NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年11月27日 (水) | 編集 |
第51回

「私、離縁する」

悠太郎の心無い言葉に傷ついた、め以子が口にした「離縁」のふた文字。

しかし、朝からこの時間まで何も食べていないという、め以子にしてみれば考えられない状態では、まともな判断も出来ないと源太は考えました。

「腹減ってんのやろ ~ 取りあえず、食べてから考えへん?」

… … … … …

め以子は、室井が連れ帰った馬介がこしらえた料理を次々に平らげました。

「ほ~れ、焼氷やで ~ 」

念願の焼氷も目の前に置かれました。

ひと口食べため以子 … 

「これ、コーヒーのシロップかけただけじゃないですか!」

期待が大きかっただけに、ダマされた気持ちでした。

「焼いたように見えるでしょ?」

馬介の言葉に白ける一同。

客が名前を珍しがって注文したとしても、2回目はないような代物でした。

… … … … …

「せやけど、お前どないすんねん? … 義妹まで巻き込んでもうて」

満腹になって取りあえず落ち着いたように見えるめ以子に源太は尋ねました。

「帰るんやったら、早い方がええと思うけど?」

「私もう、何で大阪来たのか、分かんなくなっちゃった … 」


何と答えればいいのか、皆が考えあぐねていると … 桜子が口を開きました。

「じゃあ、もう離縁しちゃえ!」

離縁を言い出しため以子本人が驚いています。

「あんな家、戻ることないない ~ ここで皆で楽しくやればいいじゃない?」

「 … そ、そうかな?」

「いや … あんたな、あんたかて駆け落ちしてきたばっかりやろ ~

どないして、食うてくつもりなんや?」


源太がそう思うのももっともなことでした。

「自分たちの食べるぐらい、何とかなるでしょ」

楽観的な桜子にめ以子の心も揺れ始めました。

「そうよね … 働けば … 」

朝から晩までこき使われて、嫁とも認められず、1銭ももらえない西門家の嫁より、ひどい仕事なんてないと桜子は言いました。

「そうよね … そこでやれたんだもんね」

「そうよ、もっと自信持っていいわよ ~ だから、どんな仕事も屁の河童!」


… … … … …

「このお嬢さんら大丈夫なん?」

「いや ~ 大丈夫なんですかね ~ 」


不安を感じた源太が尋ねても室井は桜子を見てニコニコしているだけです。

「もう、男なんて当てにしないの ~ 新しい人生を生きるのよ!」

「心の友よ ~ 」


盛り上がったふたりは、ひしっと抱き合いました。

… … … … …

「えっ、戻らんかったんですか?」

め以子の代わりに着替えを届けに来た和枝に、昨晩ふたりが家に戻らなかったことを聞いた悠太郎は驚きを隠せませんでした。

何だかんだ言っても、結局は家に戻っているものばかりと思っていたからです。

「悠太郎さん、あの人はな ~ 西門の家に合いはらしまへんのや。

今回のことでよう分かりはったやろ?」


返事も出来ない悠太郎。

「合わへんところに縛りつけとくんは、それはそれで殺生な話やと思いますで … 」

笑い出したいのを我慢して、神妙な顔をしている和枝。

「 … 分かってますよ、そのくらい」

… … … … …

大阪を見物をしたいという桜子に誘われて、め以子は希子も連れて街へとくり出していました。

屋台を冷やかしながら目に止まった『ちょぼ焼』という可愛いおやつを買いました。

「これ東京にはないわよね?」

「ちい姉ちゃん、食べたことなかったんですか?」


この辺りでは、ごく一般的な食べ物のようです。

… 真四角な本体の上、縦横に丸いふくらみが並んでいて、主に駄菓子屋などで子供たちのおやつとして販売されていました。(現在のたこ焼きの原型とも言われています。)

