NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年07月30日 (火) | 編集 |
104話

じぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇっ!

春子とひろ美が火花を散らし合う無頼鮨。

貸切りのはずの店に入ってきたのは … 太巻でした。

「社長?! … えっ、何で?」

驚く水口。

「 … こっちのセリフだ。

何で … 」

「はじめまして」


春子は太巻に白々しく挨拶をしました。

春子に気づき、驚愕の表情をする太巻。

「天野アキの母です … 娘が大変お世話になりました」

「 … 太巻です … 荒巻です … 太一です」


例のポーズを取った太巻、あきらかに動揺しています。

「私が呼んだの」

… ひろ美がいったい何のために?

… … … … …

微動だに動かない一同、まるで店内の時間が止まってしまったかのようです。

種市がタクシーが到着したことを告げに来ましたが、誰ひとり反応しません。

カウンター内の梅頭まで固まっています。

「大将!!」

種市の声で我に返った梅頭、皿に並べた寿司が全て裏返し、ネタが下敷きになっていました。

… … … … …

恐る恐る、裏返しに盛られた寿司をテーブルに出す種市。

冷たい視線を感じたのか …

「こちら、お包みしましょうか?」

「そうね … ネタ上にして」


ひろ美が梅頭に聞こえるように答えました。

「タクシー、キャンセルしましょうか?」

「いいわ、私乗るから」


春子は種市にそう言うと、帰り支度を始めました。

「 … どうしてクビなの?」

突然、ひろ美が太巻を問いただしました。

「重大なペナルティって何よ?

… 天野さん、何やらかしたの?」


不機嫌面の太巻は質問に答えずに黙ったままです。

「 … まさか、男?

いやだ、種市君! 天野さんがJリーガーと!!」


勝手に騒ぎ立てるひろ美に太巻は口を開きました。

「私のやり方に盾ついたんです」

… … … … …

「連帯責任だ!

… GMTは実力も知名度も足りない!

有馬がいなければ勝ち目がない、だから会社は金を出さない、それが現実だ … 以上」

「やってみなけりゃ、分かんねえべ?!

… やりもしねえで売れねえって、何で決めつける?」

… … … … …

太巻から解雇にした理由を聞いた途端、ひろ美は笑い出しました。

「 … そんなことで、はは … ちゃんちゃらおかしい。

… っていうか正論じゃない?

売れるって分かるもん売って何が面白いのよ?

太巻さんも守りに入っちゃったんだ … 」


太巻の横に座って顔を覗きこみながら言いました。

「昔は柔軟だったのに、歳とってもう若い子の意見とか聞かないんだ?」

「将来性のある子なら耳を貸します」


太巻は春子の顔を見ました。

「しかし、娘さんは未知数だ。

いや、そればかりじゃない、一度は解雇宣告を受けて繰り上げ残った、いわばポンコツだ」

「何ですって?」


容赦なくアキをこき下ろした太巻に春子は目を剥きました。

「GMTはポンコツとガラクタしかいないガラクタ市だ」

今度は水口もムッとした顔をしました。

「確かにポンコツね、40回もNG出すし」

笑って話すひろ美 … こんな席で失態の話を出されて、アキの顔は強張りました。

『島田さん、先週しっこしましたよ』

「 … だけど、地元じゃすごい人気みたいよ、お母さんの話だと。

アイドルなんですって、お友達とふたりで『潮騒のメモリー』歌ってたんでしょ?」

「んふふふふ … 知ってますよ。

だって、うちはその友達の方をくどいてたんですから」

「あら、水口さんはユイちゃんよりアキの方が有望だっておっしゃってますけど」


負けじと言い返した春子。

太巻は怖い顔で水口をにらみつけました。

「 … どっちも、どっちもです」

… … … … …

「とにかく天野の解雇は … 」

「天野さんクビにするなら、私も辞めますから」


ひろ美は太巻の言葉を遮って言いました。

「 … 辞めるって、鈴鹿さん、あんたはもうとっくにうちの所属じゃないでしょ?」

「女優を辞めるんです」


そう宣言をして、ひろ美は立ち上がろうとしました。

しかし、相当酔いが回っているようでふらついてしまって、水口の手を借りました。

「大丈夫ですか?」

「平気よ … それより、どうなの?

女優辞めてもいいの?」

「 … 辞めろって言っても、辞めないくせに」


口の中でつぶやく太巻。

「はい ~ ?」

「分かりました … 天野の解雇は撤回します」


… … … … …

「やったあ!」

喜びのあまり声を上げてしまったアキですが、無言でにらんでいる太巻の視線を感じました。

「 … すみません」

解雇撤回を確認すると、ひろ美はふらふらと立ち上がりました。

種市から寿司折を受け取り、座敷から出たところでまたよろけました。

「もう漫画の酔っぱらいみたいになってるじゃないですか?」

挙句の果て、春子のスーツケースにつまづいてひっくり返ってしまいました。

慌てて、ひろ美の元に駆け寄るアキと水口。

「送って行きます、送って行きます」

太巻は、そう言いながら、春子を座敷に残したまま席を立ちました。

存在を全く無視しているかのように会釈ひとつせずに …

「 … 逃げるの?」

太巻の態度や言動に対して腹に据えかねていた春子は追い打ちを掛けました。

しかし、すっかり落ち着きを取り戻している(或いはそう装っている)太巻。

「話があるなら、事務所までお越しください … 失礼」

そう冷ややかに言うとさっさとその場を立ち去ってしまいました。

座敷にひとり残された春子、深いため息をつきました。

… … … … …

「35歳?」

「惜しい、45です!

