NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 05«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »07
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年05月13日 (月) | 編集 |
第37話

「あいつね、『アイドル歌手になる』って家出したんですよ」

アキの誕生会での忠兵衛の爆弾発言。

耳を疑う者、聞き流そうとする者、聞いてなかった者 … 楽しかったアキの誕生会が緊迫した空気に包まれました。

そんな雰囲気を紛らわせようと、大吉がリクエストしたバカの一つ覚えのゴーストバスターズが流れ出しました。

「ゴーストバスターズ!」

皆これ幸いと、大吉の乗りに合わせるフリをしましたが、どこか空々しく … 春子はカラオケを止めてしまいました。

… … … … …

ここに来て、忠兵衛はようやく自分がとんでもない爆弾を落としてしまったことに気づきました。

「やべえ、これ … おらまたやっちまった感じか」

しかし、忠兵衛以上に空気が読めない者がひとりいました。

「アイドル? … アイドルって何、お祖父ちゃん?」

アキでした。

忠兵衛はとぼけようとしましたが、白々しくて … 夏に泣きつきました。

「あんた、帰えってくると、いつもこうなる」

「もう遅いからお開きにしましょうか?」


春子はそう言いましたが、気になってしょうがないアキは母に尋ねました。

「ねえママ、アイドルになりたかったの? じぇじぇ、知らなかったあ … みんな知ってたあ?」

アキは皆に聞いて回ります。

「いい加減にしなさい! … 皆、気遣って黙ってるのわかんないの?」

この話題は皆が気を使わなければいけないようなことなんだ … アキはそれをやっと理解しました。

「田舎の人はね、腫れ物に触らないの、うわべだけの優しさと作り笑いで誤魔化すの … だから、腫れ物の腫れはいつまでたっても引かないの」

「別にそう言うつもりじゃねえべ」


大吉が否定しましたが、春子は聞き返しました。

「ウソだね! じゃあさ、何で今日の今日まで誰もあたしに歌えって言わないの?」

「だって、春ちゃんが歌いたくねえだろうなと思って」

「ほら、気遣ってるじゃん」

「まあまあ、春子」


正宗がなだめても、逆に八つ当たりされる始末です。

母が若い頃、アイドルに憧れていた … その事実を町の人々は知っていた、知っててアキには黙ってた。

ついに触れては欲しくない春子の過去が …


… … … … …

「さあ、片付けるべ」

かつ枝の合図で皆一斉に席を立ちました。

「 … このタイミングで帰っても、おら気になって眠れねえべ」

「アキ、皆疲れてるんだ … 続きはまた今度」


夏に諭されましたが、アキはまだ納得できずに、忠兵衛を見ましたが … アキと目が合うと頭を抱え込んでしまいました。

… … … … …

「ウニが68匹、ウニが69匹、ウニが70匹 … 」

案の定、アキは眠れませんでした。

にわかに信じがたい、元スケバンのやさぐれ者、春子がその昔、アイドル歌手を目指していたとは … でも確かに思い当たる節はある。


『海女になりたいって言い出して、ちょっと壁にぶつかったら今度は何、アイドル? … くっだらない』

「 … ウニ135匹、ウニ136匹、ウニ137匹 … 」

そうだ、春子は徹底してアイドルを毛嫌いしていた … ことあるごとにアイドル的ポジションを否定した。


『駅弁売ったり、チヤホヤされたり、写真撮られたり、そんなことするためにここで暮らしてるの?』

『アキは観光協会や北鉄のオモチャじゃないの!』

『危ない輩の危ない攻撃に四六時中苦しめられて、一生日陰を歩く覚悟がアンタたちにできてるの?』

… … … … …

あの異常な警戒心、被害妄想、かつて自分が芸能界に憧れていたとしたら …

いつしか夜は白み、小鳥のさえずる声が聞こえ始めていました。

「 … ウニ721匹、ウニ722匹、ウニ723匹、ウニ724匹、ウニ725匹 … 」

目覚まし時計のベル、飛び起きるアキ、時計の針は午前5時を指していました。

… … … … …

「いつまで寝てんの、どいて!」

部屋から出てきた春子が、囲炉裏の脇で布団にくるまっていた正宗にけりを入れました。

「あ、おはよう」

「そったらに怒るなよ、春ちゃん」

「怒っていません!」


忠兵衛がたしなめましたが、春子はぷいっと横を向いて台所の方へ行ってしまいました。

そう言えば、アキは母の歌を聴いた記憶がありません。

… … … … …

そのことを昼休みにユイに話しました。

「一度も?」

アキはうなずきました。

「童謡とか子守唄とか鼻歌も?」

どれひとつありませんでした。

「でも昔は違うみたいだよ … パパに聞いちゃった、アキちゃんのお母さん、昔のど自慢で優勝したんだって」

「じぇじぇじぇっ!」


… … … … …

放課後、アキはユイの家に寄って、功から昔の写真を見せてもらいました。

「これが高一の春、秋、これが高二の春、宮古のカラオケ大会で優勝した時 … 」

優勝しトロフィーを掲げる春子、表彰状を持つ春子の横に担任だった功が一緒に写っているものもありました。

「これはね、盛岡 … この時はね、百恵ちゃん歌ったんだ」

優勝したのは、一度や二度のことではなかったようです。

「コンテスト荒しだったんだよ、天野 … まあ、不良で問題児だったけど、歌は好きだったねえ … 寄合や盆踊りに呼ばれて歌って、小遣い稼いでた」

… … … … …

1984(昭和59)年。

