NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年03月15日 (土) | 編集 |
第138回

思い立ったが吉日。

あくる日から、泰介は早速行動に移しました。

子供らの身元確認に焼け跡などを回り始めたのです。

め以子は泰介の言葉を源太に伝えました。

「ここに来る子らにも、名前や手がかりになりそうなこと聞いといてくれって … 出征者の安否確認も貼ってええて」

「 … ほんで、活っちゃんと通天閣の分?」

「うん」


< こうして、闇市に人捜し、尋ね人の掲示板が立つことになりました >

香月に話すと意外にも、職業斡旋所の片隅を事務所に使うよう提供してくれたのです。

「すいません、あの … 」

掲示板を食い入るように見ていたひとりの復員兵が事務所に入って来ました。

… … … … …

「ちょっと、あんた!!」

そんな中、桜子の父親の別荘に疎開していたお静が連絡も入れずに突然戻って来ました。

屋台で注文のおむすびを握っていため以子の顔を見るなり、目の色を変えて尋ねました。

「お金ある? お金!」

桜子に見立ててもらったのか、モダンな洋服に身を包んでいました。

「洋服かいらしいですね ~ 」

慌てているお静は、馬介の言葉に耳を貸さず、売上金が入ったざるに目をつけ、手に取りました。

「お金借りてくで … 一攫千金や!」

言うより早く駆け出しました。

「桜子ちゃんは ~ 一緒ですか ~ ?」

後を追う室井。

め以子も馬介に後を頼むと追いかけます。

… … … … …

「それ、そこの、これ下さ~い!」

お静が駆け込んだのは古着の屋台でした。

反物を受け取ろうとするお静。

「要りません!」

間一髪、め以子は間に合いました。

「いえ、要ります」

「要りません!」

「 … どっちやの?」

「桜子ちゃんは?!」


… … … … …

「はあ、その着物ごっつうお買い得なんや?」

お静の話では、銘仙と友禅が同じ値段で売っていて、他にも掘り出し物が結構あったのだそうです。

結局買いそびれたお静は、ふくれっ面でおむすびを食べながら、源太たちに愚痴っていました。

「一割の値段で売られてんねん、買わん手はないやろ?」

「そんなお金ないですよ ~ ただでさえ借金あるのに」

「ん? 家建てたん?」

「 … お米買いました」

「ぜいたくして!」


どちらがという話です。

「なんや、あんた、お母はん戻って来たのに文句ばっかり」

「うれしいですよ ~

うれしいですけど、うれしさを吹き飛ばすあれやこれやなさってくれますんで … 」


… … … … …

「あの … 桜子ちゃんは?」

室井が桜子のことを聞きだそうとした時、泰介がやって来ました。

「お祖母ちゃん!」

「泰ちゃん、泰ちゃん!」


抱きついて喜ぶお静。

「お祖母ちゃんも元気そうやな」

泰介は見知らぬ少年を連れていました。

「あっ、ああっ!」

め以子はその少年の顔に見覚えがありました。

藤井から糠床を盗んで追いかけられていたあの少年でした。

「何?」

少年を指さして声を上げため以子を見て、泰介は怪訝そうな顔をしました。

「ああ、まあ、ええわ … その子、どないしたん?」

「掲示板の再会第1号なんや!!」


… … … … …

泰介は少年を連れて職業斡旋所に入って行きました。

中で待っていたのは、先程の復員兵です。

「お兄ちゃん!」

その顔を見るや否や少年は駆け寄りました。

「寂しかったやろ? よう頑張ったな」

「うん」


兄に抱きしめられて、泣き出す少年。

ふと見ると、香月がもらい泣きしています。

「こういうのあかんねや ~ 」

涙で顔がくしゃくしゃになっていました。

… … … … …

泰介がホッとしていると、め以子がおむすびを運んできました。

「これ、再開のお祝いです。少しですけど … 」

め以子は少年に自分のことを覚えていないか尋ねてみました。

しかし、少年は首をかしげています。

「まっ、ええわ ~ 」

少年の頭をなでると、おむすびを勧めました。

「えらいすみません … ほな、いただこか?

