NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年10月29日 (火) | 編集 |
第26回

め以子は帰宅するなり、自分の部屋でひっくり返っていました。

その理由は … 食べ過ぎです。

「ヤケ食い?」

「学校帰りにお友達とずいぶんたくさん食べてらしたようで … 」


イクに報告をしながら、クマは今更ながら残念そうに話しました。

「何とかなんないもんなんですかね?

私は、おふたりでいる様子が好きだったんですよ」

「私も脈がないとは、思えなかったんだけどね ~ 」


悠太郎の取った行動がどうしても合点がいかないふたりでした。

「あの ~ じ、実は、あの … 」

ふたりの会話を賄いを食べながら聞いていた室井が、何かを切り出そうとした時、厨房から大五が顔を出しました。

「信用ならないっていうんだ! ああいうインテリゲンチャは!

… 気があるって見せかけて、人の心を弄ぶんだ! なあ?」


大五から同意を求められた室井はうなずき、何かあったのか、わざとらしく尋ねました。

「あの男のせいでめ以子の見合い、おじゃんになってよ ~ しかもあの野郎、め以子のこと振りやがってよ!」

「え ~ そうなんですか?」


初めて知ったように、下手な芝居で驚いた室井。

「この辺うろついてたら、お前教えろよ ~ ただじゃおかねえかんな!」

悠太郎のことを気に入っていただけに、その反動で時間が経つにつれて怒りが増して来ているのかもしれません。

「馬鹿なこと言ってんじゃないよ!

… 室井さん、気にしなくていいからね」


イクにたしなめられて、大五は余計に意地になったようです。

室井が食べている賄いの皿を取り上げ、お預けの状態で聞きました。

「お前、俺の味方だよな?」

「もちろんですよ ~ 」


… … … … …

室井の部屋で寝込んでいる悠太郎。

咳き込みながら、布団の上で体を起こしました。

一向に下がらない熱、浴衣も汗びっしょり。

「 … 着替えるか」

トランクを開けると、まず目に入ってきたのは、弁当箱でした。

… … … … …

部屋でひっくり返っていため以子が、突然何か思いついたように飛び起きました。

「これは絶対びっくり … 」

机に向かうと、料理ノォトにせっせと書き込み始めました。

『お菓子のやうな弁当 … 』

そのうちにふと手を止めました。

もう悠太郎に弁当を作る必要はないのです。

「ばっかみたい、私 … 」

… … … … …

しかし、め以子は昨日思いついた料理を作って、桜子と民子に披露しました。

弁当箱のフタを取ると、桃色、黄色、緑色の団子が入っていました。

「わあ、可愛い ~ 」

「きれい!」


め以子は、感嘆の声を上げているふたりに食べるよう勧めました。

「甘い ~ 」

好評でした。

「これお団子なの?」

もち米を少し加えた団子に、緑はグリンピースの粉、黄色はきな粉、桃色は桜でんぶをまぶしたものだと説明しました。

「すごい ~ お菓子弁当、幸せ ~ 」

「 … でしょ?

私も思いついた時、うれしくなっちゃって」


会話の途中、め以子は自分のことをじっと見つめている民子の視線に気がつきました。

「うん?」

「あ … お弁当作りは、その … 止めないんだ?」


それは、め以子自身も感じて迷ったことでした。

「うん、これまで止めたらバカみたいじゃない?

… せっかく楽しいこと見つけたのに」


そう考えて、続けることにしたのです。

落ち込んでいため以子の前向きな姿勢を見て、民子は喜んでいるようです。

「次は和菓子屋から縁談来るかもしれないしね」

「 … そういうこと」


桜子のそんな冗談にも笑って応えため以子でした。

… … … … …

その日、め以子が帰宅すると、クマが悠太郎がいた部屋の掃除をしていました。

「片付けしてたの?」

「西門さんの学生服、女将さんが返しに行かれて … 」


… … … … …

帝国大学を訪れたイク、悠太郎が学んでいる教室を探していました。

慣れない場所で迷っていると …

「開明軒の女将さん?」

声をかけてきたのは、近藤でした。

「ああ、近藤さん … あの、西門さんは?」

「今日、休みなんですよ … 風邪ひいたみたいで」


イクは、め以子が悠太郎に借りた制服を返しに来たことを告げました。

「ああ、あん時の … 振袖の」

「えっ、見てたんですか?」

「ええ、まあ遠くからなんで、よくは見えなかったんですけど」

「実は … うちの娘が求婚して、断られたんです」


その話は知らなかったようで、近藤は驚いていました。

「 … 意外だな」

「私もお互い脈があると思ってたんだけどね ~ 」


近藤はしばらく考えてから、話し始めました。

「それ、もしかしたら … お嬢さんのためじゃないですかね … 」

… … … … …

イクは、近藤から聞いた話をめ以子に伝えました。

「 … だから、悠太郎さんのご家族っていうのが、どうも複雑でね ~ しかも長男で、お父さんは亡くなってるし、家族の面倒見ないといけないんだってさ。

そんなややこしい所に、あんたを連れて帰るのは忍びなかったんじゃないかって … 」


黙ってイクの話を聞いているめ以子。

「悠太郎さん、め以子のこと大事に思ってくれてたんじゃない?」

しかし、そんな話を聞かされても、今更どうなるわけでもなく …

… … … … …

次の日。

モヤモヤとした気分が晴れずに学校の廊下を歩いていため以子は、偶然通りかかった割烹室から出てきた宮本と出くわしました。

「あら、どうしました?

