NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年08月21日 (水) | 編集 |
第123話

『 … 第一次選考を通過されました。 』

「受かった、受かった ~ 」

< おらが『潮騒のメモリー』の1次審査を無事通過した日、ついに夏ばっぱが息を吹き返したのです >


… … … … …

「じぇじぇじぇっ、夏ばっぱが?!」

「そうなの、目覚めてすぐにさ『ウニ丼こさえるべ』だって」


春子は夏が目覚めたこと、アキは2次審査に残ったこと、お互いに電話で報告しました。

「 … それより、あんたも『じぇじぇじぇ』だよ ~ アキ、1次通過おめでとう」

「エへへへ … でも、2次はもっと長えセリフしゃべったりするみでえだがら」

「大丈夫よ、自信持ってやんなさい」

「うん … ねえ、ママ、いつ帰ってくるの?」

「そうだなあ … まあ、一段落したら帰る」


キッチンの正宗が聞こえてくる電話の内容を気にし始めました。

同じように北三陸の駅舎で電話している春子の話を駅務室の大吉たちが聞き耳を立てていました。

「一段落っていつ?」

「ええ、わかんないよ ~ パパにもよろしくね」


… … … … …

電話を終え、リアスに入って行く春子を指して、吉田が大吉に尋ねました。

「いいんですか? 帰るって言ってますよ」

「いい、おらもう春ちゃんのことは吹っ切れた」


駅務室から出て、駅舎にポスターを貼り始める大吉。

「 … 東京で俺とマサは、堅い友情で結ばれたんだよ、吉田君」

「マサ? … 斉藤でもなく、トミーズでもなく?」

「正宗君さ、今じゃすっかりメル友さ … マサはすごいぞ、吉田君。

何しろ、器が大きい!」


… … … … …

そのマサ … 正宗は、アキから聞いた春子の言葉で疑心暗鬼になっていました。

「 … 何か嫌だな」

「何が?」

「だって、この前もこんな感じで … 春子さん、結局2年近くも帰って来なかったんだよ」

「心配ねえって、一段落したら帰るって」

「しかも、前はウソだったけど、今回はお義母さんホントに倒れた訳でしょ?

… 2年じゃ済まないよ!

嫌だ、何か嫌だ … ああ、すごく嫌だ」


娘の前で器の小さいことを、ほざいていました。

… … … … …

「 … 器は小さい、でもだからこそ小回りが利く … タクシーの走行距離見て驚いたよ、38万キロだぞ?!

料理も上手い、空手も強い、ベストも似合う … 完璧だべ?」


大吉の話を聞いていた吉田の息が荒くなってきました。

「駅長、それでいいのかよ?」

「春ちゃんを幸せにできるのは、マサなんだ。

俺なんか一生日陰でヤモメ暮らしさ … 愛読書は浅田次郎の『鉄道員』さ」

「それでいいのかよ? 大吉っつあんよお!」


吉田は大吉の胸倉をつかみました。

「離せ、離せ、吉田君!」

「おらが今まで、一体どんな思いで独身貴族を気取ってきたのか、あんた分かってんのかよ?!」


大吉をベンチの上に引きずり倒しました。

「副駅長が駅長より先に幸せになってはダメだって、駅長が身を固めるまで独身を貫くぞって、頑張ってきたんだぞ!!」

「 … でも、結婚したね?」


大吉のひとことで吉田の手が緩み、体を引きはじめました。

ここぞとばかり反撃に出る大吉。

「観光協会の栗原ちゃんと割とあっさり追い越したね?」

「 … ええ」

「しかも、何? オメデタなんだって?」


大吉の顔は笑っていても目は笑っていません。

「ええ、お祝いは現金でひとつ … 」

後ずさりしながらも、そう答えた吉田。

大吉はいきなり吉田の左手を掴んで指輪を抜き取りました。

そして、ホームへ向かって走り出します。

吉田は慌てて後を追いました。

「わあああああ ~ 」

… … … … …

吉田の悲鳴は、当然リアスにまで聞こえてきました。

「何? 何?」

顔を見合わせる春子たち。

「駅長、駅長、給料の3か月分!」

叫び声を背中に聞きながら大吉が笑顔で店に入ってきました。

「結婚指輪、線路さ、ぶん投げてやった! わっはっは」

「え ~ っ?!」


平然といつものようにカウンター席に腰をおろしました。

「先輩、春子さん、しばらくこっちさ残るみたいですよ」

「じぇじぇっ」


保の話で初めて知ったフリの大吉でした。

「夏さんが退院するまでは、何が起こるか分かんないしさ。

いくら皆に慕われているからって、親族は私だけだからね」

「だめだ! 帰ってやれ、春ちゃん … 夏ばっぱのことは、おらたちに任せろ!」

「そうはいかないよ」


しかし、あくまでも帰れと言う大吉。

「アキちゃんとマサには、春ちゃんが必要なんだ!」

「 … マサ?」


首をかしげる春子。

その時、カウンター内にいたユイが突然、頭を下げました。

「いらっしゃいませ」

「えっ?」

「ご注文は?」


ウイスキーのロックを注文する勉さん。

… 午後6時半からのスナックタイムでした。

… … … … …

「なんかごめんね ~ 娘が心配で東京行ったと思ったらさ、今度は母親があれで、なんか定まんないよね」

スナックへの模様替えを終えて、春子は席に戻りながら皆に詫びました。

「でも、親孝行は今しかできないし … なんか面白いしさ」

「面白い?」


聞き返すユイ。

「うん、袖の春子が田舎で親の介護とか、面白いじゃん?

