NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年03月13日 (木) | 編集 |
第136回

め以子は闇市を出て、焼け跡をふらふらと懐かしい声のする方へ歩いていきました。

< め以子、そっちじゃないよ ~ こっちだよ

め以子、め以子 ~ >

振り向いた時、何者かがぶつかって来てました。

見ると地面に引っくり返った少年、その傍らには風呂敷包みが転がっています。

「あ~あ、大丈夫か? ごめんな ~ 」

風呂敷包みを拾い上げ、少年の腕をつかんで起こすめ以子。

< め以子、あたしだよ ~ め以子。

あたしはここだよ >

「べにこ ~~~ !」

その時、絶叫しながら駆けてくる男が見えました。

「藤井さん?!」

「その子、その子捕まえてください!」


少年はめ以子が抱えている風呂敷包みを奪おうとします。

「それ糠床なんですよ!」

間一髪、少年は藤井の手をすり抜けて脱兎のごとく逃げていってしまいました。

「べにこ!」

「えっ?!」


め以子は手にした風呂敷包みの中を見ました。

< 久しぶりだね ~ め以子 >

… … … … …

「べにこをお宅にお返ししに行こうと思てたんです。

嫁が藤井の糠床を抱えて戻って来ることになりまして … その、べにこの存在がバレると … 」


そう言って、藤井は風呂敷包みをめ以子に渡しました。

< 私ゃ、日陰の女だからね … >

「ここで別れるのが、お互いのためやと思いまして … 」

こんなに糠床を大切に人間同様の扱ってくれるのは藤井しかいません。

め以子は風呂敷包みを解き、ツボのふたを取って、糠床と再会しました。

「奥さん?」

涙ぐんでいるめ以子を見て、心配そうな顔の藤井。

「うちのは焼けてしもうて …

もう二度と、二度と会えないかと思うてたんで … すいません」


… … … … …

夜、め以子は久しぶりに糠床を混ぜていました。

< ああ、ホッとするね ~ あんたの手は …

そうかい ~ あんたも、ホッとするかい? >

手についた糠の匂いを嗅いだめ以子が幸せそうな顔をしていると、源太が戻って来ました。

「よかったな、糠床戻ってきて」

「うん … 幸先ええわ。

皆、ちゃんと戻って来るから、あきらめんでええよって言われてる気する」

「そうか … 」


め以子は漬かっていたキュウリを割って片方を源太に差出しました。

「おお、久しぶりやね ~ 」

< 源ちゃんには、いつまでもお世話かけるね ~ >

ポリポリとふたりがキュウリをかじる音だけが聞こえています。

「 … どうしてるんかな?」

「卯野の家か?」


懐かしい味に触れて、ふいに東京の家族のことが気になっため以子と同じように源太も子供の頃を思い出していたのです。

「うん、電報は打ったんやけど … 」

… … … … …

数日後、め以子は突然、香月から職業斡旋所に呼び出されました。

「 … 私が料理教えるんですか?」

「せや、『うまいもん横丁』作りたいんや」


闇市の一角に美味いものを売る屋台を並べたいと香月は構想を語りました。

「ええですね」

め以子にも興味ある話です。

「やろ?

そこで、おばはんにな、品書き考えたり、料理の指導をやってもらいたんや ~ 」


あごに手を当てて考えるめ以子。

「どや?」

香月はすでに源太には話を通してありました。

「 … ええですけど、指導料いただけますか?」

め以子も世間にもまれたのか、随分と逞しくなっていました。

「食道楽同士、けち臭いこと言いなや ~ 」

「ショバ代分、いただきたいんですが」


香月の鼻先に手のひらを差し出しました。

… … … … …

め以子は、きっちりショバ代を取り戻して来ました。

「馬介さん、どう?」

馬介はあれから、め以子の屋台を手伝ってくれています。

「まあ、そこそこ売れとるかな … 」

さすがにあの爆発的な売れ行きも陰りを見せていました。

「あ、こっちあかん?」

試しに並べてみた糠漬けはまったく売れていません。

「やっぱり、お腹ふくれる方のがええんやろな」

「そらそうか … 」


< すいませんね ~ >

「糠漬けって絶対に脇役じゃない」

そう言う室井こそ脇役でした。

… … … … …

「それ、糠漬けですよね?!」

ちょうどその時、通りかかった復員兵の男が、め以子の糠漬けを見て目の色を変えました。

「 … はい」

「きゅ、キュウリいただけますか?」


言うが早く、男はキュウリにかじりつくと感嘆の声を上げました。

「そ、そのまま?」

呆気にとられている馬介。

「なすびも!」

男はナスも丸かじりしました。

「うわ ~ 美味い ~ これは、糠まで美味いです!」

余りにも大げさに喜ぶので、やや引き気味の一同。

「ありがとうございます … あ、2円になります」

め以子が勘定を口にすると、男は突然手を握って来ました。

「あの ~ お願いがあるんです!」

「 … 何でしょう?」


… … … … …

「ほな、明後日」

「おおきに ~ 」


立ち去る復員兵・真岡と入れ違いに源太が屋台に顔を出しました。

手を取り合って喜んでいるめ以子、室井、馬介の3人を見て、怪訝に思って何事か尋ねました。

「何や、今のお客?」

「お、お、お米、買わへんかて … 3俵!」


舞い上がっているめ以子たちを見て、ひと言吐き捨てるように言いました。

「 … アホか、お前?」

「えっ?」

「食い逃げちゃうん?

