NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 06«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »08
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年10月10日 (木) | 編集 |
第10話

昨日のことがあって …

朝からむしゃくしゃしているめ以子 … 袖の中に隠してきた駄菓子をむしゃむしゃと食べながら、大股でどんどん道を歩いて行きます。

「まあ!」

「迫力だね ~ 」


ただでさえ、背が高く目立つめ以子、通りすがりの人が振り向いて見ています。

め以子がにらみつけると、そそくさと行ってしまいました。

「おはよう」

桜子と民子です。

「ねえねえ、どうだった? 帝大の学生さん、昨日来たんでしょ?」

桜子が待ち構えていたように尋ねてきました。

め以子は袖に手を入れて、むしゃむしゃ食べ続けています。

「やけ食い?」

… … … … …

「えっ、来たの『通天閣』だったの?」

「うん」

「それは幻滅の悲哀だわ」

「もう ~ 幻滅!

それだけじゃなくてね … あの人、私のこと、これっぽっちも覚えてなかったの」

「ああ、それはもう、とんがらがっちゃうわ」

「分かる? 分かってくれる?」


うなずいた桜子にめ以子は抱きつきました。

「心の友よ ~ 」

「ほら、教室行こう … 遅れるよ」


遅刻してはいけないと、民子が促しました。

「もっと、それだけじゃなくてね … 」

教室に向かいながらも、め以子は話し続けました。

… … … … …

悠太郎は、朝起きると、上半身裸になって庭で竹刀の素振りを始めたのです。

「青瓢箪じゃなかったんですね ~ 」

「ホント … 」

それをウットリと見つめるクマとイク。

… … … … …

いつもより早く朝の配達から戻ってきた照生。

「西門さんが手伝ってくれてさ …

本当に助かりましたよ ~ またこれからもよろしくお願いします」

快くうなずく悠太郎。

… … … … …

「こんなにきれいに食うやつはそうそうにいねえや」

悠太郎が食べ終えた焼き魚の皿を見て、大五が感心しています。

「ここの料理が美味しいからですよ」

「いやいやいや、悠さんの親御さんがしっかりしてなさるんだよ」

「いえいえ、この台が広くて食べやすいからですよ … ごちそうさまでした」

家族の誰もが、悠太郎に好感を抱き、悠太郎自身も卯野家を気に入ったようでした。

しかし、め以子はそんなやり取りを苦々しく眺めていたのです。

… … … … …

「何か嫌らしい … 嫌らしい『通天閣』」

「でしょ?

