NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年05月25日 (土) | 編集 |
第48話

2009年3月、北鉄開通25周年を記念したファン感謝祭まであと1週間 …

廃線の危機を脱するために一致団結して準備に追われる日々 … 水面下ではいくつかの恋模様が同時進行していました。

幼なじみの春子を想い、ずっと独身を貫いてきた大吉。

昨年末に春子の離婚が成立してからは、より積極的なアプローチを繰り返しています。


喫茶リアス、客は大吉ひとりです。

「今夜、お座敷列車の試運転なんだ」

週刊誌を読みながら気のない返事をする春子。

「本当は誰も乗せちゃいけねえんだけども、もしよかったら春ちゃんだけを特別に … 」

その時、吉田が試運転中止の報告に入ってきました。

作業員が車体の横に勝手に描いてしまった絵が超有名ネズミのキャラにそっくりだという版権問題 … つまり消すのが間に合わなかったのです。

アキに想いを寄せていたストーブさんこと足立ヒロシ、最近は同じ職場の栗原ちゃんといい感じです。

梨明日のカウンターで仲良さげなふたりをよそ目に面白くない保。

「職場恋愛ばスナックさ持ち込んでほしくねえんだよね、酒がまずくなるから」

美寿々に同意を求めましたが、その美寿々は …

勉さんの弟子、ミズタクこと水口君にご執心、不倫・略奪愛・駆け落ちという輝かしい経歴を持つ魔性の女だけに勉さんも気が気じゃない。

… 水口といえば、最近ちょいちょい、アキとユイが弥生に歌唱指導を受けている頃にもリアスに顔を出しているようです。

… … … … …

一方、アキとユイは、振付を思案中。

天野家の離れでカセットをかけながら、ふたりで考えた振りを取り入れての練習中のところへ、春子がお茶を運んできました。

口を出さずにいられない春子は自分で振りをしてみせます。

「もっと激しい方がいいんじゃない?」

「何それ? いいの、ふたりでやるから!」

「いいの? … 邪魔なのねママ、ごめんなさい … 」


すごすごと出て行きました。

ちょっと休憩 …

「ねえユイちゃん、高校出たら東京行ぐの?」

うなずくユイ。

「そっか、いいなあ」

「だってアキちゃん、東京嫌いなんでしょ … いじめられてたんでしょ?」

「いじめられる個性もないほど埋もれてた … ひきこもる勇気もねえし、良い思い出ひとっつもねえ」


自嘲気味に笑いました。

「でも、今ちょっと東京が懐かしい … 」

ユイは何となく理由がわかりました。

「種市先輩?」

アキはコクリとうなずきました。

しかし、大騒ぎしてこっちに残ることを決めた訳だし、両親は離婚してしまった … 今更東京へ戻りたいとは言えません。

「あ~あ、遠距離恋愛なんかできるのかなあ? … 東京にはおらよりめんこくて『じぇじぇ』とか言わない女子いっぺえいるべ」

「そろそろ行かなきゃ」


ユイはそれには答えずに帰り支度を始めました。

「え、まだ早えべ?」

「バス停までちょっと歩くし … じゃあ、明日ね」


何となくぎこちないユイ、離れを出るときに思い出したように言いました。

「 … ちゃんと、種市先輩と話した方がいいと思うよ」

「えっ?」

「あの人、中々本音言わないから」


何処かアキの視線を避けるような … そんな感じでユイは帰って行きました。

種市先輩が本音を言わないって、どういう意味? … アキには全く見当がつきませんでした。

… … … … …

翌日。

大声をあげながら、自転車のペダルをメチャメチャに漕いで、雪道を暴走するアキがいました。

一体何があったのか? … 話は少し前の時間にさかのぼります。

放課後、アキは潜水土木科の準備室で種市が来るのを待っていました。

やって来た種市にアキは意を決して切り出しました。

「何か … 何かちゃんと話した方がいいと思って … 」

「何を?」

「 … 何だべ、おらだちのこと … かな?」


そう言われても、種市は困惑しているようでした。

「先輩、おら先輩のことが好きです、ずっと好きです!」

種市は驚いた顔をしましたが、気を取り直して答えました。

「うん、ありがとう」

「で、なんつうか … それだけで十分だったんです、今までは」


種市はうなずきました。

「でも、そうもいかねっていうか … 先輩あと一週間でいなくなるべ? … 何かこう離れ離れでも安心できる保証というか …