… まあ、そのうち飽きるかも知れないけど、でも絶対『ありがとう』って言ってもらうんだ」

「夏ばっぱにか?」

「うん、『お帰り』と『すまなかった』は聞いたから、あとは『ありがとう』でしょ?」

「言ってもらったことねえのか?」


勉さんが不思議そうに尋ねました。

「ない … 1回もない」

断言した春子。

遠くのしょう油を取ってあげた時も、お茶を淹れた時も、全て「おっ!」で済まされていました。

「新聞取ったついでに肩にカーディガンかけた時は?」

「お~お~お~お~」

「 … オットセイみたい」


春子の口真似でユイが笑いました。

「だから、『ありがとう』って絶対言ってもらうんだ。

それまで、やめない! … この親孝行、誰にも渡さない!」

「なんか、天野家ねじくれてねえか?」


保にそう言われて、春子は苦笑いしました。

… … … … …

「いらっしゃい」

「何、今度は何タイム?」


そう言った春子ですが、人の気配に振り向くと、功がよしえを伴って店に入ってくるところでした。

「やあ、ホントにいた!」

「ええっ?」

「いや、袖の春子が帰ってきてね ~ 親の面倒見てるって、噂で聞いたもんだから」


朗らかに笑った功の後ろでよしえが頭を下げました。

「その節はどうも … 」

「いいえ ~ 」


仲睦まじいふたりを見て、笑顔になる春子。

「座れば?」

素っ気ないユイですが、ふたりを席に着かせました。

… … … … …

「あったどおおお ~ 」

雄叫びと共に懐中電灯を手にした吉田が息を切らしながら店に駆け込んできました。

「ありました! 奇跡的にまくら木の上さ、落ちてました!」

指輪を高く掲げる吉田。

「やったあ!」

「それ本当に吉田君の?」

「触んな、電車バカ!」


確かめようとする大吉に悪態ついて出て行ってしまいました。

… … … … …

ユイが注文を聞くと、功はビールの他にピザを頼みました。

「もう、面倒臭い」

顔をしかめたユイ、すると …

「私、やるよ」

よしえが席を立ちました。

「えっ、いいよ、入って来ないでよ」

「いいから … 」


よしえは、お構いなしにカウンター内に入って行きます。

ユイもそれ以上拒むでもなく、母に任せました。

そんな様子を見て、ホッとする春子でした。

… … … … …

< そして、2次審査の日がやってきました >

2次審査の会場は、EDOシアターの奈落です。

「 … 出身は東京なんですか?」

審査官のひとりが尋ねました。

「はい、高2の夏まで世田谷です」

「あのさ、何で訛ってるの?」


別の審査官がツッコんできました。

「えっ?」

「東北弁の方がキャラが立つって誰かに言われたんですか ~?」


無表情でワザとらしい口調、太巻が追い打ちをかけます。

< 完全アウェイの空気で、イジワルな質問が続きました >

「天野さん?」

「 … お祖母ちゃん子で … 最初は、祖母ちゃんや海女さんたちとしゃべってて、自然とうつったんですが、今は訛ってる方が素直な気持ちを伝えられ … 」

「いじめられてたんですか ~?」


アキの答えが終わる前に太巻は次の質問をしました。

余り触れて欲しくはない過去のこと、黙り込んでしまったアキ。

「あっ、失礼 … インターネット上にそのような書き込みがたくさん見受けられたので、事実ですか ~?」

アキは、太巻の隣に座っているひろ美の顔を見ましたが、目を伏せたままです。

< 鈴鹿さんは手を差し伸べてくれませんでした >

「天野さん?」

「えっ、いじめられでだというより … 」

「標準語でお願いします」


ツッコめるところがあればツッコんで、アキを追い落すつもりでしょうか …

「いじめられてたというより、いじめられるほどの個性もなかったんです」

ひろ美は、アキの顔を見ました。

「いじめられる子って、たぶん目立つ子なんだと思います。

その点、私は地味で暗くて、向上心も協調性も … あれっ? 何か足りない … 地味で暗くて、向上心も協調性も … のあとなんだっけ?」


昔、春子に言われた言葉 … どうしても、そのあとが思い出せません。

「異物感? 罪悪感? … あっ、存在感!