… お前、糠漬けのお代もろうたか?」


ハッとする3人。

「あ ~~~~ 」

… … … … …

しかし、その夜、め以子にうれしい報せが舞い込みました。

ラジオ局の希子に宛てて、卯野家の電報とふ久からのハガキが届いたのです。

『チチコツセツスルモミナブジ ソチラノヤウスシラセ』(父骨折するも皆無事 そちらの様子報せ)

「 … 素っ気ないな」

電報とはいえ、余りにも素っ気ない文面に苦笑いしため以子でしたが、ようやく安心することができました。

ふ久のハガキに目を移すと、一面に小さな足形が押してありました。

「これ … 大吉?!」

「裏、見てください」


希子に促されてハガキをひっくり返すと、「みな生きてます」の文字の横に6人分の拇印が押してあり、その中に諸岡のものもありました。

「諸岡君、戻って来たん?!」

「 … そういうことですよね」


希子の言葉にめ以子は何度も何度もうなずいていました。

… … … … …

『卯野家、無事 諸岡家、無事 大吉すくすく』

早速、め以子は日記に綴りました。

< よかったね ~ め以子 >

「あと、3人 … よしっ!」

… … … … …

そうこうしているうちに、闇市の一角には『うまいもん横丁』の看板が掲げられました。

そして、め以子が新入りに料理の指導をしていると、先日の復員兵・真岡が大八車を引いて現れたのです。

「奥さん ~

いや、遅うなってすみません、お米持ってきました」


約束した通り、きっちり3俵の米俵です。

バツが悪そうにめ以子から目をそらして隠れる源太。

しかし、喜んでばかりもいられないめ以子でした。

「源ちゃん、ちょっとええ?」

屋台の隅に源太を呼びました。

「 … 何や?」

「お金ある?」

「いくら?」

「4500円 … 」

「あるか ~ そんなん!!」


試しに聞いてみただけ、源太がそんなに持ち合わせている訳がありません。

め以子は、真岡を待たせて、代金を工面するために希子の元へと走りました。

… … … … …

しかし、いくら希子でもそんな大金は用意できません。

「誰か、貸してくれそうな人??」

「借金、借金、借金 … 」


その時、希子の頭に浮かんだのは倉田の顔でした。

… … … … …

め以子の帰りを待っている一同。

大慌てで室井が駆け込んできました。

「警官だよ!」

闇市の手入れに現れた警官の姿を見て、報せに飛んできたのです。

「取られちゃうよ ~ 米、米!」

ざわめく闇市、逃げ惑う人。

大急ぎで米俵を隠そうとする源太たち。

しかし、万事休す … ふたり組の警官がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。

… … … … …

「お待たせしました ~ 」

倉田を引き連れて戻って来ため以子を迎えたのは、がっくりと肩を落とした真岡と源太たちでした。

「何や?」

「どないしたん?」


不審な顔をするめ以子と倉田。

すると室井が悔しそうに話し始めました。

「手入れの警官が来て … 米がっ!!」

「えっ、うそ … うそやろ?!」


愕然とするめ以子。

皆の肩が震えて … 突然、大声で笑い出しました。

「あははははは ~~ 」

め以子には何が何だか分かりません。

「なんちゅう顔しとんねん!! わはははは」

情けない顔のめ以子を見て、腹を抱えて笑っている源太。

「それがさ、そいつニセ警官だったんだよ ~ 警官のふりしてカツアゲしようとしてさ、ひどいよね ~ 」

「源太がな、制服の徽章見て、見破ってくれて


ついでなので、皆でひと芝居うってめ以子をからかったのでした。

「ほな … ほな?」

「よいしょ ~ !!」


源太と馬介がシートを取ると、米俵が現れました。

「米や … 」

「神様、仏様 … お米様 ~ !!」


だまされたことなどすっかりと忘れて、米俵に抱きついため以子でした。

「今日は、このお米で皆でお祝いしましょう」

… … … … …

倉田から借りた金で3俵の米を買い上げため以子は、惜しみなく炊き出して、おむすびに握ると、闇市にいる人たちに分け隔てなく振舞ったのでした。

大人も子供も美味しそうにおむすびを頬張っています。

「いかがですか?」

見ず知らずの人にまで笑顔で配り歩くめ以子を見て、倉田は感心していました。

「太っ腹やな ~ 」

名の知れた商売人の倉田にまでそう言わしめため以子の大盤振る舞い。

「アホですから、後先考えられんのですよ」

実は愛情のこもった源太の言葉です。

「アホの仏か … 」

倉田のつぶやきは、め以子を表す的を射た表現でした。

「倉田さん、ホンマにありがとうございました」

「ちょっと、面食らうたけどな ~ 」


め以子から受け取ったおむすびを倉田も美味しそうに口にしました。

… … … … …

「お母さん、これもろてええの?」

声のする方に顔を向けため以子。

泰介でした。

笑顔の泰介がそこに立っていました。

「ただいま、戻りました」

「 … 泰介」


涙で滲む泰介の顔。

め以子はよろよろと近づくと、泰介の腕や肩を確かめるように触り … そして、ひしっと抱きしめました。

「お帰り … 」

「ただいま」


しばらく抱擁した後、ハッとして、おむすびを差し出しました。

「ご飯、食べ」

「 … いただきます」


うなずいて、おむすびを頬張る泰介。

< 泰介が戻り、米もやって来た、幸せいっぱいのその日 … 別の米の軍団、米軍もまたやって来たのでございました >

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