ハッキリ言うとですね … つぎあってほしいんです、おらと正式につぎあってください!」


ついに言いました。

… … … … …

しばらく逡巡していた種市の口から出た言葉は …

「ごめん … そりゃ無理だ、天野、ごめん」

そう言ったあと唇を真一文字に結んでいます。

「 … そうか、そうですか … そうですよね、身軽な方がいいですもんね」

種市は何か言いたそうですが、アキは続けました。

「遠距離恋愛なんて、めんどくせえですもんね」

「いや … 」

「せっかく東京さ行ぐのに地元さ彼女いたら、重いですよね」

「好きな人がいるんだ」


交際を断られたことよりショックでした。

「 … 誰かは言わなくてもわかるべ?」

「わがんねえ … 」


都合のいい話ですが、アキは種市に自分以外に恋愛の対象がいるということを考えたことがありませんでした。

そして、まさかその名前を種市の口から聞こうとは …

「 … ユイだ」

… … … … …

「自分、ユイが好きなんだ … つかもう、つぎあってる、正式につぎあってる、バリつぎあってる … 遠距離恋愛だ、遠距離恋愛バリバリだ」

種市の言葉はこれでもかとアキを打ちのめしました。

「ごめん、こないだ車庫の中で言うつもりだったんだけど … 」

「 … いづからですか?」


ようやくそれだけ聞くことができました。

初めて意識したのは、種市がまだ2年生の時だと言いました。

「じぇじぇ」

「天野が転校してくるよりずっと前だ、通学の北鉄の中で本読んでた … 『じぇ、滅茶可愛い』って思った。

でも、学年違うし、共通の話題もねえし、話しかけられねかった」


去年の秋、アキの付き添いでユイも潜水土木科の実習プールを訪れていました。

「天野のおかげで、しょっちゅう顔合わせるようになって」

皮肉な話でした。

「 … それで十分だった、自分は就職も決まってるし、もしつぎあっても却って迷惑だべと思って …

でもクリスマスに駅で声掛けられて … 」


『待ちなさいよ!』

「ユイは天野に対する自分の煮え切らない態度が気に障ったみたいで … 」

『アキちゃんは、先輩のこと好きなんです … それなのに気づかないふりして、『頑張ってるなあ』なんて、そんなの残酷だと思う』

「 … ああ、それで」

『頑張りゃ、いいてもんじゃねえべ』

何故、種市が急にあんなことを言いだしたのか、アキも理解しました。

「そしたら、また声掛けられて … 」

… … … … …

「ユイ、俺と … つぎあってくれ」

リアスに入ろうとしていたユイは振り向きました。

「 … 俺?」

「ずっと前から好きだったんだ」


ユイは笑いながら首を振りました。

「あり得ない … だって、アキちゃんと私は一蓮托お!」

「わかってる、だから我慢してた、ずっと … でもそれは、天野に対して失礼だべ、頑張っている天野に失礼だべ?」


ユイは首を振り続けています。

「だから、遠距離恋愛だけど、つぎあってくれ」

「嫌だ、絶対ありえない!」


ユイは、リアスの扉に手を掛けましたが、うなだれる種市にひとつだけ尋ねました。

「何処? … 東京の何処に住むの? 練馬とかそれとも … 」

「お台場、会社の寮がお台場にある」


ユイの表情が変わりました。

種市を見る目の輝きも …

「うん?」

「いいよ、つきあってもいいよ … その代り … 」

「何?」

「アキちゃんには内緒 … っていうか、そっちが東京へ行ったら、つきあおう」


… ユイは種市との交際を承知したというよりは、『お台場』への憧れに負けてしまったのでしょう。

… … … … …

考えもしなかった、種市先輩に好きな人がいたなんて、しかも相手はアキの親友、ミス北鉄のユイちゃんだなんて …

「バカ野郎おおお!」


アキの暴走自転車はそのまま堤防に突っ込んで行きました。

天野アキ17歳、はじめての失恋 … 北鉄25周年イベントまで、あと1週間を切ったある晴れた午後の出来事でした。

そのままのスピード、目の前には灯台が迫っています。

灯台を通り越せば、そこは …

さあ、どうなる?北鉄! … どうなる?お座敷列車! … 来週に続く!

ザッブ~ン!!


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