かっちゃん」

「うん!」


兄は弟ことを、確かに「かっちゃん」と呼びました。

「か、かっちゃん、いうんですか?」

「和正いいますのや」


め以子はおむすびを頬張る少年を見て、幼い頃の活男のことを思い浮かべました。

目頭が熱くなってきます。

「おばちゃん、ごちそうさん!」

和正少年のその言葉で堪えていたものが堰を切ったかのように溢れてきて、声を上げて泣き出してしまいました。

… … … … …

余りの泣きように泰介とお静が宥めましたが、ふたりの目にも光るものがあったのです。

そんな様子を傍観していた室井がそっと表に出て行きました。

「アホの仏は、声を上げて泣く … 」

そうつぶやき、懐から取り出した手帳に書き留めています。

横で源太に見られていたことには気づかず …

… … … … …

その夜は、お静が無事に帰宅したことを喜んで、蔵に皆が集まりました。

食卓に並んだのは、うまいもん、ほうるもんにカエルもん、そしておむすびです。

「あんた、まだ家直さへんの?」

「そんな時間ないですよ … 」

「バラック建ててるとこ、結構あるやんか ~ 藤井さんあたりに頼んで、ちゃっちゃっと」


お静は気楽なもんです。

藤井も市内にいるようですが、忙しいのでしょう。

… … … … …

「あの ~ 桜子ちゃんは?」

さっきから何度も聞くタイミングを逸していた室井がやっと伝えることができました。

「あっ、あ~あ」

思い出したように、自分の荷物の中から封筒を取り出したお静。

「あのな、これ預かって来ました」

室井は奪い取るように封筒を手にしました。

『もうそちらには戻らないかもしれません。

戻らないかもしれません

桜子』

呆然とする室井。

「うわ ~~~ 」

余りにも気の毒過ぎて、黙り込む一同。

「 … 何で、何で、何で2回も?」

「知らんがな ~ まあ、愛想つかされたんとちゃうか?」


手紙を預かって来ただけのお静に分かるはずもありません。

「何かしました?

僕、あそこで何かしました?!」


本人は気づいていないだけで、きっと色々やらかしたのだと誰もが想像していました … 

「何で、こんな急に?!」

「 … 人の心なんてそんなもんや。

まあまあ、やれることやって … 惚れ直してもらうしかないわな」


食後のお茶をすすりながら、諭すお静。

「がんばれ、がんばれ ~ ほらっ」

め以子はおむすびを、源太はカエルもんを差し出しました。

… … … … …

『お義母さんが戻って来て、家が明るくなりました。

かっちゃんという子に会いました。』

「今日はええこと多かったな ~ 」

いつもの日記をつけていると、希子夫婦が訪ねてきました。

「どないしたん?」

「 … お兄ちゃんのことなんやけど」

「うん」


いいことが続いた日なので、もしかしたらと、め以子は期待してしまいました。

「 … ごめん、まだ分からへんの。

満洲から引き揚げてくる人、まだ居てはらへんで」


申し訳なさそうに言った希子。

期待した分、め以子の落胆は大きかったのですが、それでも気を取り直して言いました。

「うん … 大丈夫、戻って来るわ … きっと」

… … … … …

< そして、その日は突然にやって来たのでございます … >

それはまだ料理の仕込みをしている時間でした。

お静がふ久と大吉の顔を見に行くと、疎開先まで出かけて行ってしまったことを、め以子は泰介から聞かされました。

「ええな ~ 私も行きたかったな」

「今度、行こうや」


そんな約束を交わして、身元確認に出かけていく泰介を見送った時、背広姿の見慣れない客がやって来ました。

「ああ、すいません … ご飯まだ炊けてないんですよ」

無言で屋台の前に立つ男を不審に思いながらもめ以子は応対しました。

男が軽く会釈したその時でした。

「手入れや ~ 警察が来たぞ!!」

そんな叫び声が闇市に響いて、警官がなだれ込んできました。

「早う逃げえ!!」

… … … … …

「あっ?!」

腕をつかまれため以子 … 目の前の男は警察官だったのです。

「なんぼのもんや ~ !」

取り押さえようと乗り出して来たその男に馬介がズタ袋をかぶせて押しのけたのです。

その隙にめ以子は、ざるに入っていた金を懐に入れて表に飛び出しました。

「め以子、こっちや!」

通りの向こうで源太が呼んでいます。

源太に誘導されて路地裏を逃げるめ以子と馬介。

しつこく追いかけてくる男の行く手に源太は辺りの物を手当たり次第に投げつけて妨害しました。

… … … … …

少し離れた物陰に逃げ込むと、そこには泰介もいました。

しばらくここで様子を窺って闇市から脱出するのが源太の算段です。

騒然となった闇市に怒号が飛び交い、逃げ惑う人たち。

警官に捕えられたくずイモ屋のおやじが殴られ、蒸かしイモの人や靴磨きの少年たちまで連行されて行きます。

商品は全て没収です。

その時、め以子は自分の屋台から警官たちが米俵を運び出していくのを目にしました。

「おいっ?!」

「お母さん!」

「め以子ちゃん!!」


3人が気がついた時は、すでに遅く … め以子は肩を怒らせて屋台に向かって突進していたのです。

その勢いで思いきり体当たりすると警官たちは突き飛ばされて引っくり返ってしまいました。

… … … … …

「この米は … 私の米や ~ !!

米俵を抱えて絶叫するめ以子。

「どんだけ盗ったら気すむんや?!」

今まで心の底でくすぶっていた怒りが、とうとう爆発したのです。

「食べるもん盗られて、家も、旦那も、子供も、何もかんも盗られて、ここにおるんや!

皆、皆そうや!

死んでしまうからしてるんや!」


縄につながれている女性たちもめ以子の言葉にうなずいています。

誰もかれも、涙を流し、その顔は怒りに満ちています。

「私らに、これ以上、死ね言うんか?

これが罪いうんやったらな ~ まず …

飯食わせ、あほんだら!!


… … … … …

「お母さん!!」

追いかけまわしていた男が近づいてきて、素早くめ以子に縄をかけたのです。

「ま、こうなるわな … 」

源太はすでにお手上げ、開き直りにも似た心境でした。

< 昭和20年秋、それは突然の出来事でございました >

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