… 趣味は料理かな、今日も肉じゃが作ってるの」


ヘッドセットをつけた正宗がパソコンの画面に映った女性とビデオチャットをしています。

『お見合いWeb』と題されたサイト … いわゆる出会い系?

「彼女? … いませんいません、もうずいぶん前に別れちゃって」

「え ~ うっそお」

「ほんと、ほんと … 今は仕事が恋人かな?」


玄関でチャイムが鳴るのが聞こえました。

「ちょっと待ってね

女性を待たせて、パソコンの前を離れようとする正宗。

「ただいま ~ 」

いきなりリビングの戸が開いて春子とアキが入ってきました。

「 … あ、おかえり」

「ああ、よかった … カギ替えられてたら、どうしようかと思っちゃったじゃない!」

「えっ … 春子さん?」


春子は勝手にパソコンを覗きこみました。

「誰、このブス?」

「あ、ちょちょちょ … 」


慌ててパソコンを閉じる正宗。

「何? … どうしたの、急に?」

「その前にさ、お風呂いいかな?」


ひとことの説明もなく、我が物顔に振る舞う春子。

「ちゃんと説明してください!」

「おかえりって言ったじゃん?」

「ただいまって言ったじゃん!」

「うわあ、何かムカッとくるなあ ~ 」


部屋の中のものにケチをつけ始めました。

「何よ、カーテンの色ちょっと明るくしちゃってさ、モテようとしてるの?

わっ、間接照明 … ウケル ~ 独身かあ?」

「独身だよ! 

僕の部屋を僕がどうしようが、僕の勝手だ!」

「 … しばらく厄介になりやす、すいません」


そんな両親のやり取りをニヤニヤと見ているアキでした。

… … … … …

一方、こちら梨明日。

ここにも寂しい男がひとり …

「うううう … 」

春子に置いて行かれた(?)大吉、カウンターには涙を拭いたテッシュが山のように積まれています。

「泣かないの …

もう慰めなくていいすか? 先輩、涙っこ出てないし」


いい加減慰め疲れた保がようやく自分の席に戻りました。

「昼の2時から泣きっぱなしだもんな」

涙も枯れ果てたということでしょうか … あきれた弥生が言いました。

「冷てえな、ちくしょう! … ずっと待ってたんだど、俺は!

24年間、ずっと待ってたんだど ~ 」

「昼の2時からこればっかりだもんな」


同情するより、迷惑そうな弥生です。

「大体24年って、琥珀差比べたら、ねえ勉さん?」

「んだ、琥珀は8,500万年前の樹液の … 」

「樹液じゃねえべ、おらあ、大吉だ!! … 人間だもの!」


… 何故かもらい泣きする勉さん。

「ユイちゃん、何か歌ってくれよ。

何でもいい、84年の歌なら何でもいい」


大吉はユイにリモコンを渡しました。

「それ、結構な縛りですよ?」

吉田にたしなめられましたが、大吉は聞きません。

「84年は譲れねえ … 俺と春子のメモリアルイヤーだからさ!」

リモコンを受け取るユイ。

「頼むユイちゃん! 84年で1曲!!」

ユイはすかさず選曲を終えて、マイクを手にしました。

モニターに表示された曲名は杏里の『悲しみがとまらない』

「ああああああああ」

イントロが流れ始めると、大声を上げて泣き崩れる大吉。

「 … まだ歌ってません」

「春子ぉ ~ 」


♪あい・きゃん・すとっぷ・ざ・ろんりーねす …

横取りして歌う弥生。

「 … おめえが歌うな!」

… … … … …

ふたたび、正宗のマンション。

お手製の肉じゃがを春子によそる正宗。

何だかんだ言っても結局は、春子の世話を焼いています。

「 … わかった!」

ドライヤーで髪を乾かしていたアキが急に声を上げました。

「何よ、急に?」

「さっきの鈴鹿さん、誰かに似てると思ったんだよ」

「似てる?」


聞き直す正宗。

「んだ、とにかくおらのことクビにしたら、女優辞めるからなって、太巻さんにタンカ切ったべ?」

「そうなの?」

「 … ああ、もしかして夏さん?」

「んだ、夏ばっぱみてえだったべ」

「そうなの?」


いちいち聞いてくる正宗をウザく感じながら、春子は首をひねりました。

「どうかなあ?」

しかし、自分から夏の名前が出てきたということは、少なからずそう感じていたということなのでしょう。

「似てるよ、鈴鹿さんと夏ばっぱ」

「似てるかどうかは分かんないけど … あの人のおかげでクビ免れたんだから感謝しないとね」


そうアキに言い聞かせました。

「アキ、お前クビなのか? … どういうことだ、パパ聞いてないぞ!!」

「うるっさいな、今散々やってきたのそれ!」

「 … でも、僕聞いてないから」

「聞いてない僕のために一から説明しないといけないの?

