NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年06月14日 (金) | 編集 |
第65話

『潮騒のメモリーズ』の復活ライブ、会場にいるはずのない母の姿をアキは見つけました。

なんでここに?

今日は梨明日の当番の日なのに … アキはパニックに陥っていました。


満員の観客をかき分けながら、近づいて来た春子、ステージの前でアキと対峙しました。

「袖が浜、海女カフェからお送りした今日のわんこチャンネル、そろそろお時間となりました。こちら8月15日まで1時と4時の2ステージ、毎日ユイちゃんアキちゃんに逢えるそうです … 」

レポーターがエンディングを告げて中継が終わると、春子はステージに上がってきて、いきなりアキの頬を叩きました。

頬を押さえて、しゃがみ込むアキを怒鳴りつける春子。

「立ちなさいよアキ、あんたどういうつもり?」

ユイが「自分のため」だとかばいましたが、春子は取り合いません。

「約束は約束です。お座敷列車で最後にするって、あんた言ったよね?

何はしゃいでるの?!」

「やめろ、落ち着け春ちゃん!」


大吉と池田がなだめましたが、春子は観客席に向かって大声をあげました。

「いやなんです! … 自分の大事な娘が、こういう男性のギラギラした好奇な目にさらされるのが!」

「別にそんな目で見てねえし!」


先頭に立っていたヒビキが口をとがらせて言いました。

「うるさいっ、メガネは黙ってろ!」

観客席からも春子にブーイングが起こります。

大吉が場所を変えるように言いましたが、春子は聞きいれようとはしません。

「3年生になったら、進路のこと将来のこと、ちゃんと真面目に考えるって … 言いましたよね、先生?」

「は、はい … あの、たまたま … 今日はたまたまです」


観客席にいた潜水土木科の教師、磯野はいきなり話を振られて慌てて弁解しましたが、その手にはしっかりとユイの顔写真が貼られた団扇を握っていました。

… … … … …

「叩くことねえべ … 」

「えっ?」


春子が振り返ると、アキが反抗的な目で自分のことをにらんでいました。

「何もいきなり叩くことねえべ、皆の前なのに」

アキが春子に口答えをするなんて初めてのことです。

「おらにはおらの考えがあるんだ … 叩くことねえべ!」

… … … … …

「確かに今のはやり過ぎだ」

アキの肩を持って、春子のことを非難したのは夏でした。

「ここはアキの職場だぞ。

そこさ乗り込んで、訳も聞かずに手を上げるとは … いくら親でもやり過ぎだ!」


夏の言葉をにらみながら聞いていた春子は、アキの腕をつかんで立ち上がらせると、観客席に向かって訴えました。

「 … 金輪際、チヤホヤしないでもらっていいですか?

