NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年08月31日 (土) | 編集 |
第132話

< おらの初主演映画『潮騒のメモリー~母娘の島~』がついに完成しました >

北三陸駅では、公開記念と称して、アキが歌う主題歌とミサンガの抱き合わせ … セット販売をはじめました。

「すごいよ、アキちゃん、バンバン売れてる … だって、夏ばっぱなんてウニ丼と一緒に車内販売してるんだもの」

「じぇじぇじぇ、夏ばっぱ、そんなに良くなったのか?」

「うん、調子いい時は電車さ乗ってる」


電話でユイの報告を聴いて、アキはCDの売れ行きよりも、夏がそれだけ回復したことをうれしく思いました。

「あ、チケット届いた?」

「うん、ありがとうね」


ユイの手には『天野アキ GMT5 ファーストコンサート』と書かれたチケットがありました。

「へへへ 今日もレッスンなんだ … 誰よりもユイちゃんに観てほしいから …

ぜってえ来いよ!」

「ふふふ うん、ぜってえ行く!」

< そうなんです!

実は、映画の公開に合わせて、なんと古巣の東京EDOシアターでコンサート開くことになったんです!

1年半でようやくあのステージさ立てるんです!

しかも … 昔の仲間と一緒に >


レッスンのために奈落に集まったアキとGMT5。

少女たちは再会を、そして同じステージに立てることに喜びあいました。

「懐かしかね ~ アキちゃん、振り覚えとう?」

「 … たぶん」


不安はあったものの、アキの体は覚えていました。

曲がかかると、自然と皆に後れを取ることなくダンスを合わせることができました。

コンサートの開催は、2011年3月12日 …

… … … … …

♪地元に帰ろう 地元で会おう …

< あの日、客席がら皆のまぶしい姿を見て、いつかおらもここで歌いでえってひそかに心に誓ってました >

アキはハートフルを解雇されたばかりの頃のことを思い返していました。

< そのステージに今、天野アキの頭文字が … ふたつの『A』が飾られている >

コンサートの準備が整ったステージをアキと水口は客席から見ていました。

「とうとう来たね … 」

「うん … とうとうって程でもねえが」

「いやいや ~ 中々でしょ … 1回クビになってるんだもん」


水口にそう言われて、アキは改めてうなずきました。

「 … ユイちゃん、明日来るんだって?」

「んだ、8時に上野さ着くって」


その時、ステージの『A』の電飾に明かりが灯って … アキが歓声をあげました。

「うわ~ 」

「太巻さんが作ってくれたんだよ」


… … … … …

< ライブの準備をしている間に、こんなこともありました … >

純喫茶・アイドル、鈴鹿ひろ美とテーブルを挟んで座っている春子と正宗。

「 … もう一度、よろしいですか?」

聞き返した春子、ひろ美はひとつため息をついてから答えました。

「ですから、スリーJプロダクションに所属させていただきたいんです」

「『鈴鹿ひろみ』があ?!」


驚いた春子は思わず大声を上げてしまいました。

その声で、春子たちの連れが『鈴鹿ひろ美』だったことに甲斐は気づきました。

「わっ、鈴鹿ひろ美!!」

「はい、鈴鹿ひろ美 … つまり、私を」


余りにも想定外の申し出に春子は正宗の顔を見ました。

「 … どういうこと?」

「君が分からないこと、僕に聞いても分かるわけないだろ … 」


ハートフルから独立して、個人事務所でやってきたのだが、限界を感じて … ずっと、事務所を探していたと、ひろ美は話しました。

「誰かいい人いないかしらって」

「 … 私、いい人じゃないですよ?」

「そこがいいのよ!

