NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2013年12月02日 (月) | 編集 |
第55回

< 希子のお見合いの場を滅茶苦茶にした師匠は、悠太郎たちの父親 … つまりは、お静の夫の正蔵でございました。

かつて、家族を捨てて蒸発してしまった正蔵。

どうにか正蔵と今後も会うことだけは認められたものの、西門家の人々は、まだ正蔵にわだかまりを抱えたままでございました。

皆の気持ちをいつかは溶かしたい … と思いながら、め以子は大阪で初めての夏を迎えていました >

… … … … …

その日、め以子が市場の鮮魚店を覗くと、銀次がハモをさばいていました。

「銀次さん、忙しそうですね」

「もうすぐ天神祭やからな … 天神祭のごちそう言うたら、何ちゅうてもハモや」

「ハモ?」


銀次は出前用にこしらえたハモの湯引きを見せてくれました。

竹で作った器に笹の葉が敷かれてその上にハモの白い身が乗っていました。

「きれい!」

「ハモのごちそう作って、天神さんのお渡りを待つんや」

「お渡り?」


『お渡り』とは、獅子舞などの祭りの行列のことをいい … 家族皆でそれが回って来るのを待つのだと、銀次は教えてくれました。

「家族、皆で … 」

… … … … …

蝉の声が聞こえる部屋で、お静は何やら古い手紙を読み返していました。

小さくため息をつくと、それを丁寧に折り畳んで、机の上にある若い芸者の写真の横にそっと置きました。

… 若い頃のお静でした。

… … … … …

出かける準備をして、階段を下りて来たお静。

「 … 天神祭にお父さん呼ぶ?」

台所の方からそんな希子の声が聞こえて来て、足を止めました。

「そう、一緒にお家でお獅子待ちませんかって、今日師匠に話してみようかと思って」

「それ本気で言うてはります?」


め以子に不安そうに聞き返した希子。揉め事になるのは必至だからです。

「お祭りだし、1日くらい … ダメ?

1日だけ全部忘れて、美味しいハモたべてさ ~ 」


… … … … …

「あの人のとこ行くん?」

ふいにお静が声をかけてきました。

「あ、はい … 」

「ふ~ん … しがらき、持っていくん?」


め以子の手元を覗き込んだお静。

土産にしようと作った大阪の夏の菓子『しがらき』を切り分けていたところでした。

お静はうなずきながらも何か言いたげな素振りを見せています。

「様子見に行くのはいいって … 」

咎められるとでも思ったのかめ以子は念のため断りを入れました。

しかし、お静から返って来たのは …

「あれ、ホントなん?

… あの人、家のこと気にしてるって?」


その口調に僅かながらも関心があるかのような雰囲気を感じため以子。

「あっ、ホントです! ホントですよ ~ 師匠、本音は戻って来たいんだと思うんですよ」

ここぞとばかりに話し始めました。

「あ、あの人がそう言うたん?」

め以子には、お静の心が揺れているように見えました。

「 … まあ、私の考えなんですけど … あ、なんなら一緒にいらっしゃいません?

きっと、お義父さん生まれ変わったんだって、お静さんも … !!」


傍にあった包丁を握ったお静。

「あんな ~ 修羅場になっても、ええの?」

… … … … …

そのままお静は出かけて行ってしまいました。

「お静さんって芸者さんだったのよね?」

「そうです … 千代菊いうて、若い頃はブロマイドも出回ったぐらい人気者の」

「それをお義父さんが入れ揚げて、辞めさせて … 挙句の果てにポイっ」


さすがに恨むなと言う方が無理ではないかと、希子に言われて、め以子も否定はできませんでした。

… … … … …

め以子が希子を連れて長屋を訪れると、正蔵は芸妓たちを集めて通りで賑やかに焼肉をしていました。

「昼からご機嫌ですね ~ 」

「ああ、もうじき天神祭やさかいな」

「そのことなんですけど … お義父さん」


話すには絶好のタイミングなので、め以子はいきなり切り出しました。

「天神さんの日に家にいらっしゃいませんか?」

途端、表情が曇って目をそらした正蔵。

おどおどしながらふと入り口に立っている希子に気がつきました。

そして、ゆっくりと立ち上がって、近づいて …

「お、お父はん … お見合いの時はどうも … 」

先に口を開いたのは希子の方からでした。

「あんた、うちの娘によう似てる … 」

「 … 娘です」

「わ、わかってる … 」


10年ぶりの末娘にどう接していいのか戸惑っているのでしょうか …

「冷たい、お、お、お茶でも飲まんか?」

あたふたと用意し始めました。

そんな正蔵を見て、顔を見合わせ微笑むめ以子と希子。

… … … … …

お静の出かけた先は、自分もいたことがある芸者置屋、女将に頼まれて若い後輩たちに三味線や踊りの稽古をつけているのです。

稽古を終えて帰ろうとするお静を女将が呼び止めました。

「あ、千代菊、ちょっとお茶飲んでいき」

女将は今年入ったばかりだという見習いの少女に茶を持ってくるよう言いつけた際に掃除の仕方が悪いと小言を言いました。

そんな様子を微笑みながら見ているお静。

少女が奥に引っ込むと女将は優しい顔になって言いました。

「あんた、ここへ来た時、あんくらいの時やったな … 」

「ええ」

「正蔵はん、戻って来たんやて?」


呼び止められた理由はこのことだったようです。

「 … 戻って来たというか … ミナミに居ったんです」

「ふ~ん、いっぺん、顔見に行ってやったらどうや?

