NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年06月06日 (木) | 編集 |
第58話

『まだ17才だろ? まだまだ知らない世界があるわけじゃんか … 君自身、無限の可能性を秘めてるわけじゃんか?』

『スカウトマンだからよ、そう荒巻太一の事務所の社員、私たちをスカウトしに来たのよ … 私たちに近づくために、勉さんを利用したんじゃない?』

『実は … ユイちゃん、最近おらの作業場さ出入りしているいみたいなんだ』

3人の話が一つにつながったアキは、いてもたってもいられずに勉さんの作業場を訪れます。

薄暗い坑道の中でユイと水口を見かけたアキ、慌ててバケツにつまずいてしまいました。

… … … … …

起き上がろうと顔を上げた時、懐中電灯の光がこちらを照らしていました。

… ユイでした。

近づいてきたユイは、アキが落としたスプーンを拾うと水口といた方へ戻って行きます。

「じぇじぇっ」

「勉さん、帰って来ちゃうから早く」


手招きするユイの後をアキはついて行きました。

… … … … …

スナック梨明日。

「ああ、また留守電」

一向に繋がらない水口の携帯、美寿々がため息をつきました。

「作業場は圏外なんですよ、地下10メートルだから」

琥珀を磨きながら、勉さんが慰めました。

「ああもう、あたしと琥珀とどっちが大事よ?!」

勉さんに詰め寄っても仕方がないことですし、第一そんな間柄でもないでしょうに …

「どちらも磨けば光ります」

つぶやいた吉田を美寿々は睨み返しました。

「あれ、ホメたつもりなんだけど … 」

… … … … …

ユイはアキを坑道の奥、水口が作業をしている場所まで連れて来ました。

「あの、水口さんは何してるんですか?」

「 … 穴を掘ってます」


水口の口からはアキが聞きたかったような答えは返ってきませんでした。

アキはもう一度聞きました。

「穴を掘って何しているんですか?」

「この琥珀の地層はね、海岸に沿ってまっすぐ南へ伸びているんだ … だから、このまま掘り続ければ、宮古まで行けるはずなんだよ」


水口が何を言いたいのかアキにはわかりません。

「宮古から電車に乗って、俺とユイは東京へ行く」

絶句するアキ、思わずユイの顔を見つめました。

「 … 冗談だよ」

ユイからそう言われて、ホッとしたアキは照れ笑いしました。

「ウチの荒巻が上野に劇場を造りまして … 」

改めて話しはじめた水口、念のためユイは言いました。

「本題入ってるから

うなずくアキ。

「そこに日本全国からアイドルの卵を集めて、コンサートやお芝居を上演しつつ、アイドルを育成しようというプロジェクトで … 」

… … … … …

太巻は、以前テレビでこう語っていました。

「何故、上野だかわかりますか? … そう東日本の玄関だからです。

じゃあ、西日本の玄関はどこか?

イエス、品川!」

… … … … …

その品川にも秋には劇場をオープンするプランがあるそうだと水口は話しました。

… … … … …

そして、太巻は更にこんなことも言っています。

「47都道府県のアイドルを東と西の玄関に集めて戦わせる … ま、戦わなくてもいいんですけどね」

… … … … …

「 … それが『GMT47』計画です」

「じー・えむ・てぃ?」

「地元って意味じゃない? … ダジャレだよね」


アキに説明するユイ。

… … … … …

「東京は田舎者のたまり場なんです! … マスに向けてコアを放つ的な」

コアというのは『地元意識』のことです。

「1億人の『地元意識』、東京を舞台にコアを集めてマスを形成する … みたいなね。

… ま、やってみないと分からないんですけどね ふふ」

… … … … …

「私たちみたいなご当地アイドルって全国にいるんだって」

「ええ、それらを47都道府県から東京に集めて、国民的アイドルグループを作るために、僕は派遣されたんです」


水口はついに自分の正体をアキに明かしました。

大体が、ユイが推理した通りでした。

「へええ、ってじゃあ、本当に業界の人なんですか? … 勉さんの弟子じゃないんですか?」

アキが話をそこまで戻したので、ユイはあきれています。

「バレなきゃそうですね」

「バレなきゃ?」

「バレちゃったから … いや、いいんだけどね、全くバレないのも問題なんで … ずっと琥珀掘ってないといけないし」


当然ながら、本当は琥珀にはあまり興味がないということでしょう。

「何でウソつくんですか?」

「理由はいろいろあるんだけど … 君のお母さんの歌を聞いたから」


意外なことを水口は口にしました。

… … … … …

忠兵衛の送別会で春子が歌った『潮騒のメモリー』 … 店の客のひとりとして水口も聴いていたのです。

「驚きました、あんな場末のスナックで聴く歌じゃない … 上手い下手じゃなくて、説得力というか本物感があった」

業界人の水口に母の歌をほめられて、少し鼻が高いアキです。

「 … 歌手を目指してたんでしょ?

