NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年06月07日 (金) | 編集 |
第59話

思いもよらぬユイからの電話。

「 … あのさ、今カフェにいるんだけど、会えない?」

「えっ?」

「 … 大事な話があるの」


こんな時間に一体 … ?

… … … … …

閉店後の『海女カフェ』の前でユイはアキを待っていました。

「家の方が良かったか?」

頭を振るユイ、アキは鍵を開けてカフェにユイを招き入れました。

「ごめんね、お母さんとケンカしちゃったの」

「じぇじぇっ」


… … … … …

ユイは、今週末に行われる、アメ女 … 『アメ横女学園芸能コース』というアイドルグループ、その3期生のオーディションを受けたいと母に相談しました。

「それ卒業してからじゃダメなの?」

「ダメじゃないけど、次いつあるかわからないし … 」

「受かったらどうなるの?」


もし合格したら、レッスンやイベントに出たりで結構忙しくなるので、単身で東京に引っ越さなければならないことなどを話しても、母よしえはなかなか理解してはくれませんでした。

… … … … …

「 … いくら話してもわかってくれないんだもん、いやになっちゃう」

「アキバ系は説明が難しいよね」


ユイに言わせると、今は秋葉原よりアメ横が熱いのだそうです。

「アイドルカフェ『太巻』でも常時20人のアイドルがサイン会やら握手会やらやってるの、で、そこに47都道府県のご当地アイドルを集めようとしているの、それが … 」

「『GMT47』!」


ユイはうなずきました。

水口のプロジェクト『GMT』は『アメ女』の妹分なのです。

「大体わかった … 」

「本当に?!」

「 … もう、お腹いっぱいだ」


ユイは『アメ女』に拘っているわけではなく、デビューできるなら『GMT』でもどちらでもいいと考えていました。

「でも、両親は高校卒業しなきゃダメって言うし … 私が高校卒業したら、あきらめるとでも思っているのよ、あまいよ!」

苛立つユイが声を荒げたその時、入り口が開いて、水口が顔をのぞかせました。

「だからって、家出はダメだよ」

「水口さん … 」


水口はカフェに入って来ながらユイに言いました。

「言ったよね? … ちゃんとご両親を説得して、同意を得てからじゃないと、事務所もバックアップできないって」

黙り込むユイ。

「何かトラブルがあってからじゃ遅いんだ、なんなら俺がお母さんに説明してもいいけど」

「無理 … もうお兄ちゃん帰ってきてるし」


水口はユイの両親が心配していると思うので連絡を入れてくれるようアキに頼みました。

電話をかけにアキがカフェの外に出ると、ユイは水口に思いをぶつけました。

「水口さん、私もう岩手にいたくないんです … 同年代の子とかテレビで活躍してるのとか見ると、もう … 」

水口は焦れるユイに噛んで含めるように話して聞かせます。

「わかるけど … でも、その前に家族を安心させなくちゃ、そのためにも高校は卒業した方が良いと思う」

決して保険とかではなくアイドルをやっていく上でも大事なことだと水口は言いました。

「焦ってもいいことないぞ」

… … … … …

高3の1学期が終わり、アキやユイちゃんに取って、人生最後の夏休みがやってきます。

潜水土木科の教室でも磯野が夏休みの心得を長々と語っていました。

「 … あ~それから、夏休みだからって気を抜くんじゃねえぞ! あ~それから … 」

「もう、いい加減にしてけろや、いっそん!」


アキの剣幕に唖然とする磯野。

「あ~それから、それからって … 今日は、秋田から団体客が来んだ! 夏休みの方が忙しいんだ!」

磯野に詰め寄ると、女子の新入生たちもアキの子分のごとく続きました。

「それなのに、オチもヤマもねえ話、ダラダラと … 手短に頼む!」

相手が教師でも切れると見境のない … やはり、春子の娘です。

「 … 以上です」

… … … … …

『海女カフェ』に行けば、ウニの殻を割って振る舞ったり、賑わう観光客の接待に追われます。

それでも、少しでも空き時間を見つけては、海に潜るのでした。

「花巻さん、ちょっと浜さ出てきます!」

「おお、いっぺえ獲って来いよ!」


勇んで浜に向かおうとするアキをヒロシが“間が悪く”呼び止めました。

舌打ちしながら寄ってくるアキ。

「 … ちって、一応客なんだけど」

「だって、やっと潜れると思ったのに … ご注文は?」


ヒロシはメニューに書かれたセットの内容を尋ねました。

『海女ランチ』は『まめぶ』と『おにぎり』、『海女プレート』は『まめぶ』と『パン』、そして『海女セット』は『まめぶ』と『プリン』だとアキは説明しました。

結局、ヒロシが選んだのは、ただのコーヒーでした。

「荒巻さん、この人コーヒーだけ」

またも舌打ちしながらアキが注文を伝えると、珠子も舌打ちしながら受けました。

… なんと感じの悪い店、それともヒロシ故の対応?

