NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 05«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »07
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年08月19日 (月) | 編集 |
第121話

「ウソじゃねえって、今度は!!

夏ばっぱ、呼んでも返事しねえんだよ!」


アキのオーディション当日の朝、春子は夏が倒れたことを大吉の電話で知りました。

「どうしたの? ねえママ、ばっぱどうしたの?」

受話器を耳に当てたまま、しばしの間動けなかった春子でしたが … 静かに電話を切りました。

「あんたは気にしなくて大丈夫だから … 私、ちょっと行ってくるわ」

慌ただしく出かける準備を始め、アキを迎えに来た水口に今日のことを頼みました。

「おらも行ぐ! 夏ばっぱのそばにいてえ、おらも帰る!!」

「お祖母ちゃんは、ママがついてるから大丈夫 … アキはアキが今やるべきことを頑張んなさい!」


自分も夏の元へ行くと言い張るアキを春子はそう諭しました。

… … … … …

北三陸駅に降り立った春子は、先ずリアスを訪れました。

『店主急病のため休業します』

入り口の貼り紙を、信じられないといった顔で見つめる春子。

< ウソだったらいいのに … ママは希望を捨てていませんでした >

あの時みたいに、大吉のウソに違いない …

「あ、春ちゃん」

春子を見つけた大吉が駆け寄って来ました。

「夏さんは?」

「まあ、落ち着け … 大筋は電話でしゃべった通りだ」

「どうせ、ウソなんでしょ?」


… … … … …

大吉の言葉を信じない … 信じたくない春子は、自宅に戻りました。

しかし、当然、夏どころか誰もいません。

居間にへたり込む春子。

「 … しばらくは元気だったんだよ。

今年は水温も冷てえし、歳も歳だし、無理すんなって言うのに、週に4日も潜ってさ」

「早く病院連れてってよ!」


本当だとわかれば、一刻も早く母の元に駆けつけなければ … 春子は大吉を急かしました。

「今行っても会えない、手術中だ。

バイパス手術っていうのか、それ自体は難しいもんじぇねえって医者は言うが … 時間もかかるし、体力が持つかどうか?

