NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年06月27日 (木) | 編集 |
第76話

< 素人参加型オーディション番組『君でもスターだよ!』で見事チャンピオンに輝いたママ … しかし、番組は急遽打ち切られ、歌手デビューの夢は断たれ、ママは途方に暮れていました。

… 今から25年前のことです >


… … … … …

< 1984(昭和59)年、夏 … 路上ではとんでもない格好で若者が踊っていたり、「ソイヤ、ソイヤ!」と叫んだり、いろいろとやがましかったようです。

そんな都会でママが辿り着いた場所は、原宿の純喫茶『アイドル』 … 竹下通りを1本入った場所にあったこの喫茶店で、時給550円でアルバイトしながら、ママはアイドルを夢見ていました。

そんなママを店主の甲斐さんは、娘のように可愛がってくれたそうです >


… … … … …

「春ちゃん、昨日のオーディションどうだったの? あのスケバンがヨーヨーで戦うやつ」

「ああ、あれね、ダメだったみたい … 」

「そうか、ピッタリだと思ったんだけどね」


春子にオーディションの結果を聞いて、我がことのように残念がる甲斐。

< 東京に出てきて、1年が経とうとしていました … >

カウンター内に置いたテレビを見ながら、甲斐はぼやきました。

「こいつらがテレビに出れて、何で春ちゃんが出れないんだろうね?」

テレビには今人気のおニャン子クラブが映っています。

「甲斐さん、最近そればっかり」

「だってそうだろ、6番とか9番とか微妙だろう? 歌だって、4番より春ちゃんの方がうまいしさ … まあそこそこ可愛いんだけどね」

< 1985(昭和60)年、秋元康が楽曲を手掛けた『おニャン子クラブ』がブレーク、素人全盛時代が来ました >


… … … … …

< … プロ意識を持って、上京してきたママにとっては、受難の時代でした >

とあるオーディションの面接。

春子のエントリーシートのプロフィールを見ながらディレクターが隣のスタッフに尋ねました。

「岩手県 … 岩手って何有名だっけ?」

「え~ なまはげ、キリタンポ?」

「わんこそばです … あと、冷麺とじゃじゃ麺も有名です」


笑顔で答える春子。

「素人っぽくないよね、なんか君? … 面白い話して」

「あっ、じゃあ岩手だし、ズーズー弁でしゃべってみて」


無茶振りされて、春子はとまどいながら …

「 … おばんです」

その瞬間、スタッフの男がストップウォッチを押して、面接の終了を伝えました。

このままでは何もアピールできずに終わってしまいます。

切羽詰った春子は、次のエントリーシートに手を伸ばしかけたディレクターに言いました。

「あの、母は三陸海岸で海女をやっています … 北の海女っていって、素潜り漁では世界最北端なんです」

「なんだ、面白いネタもってるじゃん」


少し興味を持ってくれたようです。

「じゃ、やってみてよ … ここ海、ちょっと潜ってみて」

ディレクターに促された春子は靴を脱いで、椅子の上に立ちました。

そして、鼻をつまんで片手をあげて潜るポーズを取った時、スタッフがまたストップウォッチを押して言いました。

「はい時間です、結構です」 

『 … 情けなかった … あんなに嫌っていた母さんに、嫌で嫌で飛び出した袖が浜の海女さんに、土壇場で頼ってしまった … それほど、当時のママには何も誇れるものがなかった。

初々しさもない、歌もそこそこ …

だから練習した、一生懸命ヴォイストレーニングやダンストレーニングにも通った … 一歩でもプロに近づきたくて日々努力を重ね、ようやく上京したら、素人の時代 … 何て間が悪いのかしら』

… … … … …

そんなある日のことでした。

「レスカ2つ」

< レモンスカッシュをレスカと略すのがすでにちょっとダサかった昭和60年、青年は純喫茶『アイドル』にやって来ました >


女性連れの青年は、そう注文すると席に着きました。

「 … 25歳までね、トシちゃんのバックで踊ってたの、いやホントホント、『原宿キッス』の頃かな」

どこかで聞いたような話を女性にしています。

「今いくつに見える? 46? … おしい、26! ふふふふ」

< この老け顔の青年が後に秋元康にあこがれ、数々のアイドルを排出する辣腕プロデューサー、あの荒巻太一になろうとは?! >


… … … … …

「でもさ、番組終わっちゃってね … ほら、『君でもスターだよ!』ってあったじゃん?

で、引退して今はスカウトやってるの」


動揺した春子が手にしていたお盆を落としてしまって、その音が店内に響きました。

「失礼しました」

頭を下げる甲斐と春子。

荒巻は大して気にせずに話を続けています。

「名刺渡しておきますね、荒巻です」

荒巻の前に座っていた女性が突然立ち上がりました。

「ごめんなさい、親が厳しいので裸は無理なんです」

「えっ、裸なんて言った? ちょっと待って、俺裸とか … 」


聞く耳持たずに出て行ってしまいました。

ドアの前で佇む荒巻 …

「 … いくら?」

しかたなく勘定を済ませます。

春子は食器を片付けながら、テーブルの上に置かれてあった荒巻の名刺をこっそりポケットにしまいました。

… … … … …

< えっ、ママと太巻さんって知り合いだったの? >

アキは便箋をめくりました。

しかし、そこに書かれていたのは …

『 … 以上。

春子』

それで締めくくられていました。

< 手紙ここで終わってるし、唐突!

「体に気をつけて」とか、そういう母親らしい言葉も一切ない … >


封筒を振っても、もう何一つ出てはきませんでした。

「 … どう思います?」

思わず声に出てしまいました。

「 … どうかと思うよ」

… … … … …

いつからいたのか、水口がテーブルに座っていました。

「じぇじぇっ!」

勉さんのような仕草で何かを磨いています。(琥珀?)

