NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年01月16日 (木) | 編集 |
第88回

「出てってくれますか?」

てっきり機嫌が直ったとばかり思っていため以子の口から思いもよらぬ言葉。

「出てけって、何でですか?」

この期に及んでまだ白を切っている … め以子はそう思ったら、押さえていた怒りが爆発しました。

「何で?」

… … … … …

「あかん、蔵へ行こう!」

もう、犬も食わないなんとやらの域を超えていました。

幼い子供たちに両親の生々しい言い争いなど見せてはいけない … 正蔵は慌てて、お静と希子に子供たちを蔵へと避難させました。

昨晩、自分と話していた時と今のめ以子の変わりように戸惑いながら、自分も居間を出て行く正蔵。

… … … … …

「何でって、あなたが浮気してるからでしょう!」

「 … してませんよ!」

「じゃあ、何で新聞読むのやめたんですか? 忙しいのにご飯に戻って来るんですか?」

「何が悪いんですか?」

「悪いと思ってるから、そういうことするんでしょう?!」

「あなたがずっと機嫌悪いからやないですか! … むくれて嫌味ばっかり言うて」

「私のせいですか?

私が悪いんですか?

毎日毎日、料理作って、お弁当作ってる私のせいですか?!」

「そんなこと言ってないでしょ?」


… … … … …

「『ごめん、亜貴』って何ですか?」

「えっ?」

「『ごめん、亜貴』って何がどう『ごめん』なんですか?

鬼みたいな嫁がいるから会えなくなって『ごめん』ですか?

押し切られて、結婚してもうた『ごめん』ですか?」


悠太郎には何の話かさっぱり分かりません。

「寝言で言うてたんです」

「 … 寝言って」

「困りますよね ~ 夢の中のこと言われたって、自分じゃどうしようもできないんだから …

でも、だから、ホントなんでしょ?

もう無理しないでくださいよ」


そう言うと、改めて荷物を押し付けました。

… … … … …

「追い出したんだ? 悠さん」

め以子はうま介へ行き、ことのあらましを皆に報告しました。

心配する一同の中で、ひとり嬉々としている室井は、これからどうするのかと尋ねてきました。

メモを片手に、まるで取材です。

やはり、この男は他人の不幸を小説のネタとしか考えていないようです。

「 … 何とかなるでしょ」

「お前、どうかしてへんか?

