NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
  • 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
2013年10月28日 (月) | 編集 |
第25回

「あなたを一生食べさせます!

朝も昼も夜も、私はあなたに美味しいものを食べさせます。

だから … 私を一生食べさせてください」

見合いの席を逃げ出して、悠太郎の元に駆け付け … そして、自分からプロポーズをしため以子。

め以子の手に自分の手を重ねた悠太郎。

しかし、その口から出た言葉は …

「お断りします」

め以子の耳には、そうはっきりと聞こえました。

… … … … …

「えっ?」

「 … お断りします。

あなたとは、結婚できません」


握っていた手でめ以子の手を外しました。

「でき … ない?」

「はい」


目をそらしてしまった悠太郎。

「 … そうですか」

め以子の消え入るような声 …

最高に盛り上がっていた気持ちでしたプロポーズも、ドラマチックな結果は訪れずに、当たって砕けてしまいました。

… … … … …

うつむいて歩く悠太郎、その少し後から、ずぶ濡れのまま悠太郎の学生服の上着を羽織っため以子が、トボトボとついて来ています。

家に着いた途端、母屋から大五の怒鳴り声が聞こえてきて、ふたりは足を止めました。

「俺はお前のそういう態度が気に食わねえっつってるんだよ!

あいつの気持ちが分かってんなら、なんで前もって見合い断んねえんだよ?!」

「本人が行くっつてんだから、仕方ないだろう?!」

「 … お前それでも母親か?!」


先方をはじめ、恩人である新井社長の顔をつぶした上に、イクがめ以子の本心に気づいていながら自分には隠していたことに、大五は腹を立てていました。

… … … … …

大五とイクが言い争っている中、家に上がってきた悠太郎とめ以子。

「め以子、どうしたんだい?」

ずぶ濡れのめ以子を見て、イクは驚いて駆け寄りました。

「私が川に落ちちゃって … 」

「おい、お前いつからそういうことになってたんだよ?」


大五は悠太郎の顔を見るなり問いただしました。

答えることができない悠太郎。

「こっちが好意で置いてやりゃあ、コソコソ娘に手出しやがってよ …

それが帝大生のやり方か、おい?!」

「やめてよ、お父ちゃん … 」


いたたまれなくなった、め以子が止めに入りましたが、大五の怒りは収まりません。

「俺ゃあな、あんたのこと信じてたんだよ … それをコソコソ、恩を仇で返しやがってよ!」

「やめてってばっ!」


… … … … …

「別に何もないし … 私、断られたんだから」

「断られた?」

「私から言ったんだけど、ダメだって … 私とは、結婚できないんだって … 」


その言葉に大五だけでなく、イクも顔色を変えました。

「 … そうなの?」

イクに尋ねられて、うなずいた悠太郎。

「だから、お父ちゃんが怒るようなことは何もないの … 」

め以子が着替えに行こうと階段に足をかけた時、しばし言葉を失っていた大五がようやく口を開きました。

「 … 断ったっていうのは、どういうことだ?」

悠太郎に詰め寄りました。

「てめえ、うちの娘に文句あるってのか?

なんだ? お偉い帝大生には、洋食屋の娘は釣り合わねえ ~ そういうことか、お前?!」

「そういうことや、ありません」


悠太郎は否定しましたが、先ほど以上に怒り心頭の大五の耳には届きません。

「でけえしよ、大食らいだし、お頭も空っぽかもしんないけどな … 真っ直ぐだし、明るいし、飯炊かせれば美味えし …

おめえにそこまでコケにされる筋合いはねえってんだよ!!」


… … … … …

「 … おっしゃる通りやと思います」

「じゃあ、お前、断ったって … どういう了見だ、この野郎!」


悠太郎の胸倉に掴み掛りました。

「やめてよ、お父ちゃん!」

め以子は大五を引き離しました。

「お願いだから … 」

大五が悠太郎のことを責めれば責めるほど、自分のことが惨めに思えてくるのです。

「出てけ! 今すぐ出てけ!

