NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年09月20日 (金) | 編集 |
第149話

天野家の朝。

< 2012年3月、あの日から1年が経ちました >

いつものように仏壇に手を合わせるアキ。

「あれっ?」

「何だ、アキ? 朝ご飯だぞ」

「祖父ちゃんっていつから帰って来てねえ?

なあなあ、ばっぱ、震災の後、帰って来た? … 来てねえべ?

遺影は? … ねえべ!

どういうこと?!」


夏が答えるスキがないほど、矢継ぎ早に聞いてくるアキ。

「うるせえな ~ もう!」

「 … 帰ってくんのか?

なあ、ばっぱ、遺影がねえってことは、祖父ちゃん近々帰ってくんのか?」

「あ ~ もう、うるせうるせうるせ!」

「 … 或いは、まさか、祖父ちゃん?」


アキは勝手に良からぬことを想像して、顔を強張らせました。

「心配すんな、忠兵衛さんは元気だ!」

… … … … …

夏はアキに仏壇の引き出しを開けて見せました。

そこに入っていたのは … 

「パソコン?」

< 夏さんの病気と震災を経て、忠兵衛さんと夏さんは、ネット電話で繋がっていました >


夏がパソコンを開けて電源を入れると、ディスプレイに忠兵衛の顔が写りました。

「よう、夏さん … ボアノイチ、ボアノイチ、ポルトガルは今、まだ夜中だ ~ 」

画面に向かってキスをする忠兵衛、その様子を微笑みながら見ている夏。

まさか、夏がこんな風にパソコンを使っているとは思ってもみなかったアキは目を丸くしました。

「な、なんで?」

「 … わいふぁい?」


… … … … …

< 2012年春、北鉄は北三陸~袖が浜間を往復運転しつつ、7月1日からの本格的な運転再開に向け、点検作業も大詰めです >

「だから、ネズミの絵描かねえでよ!」


車体をチェックしていた吉田が目の色を変えて怒りました。

以前にも同じようなことがありましたが、誰かが勝手に超有名ネズミのキャラにそっくりの絵を車体の横に描いてしまったのです。

「子供は喜ぶけど、大人は胃が痛くなるんだから!」

… … … … …

< 一方、6月30日オープン予定の『海女カフェ』は、遅々として進まず … >

ヒロシの働きかけに応えた有志や海女クラブのメンバー自らの手で瓦礫を撤去、きれいに掃除して片づいた海女カフェ跡に夏やアキ、関係者が集まっています。

< 漁協のかつ枝さんが計算してるのは、『海女カフェ』再建に掛かる費用の見積もり、つまり支出。

栗原さんが計算してるのは、『海女カフェ』再建をサポートする企業の協賛金、一般からの寄付金、つまり収入 >


ものすごい形相で電卓を叩いている、かつ枝としほり。

「できました ~ 」

「こっちも出ました ~ 」


保がふたりの電卓の画面を見比べました。

支出は、11,285,000円、収入は、9,174,403円です。

「はい、かつ枝さんの勝ち ~

さすが、眼鏡会計ばばあ … 栗原ちゃん、足元にも及ばない」


保の判定では、かつ枝の勝ちでしたが …

「お前、勝ってどうするんだよ?」

組合長が言った通り、支出が収入を上回っているということは、再建費用が足りないということでした。

「どこか切り詰めねえと、海開き間に合わねえど」

「分がってる … 」


夏の言葉にアキはうなずきました。

「でも、天下の鈴鹿ひろ美が来るのに、まさかビールケースの上で歌わせる訳にはいかねえべ」

保の言うことも十分承知しています。

「しゃあねえ、水槽あきらめんべ」

「だったら、魚もあきらめんべ」

「ドイツ製のシステムキッチンもあきらめんべ」

「エスプレッソマシーンもあきらめんべ」


皆の声を聴いて、ヒロシが完成予定図から、あきらめた物に×をつけて行きました。

「おやおや、まだまだ切り詰められそうですよ ~ 」

見積書を見直していたしほりが、結構必要以上に豪華なものも載っていることに気づきました。

「フロアの面積を半分に、メニューはまめぶと乾きもの中心、照明はミラーボール … 」

「これでどうだ、眼鏡会計ばばあ?」


ヒロシから出た案をつきつけたアキ、今一度試算するかつ枝。

「何とか予算内には収まるが … これじゃ、梨明日で歌うのと大差ねえべ」

落胆の声が一同から上がりました。

… … … … …

♪来てよ その火を 飛び越えて ~

そのリアスで熱唱している弥生、一緒に店番をしているユイが気持ちが入っていないタンバリンを鳴らしています。

その時、駅務室で電話をしていた大吉は、見知らぬ挙動不審の男が駅舎に入って来たのを目にしました。