普通の娘なんです、何なんですか … アキはここで、ごく普通の高校生活も送れないんですか?」

「うるせえ、ババア! 引っ込め!!」


観客の誰かが春子に対して罵声を浴びせると、一斉にまたブーイングが起こりました。

「ババアっつったなババアって、誰だよ、ババアっつったのは?」

観客側をにらみ返す春子。スケバン時代の迫力は健在でした。

そんな春子の姿にうろたえるアキ、目を伏せる夏 …

… … … … …

そして …

長内夫妻や大吉たちも同席して、春子とアキの話し合いの場は天野家に設けられました。

打たれた頬を氷で冷やしているアキを見て、春子は嫌味を言いました。

「大げさな、ちょっと当たっただけじゃん」

「いやいやいや、中々の闘魂注入でしたよ」


責任を感じたのか磯野もついて来ています。

「よく顎が外れねがったな」

組合長が反対に春子に嫌味を言いました。

「 … 叩いたことは悪かった、ごめん」

自分の非を認めてアキに謝りました。

「でもママ、絶対に許さないからね、あんなチャラチャラしたの」

しかし、譲れないことは、決して譲らない春子でした。

「ただのチャラチャラじゃねえ、おらなりの考えがあってチャラチャラしてたのだ」

「どんな考えよ、言ってごらんなさいよ」


にらんだまま黙ってしまったアキに代わって、ユイが口を開きました。

「私を家から出そうと思って … ねえ、そうだよね?」

アキは肯定も否定もしませんでした。

「水口さんの件で私がふさぎ込んで … 」

「ユイちゃん、黙ってて … アキに聞いてるの」


春子はユイの言葉を遮りました。

しばらくの間の後、アキは訥々と話しはじめました。

「元々、ユイちゃんがデビューして、それで帰って来て凱旋公演やるために造ったステージだけど … 」

「家から出なきゃデビューできないよって」


ユイが言葉をつけたしました。

「 … ユイちゃんに早く元気になってほしくて」

それが理由だという顔をしたアキ。

「それだけ?」

春子は聞き返しました。

「えっ?」

「だったら、ユイちゃんひとりでいいじゃない、あんたまで一緒になって歌う必要なかったじゃない」


勘のいい母には見透かされている … アキは観念しました。

… … … … …

「それだけじぇねえ … 」

一同が身を乗り出しました。

「言いなさい、怒んないから」

「おらも 歌うの 好きだから … 歌って、ワイワイ言われるの 気持ちいいから

最初はただ海女の格好して、電車さ乗って、弁当売ってた頃は何が面白れえのかわかんねがった … 何もしてねえのに写真バシャバシャ撮られて …

だけど、お座敷列車でユイちゃんと歌って、とにかく楽しがった …

あん時のお客さんの笑顔や声援が忘れられねくて、ありがとうありがとうって … 来た時よりも確実に元気になって帰って行くお客さんの顔が忘れられねくて … 」


春子が無意識に母、夏の口グセを口にしていたように、母から娘へ、娘から孫へと繰り返す。

天野家の遺伝子のなせる技なのでしょうか …

「そりゃでも海女やってる時から感じてることだ … 潜って、ウニ獲って、ウニ剥いで、お客さんに喜んでもらう … んだ、サービス業だ!

海女もアイドルも一生懸命サービスしてお客さんに喜んでもらうのは一緒だって、おら気づいたんだ!」


拙いけれど懸命に自分の言葉で母に伝えようと話したアキ。

そのことは春子にもわかりました。

「で、さっき言ったよね、自分なりの考えがあってチャラチャラしてるんだって … 何よ、どんな考えよ?」

立ち上がったアキの口から誰も思いもよらなかった言葉が飛び出しました。

おら、アイドルになりてぇ!

… … … … …

「アイドルになりてえ、歌って踊って、潜ってウニ獲って、上がって食わせる、そんなアイドルになりてえ!」

つかつかとアキに近づいた春子は、また娘の頬を叩きました … さっきよりも強く。

「春ちゃん!」「春子さん!」「おばさん!」

「おばさんじゃない! いつどんな時もあたしは誰のおばさんでもありません!」


春子の必然性のない主張、夏は頭を振りました。

「わあああ … 」

でっかい図体のアキが子供のように泣き出しました。

「泣くなっ!」

「叩くから泣くんだべ、1日2回も!」


叩かれるようなことを言うからだと春子、食って掛かるアキ。

「だって、バカじゃん!