その忌々しい面、二度とさらすんじゃねえぞ!」


イクがとりなしましたが、大五はそっぽを向いて座り込んでしまいました。

悠太郎はひと言も弁解もせずに、頭を下げると、その場から去りました。

… … … … …

「 … 何かご事情があるんじゃないですかね ~ 

私は、決して脈がなかった訳じゃないと思いますけどね」


ずぶ濡れになった晴れ着の手入れをしながら、クマがめ以子を慰めました。

「もういいよ … クマさん」

うつろな目のめ以子、今は何を言われても辛いだけでした。

「姉ちゃん! 悠太郎さん、本当に出ていくぞ!

早く止めないと!」


照夫が慌てて呼びに来ましたが … め以子はそんな気にもなれませんでした。

… … … … …

『都合により本日休業』の貼り紙。

開明軒の入り口を、荷物をまとめた悠太郎が見つめていました。

そして、頭を下げると、店を後にして歩き始めました。

… … … … …

「あれ、悠さんどうしたの? その荷物」

声をかけてきたのは、たまたま店のそばにいた室井でした。

「出ていくことになりまして … 」

室井は驚きましたが、すぐに心当たりを思い出しました。

「もしかして … あの後、何かあったの?」

「 … あの後って?」


… … … … …

取りあえず、行く当てのない悠太郎を室井は自分の下宿へ連れて行きました。

「そんなことになってたとは … 僕の米の話が説得力ありすぎたかな ~ 」

結果はどうあれ、自分が考えた話で人を動かしたことに、室井は悪い気はしていませんでした。

あまり元気がない悠太郎 … 卯野家を追い出されたことが応えているようです。

そんなことには構わずに室井は、ひょうひょうと尋ねてきました。

「あ、でも何で断っちゃったの? 亜貴子ちゃん?」

「僕と結婚するいうんは、女の人にとって、せんでええような苦労することでしかないんですよ」

「でも、そんなこと言ってたら、一生結婚なんてできないんじゃないの?」


自分のことは棚に上げて室井は言いました。

「だから、結婚なんてしなくてもええくらいに考えてたんです」

そう言った後、悠太郎はひとつくしゃみをしました。

… … … … …

部屋にこもったままのめ以子。

イクが廊下から様子を窺うと、窓辺に座って悠太郎がいた部屋をじっと見つめているのが分かりました。

その切なげな表情に胸が痛むイクでした。

… … … … …

次の朝、卯野家の食卓はまるでお通夜のようでした。

誰ひとり口も利かず黙々を食事をして … 大五やめ以子に気を使っているだけでなく、皆それぞれ悠太郎がいなくなったことに寂しさを感じていました。

もう家族と同じ存在だったのです。

め以子が悠太郎が座っていた場所に目をやると、照夫がきちんとひとり分開けていました。

「もっと広く使えよ。

皆、なんかせせっこましく使うクセついちまってよ ~

でけえのいなくなって清々したよ、広々して … なあ、め以子?」


自分で追い出しておきながら、大五も内心はやはり寂しいのでしょうか … 皆の手前、明るく振舞っていますが、無理しているようにも見えました。

… … … … …

登校しため以子は教室に入る時、自分の席で読書をしている桜子と目が合いました。

しかし、桜子はすぐに目をそらして、ふたたび本を読みはじめてしまいました。

『どうして逃げるの? ちゃんと勝負しなさいよ!』

め以子の耳には叱責した桜子の声が残っています。

気まずい雰囲気のまま席に着くと、民子がこちらに気づきました。

「おはよう、め以ちゃん … お見合いどうだった?」

め以子は、知らん顔をしている桜子にも聞こえるように答えました。

「お見合い … 逃げ出した」

微かに反応した桜子。

「私、ちゃんと言ったのよ … 自分の気持ち … だめだったけど」

ふたりは、め以子の顔を見ました。

「結局、お見合い途中で反故にして、走ってって、勢いあまって川に落ちちゃってさ …

そこまでして ~ そこまでして、プロポーズしたのによ、『お断りします』よ … へへへ、嫌になちゃうわよね?」


身振り手振りを入れて、努めて明るく報告しました。

「 … 私、この先、お嫁に行けるのかしらね?」

