NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 09«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »11
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年07月03日 (水) | 編集 |
第81話

アキの元にユイから、「もうすぐ東京に行けそう」というメールが届きました。

『 … アキちゃんとの約束、やっと果たせそうです。

潮騒のメモリーズ完全復活まで、もうちょっと待っててね。

☆CATCH A DREAM!! Yui☆』

「いがったあ … 」

… … … … …

梨明日に駆け込んで来たヒロシ。

息を切らしながら店内を見渡しましたが、まだ客は大吉と保のふたりきりしかいません。

「あ、ヒロシ君 … 今日、お母さん来たよ」

「えっ?」

「聞いてない? 何か家に帰る途中って言って寄ったよ、ここに」


考え込むヒロシ、どこか様子が変です。

「何、どうしたの?」

「帰って来ないんです … オフクロが、財布だけ持ってどっか行っちゃって」


驚く、春子。

「何か変わった様子なかったですか?」

そう言えば、待合室のベンチにぼんやり座っていたり、話をしていても少し元気がなかったようにも思えます。

< 1週間経っても、ユイちゃんのママは姿を見せず、ついに警察が動き出しました … ストーブさんが捜索願を出したのです >

駅の待合室には尋ね人の貼り紙、最後に会った者として春子も警察の事情聴取を受けています。

… … … … …

「魔が差したんだべなあ、介護が一段落してさ、『おらの人生これでいいのか』って考えたんだべな … 」

待合室の現場検証をリアスの中から窺がいながら組合長が言いました。

「まあ、もともとあの嫁はこっちの人でねえべ?」

「んだ、山の手のお嬢様だって話だ」


かつ枝に弥生、久しぶりに海女クラブの皆がリアスに勢ぞろいしています。

「盛岡で女子アナやってて、20歳そこそこでお見合い結婚して」

美寿々の言葉にうなずきながら弥生が言いました。

「ねっからのサブレだ」

「 … セレブだと思う」


間髪を入れずに珠子がツッコミます。

「鳩セレブだ」

弥生の照れ隠し(?)のギャグに笑ったのは、組合長と今野、親父たちだけでした。

「まあ何にしろ、最近の嫁っこは根性が足りねえ」

「んだんだんだ、お高く留まって、近所づきあいしてねえから、こういうことになるのだ!」


失踪したよしえに批判的な昔の嫁のふたり。

「でもな、あんなに若くてきれいな嫁ごもらったら、おらだって外さ出さねえって」

「何だと、この野郎!」


今野の冗談に弥生が怒って掴みかかっているところへ、事情聴取を終えた春子やヒロシたちが店に入ってきました。

「おめえらみたいな夫婦ならいがったんだがなあ … 普段から誰にも憚らず、つかみ合う夫婦なら心配ねえ。

… ところが、おめえの母ちゃん、完璧主義だべ?」


弥生たちのことを見ながら、夏はヒロシに向かって言いました。

「才色兼備にして良妻賢母か … そういう女は案外もろいんだよ」

春子は夏のことをたしなめましたが、ヒロシは答えました。

「確かに、母の口から不満も愚痴も聴いたことないです … だから、てっきり幸せなんだと思っていました。

父の介護も進んでやってるとばかり … 何で気づかなかったんだ?」

「そう自分を責めるな、ストーブ。そのうちひょっこり帰ってくるべ」


がっくりと肩を落としたヒロシをなぐさめる大吉。

「お父さんは、足立先生は知ってるのか?」

保が尋ねました。

「まだです … 様子見て、もうちょっと回復したら、話そうと思います」

「ユイちゃんは?」


春子が尋ねました。

「東京行きあきらめたのか?」

「親父の面倒は俺が見るから行けって言ったんですが … あいつもそこまで子供じゃねえがら」


… … … … …

ユイは … 散らかった部屋でうずくまっていました。

携帯に着信がありましたが、相手も確認せずに放り捨ててしまいました。

そして、深いため息 …

留守番電話に繋がって、メッセージが聞こえ始めます … アキからでした。

『ユイちゃん、お母さんのこと聞きました。

何か … 何て言っていいかわかりません … 』

… … … … …

「でも、なんくるねえぞ!