「いつまで起きてるんだよ?」

「あ、すいません」


慌てて、部屋に戻ろうとするアキを呼び止めました。

「会いに行ってきたよ、ユイちゃんに」

「じぇじぇじぇっ」

「まあ、会えなかったんだけどね … あっ」


思い出したように、傍らにあった紙袋から何かを取り出して、アキに放ってよこしました。

「これおみやげ、ブティック今野の新作」

他では絶対に売っていないような、派手な幾何学模様のパンツでした。

「わざわざ、北三陸さ行って来たんですか?」

「うん、ユイちゃんのお父さん、盛岡の大学病院へ転院することになったんだ … 幸い手術は成功して、意識も戻ったらしい。

ただ、後遺症っていうか、介護が必要になるんじゃないかって … 今もずっと付き添ってるみたい」


功の回復のめどが立たないと、ユイも何とも言えない状況だと、水口はよしえから伝えられていました。

… … … … …

「 … どうする?」

水口はアキに尋ねました。

「えっ?」

「岩手に帰ってもいいんだよ … 元々はユイちゃんの方が積極的で、君は付き添いみたいな感じだったし … 今帰ればまだ潜れるだろう?

海女の皆さんも戻ってきてほしいんじゃないかな」

「シャドウに選ばれたんです」


アキは今日、太巻に会ったこと、有馬めぐのシャドウに選ばれたことを話しました。

「へえ、有馬めぐのシャドウにねえ … 」

「ダンスを採用してもらいました」

「ただの気まぐれだと思うけどね … やるんだよ、たまに、人気も実力もない新人をいきなり抜擢して、メンバーに危機感を持たせる、噛ませ犬だよ」

「そうなんだ … 」


アキのささやかな自慢は吹っ飛びました。

「有馬、最近『これ』だったからね」

『天狗』のジェスチャーをしました。

「でも、明日から気合入れてくると思うよ、絶対休まないだろうね … それでもシャドウやる?」

ことごとくアキの気持ちをマイナス方向に煽るような物言いをする水口です。

「 … はい、もうちょっとやります … ユイちゃんと約束したから

ユイちゃんをここさ呼ぶために、もうちょっと頑張ります」


アキはそう宣言しました。

水口の琥珀を磨く手が止まりました。

「そっか … わかった、じゃあ俺もそのつもりで、手抜かずやるわ … おやすみ」

洗面所の鏡に映った自分の顔を見つめるアキ … 何を思う …

… … … … …

< 次の日、ようやくユイちゃんからメールが来ました。

病院にいて返事が打てなかったこと、お父さんの病気が少しずつ良くなっていること、そして … もうすぐ東京に行くことを知らせるとても元気でポジティブなメールでした。

それは、こんな一文で締めくくられていました。

☆CATCH A DREAM!! Yui☆ >


… … … … …

< 一方、おらたちGMTの日常は中々にハードでした。

夜はひたすら奈落でダンスの稽古 … ショーの本番中は、正規メンバーが奈落を猛ダッシュするので、気が抜けません。

時には裏方の仕事も手伝わされます >


… … … … …

「集合~!!」

合宿所に戻ってそれぞれくつろいでいるメンバーにリーダーのしおりが招集を掛けました。

< 就寝前には、ミーティング … >

「もう、ヤバいと思うんだよ、うちら! … もっと危機感持たないとさ、テレビ欄とか、携帯とか、ドライヤーとか、女子会?

ふざけんなよ、マジで危機感持てよ、ねえっ!」

「アンドゥヤル(※そうだ)、うちら縁の下の力持ちじゃないのに … 早く地上に出ないといけんよ」


喜屋武がうなずきながら言いました。

… … … … …

< 2学期が始まり、おらは二度目の転校を経験しました。

今度の高校は、朝比奈学園芸能コース … なので、売れてる子は学校に来ません、遅刻や早退がステータスなのです >


ポツンポツンと空席が目立つ教室で、授業を受けるアキ、しおりと喜屋武はクラスメートです。

… … … … …

< 上京して1週間、あの日以来、太巻さんは劇場に現れません … やっぱり、気まぐれだったのかも知れません >

… … … … …

ある日、アキは上野の町を歩いている時に懐かしい声を偶然耳にしました。

そこは、移動式の屋台が並んでいる通りで、そのうちの一台から声は聞こえてきました。

「そばですか、うどんですか … まめぶですか?」

「!!」

「はい、次の方、そばですか、うどんですか … まめぶですか?」

「カレー南蛮は、そばですか、うどんですか … まめぶですか?」


やたらとまめぶを勧めるその女性の声。

アキは足を止めて、その屋台に近づきました。

暖簾に書かれた屋号は「安部そば」 … 間違いありません!

思い切って暖簾をくぐりました。

「いらっしゃい!」

声の主は … そこにいたのは紛れもなく、安部小百合でした。

「じぇじぇっ!」

突然現れたアキを見て、目を真ん丸にして驚く小百合。

「じぇじぇじぇじぇじぇっ!」

「じぇじぇっ」

「じぇじぇ」

「じぇじぇじぇじぇじぇじぇ … 」


思いがけない再会でした。

… … … … …

とんでもない格好で踊っていた若者たち …

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ソイヤ、ソイヤ!と叫んでいた人たち …

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スケバンがヨーヨーで戦うやつ …

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そこそこ可愛かった子たち
ちなみに6番・樹原亜紀、9番・名越美香、4番・新田恵利です …

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