… … … … …

「許せない!」

桜子は、そう言うと席から立ち上がりました。

「 … 桜子?」

「私、通天閣に文句言ってやる!」

「何で?」


桜子につられて、民子まで立ち上がりました。

「私も行く!」

「ちょっと待ってよ ~ 文句も何もないじゃない?」


理由が分からずに戸惑うめ以子。

「私の友達、泣かしたじゃない! … 文句言って何が悪いのよ?」

め以子は、その言葉にグッときながらも答えました。

「でも、向こうにだって、選ぶ権利はあるし … 選ぶ … 権利は … 」

ずっとこらえていた涙が一気に溢れてきました。

それを見て同じように … もらい泣きするふたり。

しゃがみこんでしまっため以子の肩を抱いた桜子。

「今日、カフェ行こう」

うなずくめ以子。

「ミルク飲もう」

反対側に寄り添った民子。

「男なんていくらでもいるんだから」

それをきっかけに3人は声を上げて大泣きし始めました。

教室の入口で、宮本が不思議そうな顔で見ているのにも気づかずに …

… … … … …

帝大の教室。

こちらから聞かなければ、余計なことは何も話さない悠太郎でした。

「この間、あの後どうだった?」

近藤が気にして尋ねましたが、そのことには答えずに …

「どっか、下宿ないかな … 」

「何で?」


まさか追い出されたとまでは考えが及ばない近藤は怪訝な顔をしました。

そして、弁当がないことにも気づきました。

「あれ、お前、今日弁当は?」

「ない … ないもんは、ないっ」


悠太郎は立ち上がって、窓の外に目をやりました。

差し込む陽がまぶしい … 目を細めた悠太郎 … その刹那、景色がゆがんで、意識が遠退きました。

倒れる悠太郎。

… … … … …

放課後、カフェを訪れた3人。

「私、よ~く分かったわ … 男って、追うと逃げる生き物なのよ。

追っちゃダメなのよ、追わせなきゃ」


しみじみと語る桜子。

「 … あの、今さら何てこと言ってくださいますのって … 感じなんですけど」

桜子に煽られて、あえなく玉砕してしまっため以子でした。

「でも、このカフェって、縁起悪いわよね ~ 」

め以子や桜子と違って、直接実害は被っていない民子が、ポロリと口を滑らせました。

「言っちゃだめ ~ 」

ふたりは、民子のことをうらめしそうに見つめました。

「ああ、どっかにいい男いないかな ~ 」

… … … … …

め以子は、ふと悠太郎が座っていた席を振り返りました。

あの席に座っていた悠太郎の肩に、め以子が誤って生クリームを飛ばしてしまったのがきっかけでした。

『すいませんっ!』

『結構です … 余計なお世話なんで』

出会った時は、最悪の印象だったのに …

思い出すとまた泣きたくなってきました。

それを察した桜子が、ミルクのお代りを注文しましたが …

「プディングとサンデーと、あと、あと … パンケーキもください!」

悲しみを紛らわすためにものすごい勢いで食べ続けるめ以子でした。

< め以子が、ヤケ食いに明け暮れていたその頃 …

悠太郎は、高熱に浮かされていたのでございました >

あれから世話になっている室井の部屋で悠太郎は寝込んでいたのです。

川に入って冷えた体をロクに乾かしもせず、そのまま下宿を追い出され … 睡眠不足、栄養不足が続いたからかも知れません。

室井は水に浸した手拭いを、熱で真っ赤な顔をした悠太郎の額にのせました。

連続テレビ小説 ごちそうさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)

新品価格
¥1,155から
(2013/10/28 15:26時点)



雨のち晴レルヤ / 守ってあげたい

新品価格
¥1,200から
(2013/10/28 15:27時点)



ありがとうあまちゃん じぇじぇじぇ大研究

新品価格
¥980から
(2013/10/28 15:28時点)


関連記事
スポンサーサイト

朝ドラ関連のブログ一覧はこちらです。よろしくお願いします!

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。