… 今のは沖縄の言葉で『どうってことねえ』って意味です。

水口さんに代わります」


アキは携帯を目の前にいる水口に渡しました。

「どうも、GMTのプロデューサー … 」

そこで留守電が切れてしまいました。

「あ、切れた? ごめんなさい」

「なんくるないさ」


水口は肩をすくめながら、そう言ってアキに携帯を返します。

… … … … …

「なして、なして神様はユイちゃんにばっか意地悪すんだべな … 」

あまりにも理不尽と感じたアキは、水口にそう愚痴りました。

「大丈夫、この逆境乗り越えたらユイちゃん強いよ … 無敵のアイドルだよ」

「だども、不憫だべよ … ユイちゃんの方がおらよりめんこいのに、華もあるのに … 」

「 ・・・ 」


水口の顔をじっと見つめ、何かを待っているようなアキ。

「そんなことないよ … とは、言わないんですね?」

「 … ああ」


正直な水口、思い出したかのように言いました。

「社長が呼んでる」

「じぇっ!」


… … … … …

水口に伴われて、アキは社長室を訪れました。

「有馬めぐのシャドウだよね?」

「あ、はい、マメりんの」

「マメりん言うな、センターだぞ!」


注意する水口。

「そのマメりんが昨夜事故を起こした」

「じぇっ!」

「信号で追突されたらしい … ムチウチ、全治2週間だそうだ」

「じぇじぇ … 」


太巻はそのまま黙り込んでアキの顔をじっと見つめています。

取りあえず、愛想笑いするアキ。

「笑った、水口、この子笑った!」

急にはしゃぎはじめました。

「いやいやいや … 」

アキは何が何だかよく分かりませんが、否定しました。

「そりゃそうだよな、シャドウだもんなあ … この日のために、ずうっと奈落でがんばってるんだもんなあ」

「はい … じゃあ、今日から?」

「今日から何?」


意地悪く聞き返す太巻。

「今日からステージに立てるんですか?」

アキがそう言うと、太巻から笑顔は消えて、立ち上がりました。

「ケガ自体は大したことない、問題は隣にいた男だ」

「男?」

「男の車に乗ってたんだよ、俳優のイケメンの … 何かゴルフのミュージカルに出てる奴」


水口が説明しました。

その記事が女性誌に載るという情報が入ったのです。

「相手はあっさり事実を認めた … 事故の30分後にファックス流して …

『大切なお友達の一人で お互いを高めあい 刺激を求め合う 特別な存在の知人です』」

「全然わかんないっ … という訳で、しばらく体調不良で休ませることにした」

「じゃあ、やっぱり今日から … 」


改めて太巻の言葉を聞いたアキ、チャンスが訪れたかに見えました …

突然、社長室のドアが開いて … 当の有馬めぐがものすごい勢いで入ってきました。

その首は痛ましくコルセットで固定されています。

「私、出ます!」

「マメりん … 」

「シャドウなんかいりません … 休みたくない、穴開けたくないんです!

お願いします!!」


頭を下げましたが、ムチウチの首が痛み声をあげました。

「落ち着いて有馬、頭上げなさい」

首を押さえながら、顔を上げためぐに太巻は尋ねました。

「今日ステージに立つと、マスコミが殺到するぞ、釈明を求められるぞ、いいのか?」

「構いません! … 私にはやましいところありませんから」

「相手の男は?」

「会ったことありません!」

「本当なのか? … 俺の目を見て言えるのか?」

「はいっ」


毅然と返事をしました。

「よし出ろ、俺が責任を取る」

めぐは太巻に礼を言い、アキのことをにらむ社長室から出て行きました。

… … … … …

「予想通りの展開だな … ごめ~ん、マメりんのシャドウをやってる限り、君は奈落から這い上がれない」

やはりアキは、噛ませ犬だったのでしょうか …

目の前で起こった出来事と太巻から受けた通告 … アキの頭は混乱していました。

「それじゃ可愛そうだから、社長がチャンスをくれるそうだ」

すべて太巻の筋書き通り??
 
… … … … …

アキは水口に無頼鮨へ連れていかれました。

カウンターには、鈴鹿ひろ美がいてふたりを見るなり、手招きしました。

並んで座っている数名の客にアキのことを紹介しました。

「こちらが今話してた … 」

「天野アキです」

「ここにいるのがBS時代劇『静御前』のスタッフです」


アキにもそう紹介しました。

「というわけで、明日は8時回しだから、6時半西口玄関、よろしくね」

「えっ、えっ、えっ? … 水口さん?」


アキは、ひろ美の言っている意味が分からずに水口に助けを求めました。

「すいません、彼女まだ何も … 」

「あら、そうなの? … 付き人を探してたの」


アキにそう言いました。

「えっ、おらが?」

「『おら、付き人になるだあ … 』の巻よ」


そう言えば、先日、この店でひろ美と太巻を見かけた時、つい立越しだったので聞き取りにくいところもありましたが、そのような話を聞いた覚えがありました。

「 … お願いね」

「あらら、どうすべえ … ちょっと、考えさせてもらっていいですか?」

「じょじょっ」


意味不明な言葉を口走って、表情が曇るひろ美。

「すみません、まだ子供なんで … 」

ひろ美は、頭を下げる水口とアキを席につかせました。

「あの、何で私なんですか? … ひょっとして同情してんのですか?」

怖いもの知らずというか、アキは単刀直入にひろ美に質問しました。

「じょじょっ」

またあの言葉を口走り、ひろ美の口調がきつくなりました。

「何で私があんたに同情しなきゃなんないの?」

「ごめんなさい … 2回もご馳走になったから」

「あんた、私より可愛そうだっていうの? … 冗談じゃない、私だって随分可愛そうよ、負けないよ!」

「でも、だって有名な女優さんじゃないですか?」


ひろ美は思いっきりアキの方を向きました。

「それが何? … 有名な女優さんだから、幸せだとおっしゃるの?

