NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年10月14日 (月) | 編集 |
第13話

< 大正11(1922)年春。

私の孫娘のめ以子は、銀座のカフェでとある帝大生に生クリームを飛ばしつけ … 後日ひょんなことから、この西門悠太郎と同居をすることになりました。

いろいろと虫の好かぬことが続き、ついにある日 … >

「要は、あなたには魅力がないんです」

< 彼の放った強烈なひと言に逆上!>

「勉強するわよ!」

< … ですが、その結果、食べ物に対して、生まれて初めて、食べること以外の興味を抱き …

同時にまた、別の興味も抱いてしまったみたいです >

「なんだったんだろう? あれ … 」

悠太郎の顔を見ていて急にドキドキして、息苦しくなった … その意味までは、まだ気づいていないめ以子でした。

< と、申せど、私は糠床の身 … もどかしくも見守るばかりでございます >

… … … … …

卯野家の朝、食卓を囲む一同。

悠太郎のことが何となく気になるめ以子、偶然目が合い、慌てて視線を逸らして、何事もなかったようにご飯を頬張りました。

「ほんまによう食べはりますね ~ 」

そんなめ以子を見て、感心している悠太郎。

皆は笑いましたが、め以子は口を尖らせて言いました。

「いけませんか?」

「褒めてるんです … 人生、楽しそうやって」


悠太郎の言葉が素直にそのまま受け取れないめ以子、憎まれ口を叩きました。

「西門さんは、不味いの我慢して食べてるんですか? ~ 可愛そうに … 」

「悠さんは顔に出ないだけなんだよ ~ ちゃんと美味いの!」


大五がとりなしました。

「好き嫌いが表に出ると、問題が起こることもありますんで … 」

何となく言葉を濁した悠太郎に照生は尋ねました。

「問題? … でも、嫌いなものとかでたら、どうするんですか?」

「照生、あんたホント人を見てないね ~

西門さん、朝の納豆、1回も手つけてないだろ?」


あきれたようにイクが言うと … 一同の視線が悠太郎に集まりました。

「 … バレてましたか」

「西の方の人は、あまり食べつけないからね ~ 」


… … … … …

「えっ、えっ、え??

… どうして食べられないの? こんなに美味しいのに!」


納豆が食べられないなんて … め以子には信じられません。

「あっ、食べてみましょうよ ~ 取りあえず、1回 … 食わず嫌いはよくないですよ!

こんな美味しいのが食べられないなんて、人生損してますよ」


納豆の入ったドンブリを手に悠太郎に近づいて行きます。

「初めはあれでも、この匂いとねばりがそのうちクセになってくるんですよ ~

ダマされたと思って、ひと口!」


悠太郎の目の前にドンブリを差し出しました。

「すいません … 」

手で押し返す悠太郎。

「絶対美味しいですから、ひと口 … あの、ひと粒とか?」

「ごめんなさい、勘弁してください」

「最初、鼻つまんで食べてみたらどうですか?」


頑として受け取らない悠太郎、イクが止めてもあきらめずに勧めるめ以子。

「鬱陶しい!

お前、いやだっつってるんだから、無理に食わすことねえだろが!」


しつこいめ以子のことを見かねた大五が怒鳴りました。

「 … 人にはそれぞれ好みってもんがあるんだよ!

押しつけんじゃねえよ!!」


… … … … …

授業中 …

教師の宮本の目を盗んで、桜子にメモを渡しため以子。

それを見た桜子は民子に回しました。

『納豆嫌ひに、納豆を食べさせる方法や如何。

ご意見迄』

こちらを見た桜子と民子にめ以子は小声で言いました。

「何でもいいから ~ 何でもいいの ~ 」

「大根おろしとあえると、食べやすいですよ …

今は実習の時間ではありませんけどね」


いつの間にか民子の横に立っていた宮本が、メモを取り上げました。

「 … 卯野さん、あとで割烹室へ」

… … … … …

授業が終わった後、め以子は言われた通り、宮本がいる割烹室に出頭しました。

「どうして、納豆の食べ方を尋ねたのですか?」

宮本は庖丁を研ぎながら、め以子に聞きました。

「家に下宿している帝大生が納豆が食べられないので、皆から意見を募って …

あんな美味しいものが食べられないなんて、勿体ないと思うんです。

美味しさを分からせたいと、思いまして …

どうにかして、食べさせたいんです」


何も言わず、ただ庖丁を研ぐ宮本。

「勉強を教えてもらったお礼もありまして … 」

宮本は、庖丁を研ぐ手を止めました。

「子供の好き嫌いを直す方法のひとつに、自分でこしらえさせてみせるというのがあります」

「えっ?」

「彼にも自分で調理させてみるといいかも知れませんね」


それだけめ以子に伝えるとまた手を動かし始めました。

「 … あの、私怒られないんですか?」

恐る恐る尋ねため以子。

「怒りましょうか?」

「い、いいえ、結構です! ありがとうございました!」


礼を言い、割烹室を出ていくめ以子の背中を見つめながら、つぶやいた宮本。

「食べさせたいねえ … 」

… … … … …

「 … それでお嬢さん、西門さんに納豆をこしらえさせるんですか?」

「ものは試って言うし … 」


帰宅しため以子は、宮本から聞いたアイデアをクマに話すと、買い置きしてあった納豆をドンブリにあけて、悠太郎の帰りを待ちました。

そこに帰ってきた悠太郎。

「おかえりなさいませ ~ 」

出迎えため以子の態度に違和感を感じた悠太郎 … 台所の方からする匂いに鼻をひくつかせました。

「あの ~ ちょっと、手伝って欲しいことがあるんですけど」

「学校の課題が残ってまして … 」


何かよからぬ企みを察知したのか … 迷わず断りました。

「ほ、ほんのちょっとなんで」

「ちょっとなら、勘弁!