根っからひとりっ子だよね、何かイライラするわ!」


都合のいい時だけ利用して、肝心なことは蚊帳の外ではさすがの正宗も怒らずにはいられません。

「意味わかんないよ、チャットしてたら急に押しかけて来てさ、ダメだしされて … 」

「チャットチャットチャットチャット … 」


からかう春子に向かって言いました。

「君だって … 君だってひとりっ子じゃないか?!」

「そうよ、だから何よっ?!」


アキを挟んでにらみ合ったふたり。

「おらもひとりっ子だべ?」

「 … そうだな、ここにはひとりっ子しかいない」


アキの言葉でお互いに矛先を収めてテーブルにつきました。

「ひとりっ子同志、仲良くやっぺ」

我が子には敵いません … 正宗は春子にビールを注ぎました。

… … … … …

「いつまでいるの?」

「まだわかんないけど、2~3日になるか、2~3年になるか … 」

「じぇじぇっ?!」


驚いたのはアキです。

「2~3日と2~3年では全然違うよ」

「 … 何よ、迷惑なの?」

「そうじゃないけど、滞在期間ぐらい知る権利はあるでしょ?

… ずっと待ってたんだから」


春子は正宗の顔を見ました。

「待ってたよ … 君が帰ってくる場面をずっとイメージしてた」

「でも、夏ばっぱは? … ひとりにして大丈夫か?」


いいところでアキが口を挟みました。

「人の心配じゃなくて、まず自分でしょ?

何よ、『帰りてえ、帰りてえ』って泣いてたくせに」

「おらなら大丈夫だ … しばらくは大人しくしてっから」

「アキ?」

「うん、反省してる … クビになりたくねえし、いい子にしてるべ」


ところが春子は怒り出したのです。

「何言ってるの、アキ?

いい子になんかならなくてもいいの、あんたは今のまんまでいいの!

そのためにママ、東京に出てきたんだから!」

「ママ … 」

「今回のことだってね、あんたひとつも悪くないからね。

悪いのは太巻なんだからね!

… あいつの理不尽ないじめと闘うために、ママ来たんだから!」


春子は力強く宣言しました。

「そうなの?」

「そうなのっ!!

だから、反省なんてしなくていいの!」


… … … … …

「大人しいアキなんかさ、肉の入ってない肉じゃがよ」

「『じゃが』だね、逆よりはいいね、『肉』よりは」


正宗がまたイラッとするようなことを言いましたが、春子はスルーしました。

「心配しなくていいからね、ママが絶対守ってあげるから」

「わかった、ありがとう!」


反対されると面倒ですが、味方にすれば心強い母です。

「パパは? … 何かパパにできることないかな?」

「チャットでもしてたらいいんじゃない?」


とことん人の弱みに付け込む春子です。

「おいっ?!」

「 … じゃあ、上野までやってちょうだい」


… … … … …

次の日、春子は自分とアキを正宗のタクシーで東京EDOシアターまで送らせました。

「ただいま ~ 」

奈落に駆け下りてくるアキ、メンバーが歓声を上げて迎えました。

「アキ、おかえり!!」

「いがったあ、もう戻って来ねえかと思った」

「リーダーなんか、嘆願書ば作って署名運動ばしよったとよ」

「じぇじぇっ?!」

「 … 新メンバーが加わるって噂あったとよ」


素っ気ないフリをしていたしおりが少し照れながら言いました。

「でもさ、奈落にはやっぱり、アキがいないと」

「いつまでも奈落じゃ困るけどね」


茶化した喜屋武。

「皆ありがとう、またがんばっぺ!」

アキはこのメンバーの元に戻って来られたことを心から喜びました。

「なあ、リーダー?」

「 … 」


不審な顔をしたしおり … その視線の先には … いつのまにか春子が、奈落の大きな鏡の前に立っていました。

… … … … …

「ああ、あれは … おらのママ」

アキの言葉に胸をなでおろした一同。

「そがんよね、新メンバーじゃなかよね」

春子は勝手に音楽をかけました。

「無駄口叩いてないで、ハイ! レッスンレッスン!!」

手を叩く春子。

「ハイ!」

しおりの合図でメンバーはフォーメーションを取って踊り始めました。

春子は奈落の壁を見上げます。

そこには腕を組んだ太巻の大きな写真が掲げてありました。

挑戦的な目でにらむ春子。

しばし、ガンつけた後 … 目線をアキたちのダンスに移しました。

< こうしてママと鈴鹿さんのおかげで、おらはGMTに復帰したのです >


ユイが歌おうとした『悲しみがとまらない』収録 … 全曲新録音、杏里80'sベスト …

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