NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年08月08日 (木) | 編集 |
第112話

「ズルじゃないわよお!」

春子に丸めた台本で脳天を思い切り叩かれたアキは、次の瞬間 … 泣き出しました。

「春子さん?!」

< ママに … いや、社長に叩かれました >

「なりふり構わず、取ってきた仕事です … これ、ねっ?

専業主婦が、無い知恵絞って、頭下げて … これがママの全力、精一杯、誰にも迷惑なんてかけてません!」


テーブルをバンバン叩きながら、まくし立てる春子を水口がなだめました。

「ちょっと、落ち着きましょう」

「何の努力もしねえでドラマだのバラエティーだど出たら、天狗になっちまう …

はあ ~ ? … 天狗になれたら大したもんなんだよ!」


正宗も春子を止めました。

「やりたくねえ!」

言うことを聞かないアキ、一歩も譲らない春子。

「やるのっ!」

その時、ふたりにも増して大きな声を出して止めたのは、正宗でした。

やめなさいっ!

… … … … …

正宗の一喝で黙り込んだ春子とアキ、しかし …

< 事態は何も解決していませんでした。

ただひとつだけ、お湯が沸きました … >

「ごめん … 自分で思ってたより、1.5倍ぐらい大きな声が出た」


つい大声を上げてしまったことを詫びました。

「僕は、個人タクシーの運転手だし、芸能界のことは分からない … みのもんたを赤坂まで乗せたことがあるぐらいだ。

あと、オネエのメイクさん? … よくテレビに出てる『どんだけ ~ 』の人、おかっぱの『どんだけ ~ 』の、ガタイのいい『どんだけ ~ 』 … 知らないか?」

「 … 知ってるわよ、知ってて黙ってるの」


冷たい視線を投げかけている春子、正宗は気を取り直して言いました。

「とにかく僕は素人だから、意見はしない … でも、この家で久しぶりに3人揃っているのにギスギスしてほしくないんだ」

さっきからケトルがお湯を沸いたことを知らせています。

「お湯、湧いていますけど?」

「うん、そう … お湯が沸いているのに、誰も止めに行けないような空気にしてほしくない」


春子はもう1回、念を押すように言いました。

「沸かした人が止めればいいんだね、はいはい」

しかたなくガスを止めに立つ正宗。

… … … … …

「何なのよ … まだ根に持ってるの?」

「何が?」


ひとまず落ち着いた春子はアキに尋ねました。

「ママのせいで事務所、クビになったと思ってるんでしょ?」

… 図星でした。

「皆と同じステージ立ちたかったのに、ママが台無しにしたって言いたいんでしょ?」

見事に言い当てられたので、答えることができないアキです。

「謝ったら、許してくれるの?

ごめんなさい … お詫びにお仕事取ってきました。

どうか、ママの顔を立てて、お願いします … って、頭下げたら、機嫌直してくれんの?」


優しい口調から一転、目を剥いて迫る春子。

そして、反抗的なアキ。

「頭なんか、絶対下げねえくせに … 」

「当たり前よ!

あんたのために頭下げても、あんたには頭なんか下げません!

大体さ、何で行かせたのよ? 水口君も」


矛先は水口に移りました。

「いや、いい刺激になるかなと思って … 」

「そんなポジティブな子じゃないのよ、アキは!

地味で暗くて … 」

「春子さんっ!」


キッチンから戻ってきた正宗が春子がそれ以上言わないように止めました。

… … … … …

「 … あんなの一時のもんだよ。

若気の至りだよ!

毎年さ、可愛い子30人か40人か集めて、才能ないのに舞台上げてさ … その中から10年後、何人残ってると思う?

… せいぜい、ひとりかふたりだよ。

だったら、最初からひとりでやった方がいいじゃないのよ?!」

「分かってるよ、分かってるけど … もし、辞めずに残ってたらって、考えてしまうんだ。

もし、GMTさ残ってたら … 」


今まで、ほとんど黙って話を聞いていた水口が口を開きました。

「だったら、ユイちゃんどうなるの?」

「ユイちゃん?」

「もし、お父さんが倒れてなかったら、あのタイミングでユイちゃんと一緒に東京へ来てたら … ふたりでアイドルになれてたかな?」


『すぐ行くからね、すぐ行くから待っててね … 』

「当たりめえだべ!」

「でも、実際なってないでしょ、今 … ふたりとも。

あれから、もうすぐ1年になるよ。

もしとか、誰のせいとか言ってたら、1年なんかアッという間に過ぎちゃうんだよ。

… ズルとかインチキとか、アキちゃんも俺もそんなこと言える身分じゃないんだ … 切羽詰ってるんだ」


水口の話に考え込むアキ。

「もう1年か … 早いね」

しみじみと春子が言いました。

『皆に好かれたね、こっちに来て皆に好かれた … あんたじゃなくて、皆が変わったんだよ!