深く帽子をかぶって、サメの絵柄のついたリュックを背負ったその男、コソコソとリアスの中を覗いています。

電話を切り上げた大吉はその男にそっと近づいて首根っこを押さえました。

「ぎょえ!」

… … … … …

「まず最低限の設備で開業して、海女さんたちの実演で黒字が出たら買い足しませんか?」

「口で言うのは簡単だけど、出るか? 黒字」


ふたたびヒロシが出した案も不安がありました。

「去年、瓦礫撤去したけど … 結局、ウニは戻ってこなかったもんな」

< そう … 以前、アキが潜った時には、ウニはほとんどいませんでした >

「去年、放流したウニが卵産んで、ちゃんと育ってくれればいいが … こればっかしは、潜ってみねえと分かんねえど」

「そうなのか?」


アキが聞き返すと夏はうなずきました。

「津波で一遍流されるたら、元に戻るには通常3~4年かかる」

「じぇじぇっ!」


組合長の言葉に驚くアキ。

「悪いが … 今年は無理、期待できねえな」

見通しは決して明るくないということです。

… … … … …

「アキちゃん、アキちゃん、ちょっといい?」

吉田がアキに声をかけました。

大吉から電話があり … 不審者を捕まえたらしいのです。

「不審者??」

身を乗り出す一同。

「はい、怪しい男がウロウロしてっから、声掛けてとっ捕まえたら、アキちゃんの知り合いだって言うんだと」

「おらの? … 名前は? 歳はなんぼぐらい?」

「それが、何を聞いても『ぎょぎょ』ってしか言わねんだと」

「じぇじぇじぇっ!」


… … … … …

アキたちが北三陸駅にかけつけると、その男は駅務室でイスに縛りつけられていました。

「さかなちゃん?」

「さかな先輩?」

「おさかな野郎?」

「サカナクション?」


好き勝手な名前で呼ぶ一同。

「どこ? 人面魚!」

リアスから飛び出して来たユイ。

「 … 惜しいけど、全部違います」

ヒロシがその男の帽子を脱がせると、その下にもまだ帽子をかぶっていました。

見覚えのあるさかなの帽子のその人。

「さかなクン!」

「正解でギョざいます!」

「じぇじぇ ~ 」


慌てて、縄をほどく大吉。

「駅長が失礼しました。

… っていうか、ご無沙汰してます」

「ギョ無沙汰してます、アキちゃん」

「えっ、何でまた北三陸に?」

「はい、アキちゃんどうしてるかなと思って、ネットで検索したら、こちらの観光協会のホームページにたどり着いたんです」


それは、ヒロシが撮影してアップした『潮騒のメモリーズからのお知らせ』と題した動画でした。

… … … … …

「じぇじぇ、訛りすぎる海女のアキです」

「ミス北鉄、足立ユイです」

「せ~の、潮騒のメモリーズ Z(ゼット)!!」


体全体を使ってZを表現したアキとユイ。

「今日は私たちの思い出の場所、『海女カフェ』に来ています」

「2009年夏にオープンした『海女カフェ』ですが、昨年の津波で被害を受け、未だ再建のメドが立っておりません」


ユイが手にしたのは、アキが浜で拾った復興応援のノボリでした。

「震災前は、ここさきれいな水槽が並んでいて、珍しい魚や珍しくねえ魚がたくさん泳いでたんです」

ふたりはステージに上がって、『潮騒のメモリーズ』の看板の前に立ちました。

「7月1日の開業に向けて、私たちも精一杯頑張りますので、皆さんもどんどん北三陸さ来てけろ!」

「北鉄も畑野まで走るど ~ 」


… … … … …

「 … そこで、自分にも何かできることはないかなと考えて …

そうだ!さかなクンのコレクションを寄贈しようと思ったんです」

「さかなクン、コレクション?」

「はい、さかなクンの水槽と珍しいお魚をプレゼントしようと思って!」

「じぇじぇじぇっ!」


… … … … …

< 6月に入り、『海女カフェ』にさかなクンのコレクションが運び込まれました。

その頃には、『海女カフェ』の再建も着々と進んでいました。

予算が足りず、震災前の『海女カフェ』には、到底およびませんが … 手作り感あふれる、温かいお店になりそうです >


真っ白に塗られた壁には、子供たちが絵を自由に描きこんでいます。

「アキちゃんよかったね ~ 」

幾度となく北三陸まで足を運んで協力してくれたさかなクン。

「うん、完全に元通りじゃねえが … 『逆回転』成功だべ?」

アキが親指を立てると、飛び上がったさかなクン。

「ぎょぎょぎょ!」

「じぇじぇじぇっ!」


… … … … …

< 種市先輩、ストーブさん、勉さん、それにユイちゃん … 皆いろいろあったけど、今ここにいる。

そのことが、たまらなくうれしいアキでした >


