NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年07月26日 (金) | 編集 |
第101話

突然、GMTのデビュー曲のレコーディング中止を告げられて、納得できないアキ。

皆が止めるのも聞かずに太巻に迫りました。

「中止ってどういうことですか?! … デビューできないんですか?」

母・春子が太巻から受けた仕打ちに重ねてしまうアキ … 無理もないことでした。

「母のせいですか? … 天野春子の娘だからですか、私が?」

1歩2歩にじり寄る太巻の口から出た言葉。

「 … そうだよ」

… … … … …

太巻は否定しませんでした。

「 … うちにいる限り、君はデビューできない」

そう言った後、太巻は社長室のドアを開けて、アキに言いました。

「入りなさい」

「えっ?」

「水口も … ふたりきりだとしんどい」


… … … … …

太巻に従って部屋に入るアキと水口。

その場に残された河島とGMTのメンバーは理由も分からずに戸惑うだけです。

「な何、アキのママがどうしたの?」

春子と会ったことがあるのは喜屋武だけです。

「スナックのママさ、でじ綺麗な人だったよ」

「もしかして昔、できとったんじゃなかと?!」


勝手に不謹慎な推測をした真奈のことを河島が制しました。

「おいおい、何を根拠に?!」

「ってことは、アキ隠し子?!」

「うわああ、きつか ~ 太巻がばいよお」


一同は、社長室の入り口に貼りついて中の様子を窺がいました。

ガラス張りなので動きは丸見えですが、完全防音を施されているので話し声は一切聞こえてきません

… … … … …

「どこまで聞いてるのか知らないが … 面倒くさいから全部話そう」

席に着いた太巻はふたりに向かって言いました。

「確かに君のお母さんと過去にいろいろあったのは事実だ」

「えっ?!」


思ってもみなかった事実を初めて聞いた水口は、探るような目で太巻のことを見ました。

「そ、そっちのいろいろじゃないよ」

水口に『いろいろ』の意味を誤解されないように太巻は慌てて念を押しました。

「水口もこの業界にいるんなら、聞いておいて損はない。

… 何を隠そう、鈴鹿ひろ美のデビュー曲を歌ったのは、彼女のお母さんだ。

『潮騒のメモリー』を歌ったのは、天野春子だ … このことは鈴鹿さんも知らない」


アキの眉のあたりがピクッと動きました。

てっきりひろ美は承知の上のことだと思っていたからです。

しかし、彼女自身が影武者のことを知らないのであれば、先日の言動も合点がいきました。

「いや、意味わかんない … えっ?!」

太巻の話がよく理解ができない水口は混乱しています。

「そのことを知っているのは、天野春子とそのレコーディングに携わったスタッフ、それから … 」

無言で自分、アキと水口のことを指差しました。

「… の3人だけだ。

絶対、口外するなよ」


怖い顔をしてくぎを刺した太巻。

「しゃべったら … 」

机の引き出しから鍵を取り出すと、後ろにある金庫を開けました。

それを見て、何を思ったか水口は壁際に吊るされているハンガーを手に取ります。

そして、金庫の中から何かを手にして振り向く太巻めがけて振り上げました。

… … … … …

「うわあ!」

社長室の外で見ているメンバーから悲鳴が上がりました。

「何だ、武田鉄矢か?!」

口走る河島 … わかる人が分かればいい(謎)

… … … … …

太巻が手にしていたものは1本のカセットテープでした。

「えっ?!」

勘違いに気づいて振り上げた手を下ろす水口。

「すいません、殺気がすごくて … 殺されるかと … 」

「 … バカか?」


太巻はそのカセットをテープレコーダーにセットして再生しました。

流れ出したのは、アキが聞きなれたあの曲のイントロです。

しかし …

てよ その火を び越えて いた アイ ミス ユー

歌い出した瞬間から、酷く外れた音程 … 春子の声ではありません。

「うわっ、何すかこれ?」

思わず声を上げる水口。

「これが鈴鹿ひろ美のオリジナルヴァージョンだ」

太巻は平然としたまま答えました。

「 … わざとか?」

アキがそう思ったのも無理ありません、ひろ美のように歌う方のが難しいという程の外れ方でした。

「すごいだろ?