思えば、ずっと家事が忙しくて街を散策することもなく、名物と称するものもほとんど口にしていないめ以子でした。

「め以子が大阪の美味しいもの食べてないなんてね ~ 」

「改めて考えてみると、私ホントによく我慢したかも … 」


何だかものすごく損をしていた気分のめ以子でしたが …

「?」

ちょぼ焼の丸い部分を見つめていたら、海苔が眉毛に見えてきて … 悠太郎の顔が浮かんできました。

「通天閣だけが男じゃないわよ」

桜子に心を見透かされてしまいました。

「な、何で分かったの?!」

急に黙って何かを考えている様子を見れば誰にでも分かります。

… … … … …

♪いのち短し 恋せよ乙女 ~

突然、歌いだした桜子 … 何年か前に流行した『ゴンドラの唄』でした。

しかし、お世辞にも上手とは言えない、滅茶滅茶な音程です。

「何なの、その歌?」

「 … 違う?」

「違うわよ ~ 」


め以子も歌ってみせました。

「あれっ?」

やはり、メロディがどこかおかしい … 桜子のことを言えません。

ふたりが首をひねっていると、後ろにいた希子がふと口ずさみました。

♪いのち短し 恋せよ乙女 ~

「 … や、ないですか?」

「上手 ~ 」

「きれいな声」


駆け寄るふたり。

「すごい、もう1回歌って!」

恥ずかしそうに手を振る希子 … 実は歌うことが得意で大好きだったのです。

… … … … …

源太がうま介に顔を出した時、居たのは馬介と室井だけで、女性3人は大阪見物に出かけたままでした。

「働くんちゃうかったんか?」

「ねえ、何考えてるんでしょうね ~ 」


まるで他人事のように話す室井、あきれ顔の源太は尋ねました。

「なあ、あんたの嫁さん、あれ何者なん?

何か、わし見たことがない類の人なんやけど … 」


すると、室井はうれしそうに話し始めました。

「いや ~ あの人はね ~ 生まれながらのお嬢さんでね はははっ

いやもう、生まれてから、人に命令しかしたことないんだよ」


大笑いしている室井。

「何でうれしそうなんか、全然わからんけど … 」

「いや、その命令が実によくてね ~ 何だかわからないけど、従っちゃうんだよね」

「それ、働くの絶対向いてないちゃうの?」


室井は桜子の意見を聞いて、原稿を書いていたら、何と初めて佳作に入選したのだと、新聞の切り抜きを見せました。

「彼女は、僕の幸運の女神なんだよ」

話の途中でしたが、馬介が昨晩め以子のために出した料理の代金を室井に請求しました。

「あ、彼女がね … あんな料理で金取るなって」

「えっ?」


絶句する馬介。

… … … … …

そこへようやく女性たちが戻ってきました。

店に入るなり、3人は意味ありげに店内を見回していました。

「ホントだね … 」

顔を見合わせてうなずき合ったため以子と希子。

「うん、何が?」

意味が分からず、男たちは怪訝な顔をしました。

「ああ、この店、絶対流行ってないからって話してたの」

目の前に店主がいるのにも関わらず、遠慮することなく、桜子は言いました。

「へっ?」

唖然とした馬介。

「お前らな、馬介さんの前でそういうこと言うなや!」

慌てて諌めた源太でしたが、桜子は悪びれることなく答えました。

「だから、流行らそうよって、話じゃない ~

私たちは働かなきゃいけないし、だったらこの店流行らせるのが一番いいんじゃないかって」

「あんな ~ やったこともないのに商い舐めんなよ?」

「舐めるも何も … これより悪くなることないでしょ?」

「へっ?」


もうケチョンケチョンです。

「エラそうなこと言うたかて、お前ら素人やろ?」

「素人だけど ~ め以子は洋食屋の娘な訳だし、私も親の商いは見てきたし … 」

「けど …

流行ってないかも知れへんけど、僕には僕のやりたい店あんねん」


自分の店のことなのに … やっと口を出すことができた馬介でした。

すると、桜子は … 

「焼氷は素晴らしいです。

焼氷も河童パンも通天閣パルフェも、馬介さんのアイディアは素晴らしいです」


ほめ殺し?

「ただ … ただ、名前負けしてる。

そこだけ改善したら、ここはすごい店になる ~ だから、焼氷をもっと売れるようにしませんか?」


… … … … …

「そういう話やったら … 」

呆気なく桜子の口車に乗って、にっこりと笑った馬介。

「ええんかい、それで?!」

「よし、じゃあ決まり!

め以子、後よろしくね ~ 」


話がまとまったと分かると、桜子は希子に案内を頼んでまた出かけようとしました。

「えっ、私ひとり?」

「だって、私居ても役に立たないもん … 美味しくしてよ、焼氷」


今度は、室井までついて行ってしまいました。

… … … … …

「もう … 」

すべて任されて困惑しているめ以子

「こんなことやってる場合、違うとちゃうの?」

源太は諭すように言いました。

「わし、どうもしっくりこんのやけど …

西門の人間やないって、そらショックかも知らんけど、女中やおなごしやて散々言われてきたことやろ?

何で今更?」


め以子は、自分のことを分かってくれていると思っていた悠太郎から言われたことがショックだったのです。

「とにかく、私もう決めたから … 働くから!

