NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年11月14日 (木) | 編集 |
第40回

西門家を突然訪れた希子の担任の関口、帰宅した和枝が座敷で応対していました。

「いつも希子がお世話になっております。

今日は、わざわざお越しいただきまして … 希子が何ぞいたしましたか?」


担任が予告もなく直々に家庭訪問に来るとは、何かあったと考えなければいけません。

「実は、希子さんのお弁当のことなんですけど …

先月から、希子さんが教室でお昼を食べなくなって … 一応、注意はしたんです。

そうすると、必ず謝るんですけど、次の日もやっぱり教室にはいなくて …

気になって、私こっそりと後をつけてみたんです。

そしたら、おむすびが三角やったんです」


関口の話を聞いて、和枝は目を見開いて驚いています … お茶を運んできため以子の耳にも入りましたが、意味が分かりませんでした。

「ご存じなかったですか?」

「ちょっとそこ座り!」


和枝はめ以子を傍らに座らせて問いただしました。

「あんさん、三角に握ってはるの、わざと違うな?」

「えっ?」

「三角のおむすびは、弔辞に出すもんなんです … お葬式とか法事とか!」


東京都とこの辺りの風習の違いをめ以子は知らなかったのです。

「ご存じなかったんですね?」

「あ、はい … えっ、そうなんですか?!」


知らなかったこととはいえ、とんでもないことを続けていたのでした。

「希子さん、どうも一度それを面白がられたそうです。

… これからは気をつけてあげてくれますか?」

「ホンマに申し訳ございませんっ」


関口に向かって両手をついた和枝を真似てめ以子も同じようにして頭を下げました。

かえって恐縮している関口に和枝は言いました。

「いえ、妹に拘束を破るようなことをさせてしまったんですから … 『女中』の物知らずのせいとはいえ、全ては私に責がございます」

… … … … …

夕方、帰宅した希子にめ以子は謝りました。

「ごめんね、おむすび。

今日、学校の先生が来て教えてくれたの」


関口が訪れたことを知って驚く希子。

「 … 知らなかった私も悪いけど、嫌だって思ったら、嫌だって言って。

ねっ、怒ったりしないから …」


希子は、困ったような顔で黙ったままめ以子の顔を見つめています。

「ほら、教えてくれると、勉強にもなるし …

あれかな ~ 私、大きいから怖い?

もの言いにくいかな?」


うつむいた希子は、泣き出してしまいました。

「 … ごめんなさい」

「の、希子ちゃん、そ、そんなに泣かないで」


まさか泣くとは思っていなかっため以子は慌てました。

2階から下りてきた和枝がめ以子の前に立ってにらみつけました。

「悪いのは、言わなかった希子ですか?」

「違います」


め以子は決して希子を責めたのではなかったのですが … 和枝はそうは受け取りません。

泣いている希子の肩を抱くとサッサと奥へ連れて行ってしまいました。

「お兄ちゃん、何であんな人連れてきはったんやろうな?

大丈夫やで ~ まだ祝言あげてへんさかいな ~ 」


唇をかみしめ、ふたりの背中を見つめるめ以子。

… … … … …

悠太郎は、藤井と大村に連れられて、例の立ち飲みの店に来ていました。

「ちなみにそれホンマなんか? 1年祝言挙げんしきたりって」

「こういうことには疎くて … あるもんなんですか?」


大村に尋ねられて反対に聞き返した悠太郎に藤井は言いました。

「祝言なんて、挙げん方がええで」

「えっ?」

「あれはな、各種もめごとの一式詰め合わせや。

結納の品目から始まり、日取りが気に入らん、花嫁衣装が気に入らん、これをどないするかいうてもう ~ 」


横でいちいちうなずいていた大村。

「まあ、えらいこっちゃ、うん … で、お前とこの嫁はん、そのしきたり本気で信じとるのか?」

「う~ん、どうなんでしょう ~  取りあえず、姉に気に入られようと必死ですけど」

「けど、そのおばはん … 」


藤井が何か言い始めましたが、構わず悠太郎は言いました。

「すいません、僕そろそろ失礼してもええですか?」

「僕の話まだ終わってないけど … 」

「 … 帰りたくないんですね?」

「君かて帰りたないやろ?」

「いうても、うちの妻は明るいですから」


… … … … …

「ただいま帰りました ~ 遅うなりました」

帰宅した悠太郎が台所へ足を踏み入れると、め以子は振り向きもせず、座ったままで「おかえりなさい」とボソッと言いました。

煮干しの頭を黙々と取っています。

「ご飯は?」

「上の人に誘われて、食べてきました」


弁当箱を返そうと近づくと、居間に膳が用意されているが分かりました。

「悠太郎さんは平気でした?

… おむすび、三角形はお葬式用なんですよね?