… 今なら機械でどうとでもなるが、25年前だ … どうにもならなかった」


北へ帰る 誰にも会わずに に乗って 北へ向かう

水口の顔色がみるみるうちに悪くなってきました。

「 … いいや、すみません … 俺、こう見えて絶対音感あるんで、少し音程違うと …

わあ、ちょっと?!」


面白がった太巻がテープレコーダーを手に取って、水口に迫って来たのです。

「と、と、止めてください」

「わははははは … 」


さっきの仕返しでしょうか、それともただのいたずら心? … レコーダーを印籠のように掲げて水口を追い詰めます。

フラフラしながら逃げ回る水口。

… … … … …

その様子を見ているしおりや真奈たち、音が聞こえないので理由は分かりませんが … まるで十字架をつきつけられて苦しむドラキュラのような水口を心配していました。

「がばいよ、超がばいよ ~ 」

「 … それがばいの使い方おかしいだろ?」


そのうちに太巻がテープをストップさせたようで騒動は収まりました。

… … … … …

「 … という訳で彼女のお母さんに歌ってもらった。

結果は知ってのとおりだ、60万枚の大ヒット …

現在の俺があるのは、半分は天野春子のおかげだ」

「半分?」


アキは聞き返しました。

「半分は鈴鹿さんだ。

… わかるだろう? 鈴鹿ひろ美伝説に傷をつけることは俺にはできない … どんなに小さく古い傷でも」


半分と言いながら、太巻にとって大切なのはひろ美だということをアキは理解しました。

「しかし驚いたよ、娘を送り込んでくるとはな」

「ママは関係ねえ」

「 … 関係ねえ?」


それは、母の誇りに賭けて決して譲れないことでした。

… それに元々、アキを見つけたのは水口ですし、東京に出て来るように誘ったのは、太巻本人ではありませんか?

「んだ、おらママの命令でこの世界さ入った訳でねえ … 自分の意志で来た。

だから、おらとママは無関係だ!」

「じゃあ、よそに行ってもできるよね?

… うちじゃなくて、別の事務所でもできるよね?」


アキの前に立ちはだかった太巻。

「うちは無理だよ、うちにいる限り俺が潰すから。

何度這い上がってきても、奈落に落とすから … ごめんね」


太巻は無表情でそう告げました。

それは紛れもなくアキに対する解雇通告でした。

… … … … …

合宿所。

アキを除いたメンバーがリビングに集まっています。

「どうしても話してもらえないんですか?」

水口の口から何の理由の説明もなくただアキの解雇を知らされたしおりたち。

「すまない … 重大なペナルティとしか言えない」

「アキちゃんじゃのうして、原因はお母さんなんやろ?」


真奈の質問にも水口は答えることはしませんでした。

… … … … …

アキは自分のベッドの上に座って、お座敷列車の時に夏と春子と並んで写した写真を手にしていました。

… … … … …

「デビューは流れたけど、ここにいる4人でGMTは続ける … 新メンバーは随時補充する予定だ」

「納得いかない」


しおりの言葉には耳を貸さず、水口はリビングから出て行こうとします。

「納得できません!」

声を荒げて後を追うしおり。

「有馬さんが卒業で、アキがクビなのも訳分かんないし、理由も聞かしてもらえないなんて!」

苦しそうな表情の水口、彼も決して納得した上でのことではないのです。

「リーダー、こう言ってるけど?」

他のメンバーの意見も聞きました。

「アキが辞めるなら、うちも辞めたい」

真剣な顔でそう言ったのは喜屋武でした。

… … … … …

スナック梨明日。

ヒロシが東京からの土産を配っています。

「アキが?」

「はい、ウニ丼食って泣いてました」


ヒロシからそんな報告を受けた春子はアキのことが心配になりました。

「無理もねえ、夏ばっぱのウニ丼のふっくら感は日本一だじゃ」

「 … 安部ちゃんの全然ふっくらしてないウニ丼ですよ」

「だとすると、ホームシックかもな? … 最後にしゃべったのはいつ?」


大吉に尋ねられて、春子は随分しゃべっていないことに改めて気がつきました。

「ユイちゃんは?」

「そう言えば、最近メール打っても返って来ないです」


何かあったのか? … 春子の不安は募りました。

「ちょちょ、ちょっと詳しく聞かして」

ヒロシは寮のことを話しました。

「それが、女子寮とは名ばかりのなんか古い木造のアパートで、風呂もねえ、トイレは共同で … 」

「じぇじぇ」

「四畳半一間の部屋さ2段ベッド置いて、3人で寝てました」


そんなことアキからはひとことも聞いていませんでした。

… … … … …

アキはまたベッドの上で眠れない夜を過ごしていました。

『おら、ママみてえな歌手になりでえ! … ちゃんとひとりさ届く歌っこ歌ったママみでえな歌手になりでえんだ!』

新たな目標ができたと母に語ったこと。

『自分の果たせなかった夢を、娘に叶えて欲しいのよ、お母さん』

『春ちゃん、娘に夢を託したんだな』

自分には母のかなえられなかった夢が託されていると知ったこと。

母の歌う『潮騒のメモリー』を聞いた日、初めてアイドルになりたいと思ったこと …

それが今、あっけなく潰えようとしているのです。

… … … … …

アキは1階に下りて、水口の部屋の戸を叩きました。

「 … 眠れません」

中からは反応がありません。

「水口さん、ねえ水口さん、おらやっぱり辞めたくねえです … もっと皆といたいです。

踊ったり、歌ったりしてえです … アイドルさ、なりてえです!

