NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年10月30日 (水) | 編集 |
第27回

「夢を見てたんです … 」

「 … 夢?」


悠太郎は、今見ていた夢の話を語り始めました。

「山登りしてて、よそ見して歩いてたら、沼に落ちてまうんです …
そこが、納豆の沼なんです」

「 … なんで納豆?」


… … … … …

「もがけばもがくほど、沈んでって … もうあかん、このまま納豆の中で息絶えるんやと思った時 …

あなたがやって来るんです」


め以子は腰を下ろして、悠太郎の夢語りにつきあっていましたが、今ひとつ理解できずにいました。

… 人の見た夢の話なんて、そういうものです。

「 … で、あなたは、エライこと長い鉄の棒を持ってくるんです」

「鉄の棒って、山に落ちているものなんですか?」


… そこは、夢ですから ~

「それを沼に下ろしてくれて、僕はそれに伝って、登って行こうとするんですけど …

あなたは、何故か分からないんですが、わざわざ降りて来るんです」


人の夢の中に出て来た自分の行動ですが、め以子は顔をしかめました。

「納豆の沼にですか?」

「そうです ~ 降りて来て、『もう大丈夫だから』って言うと … 納豆を吸い上げるように食べ始めるんです。

それこそ、口の幅で、吸い上げるんです … 妖怪みたいに」

「 … 妖怪」


よりによって、妖怪?

 … ドン引きするめ以子。

「それに笑って、目が覚めて …

目が覚めたら、あなたがいたんです … 僕を助けてくれた、あなたがそこにいたんです」


… … … … …

それで、話は終わりのようですが、結局何が言いかったのか、め以子には分かりません。

しばらく考えて、思いつきました。

「あ … ああ、だからあんなにビックリしてた訳ですか?

大丈夫ですよ、別に弱みにつけこんで、取って食おうなんて思ってないし … 私のせいでまかり間違って死なれたら、寝覚めが悪いんで来ただけですから」


その言葉に、悠太郎の表情が険しくなりました。

「 … お粥、適当に食べてくださいね」

もう長居は無用と、め以子が立ち上がって戸に手をかけた時 …

「アホなんか? ほんまに!」

… … … … …

悠太郎が今まで出したことがないような大声でめ以子のことを怒鳴ったのです。

「 … あなたとおったら、どんなとこでも平気や、いつでも笑ってられるって、そういう話をしてんのや」

「 … 」

「あなたとおったら、納豆の沼かて抜け出せると思うたって … そういう話をしてるんや!

けど … 助けてくれいうのは、そこにあなたを引きずり込むことになるから … 辛い目にも、合わせるかもしれんから …

それでもええかって、聞いてるんです」


ようやく、め以子にも悠太郎が何を言いたかったのかが理解できました。

「 … それって、あの … それ … 私と一緒になりたいってことですか?」

おずおずと尋ねため以子。

悠太郎を膝を正して座り直しました。

「大好きなんです … あなたの食べてるの。

せやから、あなたを一生食べさせる権利を僕にください」


そう言って、頭を下げました。

… … … … …

め以子の頬をつたう涙。

うなずき、そして答えるめ以子。

「 … お願いします」

顔を上げた悠太郎に向かって、め以子も頭を下げました。

「よろしくお願いします」

め以子の涙は喜びの涙でした。

安堵の表情をする悠太郎 …

… … … … …

「私、いらないんじゃないですかね?」

部屋の外では、室井に連れて来られた医者が身の置き場に困っていました。

「 … いらないんじゃないですかね」

うなずいた室井、中のふたりにもらい泣きしていました。

… … … … …

「あ、そういえば、就職ってどうするんですか?」

お粥を食べていた悠太郎は、大阪市役所を考えていたと答えました。

「公共の建物に関われるし、街を安全に整備していくのも、やっぱり市役所やし … 」

『住みよい街を作るのが夢』という、いつか聞いた話をめ以子は思い出していました。

「 … けど、東京を離れるのは、やっぱり寂しいですよね?」

「大丈夫です」


… … … … …

帰宅しため以子、まだ表だって喜ぶことはできないのですが、何かにつけ思い出してはニヤニヤしていました。

糠床の世話をしながらもデレデレは止まりません。

< そうだね ~ 夢みたいだね ~ >

両手で、頬っぺたをつねったり、叩いたり …

< 大丈夫 … 夢じゃないよ >

「痛い … うふふふ」

そんなめ以子の様子を階段の降り口で覗いている人影 … 何故だか、声を殺して男泣きしている大五でした。

… … … … …

次の日、大五の元に見慣れない老紳士が訪れて、何やら頼まれごとをして帰って行きました。

「誰だい? 今の客」

「見合いの紹介、頼んでるみたいですよ」


タマから聞いて初めて知ったイクは、大五を問い詰めました。

「お父ちゃん、何でまた見合いなんか?!」

「だってよ ~ め以子に早くいい相手みつけてやんねえとよ」

「はあ?」

「あいつ、夜中にひとりで笑ったり、てめえの面殴ったりよ … きっと、袖にされたことが辛くって、おかしくなりかけてんだ」


め以子のことが心配なのは分かりますが、せっかち過ぎるとイクはあきれていました。

… … … … …

「おっ父ちゃ~ん、今日の賄いなあに? うふふっ」

ご機嫌で店に顔を出しため以子 … 事情を知らない者には、おかしくなりかけているようにしか見えません。

「お前、この子見て何も感じねえのか?」

その時、入り口の扉が開いて、入ってきたのは … 悠太郎と室井でした。

… … … … …

「大将、お話があってきました」

店に入るなり、悠太郎は大五に向かって言いました。

「こっちはねえよ、帰えれ!」

取りつく島のない大五に悠太郎はいきなり頭を下げました。

「お嬢さんを僕にください!」

驚く大五とイク、店の一同 … ひとり喜びをかみ殺しているめ以子。

「 … お嬢さんを僕にください」

今一度、大五の目を見て言いました。

「 … め以子を?」

「はいっ」


真っ直ぐと目をそらすことなく答えた悠太郎。

「お父ちゃん、西門さんはね、実は私のことを思って断ってくれてたの … 」

め以子の言葉には耳を貸さず、大五は悠太郎を殴りつけました。

… … … … …

「ふざけるんじゃねえよ!