… … … … …

「こないだはゴメンね、ユイが迷惑かけて」

「ああ、いえいえ」


ヒロシのアキへの本題はこっちの方だったのでしょう。

アキも気になってはいましたが、忙しさのためそのままでした。

「家帰っても大ゲンカして、大変だったんだよ」

「じぇじぇっ」


… … … … …

家出未遂で自宅に戻ったユイは両親と向かい合って座っていて、ヒロシは少し離れたソファーからその様子を見ていました。

「もう一度言ってみなさい」

功はユイが口にした言葉を問いただしています。

「 … お母さんみたいになりたくないって言ったの」

「ユイ、お前それどういう意味だ?」

「これからって時に結婚したんでしょ?」


よしえはユイを止めました。

「だって、女子アナ2年目だったんでしょ? お父さんと出会わなければ、全然違う人生が待っていたわけじゃん!」

「やめて … 」

「それなのに、こんな田舎で、こんな山奥で … ダッサいポロシャツ着て、残念なエプロンして、シチュー作って … 

そんな風になりたくないって言ってるの!」


悲しそうな顔をしたよしえを見ずに、席を立ちリビングを出て行こうとするユイの腕をつかんだヒロシはいきなりその頬を叩きました。

「いい加減にしろよ」

「顔はやめてよ!」

「何様のつもりだよ、お前! … 家族に迷惑かけて、大騒ぎして東京行って、そんなんでどうにかなるかよ?

なんねえよ! … そんなに甘くねえよ」


ヒロシの頭を後ろから功が叩きました。

「お前が言っても説得力ない」

… ごもっともです。

「ユイ、東京行こうが、芸能人になろうが、お前の好きにすればいい … でもな、母さん悪くいうな!

それだけは本当に許さないからな!」


ユイは言葉を返すことはできませんでした。

たださめざめと泣くよしえ …

… … … … …

「それって修羅場でねえか … 」

ヒロシの話を聞いて、アキは心配になってしまいました。

「まあ、俺が出てった時もそんな感じだったから … それにしても、どうしちゃったのかな、あいつ急に焦ってそわそわして」

ストーブさんはまだ知らないのです。

この町にスカウトマンが潜伏していることを …

「東京に彼氏がいるからじゃねえか?」


コーヒーを運んできた美寿々は言いました。

ストーブさんだけじゃない、美寿々さんも花巻さんも、大吉っつあんも菅原さんも、そして春子も気づいてない … 水口の正体を知っているのは、今のところアキとユイちゃんだけなのです。

… … … … …

「私は北三陸の夏の海が大好きです!」

テレビに映るユイは笑顔と明るい声でそう言っていました。

しかしあの晩、ユイは水口には言っていた …

『私もう岩手にいたくないんです …』

ユイの本心を知るアキは複雑な心境でした。

大好きな海に潜っている時でさえ、何だか気分が晴れません。


『まあ、ふたりとも良いキャラだし、本当は君も東京に連れて行きたいんだけど … 何か忙しそうだし、興味ないんじゃね』

興味なくはない … ユイちゃんとふたりなら楽しいし、実際楽しかったし … だけど、東京は嫌い、大っ嫌い!