なにしろ心臓だからな」


… … … … …

アキは …

夏の容態を気にしながら、正宗、水口と共にオーディション会場である東京EDOシアターを前にしていました。

シアターの巨大なモニターが、映画の制作発表・記者会見の模様を映しています。

… … … … …

『太巻、映画撮ります』

荒巻太一 初監督作品『潮騒のメモリー ~母娘の島~』

2011年春、公開 …

「物語は前作の15年後、主人公のひろ美のその後を描きます」

太巻が概要を説明し、続いて、ひろ美が挨拶をしました。

「鈴鹿ひろ美です … 私の大切な大切なデビュー作のリメイク。

新しいヒロインを迎えるということで … 」

「こちらにおられる鈴鹿さんと、オーディションを勝ち抜いた娘役のダブル主演となります」

… … … … …

3人は、スタッフにシアターの入り口に誘導されました。

階段を上がる途中でアキはふと足を止めてしまいます。

「どうした?」

「 … やっぱ、怖えな」

「俺もクビになって以来だよ、ここ来るの」

「やめるか? アキ」


正宗はアキに尋ねました。

しかし、こんなところで怖気づくわけにはいかないアキです。

「今更、ビビッてても仕方ねえ … おらには夏ばっぱがついてる」

アキは、夏にもらった『北の海女』の手拭を握りしめました。

… … … … …

「スリーJプロダクションの天野アキです」

資料を手渡されて、オーディション会場に入るアキ。

「中に入ったら、簡単な自己PRをしていただきます … その後、こちらのセリフを読んでください」

持ち時間は、ひとり3分だと、河島が説明しています。

「アキちゃん」

席に着いたアキに声を掛けてきたのは、薫子でした。

「小野寺ちゃんも1次から?」

「うん、真奈ちゃんもしおりちゃんもだよ」


後ろの方の席にセリフの練習をしているふたりがいました。

「じぇじぇ … GMTも一般も一緒か?」

「お互い、がんばっぺ!」


薫子は、愛らしく笑って自分の席に戻って行きました。

「相変わらず、めんこいなあ」

薫子と会ってなんとなく癒されたアキでした。

… … … … …

アキは資料にあるセリフを確認しました。



●鈴鹿家

病に伏している母ひろ美の元に駆けつける娘。

布団に横たわる母を見て衝撃。

「母ちゃん、親孝行、できなくてごめんなさい」



そのシチュエーションは、どこか今の夏と春子のことを髣髴させました。

< そこに何気なく書かれた1行のセリフのせいで、おら、また夏ばっぱのことを思い出してしまいました >

… … … … …

大吉に連れられ、夏が手術中の病院に春子が駆けつけると … 手術室の前の待合室には、海女クラブの面々や組合長、ユイまでもが待機していました。

「なんか、お騒がせしてごめんね」

「アキは?」

「大事なオーディションだと」


春子に代わって答えた大吉が手術の経過を組合長に尋ねました。

「うん、さっきから看護師が出たり入ったりしてたけど … 」

取りあえず腰を下ろす一同。

「夏ばっぱ、本当はとっくに引退する歳だもんな」

「んだ、なんぼ元気だって66歳だもの」


美寿々とかつ枝。

「急に東京さ行きだいって言ったのも、今思えば、虫の知らせだったかも知れねえな」

「やめろ、縁起でもねえ」


組合長が弥生を諌めました。

「もう、やり残したことねえって言ってたもんな」

涙ぐむかつ枝のことを帽子で叩きました。

「やめろって、この眼鏡会計・ネガティブ・ババア!」

… … … … …

「 … だから、橋幸夫に会いに行ったのかな?」

「ユイちゃんまで …

最後まで希望を捨てるな!」


そう自分で言ってから、慌てて言い直しました。

「いやいや、最後でねえど … 途中だあ!」

春子はユイに聞き返しました。

「橋幸夫って? … 何、橋幸夫って?」

「しまった」という顔をする大吉。

「何、春子さん知らないの?」

意外という顔で春子を見るユイ。

「会ったんだと、東京で橋幸夫に」

眼鏡会計 … かつ枝が言いました。

「知らないよ、何それ? えっ、知ってた?」

「ごめん、春ちゃんには死んでも言うなって口止めされてたもんで … 」


春子に問い詰められて、大吉は謝りました。

「何よ、何それ ~ 」

「おらたちもよく覚えてねえんだけども …

夏ばっぱが、20歳そこそこの頃、橋幸夫がリサイタルで来たんだと … その時、夏ばっぱ、花束渡したんだって」

「そんでほれ、吉永小百合の代わりに歌ったんだと」


弥生とかつ枝が春子に話して聞かせました。

「写真見てみるか? 勉さんが持ってたの」

美寿々が言うと、ユイがバッグから写真を取り出して、春子に手渡しました。

セピア色に褪せた古い写真、花束を抱えた橋幸夫と並んで写っている若き日の夏 … 

「うそでしょ?」

「んで、ほれ … 鈴鹿ひろ美さんが間さ入ってよ、アキちゃんと一緒に会いに行ったんだと」


写真を見つめたままの春子。

「 … 春ちゃん?」

大吉が呼ぶ声でハッと顔をあげました。

「何? … ちょ、ごめん、聞いてなかった。

… っていうか、可愛いね ~ 夏さん。ちょっとアキに似てる」


… … … … …

オーディション会場。

太巻やひろ美を前にしての自己PRが続いています。

アキの番が回ってきました。

「236番、天野アキ、東京都出身18歳です。

えっと、高2の夏から岩手県北三陸で海女さんをやってました … なので、素潜りには自信があります。

尊敬する人は、お祖母ちゃんと … 鈴鹿ひろ美さんです!

『潮騒のメモリー』を観て、鈴鹿ひろ美さんにあこがれて … 」

「ごめん、時間ないからそこまで」


途中でしたが、ひろ美本人に打ち切られてしまいました。

「 … ありがとうございました」

「それじゃ、次セリフいってみようか?」


… … … … …

「私、何にも知らないよ、夏さんのこと … 娘なのに何にも知らないわ、笑っちゃうくらい知らないわ」

自分でも呆れるくらいでした。

「18歳で家出るまでの夏さんのことしか知らないんだよね … いや、それも怪しいな。

何が好きかとか何が嫌いとか、全然知らないんだわ。

だって、橋幸夫とデュエットとかさ、何これ … 」


言葉に詰まる春子。

「しゃあないべ、口数の少ない人だから」

組合長はそう言いましたが、春子自身は否定しました。

「違うね … 私が知ろうとしなかったんだね」

一同、改めて春子の顔を見ました。

「自分のことばっかでさ … 夏さんのこと、口やかましい母親としてしか見てなかったんだわ。

夏さんの母親じゃない部分、見ないで来ちゃったんだね」


… … … … …

「母ちゃん、親孝行できなくて … ごめんなさい」

オーディション会場では、審査員の前で、ひとりずつ順番に同じセリフが繰り返されていました。

… … … … …

「大っきらいだったのよ、私あの歌、『いつでも夢を』 …

毎年さ、海開きの朝には、漁協の音の割れたスピーカーから聞こえてくるでしょ?」


♪いつでも夢を いつでも夢を …

「 … うんざりするのよね、あれ聞こえると。

いい歳したおばちゃんたちがさ、何朝からはしゃいじゃってんのって … あっ、ごめんね」


かつ枝や弥生がいるのに思わず口が滑った春子。

「でも、今聴いたら、たぶん違うんだろうな …

夏さんがさ、橋幸夫のファンだって知ってたらさ … ちょっとニヤニヤしながら、聴けたような気がする」


春子は立ち上がりました。

「はあ、そういうのいっぱいあるんだろうなあと思ったら、なんか悔しくなってきちゃった」

そして、夏が戦っている手術室の方を見つめました。

「どうしよう?

もしこのまま目覚めなかったら … 私、夏さんのこと知らな過ぎて泣けないわ。

情報量少なすぎて涙も出ないわ」


… … … … …

♪星よりひそかに 雨よりやさしく …

つぶやくように歌い出したのは、弥生でした。

「ええっ?」

♪あの娘はいつも歌っている

弥生だけでなく、かつ枝、美寿々、珠子までが歌い始めました。

「ちょちょちょ、ここ病院だから、うるさいといけない」

「春ちゃんも一緒に歌うべ!」


止める春子の手を弥生は握りました。

「知らないし、今嫌いだって言ったじゃん」

「じゃあ、ユイちゃん」


ユイを振り返る弥生。

「ユイちゃんも知らないから」

♪声が聞こえる …

しかし、続きを歌い出すユイ。

「じぇじぇっ?」

ユイにつられて、組合長と大吉も加わります。

♪  … 淋しい胸に 涙に濡れたこの胸に ~

待合室で合唱が始まってしまいました。

… … … … …

次はいよいよアキがセリフを言う番です。

立ち上がるアキ。

「母ちゃん、親孝行できなくて … ごめんなさい」

渾身の思いを込めたセリフでした。

アキを見つめるひろ美 …

… … … … …

♪言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を …

いつしか春子も皆の歌の輪に加わっていました。

背後から近づく人影。

「見て!」

ユイが指した方向を一同が振り向くと、そこに手術を終えた医師が立っていました。

親が死ぬまでにしたい55のこと

新品価格
¥600から
(2013/8/19 15:20時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。