいつになくご機嫌でした。

… … … … …

自分の授業が終わったアキは、例の丸窓から潜水土木科の実習をうっとりとながめていました。

あそこにいるのは種市先輩だあ …

そっと近づいたユイが声を掛けて脅かしましたが、微動だに動かないアキ … 雑音は耳に入らないようです。

「え、マジで?」

「やっぱ、かっこいいなあ … 潜っているときの姿勢がきれいなあ、ほらあの赤い潜水服」


アキは指さしました。

「ええっ、あれ本当に種市先輩?」

潜水服を着ているのでユイには誰もが同じに見えます。

「絶対そうだよお」

アキは口をとがらせました。

「だって、顔見えないじゃん」

「顔見えなくても、潜り方でわかるんだ」


自信満々のアキ、目は釘付けです。

「もしかして、アキちゃん … 好きなの?」

「よし、決めた!」


今のアキの耳には自分の都合の良い言葉しか聞こえません。

「ユイちゃん、おら普通科辞めて潜水土木科編入する!」

「えっ?!」

「種市先輩さ教わって、潜水士の資格さ取る!」


ユイの両肩をつかんで宣言しました。

「 … 種市先輩」

ユイの言葉に反応して振り返ったアキ、そこを歩いていたのは …

「じぇじぇ?!」

「何だって?」


種市浩一その人でした。

ということは、プールの中にいたのは … 教師の磯野心平でした。

… … … … …

「何かようか?」

自分の名前を呼ばれた種市は立ち止まって尋ねました。

「え~と、あのお … 」

… 続きはまた明日。

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