ホントはあんな嫌味ストなのに、皆ころ~っとダマされちゃってさ」


教室につきましたが、め以子の怒りは収まりません。

「もう出てかないかな?」

そう言いながら、また駄菓子を口に放り込みました。

「め以子 … 」

急に目くばせをする桜子、それに気づかずに話を続けるめ以子。

「大きいし、下駄なんてこ~んなよ、こんな」

身振り手振りで説明します。

「め以子、うしろ … 」

「邪魔だったらありゃしない!」


袖に手を入れたところで、後ろから肩を叩かれました。

振り向いて、息を飲むめ以子 … 担任の宮本でした。

「口の中のものを出しなさい」

素知らぬ顔で飲みこんだ後、口を開けて宮本に見せました。

「 … その袖の中には何が?」

「お裁縫道具です」


口から出まかせを言いました。

「まあ、そうですか ~ 」

宮本はめ以子の袖を取って逆さに振りました。

床に落ちた紙袋からこぼれて散らばった、あられや金平糖。

… 罰として、校庭の草むしりをさせられため以子でした。

… … … … …

次の授業は理科、先日行われた筆記試験が返されています。

「私、呪いでもかけられてるんじゃないかしら? … 」

先生から名前を呼ばれましたが、上の空のめ以子。

「卯野め以子さん!」

もう一度呼ばれて、ようやく気づき、先生の元へ。

答案用紙を受け取り、目を見開きました。

驚くなかれ … 点数は、1点。

「 … 放課後、職員室まで来てください」

… … … … …

職員室から、うなだれて出てきため以子。

すかさず桜子と民子がよってきました。

「 … で、どうだった?」

「来週の再試験で、50点以上取らないと … 落第だって」


め以子は手で顔を覆いました。

「大丈夫? め以ちゃん?」

「 … 想像できない。

50点以上取れてる自分が想像できない ~ 」


… … … … …

帰り道、橋の上で欄干に寄りかかって、1点の答案用紙を見つめるめ以子。

「ここまで当たらないとは … 」

自分が情けなくなってきました。

通行人と触れ合った拍子に風に飛ばされた答案用紙。

「あっ」

飛んでいく答案用紙を下駄で押さえて拾ってくれたのは … 偶然通りかかった悠太郎でした。

「1点 … 」

しっかり見られてしまいました。

「返してください!」

慌てて奪い返しため以子に悠太郎は笑いながら言いました。

「よう取れましたね、1点やなんて」

「えっ?」

「僕も子供の頃やったんですよ ~

100点取るより、1点取る方が難しいんちゃうやろかって。

他は全部間違えて、1つだけ正解書いて … 配点読み違えて、3点になってしまいましたけど」


今にも泣きそうな顔でにらんでいるめ以子に気づいた悠太郎。

「 … もしかして、ワザとやないんですか?」

言い返すことができずに、ソッポを向きました。

「はあ … 」

そして、ため息をついてその場に座り込んでしまいました。

「そんなに悔しいんですか?」

「困ってるんです。

来週の再試験で50点取らないと … 落第なんです」


水面を見つめながら打ち明けました。

「僕でよかったら、勉強見ましょうか?」

思いもよらぬ申し出でした。

「えっ、いいんですか?」

「まあ、50点ぐらいなら、そんなに手間もかからないと思うんで … 」


… … … … …

一方、大五達は例の新作料理 … どうしたら、卵を半熟にできるのかで、試行錯誤を続けていました。

「お父ちゃん、賄いちょうだい」

悠太郎に勉強を見てもらう前に夕食を済ませるためにめ以子が居間に賄いを運んできました。

「親には言わないでくださいよ」

「何をですか?」

「再試験のこと … バレなきゃバレないで済むことですから」

「50点取らんと、いずれバレますけど」


ズバリ言われました。

「そのくらい分かってます!」

… … … … …

2階のめ以子の部屋、机に向かってふたりは並んで座っています。

何やら、そわそわと落ち着かないめ以子でした。

「あの ~ 」

「はいっ!」


話しかけられて、何故かビクつくめ以子。

「試験の範囲の確認なんですが … ここまでですか?」

教科書を広げて近づく悠太郎、咄嗟にめ以子は離れました。

「どうかしましたか?」

不審に思って尋ねた悠太郎。

「男女7歳にして、席を同じうにせず … って」

「 … 男女?」


悠太郎は立ち上がって、また顎に手を当てて考え始めました。

「男女?」

「 … もういいです。

女性としては、見られていないっていうことですよね?」


どうせ、会ったことさえ忘れられていた程度の存在ですから … しかし、悠太郎は否定しました。

「いえ、僕はあなたに男性として見られてると意識して置いた方が、ええいうことでしょうか?」

それも困る … 身震いしため以子は机に戻りました。

「お願いします」

「はいっ … じゃあまず、熱伝導と比熱のところからやりましょう」


… … … … …

イクが台所に入ってくると、2階からめ以子の教科書を読む声が聞こえてきました。

「へえ ~ 珍しいこともあるもんだね ~ 」

どういう風の吹き回しか、こんなことは滅多にないことです。

思わず吹き出してしまいました。

… … … … …

『膨張する割合が最も大なるは、下記のうちどれか?』

悠太郎が作った試験問題です。

気体、液体、固体の3つの中から選択するのですが … さっぱり分かりません。

「気体?」

指差して、悠太郎の顔を窺がいました。

「液体?」

また、顔を見ました。

「固体 … 」

表情を変えず、黙ったままの悠太郎。

「 … これかな?」

「僕の顔には答えは書いてありませんよ」


… … … … …

答え合わせの結果、半分はできていました。

「本当?」

思わず顔がほころぶめ以子ですが …

「でも、勘でやりましたね?」

「 … そんなことないですよ」


声が裏返りました。

「本当に理解できてるならば、問1が解けて、問2が解けないなんてことは、あり得ないんです」

完全に見透かされています。

「それじゃあ、何にもならないじゃないですか?

分からないなら、分からないって言ってくれないと … 」


少し強い口調になった悠太郎です。

目が泳ぐめ以子。

「どこが分かりませんか?」

気を取り直して尋ねた悠太郎。

「どこが分からないかが … 分からない」

「 … すいません、それどういうことですか?」


め以子は、反対に質問してきた悠太郎の顔を見ました。

「分からないとこが分からんやなんて … 」

悠太郎は困惑していました。

しかし、め以子にはまるで『どうして分からないのか?』と責められたように聞こえたのです。

め以子は教科書を閉じて言いました。

「や~めたっ!」

… … … … …

「やめやめ … もうやめます、私!」

「えっ?」

「熱伝導とか比熱とか、私の人生に関係ないし!

落第してもしなくても、大して変わらないもの … どうせ、どの道、お嫁に行くだけだし!」


せっかく勉強を見てくれている悠太郎に少し後ろめたさを感じながらも、め以子は続けました。

「学校なんて、箔つけるために行ってるようなもんだし、どうだっていいのよ、別に!」

ほとんど八つ当たりです。

「 … そうですか」

… … … … …

台所で糠床をかき混ぜるめ以子。

ムキになっているようで、かき混ぜ方も乱暴です。

< 痛っ、痛っ … もうちょっと、優しくやっとくれ >

ふと手を止めました。

< そうだよね ~ 勉強ができる人には、出来ない人の気持ちは分かんないよね ~

でも、あの人、一生懸命教えてくれたよね? >

「面倒くさい … 」

< えっ、面倒くさい? >

「もう、本当に … 結婚したい」

< 少しばかりご説明いたしますと …

この当時、結婚が決まってしまえば、女学校を中退することは珍しいことではなく、またそれは羨ましがられることであったのでございます >

… … … … …

< ご縁があれば、再試験がどうであれ、体裁よく学業からおさらば出来る … め以子は情けないとしか言いようのない夢想に取りつかれておったのでございます >

そうなると、道で行き交う若い男性のことをついつい目で追ってしまうめ以子でした。

「め以子 ~ 」

桜子でした。

「どう? 勉強進んでる?」

「 … 聞かないでよ ~ 」


手で顔を覆った拍子に袖の中に何か入っていることに気づきました。

「ん??」

ひとえに結ばれた紙、手紙のようです。

解いてみると …

『お話したいことがあります … 本日、午後4時に相源寺境内にて、あなた様をお待ち申し上げております』

それは、紛れもなく『付け文』でした。

< ですが、そのバカ娘に … 本当に付け文をするバカが現れたのです >

LOVE LETTERS 偉人たちのラブレター

新品価格
¥1,365から
(2013/10/10 16:41時点)



連続テレビ小説 ごちそうさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)

新品価格
¥1,155から
(2013/10/10 16:42時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。