漁協で開かれた忠兵衛の送別会でも春子は皆の前で歌っていました。

皆、春子の歌に聞惚れて、歌い終わればアンコール …

… … … … …

ユイの家を後にしたアキが漁協に寄ると、組合長とかつ枝が押し入れから、母の思い出の品を探し出してくれました。

ここからも出るわ出るわトロフィーや写真の数数。

「すげえ、何で隠してたの?」

隠す必要もないことなのに、アキは不思議に思いました。

「別に隠してたわけでねえけどな」

かつ枝はそう言いました。

暗黙の了解でこの話題には触れなかった、それなりの理由はあるのでしょうが …

「漁さ出る前はここで酒盛りして、春ちゃん呼ばれて歌ってた あははは」

「忠兵衛さん、何処さ行くにも春ちゃん連れて歩いてたもんなあ」


組合長と弥生が懐かしそうに話しました。

「仲良かったんだ?」

「めんこくて歌上手くて人気者だったもん」


世代が近い美寿々もよく覚えています。

「時々、夏ばっぱとはぶつかってたな … 」

… … … … …

夏とケンカすると春子は、堤防の先の灯台の元に逃げてきていました。

今も残る、その時に書いた落書き …

東京、原宿、海死ね … 春子がアイドルにあこがれて東京に出たのは間違いなさそうです。

… … … … …

二階の部屋に何か手がかりになるようなものがあるかもしれない …

何故、今まで秘密にしていたのか? 何故、町の人までなかったことにしようとしていうのか? … やっぱり、春子に直接聞かなきゃわからない。

気がつくと、部屋を家探ししている間に時間はもう午前4時近くになっていました。

… … … … …

「なんだもう、何で起こしてくれなかったの?」

明け方になってからうたた寝して、寝過ごしてしまったアキは朝食をとる時間もなく家を飛び出して行きました。

「いってらっしゃい」

「 … うん」


春子はアキが今、自分に何か言おうとして止めたことを見逃しませんでした。。

… … … … …

正宗は相変わらず居座っていました。

実家のようにくつろいで食卓を囲んで世間話をしています。

「ここらは年越してからが本格的な冬だすけな」

「2月3月が一番雪降るんだ」

「そうなんですか、ああじゃあフリース買っといた方がいいなあ」


忠兵衛、夏との会話からすると、雪が降る頃までいるつもり … ?

「あとで保険証出しといてけろじゃ」

忠兵衛が夏に言いました。

どこか悪いのかと春子が尋ねましたが、毎年恒例の定期健診でした。

「まあどこも悪くねえんだけどな」

… … … … …

「 … って言うか、いつまでいるんですか?」

春子が唐突に正宗に尋ねました。

「えっ、僕?」

こういうところも癇に障る春子でした。

「俺は日曜日に船さ乗る」

「あら、あららあと5日もある」


また忠兵衛を送り出す日が近づいていました。

「正宗君は? アキの誕生会終わりましたけど」

「ああ、楽しかったなあ はははは


わざとか天然か、答えをはぐらかす正宗。

「思い出し笑いしないでよ、気持ち悪い … 何がフリースだよ、寒さ対策してんじゃねえよ!」

… … … … …

アキが準備室のドアを開けると、磯野と種市がちょうど着替えを終えたところでした。

「すいません」

慌てて出て行こうとするアキを磯野が部屋に通しました。

脇を通り抜けようとした時、アキは種市が自分が、もらったものと同じミサンガを手首にしていることに気づきました。

「あ、これか? 自分も駅で買わされた」

「えっと、おそろいですね」


アキは自分の手首を見せました。

「ああ、この間ご馳走様。楽しかったな」

「こちらこそ、遅くまですみません」


ふたりの会話を聞いていた磯野が急に話に割り込んできました。

「へいへいへいへい、おめえらくのやろ、つきあってんのか?」

「ちがいます、天野の誕生会があって … 」

「おら呼ばれてねえど、くのやろ怪しいべ、そのミミガー!」


… … … … …

妬きモチ(?) … いいえ、ただのやじ馬根性。

「潜水土木科、久々のロマンスだべ!」

磯野は準備室を飛び出しました。

「スクープ!スクープ!」

うるせえデブだな … 心の中でそう毒づきながら、アキは喜びを隠せませんでした。

もしかしたら、種市先輩も好意を抱いているのかも …


磯野が辺りを一周して準備室に戻ってきた時、アキを訪ねてきたユイと鉢合わせしました。

「ユイちゃん知ってた? 天野と種市はあっちっちだ」

ユイは磯野の相手をせず、アキを部屋の奥にひっぱって行きました。

「お母さんに聞いた?」

「まだ、中々タイミングが合わなくて … ユイちゃんは?」


ユイはワクワクしているみたいでした。

「またパパから聞いたの、新事実!」

… … … … …

「アキちゃんのママ、オーディション受けたことあるみたいだよ … 駅の反対側にさ、古い写真館あるじゃん、あそこで写真撮って送ったみたい。

探したら家にあるんじゃない?」


アキは家に飛んで帰り、二階の部屋に入り込むと本格的に家探しを始めました。

部屋の中は、物がひっくり返ってすごい剣幕です。

そこへ …

「何探してるの?」

春子でした。

「もしかして、これ?」

春子が手にしていたものは …

のど自慢 [DVD]

新品価格
¥3,583から
(2013/5/13 14:15時点)



小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

新品価格
¥1,995から
(2013/5/13 14:12時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。