NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年03月20日 (木) | 編集 |
第142回

< 倉田さんの援助により、バラックは瞬く間に建ち、蔵座敷の準備も着々と進んでおりました >

木造建築を得意とする大村が中心になって職人たちが慌ただしく作業する現場にお静がお茶を運んできました。

「どないですか?」

「藤井君が、何やかんや木材集めてくれたおかげで、何とか予定通り進められてますわ」


そこに諸岡が父の工場で受注したガラスを納品にやって来ました。

「おっ、よう出来たやんか ~ ええ感じやで」

「助かりました、発注があって」


このガラスを屋根にはめるのです。

… … … … …

「誰か ~ おろすん手伝うて ~ 」

朝から何処かへ出かけていため以子が、荷物を目いっぱい積んだ大八車を引いて戻って来ました。

「何や、夜逃げしてきたみたいやな」

「倉田さんやお友達に何やいろいろもろうて来たんです」


食器に座布団、畳まで積んでありました。

「こら助かりますわ」

「まあ、お古やいうんは一目瞭然やけどな」


お静が食器の入った箱を下ろしながらそんなことを言いましたが、お古といっても倉田やその知人の持ち物だったのですから、そこいら辺にある物とは品が違いました。

「ほな、もっかい行ってきます」

荷が全部下されると、め以子は休む間もなく、今度は闇市へと大八車を引いて出かけていきました。

「えらいご機嫌さんでんな」

その背中をお静と大村は笑いながら見送ったのです。

< やるとなったら、考えが膨らむもの … 楽しくなってきた、め以子でしたが …

アメリカに対する嫌悪感は以前のままでございました >

… … … … …

闇市に向かう途中で、群がる子供たちにチョコレートをまいている米兵の姿を、またもや目撃しため以子は放ってはおけませんでした。

「ちょっと、あんたら?!

投げるなて、なんべん言うたら分かるんや!!」


怒鳴りつけても言葉が通じないため、チョコレートが欲しいのかと思って米兵はめ以子にも差し出しました。

「アホなんか?!」

「アホナンカ?

… プリーズ、プリーズ」

「いらんて、もう!」


… … … … …

職業斡旋所の前では、源太と馬介が何やら話し込んでいました。

「 … そんなに気遣うことか?」

「め以子ちゃん、アメリカのもんやからって、チョコレート食べへんのやろ?