馬介さん、まず氷の削り方教えてください」


… … … … …

その日、西門家を訪ねたのは、正蔵の長屋によく顔を見せているあの女性でした。

ガス調理を見せてもらうという口実で、正蔵に頼まれて家の状況を探りに来たのです。

お静に案内されて台所に通されると、食事の支度をしているのは和枝でした。

「あの ~ 若いおなごしさんが実演してくださるって … 」

「もう、見られへんかも知れまへんわ ~

やってた子、この人が追い出しはったさかいに」


人聞き悪いと慌てて否定する和枝。

「勝手に出て行ってしまったんどす。

… お酒の飲み過ぎで、どうかしはったんちゃいますか?」

「いや、よう言うわ ~ あないな嫌がらせしてはって」


… … … … …

長屋に戻った女性は、正蔵に見てきたことを報告しました。

「何や、め以子ちゃんおらんかったよ」

「えっ?」

「出て行きはったとか、追い出したとか、言うてはったけど … 」


… … … … …

「う~ん … でもやっぱりまだ、ただのかき氷ですね」

め以子は氷の削り方を工夫したりして、試行錯誤を繰り返していましたが … どうやっても、結局はかき氷にコーヒーのシロップをかけただけのものでした。

「あかんのですか?」

「いや、いけなくはないんですけど … 」


焼氷と呼ぶには相応しいものではない気がするのです。

思案するめ以子と馬介。

そんなめ以子の元を源太に連れられた正蔵が訪ねてきたのでした。

… … … … …

申し訳なさそうに何度も頭を下げる正蔵。

「すまんこっちゃったな ~ いや、こないなことになってしもうて …

わしひとりが悪者になってな、それで「ちょん」っと幕が下りたらと思ったんやけれども … かぼうてくれたんやって?」


やはり、め以子が思っていたように、あの振る舞いは芝居だったのです。

め以子は悠太郎から聞いたことを問いただしてみました。

「師匠、皆のこと放り出して逃げたって … 本当なんですか?」

「和枝とお静がえらいことやり合いおってな、もうどっちか追い出せみたいな勢いになって … で、わしは … どうにもでけなんだや」


本当の話のようです。

「しかも、女の人の所、転がり込んだって?」

一瞬バツが悪そうな顔をした正蔵。

「 … いや、そらまあ、女の方が手っ取り早ようかくもうてくれよるからな ふふふ」

「もう、笑いごとじゃないですよ!」


全て悠太郎の言ったとおりでした。

… … … … …

「あの … もう、わし堪忍してもらおうと思うてへんし、戻る気もない。

なあ、だからわしのことはもうええさかいに … どうぞ、あんた家へ戻ってくれへんか?」


必死に懇願する正蔵でしたが …

「もう、そういうことじゃないんです。

私、もう気力がないんです … 悠太郎さんのためにって、がんばっていけるような … 」


そんなめ以子の言葉を聞いて、正蔵は悲しそうな顔になりました。

… … … … …

その頃、桜子たち3人は屋台のうどん屋にいました。

それはいつか悠太郎とめ以子がふたりで訪れたあの屋台でした。

「桜子さんは、ちい姉ちゃん、離縁した方がええと思ってるんですよね?」

ほぼ1日を共にして、希子は普通に会話ができるほど桜子に打ち解けていました。

桜子は少し考えて答えました。

「う~ん、どっちでもいいかな?」

「じゃあなんで … 」

「絶対に離縁なんてダメって人いるでしょ ~ だったら、離縁すればって言う人がいれば、気が楽じゃない?

皆が同じ方向、向いてるのって、よくないわよ ~ それだけのことよ」


うどん屋の店主が感心しています。

「まあ、氷はいつか溶けるもんだし、なるようになるよ」

室井もそう言いました。

希子は少し気が楽になったようで … 微笑み小さくうなずきました。

… … … … …

馬介や源太たちも引き上げて、店にひとりになっため以子は、調理場で氷を見つめていました。

< 焼氷だって … どうやって、氷を焼くのかね? >

その時、め以子の頭に浮かんだのは … 女学生時代、悠太郎に試験勉強を教わった時に言われた言葉でした。

『料理は科学です』

… 科学で氷を燃やせるのでしょうか?

… … … … …

一方、建築課の悠太郎。

「予算をあと1万削るとなると、どうやっても教室か雨天体操場のどっちかを捨てんことにはな … 」

会議で厳しい状況を語る大村の言葉を聞きながら、悠太郎が思い出していたのは … 和枝のいけずで山のように積まれた鯛を黙々と始末していため以子の姿でした。

『やるしかないのよ』

ハッとする悠太郎。

「 … もう少し、何か考えましょう ~ 捨てるのはいつでも出来ますから」

… … … … …

め以子も何か思いついたのか … また氷を削り始めていました。

< あんたたち、やっぱり … 戻った方がいいんじゃないかと、思うけどね … >

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