NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年03月17日 (月) | 編集 |
第139回

「これが罪いうんやったらな ~ 飯食わせ、あほんだら!!

米俵を運び出そうとした警官を突き飛ばした上に大見得を切っため以子は、当然のごとく捕縛されてしまいました。

「この米、持って帰るん? 持って帰るんやろ?!

警官はいつから泥棒になったんや!!」


こんな状況にあっても、悪態をつくのをやめないめ以子のことを警官たちは容赦なく連行して行きました。

… … … … …

「まあ、多少きつめに説教されて、米没収されて終わりやろ」

香月の言葉を聞いて泰介は少しホッとしていました。

「警察から事前の通達はなかったんですか?」

「 … 知っとったら、おばはんには教えるわい」


源太の質問に不機嫌そうに答えた香月。

ふたりの会話を聞いて、泰介は驚いていました。

「事前に聞けるもんなんですか? そういうのて」

「まあ、いろいろあるんや ~ その辺は」


まだ学生の泰介には分からない裏の世界があるということでしょう。

「別のとこから力が働いたんですかね?」

「かもな … 」


… … … … …

「それで、あの子まだ連れてかれてしもうたまんまなんかいな?」

ふ久の疎開先から戻ったお静は、め以子が逮捕されたことを、馬介から聞かされました。

その上、泰介が源太と警察へ様子を見に行ったと知って、もう気が気ではありません。

「そうなんですよ ~ 心配ですよね ~ 」

心ない言葉を吐いてお静に突き飛ばされた室井。

ほどなくして、泰介と源太はめ以子を連れて戻って来ました。

「取り調べってどうだった?

牢屋は入って来た?

女囚見た?」


仏頂面のめ以子に室井は矢継ぎ早に尋ねましたが、源太に無言でたしなめられました。

… … … … …

「あんたは、もう ~ ホンマ何やってんの?

… なあ、どつかれたりせんかったか?」


お静はめ以子を責めましたが、それは心配していたが故のことでした。

「どついたんは、お母さんや … 」

警察に行ってからもひと悶着あったようで、余程手を焼いたのか、泰介が少し憔悴しているように見えました。

「まあ、アホなおばはんがやったことやて、罰金増額でチャラにしてくれたんや」

お静は一瞬言葉をなくしましたが、それでも源太の話に胸をなでおろしました。

「まあ、まあ、まあホンマ、罰金で済んで、よかったな ~ 」

しかし、そのひと言が、くすぶっていため以子の怒りにまた火をつけてしまいました。

「どこが … どこがええんですか?」

顔を見合わせた源太と泰介。

「何で私が罰金払わんとあかんの?!

米盗られて金払うなんておかしやろ ~ 逆やっ!!」


帰りの道すがら、ずっと聞かされ続けた話がまた蒸し返されそうになる … 源太と泰介は、め以子のことを慌ててなだめました。

「あ~あ~ お前、何も悪ない、何も悪ない!」

「だっておかしいやろ? おかしいやろ!

なあ、なあ、なあ?」


… … … … …

その時、お静は1枚の写真を取り出して、め以子の目の前に突き付けました。

「大ちゃんや ~ 」

それはふ久から預かって来た、孫の大吉の写真だったのです。

「ほ~れ、ほ~れ、ほれっ!」

お静から写真を受け取っため以子、今までつりあがっていた目尻は下がり、頬は緩んでいきます。

「大ちゃん … 」

「かいらしかったで ~ ごっつう、かいらしなってたで ~

会いたいやろ ~ なあ?

… 捕まってしもうたら、会えんようになるな」


「うまい!」顔を見合わせた泰介と源太。

「せやけど … 」

「祖母ちゃんお縄になったら、大ちゃんかわいそやろ?!