自信持ちなさい、それはね、案外すごいことなんだからね!』

… あの日からもうすぐ1年が経とうとしているのです。

「早えな … 」

「本当、早いよなあ」


不謹慎にも正宗は、同窓会で再会して少しの間つきあっていた女性のことを思い出していました。

… … … … …

「悪かったわよ … すみませんでした」

そうおどけたように言いながら、春子はアキの髪の毛をかきむしりました。

「 … タレントの頭叩くなんて、最低だね」

自戒する春子。

「おらもごめん … 社長さ向かって、ズルだのインチキだのって … ママでねがったら、またクビになるところだった」

春子は笑いながら、アキの頭を撫でました。

その時、キッチンタイマーが鳴って …

「あ、すみません」

ひとり分のカップラーメン、正宗はフタを剥がすと食べ始めました。

… … … … …

「 … で、どうしますか?」

水口が話を本題に戻しました。

「無理にやらなくてもいいわ、アキ。

でも、どれかできそうなの、1個だけ選んで … ママができるのはここまで。

ここから先は自分で切り拓いていくのよ」


アキは並んだ台本を見比べ … そして、1冊手に取りました。

「これかな?」

その番組のタイトルは、『見つけて こわそう』。

「あ、それ僕です … 子供向けの教育番組。

大した仕事じゃないんですけど、混ぜときました」


すると、正宗がラーメンをすすりながら口を挟んできました。

「うん、いいかも知んない … 最近の幼児番組、アバンギャルドだもんね。

アキには、ピッタリだよ」

「 … やりたいの?」


アキは春子にうなずきました。

< その選択は、結果的に大当たりでした >

… … … … …

『見つけて こわそう』

司会は、さかなクン、アキはそのアシスタント … 『ぎょぎょぎょ』と『じぇじぇじぇ』のコラボです。

< 『見つけて こわそう』は、身近なものを見つけては壊すことで、モノの大切さを逆説的に教える新番組。

その斬新な設定が受け、『子供がモノのありがたみを知るきっかけになった』『コップやお皿を割らなくなった』という声が続々寄せられました >


… … … … …

「受ける ~ これ、アキちゃんのキャラにピッタリだよね」

リアスで『見つけて こわそう』を見ながら、楽しそうに笑うユイ … すっかり以前のユイに戻ったようで、夏は目を細めてその横顔を眺めていました。

「ユイちゃん、今度おらと東京さ行かねえか?」

「えっ?」


いきなり夏に誘われてユイは目を丸くしました。

「お盆休みによ、ふたりして東京さ遊びに行くべえ」

「じぇじぇ、本気かえ夏ばっぱ?」


北三陸さえ出たことがない夏が東京だなんて、かつ枝が驚いて確かめました。

「んだ、7月にはいっぺえ稼いだし、だからちょっくら羽伸ばしてえなあと思ってさ」

「んでも、夏ばっぱ、東京さなど、行ったことねえべ?」


弥生も尋ねました。

「だから、ユイちゃんにガイドしてもらうべえって」

「 … いいけど、私も行ったことがないよ」

「じぇじぇっ?!」

「修学旅行は?」


驚きのあまり腰を浮かせながら、勉さんが尋ねました。

「怪我して行けなかった … お風呂で転んで骨折したの」

「ジャイアント馬場だな」


また、珠子の分かりにくいモノの例えです。

「あれ、ご存じない?

ジャイアント馬場って風呂場で怪我して、巨人からプロレスへ転向したんです」

「プロレスできるならプロ野球もできそうなもんですけどね」


いつの間にかカウンターに座っていた吉田夫妻がマニアックな解説をしてくれました。

… 分かる奴だけ、分かればいい!

