NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年08月15日 (木) | 編集 |
第118話

『許してもらえなくてもいいんだって、それでも家族に会いたいんだって … 謝りたいんだって』

< こうしてユイちゃんのお母さんは北三陸さ帰りました。

… 当然、ユイちゃんは受け入れることができませんでした >


『ごめんなさいで済むわけないじゃん!

私、高校辞めたんだよ! … 何もかもあきらめたんだよ!』

< 東京さいるおらにできることは、これぐらいでした … >

アキから送られてきたヘン顔のメールを見て、泣き笑いのユイでした。

… … … … …

「 … 返って来ねえな」

ユイにヘン顔のメールを送ったアキと種市。

今の状況を予想すると、返信がなくても当然のことです。

「来るわけねえべ、それどころじゃねえべ」

「んだな、なにしろ1年も失踪してたんだもんな」

「 … 今ごろ、修羅場だ」


ユイのことを考えると胸が痛むアキでした。

「考えたら、可愛そうなやつだよな、ユイも … 後先考えずに東京さ来ちまえばよかったのに」

アキは東京EDOシアターを見つめました。

… もしユイが東京に出て来ていたら …

「先輩、それは今だから言えることだぞ。

まして、ユイちゃんは夢も希望もあったんだもの … 」


『アイドルになりたい!』

「ああ、何だかな … せっかく天野とつきあったのに、顔を合わせるとユイの話ばっかりだ」

少し不満そうに種市は言いました。

「しゃあねえべ … ユイちゃんは、おらたちのアイドルだもの」

「んだな … 」


その時、アキの携帯に着信が … ユイからの返信でした。

「おっ!」

慌ててメールを開いたアキが笑い出しました。

「じぇじぇじぇ」

「何、どうしたどうした?」


アキの携帯を覗き込んだ種市も、思わず吹き出しました。

メールに添付されていたのはお返しのヘン顔でした。

「すげえよ、やっぱユイちゃん、かっけえよ」

そう言っているうちに、種市にも返信が届きました。

「うわっ、すっげえ顔」

さっきの顔に劣らぬヘン顔が返ってきました。

ユイは思ったより元気なのかと、少しだけ安堵したふたり。

アキは画像を上へスクロールさせて、本文を表示させました。

そこに書かれていたのは …

『アキちゃん、逆回転してよ ( T jjj T ) 』

『逆回転』それは、アキが出演している番組『見つけて こわそう』の中で持っている … 壊れたものを時間をさかのぼらせて元に戻すという不思議な力でした。

アキの脳裏に、春子がよしえに言った言葉がよみがえりました。

『逆回転できないもんね、人生は … 』

ユイがどんな思いで、このメールを打ったのか … アキは言葉を失くしていました。

… … … … …

「春子さんが言ったのか? 逆回転できねえって … 」

保が聞き返すと、よしえはうなずきました。

「ええ、壊れたら壊れっ放し、元には戻らないって」

「それはまあ、それは春子にしか言えねえ言葉だな」


夏が言ったことに、納得する一同。

その春子が、ずっとユイの面倒を見ていたことを、勉さんがよしえに伝えました。

「それも伺いました」

『あなたが家出したせいで、ユイちゃんが荒れたこととか … 髪の毛染めて、悪い仲間とつるんで … 高校辞めちゃったこととか、知らないでしょ?』

「想像もつかなくて、あの子のそんな姿 … 」

「お、写真ならありますよ」


今野が当時写した写真をよしえの前に置きました。

「今野さん、そんな空気じゃねえべ!」

… 大吉の他にも空気を読まない男がいました。

「しかも皆さんに優しくしていただいたおかげで立ち直って、海女さんになったことも … 」

今野が渡した髪を染めていた頃のユイの写真を見ながら、よしえは言いました。

「なんか悔しくて … 」

「 … 悔しい?」


夏が聞き返しました。

「だって、あの子 … 弱い自分さらけ出したってことでしょ?