皆、絵具だらけになりながら、楽しそうに絵を描いています。

子供たちの笑い声 …

「おらも描く!」

アキも絵筆を取ろうとした時、ウェットスーツを着た夏と美寿々が呼びに来ました。

「何してんだ? 早くいくぞ!」

「あっ、ごめんごめん、すぐ行く!」


… … … … …

同じ頃、長い旅から北三陸に帰ってきたひとりの男がリアスに顔を出していました。

天野忠兵衛その人です。

「帰って来たぞ ~ 」

店番の吉田に出迎えられて、忠兵衛は一番奥の席に落ち着きました。

そして、もうひとり … スーツケースを引いた女性がリアスを訪れました。

全身黒づくめ、黒い帽子にサングラスをした、その女性は手前の席に腰かけました。

「すいません、今日、『海女カフェ』に水槽と魚が入って、皆そっちさ行ってるんですよ」

せっかく忠兵衛が帰って来たのに、自分の他に誰もいない理由を申し訳なさそうに吉田が話ました。

「夏ちゃんもか?」

「夏さんは、浜です」

「ふん、なんだクソ面白くねえ」


吉田が女性に注文を聞くと、横から忠兵衛がウニ丼を注文しました。

「あっ、私も」

「 … 残念、最後の1個」


吉田はふたりの真ん中にひとつ残っていたウニ丼を置きました。

「ふふふふふ … 」

カウンターの端と端で見合った忠兵衛と女性。

突然に吉田!

「あ、最初はグー! じゃんけんぽんっ!」

… … … … …

袖が浜。

< 7月1日の海開きに先立って、いよいよ海女クラブがウニの繁殖具合を確かめることになりました >

ウェットスーツに着替えたアキ。

美寿々はすでに海に浸かっています。

「準備ができたら行くぞ、アキ!」

「はいっ!」

< この日の水温14℃ >

「しゃっこい!」


つま先を海につけたアキが足を引っ込めました。

「ちゃんと体慣らしてから潜るんだぞ」

石段の上から注意を与えた夏。

先ず美寿々が、そして大きく息を吸い込んだアキが海の中へ消えて行きました。

夏は心配そうに海を見つめています。

しばらくして、美寿々が海面に顔を出しました。

「どうだ?」

続いて、アキが勢いよく浮び上ってきました。

「美寿々、アキ、ウニいねえか?」

「ばっぱ、大変だ!」


浮きに捕まりながらアキは叫びました。

「ど、どうした?」

身を乗り出して不安そうに覗きこむ夏。

「ウニで岩が見えねえぐらいだ!」

そう叫んだアキは今取ってきたウニを高く掲げて見せました。

「じぇじぇじぇ ~ 」

「やった ~ 繁殖大成功だ、ばっぱ!」


美寿々の手にも黒々とした立派なウニが握られています。

手を叩いて喜ぶ夏。

その声を聞きつけて、浜にいた人たちが集まって来ました。

アキは、夏にめがけてウニを放りました。

… 初めて会った時、夏がそうしたように …

ウニを拾った夏は感嘆の声を上げました。

そして、両手で大事に持つと、目の高さまで掲げて、ウニに向かって恭しく頭を下げました。

… … … … …

アキはもう一度、海の中へ潜りました。

海底の岩の上は、至るところ、ウニで一杯です。

笑顔のアキ、指先でつまめるほどの稚ウニを見つけました。

< アキは、言葉を失いました … ま、どっちにしろ水中なので声は出ませんが … 

これで漁ができる、北鉄も走る、海女カフェも皆のおかげでオープンできる。

賑やかで楽しい、2012年の夏がやって来ました >


うれしさの余り、海中をまるでイルカのように泳ぎまわるアキ …

そして、ふたたび海面に顔を出すと、もう一度同じようにウニを高く掲げて叫びました。

「なんぼでも取れるど ~ !」

… … … … …

一方、リアスでは …

「あいこでしょ!」

まだ勝負がつかず、ジャンケンが続いていました。

「しょ!」

「あいこで … しょ!」


女性がパーを出すと、一瞬遅くチョキを出した忠兵衛。

「やった ~ おらの勝ちだ!」

「後出し、今の後出しです!」


女性はサングラスを外して、吉田に訴えました。

素顔を見て驚愕する吉田 … 目の前にいる女性は、女優の鈴鹿ひろ美でした。

「 … 考えられない!」

「うるせえっ!

おら、このひと口を楽しむために、7つの海を乗り越えて帰って来たんだからよ!」


今まさに箸をつけようとする忠兵衛から、吉田は無理やりウニ丼を奪い取って、ひろ美の前に置きました。

「何すんだ? このわらし!」

「す、す、すずが、すろみ … 」

「すずが、すりみ? … 何だそりゃ?」

「女優、すずかひろみ」


美味しそうにウニ丼を頬張るひろ美でした。

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