歌って、踊って、潜って、ウニ獲って、食わせるアイドル?!」

「歌って、踊って、潜って、ウニ獲って、上がって、食わせるだ!」


相当低レベルな言い争い … 夏はまるで昔の自分と春子を見るような気分でした。

ここでも繰り返し … 

「同じよ!!」

「同じじゃねえ、海から上がんねえと、息続かねえべ! 潜りっぱなしじゃ、それこそバカだ!」


目に涙を浮かべたまま、母に悪態をつくアキ。

春子の手がアキの頬を掴みました。

「うええ … 」

「泣くなあ!」


春子は一同を振り返って言いました。

「この子ねえ、バカでしょ、バカなんですよ。将来のこと真剣に考えろって言ってるのにぃ!」

「考えたべ」


涙声のアキ、しかし気持ちは負けていません。

「考えた結果が? … バカ過ぎるって言ってるんだよ、ねえ先生?」

またいきなり話を振られた磯野。

「ええっ … へへへ、潜水土木科の担任としては、やはり南部もぐり的な要素も入れてほしかったですねえ」

「えっ?」

「あの、歌って潜って、足場組んで、ふたり一組で作業するアイドル?」


アキは磯野を突き飛ばして、外に飛び出しました。

「待ちなさい、アキ!」

玄関の前で振り向いたアキ、春子に向かって、また悪態をつきました。

「バカって言う方がバカだ、バカっ!」

遅れてやってきた反抗期か、アキのあり得ない言動に春子は唖然としていました。

「アキちゃん?!」

ユイも思わず …

「ママなんか嫌い、大っ嫌い!」

走り去るアキ。

いつものアキでは考えられない振る舞いに誰もがショックを受けていました。

… … … … …

堤防の先まで走ってきたアキ、灯台にもたれて … 目に入った、若かりし頃の春子の落書きを何回も踏みつけました。

… … … … …

「嫌な予感してたのよ、吉田君に借りた映画のビデオ … 潮騒のメモリー … あたしが寝てから毎晩見てたのここで。

夜中の2時3時まで、時々はさ巻き戻して、セリフ復唱したりしながら」

「おらも見た … 鈴鹿ひろみみてえになりてえって言ってた」


夏の話を聞いて、かつ枝にも心当たりがありました。

「海女カフェでもしゃべってたもんな、鈴鹿ひろみはすげえって」

「マジで?」


次々と出てくる事実に春子の憂鬱は高まっていきます。

「だからいつか女優になりたいとか言いだすんじゃないかと思ってたけど … あそこまでバカだとわね」

… … … … …

閉店後の海女カフェ。

灯りを消したフロアにアキとユイはいました。

「本気なの、アキちゃん?」

「うんっ!」

「アイドルになりたいって本当に思ってるの?」


ユイは何度も念を押して聞いてきます。

「わがんねえ … 売り言葉に買い言葉の気もするし、実は随分前から考えてた気もする」

「うそ、うそ … 私のせいかな?」


何だかどんどんアキを巻き込んでいるようで責任を感じるユイ。

「わがんねえ、お座敷列車とか海女カフェとか楽しかったし … おらはただ人が集まる場所で歌ったり踊ったり、潜ったりして、周りの人が元気になればそれでいい。

うん、それがアイドルだっていうならそうだし、海女さんだっていうなら、そうなんだべ」


ユイはアキのことを見つめています。

「まあ、アイドルなんかなれる訳ねえけどな」

「そんなことないよ、なれるよ … っていうか、もうなってる」

「おらが?」


うなずくユイ、アキの顔がほころんでいきます。

「そもそもアイドルの定義って曖昧じゃん、自称アイドルなんてごまんといるわけだし …

でもうちら違うと思う!」


ユイは両手でアキの肩をつかみました。

「今日のイベントだって、結局200人近く集まったじゃん … 東京でも通用するって」

アキから笑顔が消えました。

「ごめん … 東京には行ぎたぐねえんだ、ごめん」

ユイから離れて腰かけたアキ。

「いい思い出ひとつもねえし、学校も嫌いだし、友達もいねえし … 東京って聞くだけで足が震える」

ユイはアキの隣に腰かけました。

「ユイと一緒でも?」

そう尋ねられても答えることができないアキでした。

… … … … …

その時、アキの携帯に着信が … 水口からです。

「 … アキちゃん、今日のイベント観たよ、海女~ソニック」

「じぇっ、な何で?」


イベントに参加していた誰かが自分で撮った動画をネットにアップしていたのです。

「 … 音とか割れちゃってるけど、勢いだけは伝わった … っていうか勢いしか伝わらなかったけど、大切なのは勢いだからね。

今ちょうど、太巻さんが観てる」


黙り込んでしまったアキ。

電話の向こうの水口も隣に座っているユイも不審に思っています。

「 … あれあれどうした、絶句? じぇ、じぇっく?」

北三陸にいた時と違って、水口は軽口を叩きました。

「すいません … 」

ユイが電話の相手は誰かと尋ねました。

「えっと、水口さん」

「何で何で?」


… どうしてアキちゃんが水口さんと?

アキはユイを制して受話器に耳を傾けました。

「 … もしもし、はじめまして、太巻ですけど」

いきなり電話の相手がボスに代わりました。

「 … 君どっち、ユイちゃん?」

「アキです」

「 … あ、そう 夏休みだよね、今? 東京出て来れる?」


単刀直入でした。

アキはまた黙り込んでしまいます。

「 … もしもし、いつ出てこれる?」

「代わろうか?」


ユイの申し出に首を振るアキ、それどころか電話を切りかねません。

「貸して!」

ユイはアキから無理やりに携帯を奪い取りました。

「もしもし、はいそうです、ユイです … 」

初めて母親に反発した夜、東京から誘いの電話がありました。


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