恥かいてたら、ごめんなさい … 私のせいですよね」


さっきから一度も悠太郎の顔を見ようともせずに煮干しの頭を取り続けています。

「姉さんと何かあったんですか?」

「悠太郎さんに言ったら、家のことで気をもませるなんて、嫁失格だって言われるから言えません」


… もう半分言っているも同じでした。

「それ今日やらんでも、もう遅いし … 」

「誰かさんのお弁当箱も洗わないといけませんから」


とげのある言い方です。

「それくらい自分で … 」

め以子は立ち上がって、振り向くと、悠太郎をにらみつけました。

それは、悠太郎が初めて見るめ以子の顔でした。

「お弁当洗わせたって言われるから … もう寝てくれはりまっか?」

唖然とする悠太郎、ただ言われた通りにするしかありませんでした。

… … … … …

「 … 姉ちゃんに似てきたんちゃうか?」

自分たちの部屋に引っ込んだ悠太郎は、ふと机の上に広げたままの便箋に目が留まりました。

それは、め以子が両親に宛てた書きかけの手紙です。

何となく読んでしまう悠太郎。

「こんなん … 」

手紙を読み終えた悠太郎は考え込んでしまいました。

… … … … …

次の日の昼。

悠太郎が弁当箱を開けると、俵型のおむすびが入っていました。

… 関西ではこの形の方が主流のようです。

おむすびの形状で何かあったことは確かですが、悠太郎には想像することができませんでした。

「どう、奥さん今日も明るかった?」

「 … 電球切れてました」


悠太郎の言葉を聞いて藤井はうれしそうに続けて何か言おうとしましたが、人に呼ばれて行ってしまいました。

… … … … …

沈んだ気持ちのめ以子は洗濯をするのにも身が入りません。

ただ惰性で手を動かしているようなものです。

お静の出した洗い物を手にした時、その浴衣が今まで見たことがない新しいものだと気がつきました。

ちょうど、玄関から出ていくお静が見えたので、め以子は思わず呼び止めていました。

「お静さん、これ新しいの買われたんですか?」

お静は少しばつが悪い顔をしましたが、笑っています。

「こないだお願いしましたよね?

お静さんも無駄遣い控えてくださいって … 私が肥汲みまでしてるのに、少しは … 」

「せやかて、あんた洗い方きついやろ ~ それで気に入ってたん傷んでしもうたんや。

ええやんか ~ 浴衣1枚ぐらい」


いつもの調子でしたが、深刻なめ以子の表情を見て、笑うのをやめて謝り始めました。

「ごめんな ~ 分かってんねん、悪いお義母はんでごめんな ~ 」

… … … … …

「悪いのは私か … 全部 … 」

洗濯を続けているうちに次第に何ともやるせなくなってきました。

その気持ちがどんどん膨らんできて、怒りに変わって … 思わず、洗っていた浴衣を地面に叩きつけていました。

「もうっ!」

それだけで収まらずに、すでに洗い終わったもの、これから洗うものまで次々に放り投げてしまいました。

… … … … …

そのまま家を飛び出しため以子は、顔を強張らせ、肩を怒らせて進む … 行く先は市場でした。

「おお、め以子いいとこに … 」

源太に声をかけられましたが、無視してそのまま行ってしまいました。

… … … … …

出先から戻った和枝は、裏庭に散らばった洗濯物を見て、立ちすくみました。

その脳裏によぎったものは …

かつて、自分も嫁ぎ先で同じように洗いかけの洗濯物を地面に叩きつけてしまった経験がありました。

「お母ちゃん、どないしたん?」

そんな和枝に抱きついてきた幼い男の子が尋ねました … とうに忘れていたはずの記憶の中の出来事でした。

… … … … …

市場の休憩所でしかめっ面でアンパンを頬張っているめ以子。

目の前に山盛りのいちごが入ったザルが差し出されました。

「いちご、いる?」

源太でした。

しかし、め以子はそっぽを向きました。

「きらい … 」

「えっ?」

「きらい … きらいきらい、皆大っきらい!

お義姉さんはいじわるだし、お義母さんはいい加減だし、妹は卑怯もんだし …

もう、皆大っきらい!!」


… … … … …

「けど、しゃあないちゃうの?

ダマされて、売られて来たわけでもないんやろ … 分かってて来たんやろ?」

「けど!」

「そんなに嫌やったら、離縁でも何でもしたらええやん?

それが嫌やったら、まあ … ここで粘るしかないわな ~ お前が選んだ男の家族やねんから」

「分かってるわよ、そんなの!

分かってるけど … 」


涙が出そうになって、言葉に詰まっため以子に源太はもう一度いちごのザルを差し出しました。

「これ、八百屋のおばはんから … おおきにって」

「えっ?」


源太からざるを受け取っため以子。

「お前、このあいだトマトの水煮とか西洋の薬味とかくれたやろ?

おばはんにもやったら、勉強になったわって … そんなに困ってんのやったら、糠漬け美味いから売ったらどうやろかて、うちの女将さんと話しとったわ。

皆商売やからな、お前にタダで物くれてやる訳にはいかんけど、いろいろ力になろう思うてんねんで。

旦さんに365日美味いもん食わせんのやろ?

… そんなんでどうするねん?」


め以子は涙をこらえながら、膝の上に置いたいちごを見つめました。

そして、ひと粒手に取って、口に運びます。

うなずくめ以子、源太も手を伸ばして、いちごを口にしました。

いちごを食べ続けるめ以子の頬をこらえきれずに涙がこぼれ落ちました。

… … … … …

源太に励まされて、気を取り直して、家に戻っため以子。

裏庭に放り出したままのはずの洗い物がきれいに洗濯し直された上に、干してまでありました。

「 … これ?」

め以子が戻ったことに気づいた和枝が裏庭に出てきました。

「あの、これ … お義姉さんが?」

「途中で放り出して、だらしないにもほどがあります!」

「すいません … 」


一応、責められはしましたが、思ったより軽く済みました。

それに何といっても、まさか和枝が自分の代わりに後始末してくれるなんてことは、夢にも思っていなかっため以子でした。

… … … … …

「あんさん、魚島って知ってまっか?」

襟を正した和枝はめ以子に尋ねました。

「うおじま?」

… また新たな試練?

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