てめえ、この間いらねえって言っただろうがよ!」


悠太郎は立ち上がりながら事情を説明しました。

「僕の家はややこしくて …

僕は今まで家庭の幸せみたいなものをあきらめてたんです … 自分には縁がないもんやって。

だけど、この家に来て、こんな家ええなって … 食事するのが楽しみになるこんな家、ホンマにええなって。

こんな僕でも、お嬢さんと居れば、幸せになれる気がするんです。

だから … 」


大五は悠太郎の言葉を遮りました。

「おいっ、てめえが幸せになりてえから、うちの娘よこせだ?

そんな了見あるかよ?

てめえを幸せにするために、俺はこいつを育てた訳じゃねえんだよ!」

「決してそういう … 」

「てめえは、め以子を幸せにするために何するって話だよ!」


… … … … …

話は決裂、悠太郎と室井は開明軒を追い出されてしまいました。

「 … まさか、あんなに怒るとはね ~ 」

室井の言葉に店を振り返った悠太郎。

「幸せにするため … か … 」

大五に問いただされて、悠太郎は咄嗟に答えることができなかったのです。

… … … … …

「西門さんの家は人間関係が複雑なんだって …

だから、私のことを思って断ってくれてたの!」


め以子がいくら取り成そうとしても大五の怒りが収まることはありませんでした。

店の外に向かって思いきり塩をまいた大五。

「幸せにしてほしいって、どういう神経してんだよ!」

「だから、それは … 」

「出来ようが、出来まいが、『幸せにします』って言うんだよ!

それが男ってもんなんだよ!」


生真面目な性格ゆえに、口先だけの返事が悠太郎には出来なかったのでしょう。

「 … そんなことが分かんない奴は、ロクなもんじゃないよ!」

「分からず屋っ」


… … … … …

次の日。

桜子と民子は、通学路でめ以子が怪しい男にずっと尾行されているのを目にしました。

教室で顔を合わしため以子は、浮かない顔をしていました。

… 昨日、悠太郎と以心伝心の仲になれたと報告してきた時はあんなに浮かれていたのに …

「通天閣に会いにいかないように見張られてんの?」

「そう ~ もう嫌らしいったらありゃしないわよ!」


尾行していた男は、大五に命じられた山本でした。

「 … 西門さんとどうやって連絡取ろう?」

「手紙、書いたら?」


民子が手を差し伸べました。

「私、伝書鳩してあげるから」

「 … 心の友よ ~ 」


人一倍大柄なめ以子が小柄な民子を抱きしめました。

… … … … …

め以子からの信書を預かった民子と桜子は室井の下宿を訪ねました。

「ねえ、こういう所って、どうやって暮らすの?」

初めて目にする安下宿、お嬢様育ちの桜子には全く想像がつかないようです。

ふたりが躊躇していると、戸が開いて室井が顔を出しました。

「えっと、室井さん … 」

勇気を出して民子は声をかけました。

まさか自分に用があるとは思わなかった室井はポカンとしています。

「これ、西門さんに渡してほしいんですけど … 」

民子に封筒を差し出されて、室井は困ったような顔になりました。

… … … … …

「 … 追い出された?」

室井の話によると … 大五から、悠太郎を匿っているのなら、賄いを食べさせないと脅されて、止むを得ず、出て行ってもらったということで … 仕方がなく民子たちは信書を持ち帰って来たのです。

その話を聞いて、め以子は我慢できなくなりました。

寝泊りする場所をなくしたら、病み上がりの悠太郎のことが心配でなりません。

「お父ちゃん、何でそこまで反対するの?!」

め以子の話など取り合わずに仕事を続ける大五。

「お父ちゃんだって、西門さんのこと気に入ってたじゃない?!

スープ運んでもらったり、階段直してもらったり … ありがてえ、ありがてえって、言ってたじゃない!」

「別に頼んだ訳じゃねえや!」


確かに、今の大五の悠太郎に対する嫌い様は尋常ではありません。

「ああ、そう … もういいっ!」

… … … … …

その夜、いつまで経っても賄いを取りに来ないめ以子を心配したイクが部屋まで運んで行くと …

部屋はもぬけの殻、机の上には書置きがありました。

『探さないで下さい め以子』

… … … … …

室井の下宿を追い出された … というより、自ら出た悠太郎は、教授に事情を話して、研究室に泊まる許可を得ていました。

「火だけは気をつけてくれよ」

「はい、ありがとうございます」


教授が帰ると、静かな研究室に悠太郎はひとりきり … 長いため息をつきました。

「 … どうしたもんか?」

八方ふさがりでした。

ふと、誰かが窓を叩く音がして … 振り向きました。

め以子でした。

… … … … …

慌てて窓を開けた悠太郎。

「 … どないしたんですか?」

窓から身を乗り出してきため以子 … 表情が強張っています。

「か … 駆け落ちしましょう!!」

思い切ったことを口走りました。

「駆け落ち??」

悠太郎の言葉に何度もうなずいため以子でした。

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