それができたら、どんなに楽かって思いながら、日々暮らしてましたから。

でも、あなたが倒れて … 」


よしえは言葉に詰まりました。

「何だ? 言いてえことは、全部言っちまえ」

「んだ、ここはスナックだ … 犯罪以外は何でも許される場所だ」


と、美寿々と弥生 … そこまで自由でねえですが …

… … … … …

「夫のいない生活、想像して怖くなったんです。

私何のために感じのいい奥さんやってたんだろうって … 子育て終わったら私終わりって …

かと言って、よそ者だし … 今更、じぇじぇじぇとか言えないじゃないですか」

「それで、財布だけ持って飛び出して来たのか?」


弥生に聞かれて、うなずくよしえ。

かつ枝は「現実逃避」、美寿々は「ひとり駆け落ち」だと言いました。

「 … 何もかんも、やんだぐなったってわけだ」

「なすて帰ってきた? … 春子さんさ説教されたからか?」


珠子が尋ねました。

しかし、首を振ったよしえ。

「春子さんには、むしろ止められました … 許してはもらえないって。

だけど、帰ってきたのは、やっぱりここが好きなんだと思います … ここで、家族と一緒に過ごした時間が、その思い出が、暗い過去になるなんて耐えられないから」


よしえは立ち上がって、さっきからずっと黙って話を聞いている功に向かって言いました。

「許してくれなくて構いません … 家に置いてください」

そして、同じように黙ったままのヒロシの方も向きました。

「元通りに修復できるなんて思ってません … 特にユイのこと、ユイのことは … 取り返しのつかないことしちゃった」

泣き崩れるよしえ。

「母親失格です! … だけど一緒にいたいんです。

また4人で暮らしたい」


功は、嗚咽しているよしえの肩に手を置いて言いました。

「元通りになんか、ならなくてもいいよ。

だって、ここにいる皆さんは、皆もう君が弱い人間だってこと知ってるんだから」

「んだな、逃げて帰ってきたんだから … もうよそ者じゃねえ」


大吉の言葉に皆がうなずきました。

「私だってな、以前の体じゃない … ヒロシもユイも1年前とは違う … 何もかも元通りじゃないんだよ。

まあ、ヒロシはよくやってくれてるけど、父さんお前には看取ってほしくない」


ヒロシは功の顔を見返しました。

「できれば、母さんがいい!」

功の言葉に女性陣から拍手が起こりました。

「だからいいな?」

「 … 親父にそう言われたら、そうするしかない」

「ありがとう、ありがとうございます … 皆さん、ありがとうございます」


よしえは皆に向かって涙ながらに頭を下げました。

「堅え、堅えべ、頭なんか下げんなよ ~ 」

美寿々が飛んできて、よしえの肩を抱きました。

その前に立ちはだかったのは、かつ枝です。

「よし、試しにおらのこと、『眼鏡会計ばばあ』って呼んでみろ」

「 … 眼鏡会計、眼鏡ばばあ」

「眼鏡ふたつも!」


一同が、どっと笑いました。

「おらのこと、アンジェリーナ・ジョリーって呼んでみろ」

弥生の無理難題に、また一段と高まる笑い声。

「ありゃ、夏ばっぱ何処さ行った?」

珠子の声で一同、夏がいつの間にかいなくなっていたことに気づきました。

… … … … …

「ただいま ~ 」

玄関の扉を開けた夏、家の中は真っ暗、迎える人はいません。

夏が灯りを点け、その後からユイが夏の荷物を抱えて入ってきました。

「悪いな、ユイちゃん … おら、長旅で疲れちまって」

梨明日からここまで荷物運びにユイの手を借りたのでした。

… いや、それを口実にユイをあの場から連れ出したのでしょう。

… … … … …

夏は茶の間の自分の指定席に着くと、大の字になってひっくり返ってしまいました。

台所でのどを潤しながら、ユイが尋ねました。

「どうだった、東京? 橋幸夫に会ったの?」

夏はうれしそうに笑っています。

「あ・え・た … へへへへ」

「よかったじゃん」


思い出し笑いをしている夏。

「アキちゃん、元気だった?」

「ああ、あいつは何も変わってねえ」

「だけど、東京でもそこそこ有名人なんでしょ?」

「そんなこと気にする奴じゃねえ、アキは … 相変わらず、びゃーびゃーびゃーびゃーうるさかった」


アキらしいなとユイは思いました。

「さすが、かっけえな … アキちゃんは」

アキとユイ、ふたりはお互いがお互いにとっての『かっけえ』存在でした。

… … … … …

「ユイちゃん」

突然、真顔になった夏がユイに尋ねました。

「お母さんと仲良くできっか?」

「 … わかんない」


少し考えてから、答えたユイ。

「わかんないけど、何だろう … 顔見た瞬間は何だろう … わあって抱きつきたいような … 」

「そりゃ、おめえ … 親子だもんな」

「 … 抱きつかないけどね」


何度もうなずく夏 … 自分と春子のことと重ねていたのかも知れません。

「だけどなんだか、自分の限界感じたっていうか … 所詮、子供なんだなって思った」

ユイは、飲み物を手に茶の間に移りました。

「ねえ、他には? 橋幸夫にしか会ってないの? … お台場とか、秋葉原とか行ったんでしょ?」

しかし、夏から返事は戻ってきません。

「ねえ、ばっぱ?」

横たわっている夏の顔を覗きこんだユイ。

夏は目を開けたまま、ピクリとも動きません。

「ばっぱ、ばっぱ!」

ユイは、慌てて夏の肩を叩きました … 反応がありません。

「ヤバい、どうしよう?!」

… … … … …

「ああ、心配ねえ … 眠ってる証拠だ」

電話でアキにそう言われて、ユイは改めて夏の顔を見直しました。

「眠ってる? … これが寝てるの?」

「夏ばっぱ、目半分開けて眠るんだ」


よくよく耳を澄ますと、夏の寝息が聞こえてきます。

「そうなんだ … 」

取りあえず、胸をなでおろしたユイ。

「 … お母さんに会った?」

「うん、ちらっと」

「いがったな」

「 … いがったのかな?」

「だって、足立家再結成だべ?」

「バンドじゃないけどね」

「 … つうことは、『潮騒のメモリーズ』も再結成だ」


アキは壁に貼った、お座敷列車の時の写真を見つめていました。

「水口さんも会いたがってるべ … 」

『僕はあきらめてないよ!

絶対いつかデビューさせる … アキちゃんとふたりでまた“潮騒のメモリー”歌ってもらうから、お座敷列車で … いや、なんなら満員電車で歌ってもらうから、その時は頼むよ!』

「アキちゃん … もう無理だよ」

「なすて?」

「私もう来年20歳だよ … 」

「おらも20歳だ!

歳なんか関係ねえべ、20歳だろうが、30歳だろうが、40歳だろうが、ユイちゃんは皆のアイドルだ!」


決して、慰めでもお世辞でもない、アキの偽らざる本心でした。

「 … アキちゃん、いつもありがとうね」

「うん、おやすみ … 」


… … … … …

電話を切ったアキは、ユイのヘン顔をもう一度見返しました。

同じようにユイも、アキの写真を見ていました …

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