あったかどうか分からん程度の可愛らしい浮気を … 」


あきれ返る源太。

しかし、め以子は言いました。

「浮気やないから ~ あれは、本気やから」

「本気って?」


そこまで言うには何かあったのかと、桜子は尋ねました。

「夢見てさ … 『ごめん、亜貴』とか、言っちゃってるの … 何よそれ、どんな夢よって …

私、どんだけ悪者なんよって … やってらんないわよって … 」


誰もがかける言葉が見つからず黙り込んでしまっても、メモを取り続ける室井。

… … … … …

「そういうことなんで … ご報告でした」

店を出て行っため以子の後を追って、桜子は引き留めました。

「一緒に亜貴子さんとこ行こう」

「えっ?」

「ちゃんと、ハッキリどういう関係なんだか聞きに行こう … 意外に大したことじゃないかも知れないよ」


及び腰のめ以子に桜子は尚も問い質しました。

「もう嫌いなの? 悠太郎さんのこと … ホントにこのままでいいの?」

「 … いい」

「はい、出た … 逃げ癖!」


… … … … …

一方、ふたりのことで心を痛めていた正蔵は悠太郎の職場に顔を出していました。

「ほな、何かいな ~ その子は、昔時々うちに遊びに来ていたあの子か?」

「 … そうです」

「その子と一緒になろう思うてたんか?」

「 … 一時期、僕らはお互いしかいないような状態でしたから」


め以子と出会った頃、それはもう叶わない状況だったのです。

「今は?」

「現実的にどうこうとは全く考えてないですけど …

そら、好きか嫌いかって言われたら、好きですよ」


男同士ということもあってか、正蔵には本音を口にしていました。

「め以子を好きになるきっかけはあっても、亜貴を嫌いになるきっかけはなかったですから」

「正直なやっちゃな、お前は … 」

「あそこまで言われたら、ウソついてもしゃあないですから」


… … … … …

「 … ほな、邪魔したな」

それだけ聞くと、サッサと帰ろうとする正蔵に悠太郎は何か物足りなさを感じました。

「戻れって言わないんですか?」

「そんなこと、言えた立場かいな ~ 俺」


悠太郎の話を聞いて、この話、最後は納まるところに納まると判断したのでしょう。

「戻ってきたなったら、いつでも帰って来たらええ … そん時は、わしも一緒に怒られたる」

飄々と話す父を見て、思わず頬を緩めた悠太郎でした。

… … … … …

桜子に煽られため以子は、意を決して、亜貴子の診察室を訪れていました。

「桜子、やっぱりひとりで行く」

同席してくれるという桜子のことを断りました。

「2対1ってやられたら、嫌じゃない?」

「 … 大丈夫? 落ち着いて聞ける?」


うなずくめ以子、緊張した面持ちで診察室に向かおうとすると、ドアが開いて、出てきた亜貴子と鉢合わせしました。

… … … … …

「 … ホンマ、久しぶりですね」

診察席に腰かけながら、亜貴子。

実際、め以子がまだ女学生時代、実家の開明軒で一度会っただけの仲でした。

「今日はどうされました?」

そう言って、め以子のことを座るよう勧めましぬた。

「あの … うちの主人とは、どのようなご関係でしょうか?」

顔は強張り、目は伏せたまま、オドオドとした口調で尋ねました。

「友達やと思うけど」

反対に亜貴子は腰を落ち着けて、堂々と答えました。

「どんな友達ですか?」

「普通の」

「普通って、どういう普通ですか?」

「普通は普通や」


埒が明かないと思っため以子は質問を変えます。

「ほな、昔ふたりの間に何があったか、教えてください …

私には、聞く権利がある思います」

「 … 権利?」

「妻ですから … 」


… … … … …

一瞬、亜貴子が不快な顔をしたように見えました。

しばしの沈黙の後、あきらめたかのようにひとつため息をつき話始めました、

「悠ちゃんと最初に出会たんは … 」

「火事の現場ですよね … そこで悠太郎さんはお母さんを亡くされて、亜貴子さんはご両親を亡くされて … 」

「それが縁で話すようになって、悠ちゃんは街造り、うちは医者になろうって誓い合うたんや … 」


… … … … …

しかし、亜貴子は、身を寄せていた親戚には、「そんな金は出せない」と言われて … 困っていたところに来たのが、村井家の養女となって学資援助を受けるという話でした。

… それはいずれ、村井家の息子に嫁ぐことが条件だったのです。

「うちは飲んだよ ~ それしか道はなかったし … けど、そこの光男さんいうんは、やっぱりあの大火事に遭うた人で、顔も体も火傷を負っててな …

悠ちゃんは、悠ちゃんで、お父さんとこに後妻さんが入って来て、ぐちゃぐちゃになってて … 」


現実から逃げ出したいふたりは、本当に逃げ出したのです。

… … … … …

「えっ、それって … 駆け落ちっていうことですか?」

「そう言うたら、カッコええけど …

現実はしょぼくれたもんで、駅まで行って、そこで終わりや。

けど、その時、悠ちゃん、泣いてくれてな ~ 」


『俺が大人やったら、亜貴のこと守れるのに … 亜貴の夢、叶えられえるようにしてやれるのに』

「ものすごううれしかった … ひとりやない、うちのために泣いてくれる人が世の中にひとりだけは居るんやて」

… … … … …

「それからは、覚悟決めて、うちは村井の家へ入って、悠ちゃんは家に戻って …

特別なことは何もなかった … お互い、相談事が出来たら、話に行くようなつきあいや。

ここで話してたんも、そういうこと。

普通のお友達」


亜貴子はめ以子を安心させるためなのかそう言った後、笑顔を見せました。

… … … … …

「 … もうええかな?」

それでも、あとひとつ確かめたいことがある。

「結局、亜貴子さんはずっと、悠太郎さんを好きだったってことですか?」

再び、亜貴子の顔に不快感が走りました。

「 … そういうことですか?」

それは確かめるまでもないことでした …

「あのな ~ うちにも我慢の限界があるんやけど」

「えっ?」

「あなたに権利振りかざされて、こっちは話したくもないこと延々話させられてるんやけど!」


亜貴子が怒るなんて、め以子の想定外でした。

「だって、私は … 」

「悠ちゃんの奥さんやから?

うちはあなたに何から何まで答えなあかんの?

すっごい権利やね、それ」

「そういうつもりは … 」

「うちからしたら、後から来て横取りしてったんは、そっちなんやで?!」


決定的な言葉でした。

「この世で、たったひとりの心許せる相手を後から来て持ってったんは … あなたなの!」

… … … … …

診察室から出てきため以子は、まるで本当の病人みたいにフラフラとベンチに座り込んでしまいました。

「何があったの?」

心配して尋ねる桜子。

抜け殻のような、め以子はつぶやくように言いました。

「 … 邪魔者は、私やった」

… … … … …

「あれっ … わあ、潰れてもうたんか?」

その店は看板は外され、窓も扉も木材で打ち付けられていました。

悠太郎はここで夕食を取ろうと考えていたのです。

仕方なく立ち去ろうとした時 …

「悠ちゃん?」

声のする方を見ると … 偶然通りかかった亜貴子でした。

「カレー、食べに来たん?」

「ああ … ここやんな、昔来てた」

「せや」


ふたりの馴染みの店だったようです。

「 … 今日、家で食べんでええの?」

「うん、今日はな … 」


その亜貴子にも理由は分かりました。

「ほな、うちで食べる?」

… … … … …

「どないしたん?

… め以子さん、開けて!」


家に戻っため以子は、何も言わずにそのまま部屋に閉じこもってしまいました。

真っ暗な部屋の中、畳の上に横たわるめ以子。

お静が外からいくら声をかけても返事もなく、戸も開きません。

「め以子さん、め以子さん … 」

悠太郎と亜貴子の、とても自分が入る余地のない強い絆を知ってしまっため以子。

深く傷つき、打ちのめされていました。

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