ああいうタイプって我々からすると面倒なのよ、なまじ業界のこと知ってるとガード固いし、だから慎重に少しずつお店の空気に馴染んで … 」


そして、水口が撮影したビデオで、お座敷列車で歌うふたりを見た東京のスタッフから「GO!」が出て、いよいよ交渉を開始しようとしていた矢先に …

『デビューしたいんです!  東京へ行って、アイドルになりたいんです!』

ユイの方から接触してきた …

「 … ていう流れだよ」

おおまかな経緯を水口は説明し終えました。

… … … … …

「へええ … っていうか、何してるんですか? こんな暗闇にユイちゃん連れこんで!」

正体がわかると、どうしようもなくユイのことが心配になったアキは、水口を責めました。

しかし水口に代わってユイ自身が答えました。

「相談乗ってもらってたの、最短距離で夢を実現する方法いっしょに考えてもらったり … 夕方のテレビに出るようになったのも、水口さんのアドバイスなんだ。

もうすぐ18じゃん、決して若くないし、顔と名前覚えてもらった方が良いって」


デビューすることに関して、水口に信頼を寄せているということでしょうか …

「まあ、ふたりとも良いキャラだし、本当は君も東京に連れて行きたいんだけど … 何か忙しそうだし、興味ないんじゃね」

ユイちゃんとふたりで東京へ、アキには想像すらできないことでした。


… … … … …

「じゃあ、お先に」

美寿々が一足先に上がって帰って行き、梨明日は春子と大吉のふたりきりになりました。

「あたしももう出れるから、車まわしてきてよ」

スナックが終わった後は大吉が家まで送っているようです。

「もう1杯飲みなよ、おごるよ」

春子は大吉の好意に素直に甘えて、ビールの栓を抜きました。

「臨時列車、出せることになったよ … 『海女カフェ』のおかげでまた乗客増えたんで、夏の間だけ30分おきに運行することになった」

「へえ、すごいじゃん、こないだまで廃線って騒いでたのにね」

「春ちゃんのおかげだよ」


カウンターから出て、大吉の隣に腰かけながら春子は言いました。

「あは、何もしてないよ、あたしは … 全部アキとユイちゃんのおかげでしょ?」

「きっかけを作ったのは、春ちゃんだべ … 春ちゃんが帰ってきてくれたおかげで町が動き出したと俺は思っている。

だから、感謝している … ありがとう」


… … … … …

「まあ、あたしも随分変わったでしょ?」

「えっ?」

「去年の今頃はさ、話し相手も居場所もなくて、いっつもイライラしてた … ま、今もイライラはするんですけどね … 」


昔のダサかった自分が嫌いで、嫌いな自分がいたこの場所が嫌いで毎日イライラして … 目の前にいる人、海、景色などが見えてなかったと春子は言いました。

「でも、最近思い出さなくなってきたよ、昔のこと … 目の前のことでいっぱいいっぱいでさ … 毎日何かあるじゃん、イライラをぶつける相手もいるし、こことか家とか居場所もあるし …

何か景色も変わった気がする」

「アキちゃんのおかげだな」


大吉の言葉にうなずいた春子。

「でも、アキも夏さんに会うまでは暗い子だったからね」

「じゃあ、夏ばっぱか?」

「 … なんだかんだ言って、すごい人ですよ、夏さんは」


… … … … …

採掘場からアキが家に戻ると、夏はまだそのまま大の字で眠っていました。

アキは居間の灯りを落として、夏に布団をかけてあげました。

団扇で夏に風を送りながら、思い出したのはさっきの水口の言葉でした。

『本当は君も東京に連れて行きたいんだけど … 何か忙しそうだし、興味ないんじゃね』

… … … … …

『私、海女さんやりたい!』

アキがそう宣言してから1年 …

やっぱりアキはここが好きです … ここの海が、人や景色が好きです。

… やっぱり無理だ、ここを離れるなんて …


… … … … …

「ただいま … 」

大吉に送ってもらって帰宅した春子。

食卓を挟んで、並んで大の字で寝ている夏とアキ、ふたりの寝顔をまじまじと見比べてしまいました。

同じように薄目を開けて寝ています。

母の気配にアキが目を覚ましました。

「あ、おかえり」

春子は笑いをこらえながら、アキにしみじみと言いました。

「あんたさ、お祖母ちゃんに似て来たねえ」

不思議そうな顔をするアキ。

「あははは … 目開いたまま寝てたよ」

「じぇじぇっ!」

「将来はあれだね、『アキばっぱ』だね」


そう言いながら、自分の部屋に入って行った春子。

アキは食卓の上に置かれた春子の手提げの中にビデオテープが入っているのに気づきました。

興味から手を伸ばしましたが、春子が部屋から出て来たので引っ込めました。

「ねえ、先お風呂入っていい?」

「どうぞ … 」


… … … … …

アキは春子が風呂場に入ったのを確認して、手提げからビデオテープを取り出しました。

『潮騒のメモリー』と書かれた手書きのラベルが貼られています。

春子が吉田から借りたものを持ちかえって来たのです。

興味津々、見たい誘惑にかられたアキは、テープをデッキにセットしようと …

その時、携帯に着信が … ユイからでした。

… … … … …

「もしもし」

「 … アキちゃん、ごめんね、こんな遅くに」

「うん」

「 … あのさ、今カフェにいるんだけど、会えない?」

「えっ?」


採掘場から家に帰らないで、『海女カフェ』に来たのでしょうか?

「 … 大事な話があるの」

何やら胸騒ぎがするアキでした。

… … … … …

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