泰ちゃんかて、将来、大臣になるのに、お母ちゃんがミソつけてどないすんの?!」


さすがは、お静でした。

め以子の一番つらいところを突いて、渋々ながらも承知させてしまいました。

… … … … …

そうはいったものの、釈然としないめ以子でした。

< けど、納得いかないよね ~ どう考えたって、あれは泥棒だよね >

怒りに任せて、糠床をかき混ぜていると、蔵から泰介が出てきました。

「お母さん、僕のことは気にせんでええよ。

… 大臣は、ならへん思うし」


< そう言われちゃうとね … >

「これからは … 上手いことやるわ」

… … … … …

「何や、今日も行くん?」

翌朝、いつものように闇市へ出かけようとするめ以子と泰介を見て、お静は意外そうな顔をしました。

あんな騒動があった次の日だからです。

「お米盗られてしもうたし … 借金もありますから」

「借金 … 懐かしい響きやな」


お静に悪気は一切なかったのでしょうが、その言葉にめ以子の心はチクリと痛みました。

「 … ほな行ってきます」

… … … … …

闇市に来てみると、ただの一軒も店を開いている者はおらず、ひとりクズいも屋のおやじが昨日の後片付けをしているだけでした。

「大事なかったですか?」

「あんたかいな ~ 」


心配して声をかけため以子でしたが、おやじの態度は冷ややかなものでした。

「ほとぼり冷めるまでな、やられへんのやで」

「そうなん?」

「そうやがな ~ あんたのせいやで」


この時、め以子は始めて、自分がやらかしたことに少しうしろめたさを感じ … 親父に向かって頭を下げていました。

「おう、おばはん」

気づくと、香月が源太と一緒に立っていました。

… … … … …

「何で私は商売したらあかんのですか?」

事務所に連れていかれため以子は香月から、今後、闇市で商売してはいけないと言い渡されたのです。

「おばはん、あんだけ暴れて、何で罰金ぐらいで出られた思う?」

「それは … 向こうが間違っているからに決まってるやん」


香月は、自分が裏から手をまわして、何とか罰金で収めてもらったことを暴露しました。

「えっ?」

「それで、まあ、おばはんには市で商売させんいうんが、向こうの出した条件や」


め以子は考え込みました。

「ほな、変装します」

その程度の答えしか思いつきませんでした。

「アホか?

こんな大女、他に誰が居るいうねん!」

「屈むわ!」

もう表に出んな!


… … … … …

ムっとして腰を下ろしため以子は、香月のことをにらんで、テーブルを数回叩きました。

「ショバ代て何のためにあるんですか?

こういう時に守ってくれるから、払ってるとちゃうんですか?

… それは、そちらの力不足とちゃうんですか?」


負けじと香月もテーブルを叩き返します。

「しゃあないやろ?!

今回は進駐軍にやられたようなもんやねんから!」

「は?!」


どういうことなのかと泰介は尋ねました。

「配給どうにもならんさかいな、お上がまず進駐軍に泣きついたんや。

ほしたら、闇市があるやないかと。

あそこには食糧が流れとる、泣きいれる前にまず、自分らであれどうにかせい言われて … 」


源太の説明を聴き、泰介は納得しました。

「それで、警察が闇市に … 」

「せやなかったら、前もって聞いてるわ


無念そうに香月も吐き捨てました。

「アメリカか …

アメリカのせいで、私は米持って行かれたんか」


またしても、にっくきアメリカの仕業。

め以子の怒りは静かに燃え上っていました。

… … … … …

仕方なくあきらめて、帰路についため以子と泰介。

途中、め以子は足元に落ちていた茶色い四角の包みを拾いました。

かすかに甘い香りがして、その包みに鼻を近づけました。

「 … チョコレート?!」

ふと見ると、道の先の方で米兵の周りに子供たちが群がっています。

「ギブ・ミー・チョコレート!」

子供たちが口走ると、米兵たちは持っていたチョコレートを地面にばらまきました。

それを競って奪い合う子供たち。

「まずいっ!」そう感じた泰介は、慌ててめ以子を促しました。

「お、お母さん、帰ろ ~ 別のとこから帰ろ」

ところが、め以子は耳を貸さず、米兵に向かってどんどん歩き出したのです。

… … … … …

「ちょっとあんた ~ 食べ物投げたらあかんやろ?!