存在感も個性も華もない、パッとしない子です! … 言えた」


… … … … …

満足そうに笑っているアキにひろ美が初めて口を開きました。

「今のあなたはどうですか? その頃と変わりましたか?」

「はい、全然違います!」

「は~い、どうも、うっ」


ここで打ち切ろうとした太巻の口を、ひろ美はペンで押さえました。

「どうやって変わりましたか?」

迷わずアキは答えました。

「お祖母ちゃんのおかげで変わりました。

お祖母ちゃんと一緒に海女さんやって、海さ潜ってウニ取って、変わりました」

「そろそろ時間、うっ」


またも太巻の口をふさいで質問を続けるひろ美。

「お祖母ちゃん、どんな人ですか?」

「かっけえ人です ~ この手拭も祖母ちゃんからもらったんだ」


『北の海女』の手拭を取り出して広げて見せました。

『この先、つれえことがあったら、こいつで涙拭け … そんで思い出せ … 寒い朝、浜さ出て潜った時のこと。

あれより、つれえことはまずねえがら』

「お祖母ちゃんだけでなぐ、海女さんや地元の人等、あと親友のユイちゃん!

それがら … もちろん、お母さん、あと海、東京に来てから知り合った仲間。

皆のおかげで変わりました!」


思わず、ひろ美の方に体を乗り出してしまいました。

「結構です … 長々すいませんでした。」

太巻の口を押えていたペンを外して謝りました。

「いいえ、どういたしまして」

… … … … …

EDOシアターに駆け込んできた水口、河島と出くわしました。

「随分押してんな」

予定の時間は過ぎていますが、オーディションはまだ終わっていません。

「2次まで残るとは思わなかっただろう?」

河島は休憩コーナーで飲み物を買いながら、水口の顔を見ました。

「 … やっぱり、鈴鹿さんの後押しですか?」

「まあ、最終的には社長のさじ加減だと思うけど … やっぱ、鈴鹿さんには逆らえないんだよ。

ヘンな関係だよ、あのふたりは」


壁に貼られた『潮騒のメモリー ~母娘の島~』のポスター。

「そもそもリメイクするなら、他にもいい作品あるのに、何で今更『潮騒のメモリー』にこだわるかね?」

… … … … …

オーディション会場 ~ 奈落。

「もっと、ていねいに読んでみて」

ひろ美がアキのセリフに注文をつけました。

「はい。

母ちゃん、私 … 新助さんが好き」


アキは、台本に書かれたセリフを1字1字ゆっくりと読みました。

「ていねいっていうのは、ゆっくりじゃないの、分かる?

意味を考えて、尚且つ、無理に抑揚つけようとしないで」

「『よくよう』って何ですか?」


真剣な顔で聞いてくるアキ、一瞬驚いた顔をしたひろ美ですが …

「 … あ、ごめんごめん、あなたバカだったわね? … 忘れてた」

少しムッとするアキ。

「ええとね、上がったり下がったりし過ぎている …

私のマネしてみなさい」


ひろ美は先ず手本を見せました。

「母ちゃん … 」

アキはあとに続けました。

… … … … …

「うん?」

その時、太巻はある異変を感じていました。

目の前のアキが、若い頃の春子に見えるのです。

面影どころか春子そのものでした。

「母ちゃん、私、新助さんが好き … だから、島を出ます」

「好きにすりゃいいべ、さっさと行け!」

「親不孝ばかりで、ごめんなさい!」


イスを蹴って走り出した春子(アキ?)

「ちょっと待って!!」

太巻は立ち上がって、走って行く後ろ姿を呼び止めていました。

「だいぶ良くなったわ、ねえ監督?」

呆然と立ち尽くしたままの太巻。

「 … 監督?」

「えっ? … あら?」


ひろ美に何回か声を掛けられて、太巻はようやく我に戻りました。

戻ってくるアキ。

太巻は動揺を悟られないように、平然を装いました。

「 … いいんじゃないですか?」

「ありがとうございます」


… … … … …

EDOシアターの楽屋口から出てくる水口とアキ。

「あれ、今日、正宗さんは?」

いつもなら待っているはずの姿が見当たりません。

「今日は、給料日なので、遅くなると言っていました」

「俺ちょっと挨拶しに戻るけど … 大丈夫? ひとりで帰れる?」


アキはうなずきました。

「じゃあ、マスクして顔隠して」

言われた通り、顔半分を隠すくらいのマスクをつけました。

「よし、じゃあ気をつけてね」

水口はアキが見えなくなるまで見送り、シアター内にまた戻って行きました。

… … … … …

それを陰から確認していたアキが、こっそりと戻ってきます。

そして、マスクを外して、シアターの向かいの無頼鮨の裏口へ走りました。

ドアを開けて、種市に声を掛けます。

外に出てくる種市。

「終わったのか?」

うなずくアキ。

「自分ももう上がりだ。

… どうだった?」

「まあまあ … かな?」


何となく、そわそわして落ち着かないアキ。

「何だ、天野? 腹減ったか?」

アキは、眉をひそめて首を振りました。

「 … じゃあ、何?」

「今日ならいいど … ママもパパも家さいないの」


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