… 天神祭やし、仲直りもしやすいちゃうか?」


… … … … …

置屋から浮かない顔で出てきたお静、偶然すれ違った風鈴売りを振り返りました。

思い出したのは、さきほどの少女と同じ年頃のこと …

「泣かんとき」

転んだまま泣いているお静に、その男は手を差し伸べて言いました。

手を借りて起き上がったお静。

「大事ないか?」

心配そうにお静に尋ねた男 …

「 … 天神祭やしな」

そうつぶやき、お静はクスッと笑いました。

… … … … …

♪え ~ 奴さん、どちらへ行く ~

正蔵の長屋では、すっかり打ち解けた希子が三味線に合わせて芸妓たちと一緒に歌っていました。

… 和枝が知ったら目を剥いて怒りそうな …

それを愉快そうに眺めている正蔵。

「あの、お義父さん、天神さんのことなんですけど …

皆で一緒にご飯食べませんか?」


中途半端に誤魔化されたままだった、今日訪ねてきた本題を改めてめ以子は正蔵に伝えました。

「天神さまや ~ 」

正蔵はめ以子の話をはぐらかすと、希子たちの歌に合わせて踊り始めてしまいました。

「お義父さん!」

「今日は何言っても、あかんと思うわ … またにしとき」


顔なじみの女になだめられても、あきらめきれないめ以子でした。

いい調子になった正蔵は酒がまわったせいもあるのでしょう … よろよろと倒れ込んで、女の膝を枕にしながら、手拍子をし始めました。

そんな様子を塀の陰から見つめる目 … お静でした。

… … … … …

建設課。

現在のようにエアコンなどない部屋はまるで蒸し風呂。

悠太郎はタライに水を張って机の下に置き、そこに素足を入れて暑さをしのいで仕事をしていました。

それでも顔から汗は噴き出てきます。

「5、4、3、2、1 … 」

いきなり秒読みを始めた大村。

「5時や ~ !!

今年も来た来た来ましたよ ~ 」


頭には鉢巻、タスキをかけてそわそわと出かける準備を始めました。

「何、仕事してるねん ~ 早う片付け ~ 行くど、赤門!」

「 … 何処行くんですか?」

「手伝いや!

これから1週間、天神祭のお手伝いへ行くんや!」


… … … … …

「赤門、シャキッとせい!」

祭りの集会場。

張り切る大村に仕切られて、藤井と悠太郎は何やら重たい荷物を運ばされました。

「これ毎年つきおうとるんですか?」

「家おるよりましやからな」


… … … … …

株仲間の集まるサロン、ここにも浮かない顔がひとり … 和枝でした。

「倉田はん、わてに何かええ縁ありませんかいな?」

いきなり思いもよらぬことを聞かれて、目を丸くする倉田。

「ないですわな ~ この歳で …

あ~あ、何でわてはこうツキがおまへんのやろ?」


和枝が投げやりになりかけたその時 …

「和枝ちゃん、これっ!!」

倉田が手元に届けられたメモを見て大声を上げました。

「米冨紡績が、暴騰や!」

サロン中に触れ回る小僧。

和枝が受け取ったメモには、『米冨紡績株 190円20銭 → 286円25銭 +96円5銭』と書かれていました。

悲鳴を上げながら、ソファーから立ち上がった和枝。

持っている株がうなぎ上りに値上がりしているのです。

「あわわわ … と、取りあえず、顔洗うてきます」

そんな和枝のことを、あまり見かけないひげ面の男が目で追っていました。

… … … … …

西門家。

悠太郎だけでなく、和枝もお静も今日に限って夕食の時間になっても帰って来ません。

め以子は希子とふたりきり。

結局、正蔵から天神祭の返事をもらうことができませんでした。

「お父さん、気にはしてても、やっぱり家には戻りたくないんやないですかね?」

「何で?」

「だって、戻ったって、針のムシロやないですか …

あそこでああやって暮らして、で、ちい姉ちゃんがたまに様子見に来てくれるのが、一番ええと思ってるんと違います?」


希子の言っていることがほぼ正しいのかもしれません … でも、そうは思いたくない、正蔵は家に帰りたがっているのだと信じたいめ以子でした。

… … … … …

正蔵は、め以子が持ってきてくれた『しがらき』を、ひとり縁側で食べていました。

表を親子連れが天神祭の話をしながら通り過ぎていくのが聞こえました。

「ふっ、天神祭か … 」

思い出し笑いの正蔵。

… … … … …

ふたたび西門家。

玄関の外で人の声が … ようやく誰かが帰って来たようです。

「おかえりなさい」

出迎えるめ以子。

扉が開いて入ってきたのは、悠太郎と室井に両脇を抱えられたお静でした。

「はいはい、ちょっと座りますから ~ 」

上り口に降ろされたお静は畳のあるところまで這いずって … そして、そのまま眠り込んでしまったようです。

「 … どうしたの?」

め以子は、こんなお静をみるのは初めてでした。

その時、お静の口から …

「ハモニカ … 」

確かにそう聞こえました。

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