あなた、押しが強いでしょ? … 業界の常識や悪しき風習に正面から、こう …

“いてまえ!”みたいな、“いてこませ!”みたいな、“いったらんかい!”みたいな … 」


ひろ美の言葉にいちいちうなずく正宗。

「私、関西人じゃないですよ?」

「 … 娘をアイドルにしたじゃない。

長いものにも、太いものにも巻かれず … ご自分の夢を娘に託して、それを貫いて … ご立派よ!」


ひろ美の勢いに押され気味の春子ですが、一番気になることを尋ねました。

「太巻さんはご存じなんですか?」

「いいの、彼は … 私と同じで限界感じてるはずだから」


ひろ美は少し照れるように笑うと続けました。

「夫としてはいいけれど、仕事のパートナーとしてはとっくに切れてるの … もう無理」

完全にあきらめた顔です。

太巻がひろ美の夫? … 春子も正宗も、そしてサインをもらおうと後ろでスタンバイしていた甲斐も、衝撃の事実を聞いて … 開いた口がふさがらない … 状態でした。

「よろしくお願いします!」

… … … … …

話しは、とんとん拍子に進み、ひろ美は、スリーJプロダクションの所属することに決まりました。

「鈴鹿さんがママの事務所、所属するって … おらの後輩になるのか、先輩になるのか?」

表参道を春子と並んで歩いていたアキがそう尋ねました。

「どっちにしろ、タメ口なんでしょ?」

「んだな、どっちでもいいな」

「そうだよ … どっちにしろ、3年前には考えもしなかったことになってんだから」


春子は、ふと足を止めました。

「 … ママ?」

辺りの景色を懐かしそうに見渡す春子。

「ここに立っていたことある、ママ … 」

横断歩道を指して、その前に立ちました。

「ここでね、信号待ってると … スカウトマンに声かけられるって噂聞いて、朝から晩までここに立っていたの」

精一杯のおしゃれをして、心細く立っていた若い頃の自分を思い出して … 懐かしさや切なさがこみ上げて来る春子でした。

「 … ありがとうね、アキ」

「えっ?」

「ずっと、後悔してた … 家出して東京に出てきて、アイドルにあこがれて …

でも、今は違う … 全部よかったと思ってる。

パパと知り合って、アキが生まれて、そのアキが海女になって、アイドルになって … 

おかげでママ、鈴鹿さんと仲直りできて、所属事務所の社長だよ!