… 最近、おむすびはどうですか? 上手くいってますか?」


悠太郎が出て行ってから、以前のように助言を求めて訪れることもなかったのです。

「私 … 」

その時、廊下の向こうから生徒たちの悲鳴が聞こえてきました。

ふたりが慌てて駆けつけると … 逃げ惑う生徒たちの後ろで、室井がうろうろと誰かを探すような仕草をしているではありませんか?!

「室井さん?!」

め以子の姿を見つけて、ホッとした室井は、人懐っこい顔で手を振りました。

… … … … …

宮本立会いの下、め以子は割烹室で室井の話を聞きました。

「室井さんの所に?」

「お願い ~ 大将には言わないで … 俺、賄い食わしてもらえなくなるから」

「言いませんよ! それで? … 」

「悠さん、熱出したの知ってる?」


イクから聞いて、風邪をひいたらしいということは知っていました。

「どうも、こじらせちゃったみたいで … 」

医者にも診せず、十分な栄養も取らず、不衛生な場所で寝ているだけですから …

「悠さんというのは、下宿していた納豆の方ですか?」

宮本に尋ねられて、うなずくめ以子。

早い話、室井は、め以子に一度、悠太郎のことを見舞いに来てほしいと頼みに来たのでした。

「私が行ったって、治るわけじゃないし … 」

「だって、溺れため以ちゃんを助けてこうなってるんでしょ?」


室井は食い下がりました。

「とにかく、私はもう関係ないですから … 」

割烹室から出て行こうとするめ以子。

「死にゃあしませんよ、風邪くらいで … 肺炎にでもならなければ」

宮本は室井に言いました … め以子にも聞こえるような大きな声で。

振り向いて宮本の顔を見ため以子。

「あら、まだいたの?」

… … … … …

め以子は台所で糠床の世話をしながらも、宮本の言葉が気になっていました。

< そうだね ~ たかが風邪くらいで、滅多死にゃあしないよ、死にゃあね …

2、3日食べないくらいで、平気だよ

でも、室井さんのことだから、医者なんか診せてくれてないよね … きっと、ロクなもんも食べさせてないしね … >

一度考え出すと、よからぬ想像が頭から離れなくなりました。

「う~ん、もうっ!」

< えっ、何だい? >

「死んでしまえ、あんな奴!」

… … … … …

め以子は家を飛び出しました。

何やら袋を抱えて走る走る走る …

… … … … …

着いた場所は、室井の下宿先です。

「め以ちゃん、来てくれたんだ?!」

室井は宮本から、め以子は必ず来ると言われて、外に出て待っていたのです。

「あの、これ少しですけど、お医者さんに診せる足しにしてください」

め以子は室井に金を包んだ紙と、米が入った袋を手渡しました。

「一番要ると思って … 」

「ありがとう ~ 」


それだけで立ち去ろうとするめ以子を室井は引き止めました。

「あの、僕、これからお医者呼びに行くから、ちょっと悠さん見ててよ」

「えっ?」

「お粥でも作ってあげてよ、台所使っていいから」


め以子の返事も聞かず、もらったコメの袋を渡すと行ってしまいました。

… … … … …

薄暗い廊下を歩くめ以子、室井の部屋の前で足を止めました。

「西門さん?」

部屋の外から名前を呼びましたが、返事はありません。

少し戸を開けて、部屋の中を覗きました。

布団の上で真っ赤な顔をした悠太郎が眠っているのが見えました。

そっと中に入って、悠太郎の傍らに座るめ以子。

悠太郎の頬に軽く手で触れてみると … すごい熱です。

額に載せた手拭いの位置を直して、め以子は部屋から出ました。

台所を借りて、お粥の支度を始めました。

… … … … …

悠太郎は熱で浮かされていました。

苦しそうな息遣い … 険しい表情、何か夢でも見ているのでしょうか?

… … … … …

しばらくして、め以子が包丁を使う音が部屋まで聞こえてきました。

すると、うなされていた悠太郎の表情が穏やかに変わっていきます。

それどころか、寝ているはずの悠太郎が声を出して笑い始めたのです。

「!!」

突然、目を覚ましました。

体を起こして、辺りを見回す悠太郎 … 夢を見ていたことに気づいたようです。

「アホか、俺は … 」

… そんな夢だったのでしょうか?

ため息をついた悠太郎。

… … … … …

その時、戸が開く音がしたので、そちらに顔を向けました。

「室井さん … ?!」

悠太郎は我が目を疑いました。

立っていたのは、室井ではなく、め以子だったからです。

夢の続きではないことを知った悠太郎は、め以子に背を向けて布団に横になってしまいました。

… … … … …

「これ、ここに置いたら帰りますから … 」

め以子は枕元にお粥をのせた盆を置きました。

「 … 何でおるんですか?」

ぶっきらぼうに尋ねた悠太郎。

「風邪をひいたのは、私が川に落ちたせいですから … 」

そう言いながら、め以子が手拭いを取り替えようとすると、悠太郎は断りました。

「自分で出来ます」

その態度が意固地に感じて、め以子は少しムッとしました。

「 … じゃあ、お粥、ここに置いておきますんで」

め以子が部屋を出て行こうとすると、悠太郎が呼び止めました。

「あの … 」

足を止めて、振り向いため以子。

悠太郎は、ゆっくりと体を起こして、布団の上に座りました。

そして、ポツリと言いました。

「夢を見てたんです … 」

「 … 夢?」


果たして …

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