そんなことも分からんのか、どアホ!!」


怒鳴りながら、拾ったチョコレートを差し出しました。

しかし、日本語を理解しない米兵は笑いながらチョコレートを押し返してきました。

「いや、返す言うてるんや!

人が話してる時は、ガムかみなっ!」


… … … … …

結局、め以子はチョコレートを持ち帰って来てしまいました。

「あかんやろ? チョコレート配るなんて」

仕事の帰りに寄った希子と啓司に向かって力説するめ以子。

「チョコレート見せられて、心動かん人間なんておらんやろ?

どんな悪い人でも、思わず許してしまいそうになるやんか … 」

「 … 許してしまいそうになったんやろな?」


小声で啓司に尋ねられて泰介はうなずきました。

「 … 食べもんでつるなんて、人のいっちばん弱いとこ衝いて、汚いわ!

汚いやろ、アメリカは!!」


心が動きかけた自分にも腹を立てているようです。

「アメリカって、そういうところありますよね?」

すると、黙って聞いていた希子もめ以子の話に乗っかって来ました。

「ニコニコしてるくせに、結局やってることは、軍と同じなんですよね」

「そうそうそう、とにかく、のっけは笑顔やねん、笑顔」

「窃盗かて暴行かて、米兵のやったもんは報道したらあかんし … 今日かて、落語の敵討ちがあかんて」


軍国主義の復活を煽るようなことはするなと、仇討の件があるというだけで、のどかな落語の台本が赤字だらけで返されてきたのでした。

進駐軍の威光に沿わないと判断されたものは認めないのです。

「せやろ、チョコレートやろ ~ あいつらチョコレートやろ?」

よく分からない、め以子のものの例えですが、米兵憎ければ、チョコレートまで … ということでしょうか?

「あれは、かなりの苦味を甘味で誤魔化してますよ」

「せやっ!」


… … … … …

その時、め以子はふと横に座っているお静に目をやりました。

「お義母さん、何やってはるんですか?」

「あんた、食べへんのやろ?」


ちょっと油断している間にお静がチョコレートの包装を破こうとしていたのです。

「これ、アメリカの配っとるもんなんですよ」

「食べるか食べへんか聞いてますのんや」


め以子は、甘い匂いの誘惑に負けそうになって … 思わずかぶりを振りました。

「私は、悠太郎さんと活っちゃんが戻って来たら食べます」

決して「食べない」とは言わなかっため以子に泰介と啓司は笑いをかみ殺しています。

「チョコレート戦争や」

「今更開戦って … チョコッと遅いな ~ 」


… … … … …

「アメリカも少しはええとこあるんやけどな … 」

め以子たちには聞こえないような小さな声で啓司は泰介にささやきました。

「野球には理解あるし」

「あっ、学生野球復活したて、新聞に出てましたよ!」


プロ野球も早々に再開しそうだと啓司。

本場だけあって野球には寛容なようです。

… … … … …

「えっ、お弁当?」

希子と話していため以子が突然素っ頓狂な声を上げました。

「闇市で店やりはらへんのやったら、放送局にこっそりお弁当売りに来はったら?」

「ええの?」

「だって、お昼食べられへんで、我慢している人も多いし … こっそりやる分には … ねえ、啓司さん」

「それは、皆困ってるしね」


希子の提案に啓司も賛成したのです。

「お弁当か … 」

闇市を締め出された、め以子にとってみれば、願ったり叶ったりのことでした。

… … … … …

『いろいろありましたが、お弁当を作ることになりました。』

め以子は日記を綴りながら、昔を思い出していました。

「今日なんですか?」

「な~んでしょ」

悠太郎とのそんなやりとりが浮かんできて微笑むめ以子。

「 … ああいう風なんが、いいかな?」

< こうして、め以子はお弁当を作ることになったのでございました >

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