庭先に洗濯した絣半纏を干しながら、心ここに非ずのアキ。

「アキ、ねえアキ … 」

家の中から声を掛けてくる春子に気づきました。

「あんたさ、洗濯もの出す時にはポケットの中、確認しなさいって、何度言ったらわかんの?」

乾いて取り込んだ洗濯物を畳みながら、春子は文句を言っていました。

「ごめ~ん」

アキのズボンのポケットの中からガビガビになった紙のかたまりが出てきました。

「 … 何だこれ?」

それは名刺の切れ端ようです。

印刷もにじんだりかすれたりしていてよく読めません。

「水、水 … 何だろうこれ? マネ、マネジ … 」

採掘場で水口からもらった、太巻の会社の名刺でした。

ポケットに入れたままになっていて、そのまま洗濯に出してしまったのです。

「じぇっ」

アキは縁側から家に飛び込むと春子の手からそれを奪い取りました。

「何、何よ?!」

「何でもねえ … 」


逃げるように部屋を出ていくと、春子に見られないようにそれをゴミ箱に捨てました。

… … … … …

喫茶リアス。

勉さんの隣に座っている春子、ふたりとも深刻な顔をしています。

震える手で勉さんが手にしているものは … くしゃくしゃな上にテープで継ぎ接ぎだらけになった名刺でした。

春子はアキが捨てた切れ端を拾い集めて貼りあわせたのでした。

『オフィス・ハートフル 水口琢磨』と読めます。

「初めて見ました … 」

ようやくそれだけ口にできた勉さん。

「だろうね、ずっと弟子だと思ってたんだもんね」

「えっ、何々どういうこと?」


春子の言葉に美寿々も反応しました。

「だから、ハートフルっていうのは東京の芸能事務所なの … そこの名刺持っているってことは、業界人ってことでしょ?」

「水口さんが?」


色めきだす一同、ヒロシが聞き返しました。

「業界人がなしてこんな田舎に?」

「しかも勉さんの弟子って … 」


大吉、保も信じられないといった顔です。

「 … 琥珀の、琥珀の魅力に目覚めて」

「違うね、琥珀なんか全然興味ないんだよ!」


勉さんの言葉を遮って春子は言いました。

「ただこの店に出入りするために、勉さん利用されたの」

「じぇじぇ」


今にも泣きだしそうな勉さん。

「じゃあ、私も?」

不安そうに尋ねる美寿々。

「 … そうかも … ね、情報得るために近づいたのかも … 」

「じぇじぇっ」


よろよろと倒れこむ美寿々を春子が支えました。

「えっ、アキちゃんがこれを持っていたってことは?!」

「当然、ユイちゃんもスカウトされてるでしょうね」


名刺を手にしたヒロシに向かって春子は言い切りました。

「じぇじぇっ」

… … … … …

「どうりで … ヘンだと思ってたんですよ様子が、やたら親に反抗したり、東京の賃貸情報とか間取りとか取り寄せたり」

「やばいじゃん、それ!」

「えっ、ハートフルって有名な事務所なんですか?」


春子は傍らにあった雑誌のページを開いてヒロシに渡しました。

ページ一面に載っている男の写真を見て保が声をあげました。

「あ、こいつ知ってる、敏腕プロレスラー」

「プロデューサーの荒巻太一! 通称『太巻』」


『太巻』という言葉に反応するヒロシ。

以前、ユイが観光協会のパソコンを使って検索していたキーワードと同じです。

「太巻のことなんか、調べてどうするんだろうって思ってたんですよ … そっか、プロデューサーか」

長い間、引っ掛かっていたことがわかってスッキリするヒロシです。

「ちょっとちょっと、今ユイちゃんにいなくなられたら北鉄はどうなるんだよ?! … この夏が勝負だっていうのにアキちゃんまで。

ちきしょう、何考えてるんだ、水口の野郎 …」


大人の事情で焦りまくる大吉。

「ちきしょう、ちきしょう!!」

大声でわめきだした美寿々。

「 … 何か『ちきしょう』の重みが違いますけど」

吉田の言葉に顔を見合わせる一同。

「真剣につき合ってたのに、結婚まで考えてたのにい、うううう」

「結婚はあんたしょっちゅう考えてるでしょ?」


余計なつっこみを入れる保。

「式場、仮押さえしてたのに … 」

「じぇじぇっ」


さすがに引く一同。

「車も上げたのにい!」

「じぇじぇじぇじぇじぇじぇっ!」

「あれ、勉さんは?」


ヒロシが勉さんがいなくなっていることに気づきました。

今の今まで思いつめた顔で指定席に座っていたはずの勉さんがいつの間にか姿を消していました。

泣き崩れる美寿々の肩を抱いた春子です。

… … … … …

一方、アキはまたユイに閉店後の『海女カフェ』まで呼び出されていました。

結局、ユイは『アメ女』のオーディションを受けることにしたようです。

スーツケースを持って現れたユイにアキは尋ねました。

「何泊するの?」

「オーディション受けるだけだから一泊だよ」

「その割には荷物 … でっけえな?」

「大丈夫、水口さん車で送ってくれるって」


アキが尋ねたのは、そういう意味ではありませんでした。

「 … もう帰って来ないの?」

ユイは否定しませんでした。

「わかんない … でも、親に言って出てきてるから家出じゃないでしょ?」

ユイなりの言い訳でした。

「遅いな、水口さん … 」

『海女カフェ』まで迎えに来ることになっていました。

… … … … …

その頃、まだ水口は採掘場にいました。

「水口 … 」

いつのまにか坑道に入って来ていた勉さんに声を掛けられて振り向く水口。

「あ、師匠」

自分の正体がばれたことを知らない水口は、うれしそうに話しだしました。

「ちょうどよかった、大きいのが採れたんで梨明日にもって行こうと思って … 」

立ち上がり琥珀を手渡そうとする水口に勉さんは言いました。

「破門だ」

「えっ?」


いきなり殴りつける勉さん。

「今すぐ出ていけ!」

誰に何を言われても穏やかな顔でいる勉さんが鬼の形相で水口のことを睨んで、出口を指しました。

… 水口はすべてを悟りました。

… … … … …

約束の時間を過ぎても迎えに来ない水口。

「運転中かな?」

いくら鳴らしても携帯に出ません。

ユイはあきらめて携帯を閉じました。

やるせない思いのアキ … どうしたらいいの …


ここにも母のようになりたくないと言って旅立った娘がいました …

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