あはは、ちゃんちゃら可笑しい … あんたに私の何が分かんのよ?」


水割りを一気に煽りました。

「すいません、まだ子供なんで」

とりなす水口、しかしアキはまだ続けました。

「今日は何だか、いろいろあったんです … 親友が、田舎から出てくる親友が出てこれなくなったりとか」

「お父さん、倒れちゃったんでしょ?」

「えっ?」

「 … しかも、お母さんが失踪して」

「やだ、何で知ってるんですか?」

「彼から聞いたのよ」


… … … … …

ひろ美が顎で指したのは … ちょうど買出しから戻ってきた … 種市でした。

それも、寿司屋の身なりをしています。

「じぇじぇっ!」

「じぇじぇ、か … だよね、『じょじょ』は『奇妙な冒険』よね … あははははは」


ひろ美はひとりで可笑しそうに笑っています。

「あれ、君確か潜水土木の?」

水口も北三陸で何回か顔を合わせているので、種市のことは知っていました。

「どうも … 」

「どうもじゃねえべ先輩、田舎さ帰るんじゃなかったのか?」

「やめた。ここで働くことにした」


きっぱりと答えました。

「何でだよ? ユイちゃん、今大変なんだぞ … 帰ってやったらいいべ!」

「うるせえな、俺にはおれの考えがあるんだよ」


そういうと調理場の奥へ行ってしまいました。

「こないだの説教が効いたみたいだよ」

梅頭がアキにそう言いました。

「せ、説教?」

『 … エリートでプライド高えのは、先輩の方でねえか?!

… 何だよ、おらの初恋の相手はこんなちっちえ男だったのかよ?!』

「 … あれから、2、3日後かな、訪ねてきたの、ここで働きたいって … まあ、うちもちょうど若いのが辞めたとこ … いらっしゃい!」

「いらっしゃいませ」


入って来た外国人の客を案内する種市と目があったアキは思わず逸らしてしまいました。

「じぇじぇじぇじぇじぇ、参ったな … 」

「で、どうするの? … 付き人、やるの、やらないの?」

「あ、え~と … 」


… … … … …

「やんなよ、アキ」

寮に帰って、仲間に話すと、しおりは付き人になることを勧めました。

「でも … 」

まだ決めかねているアキ … どちらかというと乗り気ではありません。

「だって、奈落で踊ってたって、チャンス回ってこないんでしょ?」

「有馬めぐって干されてた時期があってさ」


恋愛ご法度のアメ女、有馬めぐは元彼と撮ったプリクラが出回ったことで、半年以上も休業に追い込まれたことがあるのです。

「そういう苦い経験があるから、根性座ってるんだよ」

水口は、そう言いました。

「だったらさ、鈴鹿ひろ美の付き人やった方が勉強になるじゃん」

しおりの言うこともアキにはわかります。

「またお寿司おごってもらえるし」

呑気な喜屋武。

「ただ天野、鈴鹿ひろ美、かなり面倒くさいからね」

「 … はい」


水口の忠告にアキはうなずきました。

… … … … …

『ご用件がある方は、メッセージをお入れください … 』

ユイの携帯は相変わらず留守電にしか繋がりません。

「もしもし、ユイちゃん、元気? … 元気ないのは分かってんだけど … おら、鈴鹿ひろ美さんの付き人になりました」

結局、アキは承知したのです。

「 … ちょっとね、アイドルからはちょっと離れちゃうけど」

アキが迷っていたのは、それが大きな理由でした。

「鈴鹿さん、面白いし、やってみようと思います … また電話します、おやすみ」

< その後、ユイちゃんから連絡が来ることはありませんでした … >


… … … … …

1ヶ月後 …

北三陸駅、いつもと変わらない朝の風景。

駅舎内の掃除をしながら、通勤通学の乗客を見送る吉田。

改札を抜けてきた見るからにヤンキーっぽいカップル、男が持っていた空き缶を適当に放りました。

「おい君たち、空き缶はちゃんとくずかごに … 」

「ああっ?」


振り向いた女の顔を見て、吉田は息を飲みました。

「 … んだよ?」

凄みを利かせてにらんだのは … 紛れもなくユイでした。

髪の毛はまだらに染めて、かつてのユイならダサいと嫌ったであろうファッションに身を包んでいます。

「何でもないです … 」

そう答えるのが精いっぱいの吉田。

「いくぞ、ユイ」

同じようなスタイルの男に促されて、ユイはフラフラと駅舎を出て行きました …

大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女とよばれて 前編 [DVD]

新品価格
¥16,211から
(2013/7/3 14:50時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。