だ、男子厨房に入るべからずと言いますし」

「いや、うちは殿方が台所に入る家だから、気にしないで!」


しかし、め以子の手をかい潜って、悠太郎は逃げて行ってしまいました。

… … … … …

その夜。

自分の部屋でドンブリに入れた納豆をかき混ぜているめ以子がいました。

「かように糸を引きおって、そちは何とも情け深いおなごじゃの ~ 」

< め以子、何か嫁入り前の娘が言うセリフじゃなくなってるよ … >

「さてと … 」

十分にかき混ぜた納豆が入ったドンブリを机の上に置きました。

その前には色々な薬味が並んでいます。

それをひとつずつ納豆に入れて食べ比べ始めました。

< 梅干しは … あ、思った通りの味なんだね。

山椒は … 意外に! そう、臭みが消えるような気がする ~ いいかも知んないね >

しかし、何かまだ物足りない感じがします。

「やってみるか … 」

そうつぶやいため以子は、厨房へ行き、棚から様々な調味料を取り出しました。

その顔は、まるでいちごのジャムに指を入れて舐めていた、幼い頃のようにウキウキしているように見えました。

< あらら、楽しくなってきちゃったんだね ~ め以子 >

… … … … …

次の朝が来ました。

配達を終えて帰ってきた照生と悠太郎。

食事の時間なのにめ以子の姿だけ見当たりません。

「あれ、姉ちゃんは?」

「起きてはいるみたいなんだけど … 出てこないんだと。

どうせ宿題でも忘れてたんだろう」


自分の指定席につきながら悠太郎は食卓に納豆が並んでいないことに気づきました。

「切らしちまったんだよ ~ 昨日まではあったのにね」

イクとトラが顔を見合わせて首をかしげています。

密かに微笑んだ悠太郎。

… … … … …

「お待たせしました ~ 」

布巾を掛けたお盆を手に現れため以子。

「め以子それ何だい?」

ちゃぶ台の真ん中にお盆を置くと、布巾を取りました。

「どうぞ!」

そこには、6つのドンブリに納豆が!!

思わず鼻をつまむ悠太郎。

「これはキュウリのすりおろしたのと赤シソを混ぜたもので、こっちは味噌と山椒、これは漁りの佃煮を入れてみたの … ま、他にもいろいろあるから食べてみて」

得意げに説明しました。

「これ全部、め以ちゃんが?」

「はい!」


… … … … …

め以子の納豆は家族には好評でした。

「美味い!」

「これ納豆って分かんないかもね」

「美味しい ~ 」


しかし、ひとり手をつけない悠太郎です。

「西門さんもちょっとだけ試してみませんか?

これなんか特に臭みが抑えられてると思うし」


め以子に勧められても、一度は断った悠太郎ですが、周りの雰囲気に負けて … 止むを得ずドンブリを手にしました。

自分の取り皿に数粒とって、じっと見つめています。

「はあ ~ 」

ため息をつき、顔を強張らせながら、ひと粒箸で掴みました。

注目する一同。

目をつぶって恐る恐る口に運んで … 

「すいません! やっぱり遠慮しときます!」

皿に取った分も合わせてドンブリに返してしまいました。

「ひと口ぐらい!」

「もったいないこともしたくないんで … 」


がっかりするめ以子 …

… … … … …

「私のことは、な~んも努力はしないって詰るのに、自分はいいんだ … へ ~ 」

「はあ?」

「私には、無理やり勉強させたくせに!」


せっかくの苦労が報われず、面白くないめ以子です。

ここで言わずにはおられませんでした。

「無理やり? … 確か合意の上やったと思いますけど」

「合意って … いつ私が教えてくれってお願いしました?」

「でも、あなたも楽しんでたじゃないですか?!」

「楽しんでないです!」

「もっともっとって言うてたやないですか?!」


まるで痴話げんかのような言い争いを見て、トラと山本は吹き出しました。

… … … … …

「おい、お前これキャビア入れただろう?」

横から口を出した大五。

「ええっ、キャビア!」

納豆にキャビア … 驚く一同。

さすがのめ以子も引け目を感じているようで …

「 … ちょっと、もらっただけじゃない」

「冗談じゃねえ! これいくらすると思ってんだ?!」


目の色を変えて怒る大五。

「まあまあまあ ~ 初めてめ以子が自分から料理する気になったんだから」

イクが大五をとりなしました。

「お父ちゃんだって、料理人でしょ?

納豆の美味しさを伝えたいとか思わないわけ?」


しかし、逆ギレのめ以子が火に油を注ぎました。

「教えてやるよ … 悠さんが教えてくれって言うならな。

けどな、嫌だって言ってるやつに無理に食わせるなっつってんだよ!」


大五の方に理がありました。

「黙って食え!」

… … … … …

しかし、あきらめが悪いのがめ以子です。

「 … お父ちゃんだって昔、『ご飯は出さねえ、パンだ!』とか、押しつけてたじゃない … 」

小さい声でブツブツ言っています。

「黙って食えよ!」

笑いの絶えない賑やかなことが当たり前の卯野家の食卓が険悪な雰囲気に包まれてしまいました。

< 人間、思い通りに糸はひけぬものでございます >

「ほんますんません!

一生懸命やってくれはったのに … 」


自分のせいで親子ゲンカまで起きてしまった … 責任を感じて謝った悠太郎でした。

< ですが、この時の悠太郎が放ったひと言が後々、思わぬ方向に糸をひくことになったのでございます >

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