水口さん、水口さん!」


… 返事は返ってきませんでした。

「 … 腹減った」

そう言えば、合宿所に帰ってきて、何も食べずに部屋にこもってしまったのでした。

あきらめたアキは台所へ行き、冷蔵庫を開けました。

しかし、これといったものが入っていません。

ふと気配を感じて、リビングの方を見たアキ … 息が止まるほど驚きました。

その少女は、いつか写真で見たことがある、若い頃の春子でした。

春子はソファーに腰かけてアキのことを見つめています。

「こんばんは … 天野春子です」

「 … 知ってます」


余りにも驚きすぎたのか「じぇ」も出ません。

目を見開いているアキに春子は微笑みかけました。

脱兎のごとく台所を飛び出したアキは、水口の部屋の戸をさっきよりも強く叩き続けました。

「水口さん、水口さん!」

「お化けじゃないよ、私 … 死んでないし、生きてるし」


春子は廊下に出てきてそう言いました。

「駅前でスナックやってるし、時給1,000円で」

「そうか … そうですよね?」


恐る恐る春子に近づいてみるアキ。

「 … 何か飲みますか? 水口さんの缶ビールが」

「ごめんなさいね」


急に謝り出した春子。

「デビュー、決まってたんでしょ?

せっかくいいところまで来てたのに、あたしのせいで … 」

「いえいえ、そんな … 気にしねえでください」

「私のせいで、太巻にイジワルされてるの、かわいそう!

… あいつ小っちゃいよね器が、全然太くないの、細巻?

ははは、細巻!」


見かけは18歳なのに、今の春子みたいなことを言って自分で受けています。

「 … めんこいな」

若い春子を見ていたら、思わずそんな言葉がアキの口から出ていました。

「目がパッチリしてて、髪の毛くるんくるんで、親子とは思えねえ。

… おら、パパに似ちゃったのかな?」

「 … ブスだもんね」


若春子はアキの顔をまじまじと見て、容赦なく言いました。

「えっ?」

「奈落だもんね、繰り上げ当選のブスだもんね」

「ブスとか言うな!

… 親子だからって、いや親子だからこそ!!」


… … … … …

「お詫びに歌います!」

突然マイクを持って立ち上がる春子。

「じぇじぇじぇっ、マイペースだな」

大人春子そのままです。

何処からか流れ出す『潮騒のメモリー』のイントロ。

「春子さん、せっかくだけど、ここ住宅街だし、夜も遅いし … 」

歌うのを止めさせようとするアキ。

その時、水口の部屋の戸が開いたかと思ったら、中から出てきたのは、静御前に扮した鈴鹿ひろ美でした。

「とうとう、見つけたわよ!」

飛び出してきて、アキを突き飛ばすと、春子に向かって言いました。

「止めて、歌わないで!」

ひろ美はマイクを奪おうとしますが、春子は取られないように高く掲げました。

「鈴鹿さん、ダメ!」

アキはひろ美に抱きついて押さえました。

「私の歌、私の『潮騒のメモリー』を!」

ひろ美はアキを振りほどいて春子に飛び掛かりました。

瞬間、春子の姿は消えて、食堂の前に現れました。

マイクを持って高笑いする春子。

「逃がすもんか、返して!」

ふたりの追いかけっこが始まってしまいました。

素早く逃げ回る春子のことをひろ美は捕まえることができません。

「ちょっと、手伝いなさいよ … 天野さ~ん!」

… … … … …

「止めて、ふたりとも止めて!」

跳ね起きるアキ。

分かってはいたことですが … 夢でした。

ホッとため息をついた時、携帯が着信を知らせました。

… 春子からでした。

… … … … …

「あ、もしもしアキ … もう寝てた?」

ヒロシの話を聞いてアキが気になった春子は、帰宅した後に遅いことは分かっていながら電話をかけてきたのでした。

「いや、別に用はないんだけどさ、そろそろママの声が聞きたいかなあっと思って … 」

電話の向こうから何かすすり泣くような声がすることに気づきました。

「やだ、何あんた泣いてるの?」

… … … … …

「おっ、おっ、おっ、おっ … 」

泣いた後の子供のようにひきつけ気味に声をあげながら階段を下りてくるアキ。

「何よ? … あんた、オットセイなの?」

「おっかねえ夢見た … 途中まではママの、若え頃のママとしゃべっていい感じだったのに。

静御前があ!」


春子は、わが娘の精神状態が心配になってしまいました。

「大丈夫? … あんた疲れてるんじゃないの?」

「 … クビになっちゃった」

「えっ?」

「事務所、クビになっちゃったんだ、今日 … 太巻さんに嫌われて」

「どうして?」


何故、アキが太巻に嫌われなければいけないのか、春子には分かりませんでした。

「分がんねえ … 」

「分かんねえって何よアキ、何か理由あるはずよ!」

「おらよりママの方が分かるはずだ!」


問い詰められて、反対に母に当たってしまいました。

「 … ごめん、おらさっぱり分がんねえ、一生懸命やってんのに … もう帰りたい。

ねえママ、アキそっち帰りたいよ、もう帰っていい?

… いいよね?」


アキが東京に来てから、初めてはいた弱音 …

優しい返事を期待したアキ。

しかし、母から返ってきたのは意外な言葉でした。

「だめよ」

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