なあにこれ、何? ~ 何かオセロのコマがいっぺんにひっくり返っちゃった感じ」


うなずくアキ。

「だから … ありがとうね、アキ」

「へへへ こっぱずかしい」

「ちゃんと言ったからね、ありがとうって … 忘れないでよ」

「うん … あとはパパだけだな。

どうするの? ヨリ戻すのか? … おらどっちでもいいぞ、一緒に暮らしてるし」

「どっちでもいいなら ~ も・ど・そ・う … かな?」

「じぇじぇっ、やった!」


… … … … …

2011年3月11日 午前11:00 ライブ前日 …

東京EDOシアターのステージでは、太巻を前にして明日のライブのリハーサルが行われていました。

♪潮騒のメモリー 17才は寄せては返す 波のように激しく

「さあ、盛り上がって行くよ、ここから!」

シアターの楽屋口を出た外では、ヒビキ一郎を中心としたファンたちが応援の練習に励んでいました。

「あの、店の裏口なんで、ちょっと静かにしてください」

無頼鮨の真正面でもある場所なので、種市が注意しましたが、一郎たちは聞く耳を持ちません。

「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!」

激しく腕を何度も振り上げる動作に一郎の肩がいやな音を立てました。

「あっ、痛い痛い痛い … 」

オタクの輪を離れた一郎、肩を脱臼していました。

「大丈夫か?」

ここに屋台の店を開いていた小百合が声を掛けました。

「ヒビキさん、まめぶ食うか?」

「いらねえよ!」

「歳なんだから、いつまでも無理してアイドル追っかけなくても … 」

「歳とか関係ねいし、アイドルが存在する限り追いかけるのが、男でしょ!」


小百合にたしなめられても、相変わらずの一郎節。

オタクたちから歓声が上がりました。

… … … … …

「うるせえなあ」

店の中で顔をしかめる梅頭、何故か謝る種市。

「 … 種、お前明日休むか?」

「えっ、いやいや、でも土曜日だし … 自分がいねえと」

「自分がいても、たいして変わんねえよ … いいから休め」


アキのステージを見に行かせてあげようという親心でした。

そこへ河島が店に顔を出しました。

「大将、明日イベントあるんで、握り30人前よろしくで」

「30人前 … 」


顔を見合わせる梅頭と種市。

「 … 梅さん」

ふっと、何ともいえない笑顔を返す梅頭。

… … … … …

リアス。

明日のコンサートのため、上京の支度を整えたユイが列車が出る時間を待っていました。

「気ぃつけろよ、東京はキャッツが多いっていうからよ」

「キャッツ?」


磯野の言った意味がユイにはよく分かりませんでした。

「キャッツ・セールスだべ?」

大吉が代わって答えました。

「劇団四季じゃねえぞ」

この男たちの話は、本気なのか冗談なのか …

「んだ、モデルになりませんかって言われたら、だいたい錦糸町のキャバレーに連れて行かれっからね」

吉田の話、しほりの怖がりかたが余りにもわざとらしかったので、苦笑いのユイ。

「今日、夏さんは?」

夏の姿が見えないので、気にした勉さんがユイに尋ねました。

「あ、休むって、ちょっとしんどいから」

「じぇ、朝いつものようにウニ丼作ってたが … 」


… … … … …

「おい、夏ばっぱ調子悪いってか?」

心配した組合長が天野家を訪れると、夏の部屋からかつ枝が静かに出てきました。

「今、寝たとこだ、起こすな … 」

部屋を覗くと、夏はぐっすりと眠っています。

「たまげたなあ」

「 … 疲れたんだべ」


… … … … …

「心配だな、あとで顔出すか」

「んだね、何つっても、ひとり暮らしだもんね ~ 」


夏を心配する美寿々と弥生。

「地震多いですもんね、最近」

少し不安げなしほり。

「んだんだ、一昨日なんかエライ揺れた … おらとこのマネキン、バタバタ倒れたもんなあ」

「おらの作ったジオラマは無事でしたよ」


今野にどうでもいいことを自慢した保。

… … … … …

「あ、まだいたんだ」

店に入ってきたヒロシ、ユイは腰を上げました。

「うん、そろそろ行く」

「よし、汽車出すか」


席を立つ大吉と吉田。

「あ、これ西新宿のカレー屋のサービス券 … あと1枚あれば、カレー1杯タダで食えるから」

ヒロシがユイに差し出したのは、3年前、東京に帰ることになったアキに渡して、そのあと北三陸に残ることになったので、返されたものでした。

「この店もうないや … ネットで調べたら、とっくに潰れてた。

でも、ありがとう」


そう言うと、ユイはサービス券の束を受け取りました。

… … … … …

店の外に出ると、ちょうど功とよしえに出くわしました。

「やっぱり会えた」

「ちょうど病院にお薬もらいに行くとこだったのよ」

「ユイ、気をつけろよ … まあ、アキちゃんいるから心配ないが」


ユイを見送るためにリアスにいた全員が駅舎に出てきていました。

「なんか嫌な感じ … 皆集まっちゃって」

照れくさそうなユイの言葉に笑う一同。

「元気でな、ユイちゃん」

まるで、長い別れになるような挨拶をした勉さんにユイは明るく答えました。

「やめてよ、帰ってくるんだから … 水曜日にはバイト入れてるし」

「その割には荷物大きいですね … 」


誰もが思っていて口にしなかったことに触れる吉田。

「つらくなったら、いつでも帰ってくるんだよ」

ユイの頭を撫でた美寿々。

「楽しくても、水曜日には帰ります」

皆に見送られ、ユイは改札を抜けてホームへと向かいました。

< ユイちゃんが本当に帰ってくるつもりだったのか、それとも東京で暮らす覚悟だったのか … それは、誰にもわかりません >

… … … … …

EDOシアターの談話室で太巻、河島、水口の3人が食べているのは … 小百合が作ったまめぶ汁でした。

「味が足りなかったら、七味かけてください」

「甘いかしょっぱいか分かんないのに、辛いの入れちゃうの?」


小百合に訪ねた河島。

「あ、美味い!」

声を上げたのは太巻です。

「あらら、もうこの人はまめぶの虜だ ~ 」

うれしそうにそう言った小百合は、鍋を抱えて奈落へと降りて行きました。

「だめだ、この味を表現する言葉がない … 」

そう言った河島をはじめ、誰も箸を休めずに食べ続けているのが不思議です。

… … … … …

「社長、天野のことでは、何とお礼を言ったらいいか … 」

突然畏まった水口に太巻は言いました。

「お前に礼を言われる筋合いはない」

「 … 今夜、天野の親友が上京します」

「えっ、足立ユイちゃん?」

「はい」


河島もユイのことは知っていました。

「よかったら、会ってみていただけますか?」

「わかった … 紹介して」


快く了解してくれた太巻。

「はい」

… ユイとの約束を水口は忘れていませんでした。

… … … … …

奈落でも小百合はアキたちにまめぶ汁をふるまっていました。

「ごちそうさま」

「はい … あら、ミサンガまだしてる」


小百合は、アキの左手に残っている2本のミサンガに目を止めました。

「んだ、切れそうで切れねえ」

「明日、切るんよ、明日」


真奈がそう言うと、喜屋武が立ち上がりました。

「明日のライブで一気に切れるはずよ ~ 」

「んだな ~ がんばっぺっ!」


… … … … …

「出発進行!」

車掌の大吉の合図でドアが閉まりました

今度こそ東京へ行けるんだ … ユイを乗せた列車が北三陸駅をゆっくりと走り出しました。

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