どういう心境の変化だと美寿々が夏に聞きました。

「いやあ、何にも … 春子とは今まで絶縁状態だったから、行く気がしねがったから、今はアキもいるし … 」

「んだら、俺が行くべ!」


何処で聞きつけたか、大吉が笑顔で立っていました。

「いやいやいや、それには及ばねえよ、駅長さん」

「気にすんな、疲れたら俺がおんぶしてやっからよ」

「 … 空気を読めよ」


リアスの客全員が大吉のことをにらみつけていました。

< そうです … これは、夏ばっぱの粋な計らいだったのです。

東京さあこがれてたユイちゃんをサラッと連れ出すための … >


ガシャ ~ ン!

「見ろ、ツボが粉々になったど!」

空気が読めない男、大吉が指差したテレビの中では、アキが大きなツボを落として粉々に壊したところでした。

「よ ~ し! じゃあ、お待ちかね … 逆回転だあ!」

アキが腕をぐるぐる回すと、壊れたはずのツボの破片が集まって、元に形に戻りました。

『ぎゃくかいてんは アキちゃんだけの のうりょく! みんなはマネしないでね』

「じぇじぇじぇっ?!」

「ぎょぎょぎょっ?!」


… … … … …

純喫茶アイドル。

「え、えええっ?!」

ただの逆回転のトリックなのに目が飛び出すほど甲斐は驚いています。

「じぇじぇじぇっ!」

アキの元には早速ユイから電話が掛かっていました。

「夏ばっぱとユイちゃんが?!」

「そう東京行くって、お兄ちゃんも1週間ぐらいならお父さんと大丈夫だって」


うれしそうに電話するユイ。

アキはワクワクしてきました。

「じゃあ、来んのか … ついにユイちゃん、東京さ来んのか?」

「うん、行く!」

「やったああああ ~ !」


大声を上げて飛び上がるアキ。

「うるさいっ!」

テーブル席で客と打ち合わせ中の春子がアキを注意しました。

「失礼しました ~ 」

頭を下げる甲斐。

… … … … …

「ねえママ、夏ばっぱとユイちゃん、東京さ来るって」

打ち合わせ中だろうがお構いなしのアキです。

「聞こえてたから … あのこちらね、CMプランナーの萩尾さん」

アキに目の前に座っている男性を紹介しました。

「CM?」

「『見つけて こわそう』観て、連絡くださったんだ」


水口が経緯を話しました。

「神技ゼミナールという予備校のイメージキャラクター募集してまして、クライアントもアキちゃんに興味示してますんで、是非!」

荻野は企画書を見せながら、アキにそう言いました。

「じぇじぇじぇっ!」

持っていたお盆をアキが落としてしまったので、その音が店中に響き渡りました。

「失礼しました ~ 」

「何よ? … 」


… … … … …

< ユイちゃんで思い出した … おら大問題を抱えてたんだ! >

『先輩 … お、おらと、つ、つきあってけろ!』

< 種市先輩さ、告白してしまったんだ。

そして … >


『わかった、よし、つきあうべ … 』

『やんだっ』

< 自分がら告って、自分がら断ってしまった。

それなのに … >


『自分は天野のことが好きだ』

『いやいやいや … だって、先輩はおらじゃなくて』

『ユイとはもう何でもねえ、もう別れた …

返事はいつだっていい … じっくり考えてけろ』

『やっぱ、つきあってけろ、先輩!』

< 結局どうなったんだ? … おらは先輩とつきあうのか?

つきあわねえのか? >


… … … … …

「問題ないよね、アキ?」

「えっ?」

「今の話、聞いてたでしょ?」


春子は自分が座っていた場所にアキを座らせました。

「はい … 全然聞いてないです」

「CMの契約期間が1年間だから、その間は恋愛禁止だって」


代わりに水口が説明しました。

「うん、彼氏とか恋人とかいるとマズイんだって」

「 … しょうがないですよね、キャッチコピーが『受験が恋人』ですもんね」

「ええ、そういったスキャンダル等が出ますと、契約破棄になりかねないので」


萩尾の言葉にうなずく春子と水口。

< 『じぇ!』も出ませんでした … >

「でも、いないもんね、彼氏とか … 全然大丈夫です」


そう決めつけられるのも悔しいものですが …

「じゃあ、引き続き恋愛御法度ってことで」

< うわああ、どうすべえ? >


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