あの、め以子ちゃんがやで」


室井が隠れて食べているのではと茶々を入れましたが、馬介の顔は真剣でした。

「活っちゃんのこともあるし … 僕、活っちゃんと仲良かったし」

どうやら、馬介は、め以子に遠慮して、何かに迷っているようです。

「やってられへんやろ、そんなこと言い出したら」

そんな話をしていると、当のめ以子がやって来ました。

「何が、やってられへんの?」

「ああ、うん、あのね … 」


危うく口を滑らせそうになった室井を源太が慌てて追い払ってしまいました。

… … … … …

「あ、馬介さん、これあげる」

め以子が馬介に渡したのは、結局受け取ってしまったチョコレートでした。

「おおきに … 」

馬介の複雑な表情にめ以子は気づかずに、そのまま事務所に入って行きました。

… … … … …

め以子を待っていたのは、米を買ったことで懇意になった真岡でした。

取りあえず揃えなければならない調味料と薬味になる野菜などを調達してもらったのです。

「おじ様たちに『料理してんか』って、何かしら持って来られたら、絶対にいるんはこういうもんやろ?」

「それで、食べていけるんかいな?」


香月もそこが気になるようです。

「分からへんけど … 取りあえず、始めてみることにしたの」

その時、事務所の外で何かが崩れるような物音がしました。

表に出てみると、地面に散らばった缶を前に慌てている泰介と、大吉を背負ったふ久の姿がありました。

「あんたら、何やってるの?」

ふたりはめ以子の顔を見ると、気まずそうに笑いました。

『DRIED MILK』

転がっている缶には横文字と外国人の母親が赤ん坊に哺乳瓶でミルクを飲ませている絵が描かれています。

… … … … …

バラックに戻っため以子は、ふ久が大吉に哺乳瓶で粉ミルクを飲ませるのを見てから、ぐちぐちと文句を言い続けています。

「粉ミルクなんか飲まさんでも … 」

「しゃあないやんか ~ お乳出えへんのやから」

「どないすんの、こんなもん飲ませて、大吉の目が青なったら?」


それは、ふ久には思いつかない発想でした。

「 … おもろすぎる」

め以子が気に入らないのは、粉ミルクというより、アメリカ製という点のようです。

「アメリカの援助物資、配るん手伝うてんの?」

次は泰介に尋ねました。

「うん、子供の保護してる事前の団体が結構あって … 僕の活動知って、お互い協力しよう言うてくれて」

不機嫌にうなずいた母を見て、泰介は膝を正して座りなおしました。

「 … お母さん、正直に、正直に言うとな …

戦災孤児に対する手当とか考え方とか、アメリカの方が格段に上や。

日本人の子供を養子にもろうてもええていうアメリカ人夫婦も居はる。

援助がないとやっていかれへんのも現実やし、アメリカには見習うべきところもたくさんある思う」


め以子は家族の顔を見渡しました。

お静もふ久も黙ったままです。

「何や、情けないな ~ 大和魂はどこ行ったんや」

… … … … …

一方、希子が務める大阪ラヂオ放送でも信じられないようなことが起こっていました。

「そ、それホンマですか?」

希子はたった今、上司の大野から聞かされた話に我が耳を疑っていました。

「ホンマや」

「ホンマにホンマに自分らで取材してええんですか?」


何度も何度も確認する希子に、大野は米軍がやっていいと言ってきたことを告げました。

「民意を反映した放送をするためには、新聞記事の焼き直しではあかん。

自分らの足で市民の意見を聞かんといかんらしい」

「すごいやないですか!」


< 少しご説明いたしますと …

当時のラジオの報道は、新聞記事の受け売りばかりで、独自取材というものはなかったのでございます >

「まさか、こんな風に認められるなんて … 」

それは、希子が一番望んでいた報道の理想でした。

同僚たちも手を取り合って喜んでいます。

「ま、言うても、検閲はある訳やし、米軍のオイタなんかは絶対に放送させてもらえんけど … 」

「けど、大した進歩ですよ!」


啓司の言葉に希子がうなずいていた時、突然ドアが開いて、モリス大尉の通訳を務めているベッカーが入って来ました。

「希子、モリス大尉ガ話ガアル」

… … … … …

「皆、ころっころ、もう ~ 」

すでにお静は畳が入った部屋で就寝し、泰介は用事があると事務所に出かけて留守、め以子はひとり昼間のことを思い出して、カッカしながら糠床をかき混ぜていました。

そんな時間に、困ったような顔をした希子がやって来ました。

「ああ、どないしたん?」

「実はですね … 」


… … … … …

部屋を訪れた希子にモリスは、ベッカーを介して質問しました。

「アノ弁当ノヒトハ、ドウシテルノカ?」

蔵座敷の話が決まってから、め以子は弁当を売りに来ることを辞めてしまっていたのです。

「 … さあ?」

とぼける希子。

モリスは、またあの『ライスボール』が食べたいのでどうにかしろと命令しました。

「いや、そう言われても、私には … 」

しかし、モリスは、め以子が希子の義理の姉だということも知っていました。

「義理ノ姉ダロ、何トカシロ」

… … … … …

「 … それで?」

希子の話に、め以子はあからさまに嫌な顔をしながら尋ねました。

「それで … モリス大尉にお弁当作ってもらわれへんやろか?」

「嫌、嫌や、そんなん絶対嫌や!」


当然、そういう返事が返ってくるでしょう。

「お、お願いします」

「大体希子ちゃん、信用ならんて言うてたやん」


希子までもが寝返るのか … め以子はそう思いました。

「信用はしてないけど、でも … 逆らうとややこしいことになるんで。

何とかお願いできませんか?!」


すがるような目でめ以子を見つめる希子。

め以子にもそんな希子の立場が分からないでもありませんでした。

… … … … …

考えた結果、め以子は『日本風おむすび弁当』と『アメリカ風Omusubi弁当』の2種類を用意して売ることにしたのでした。

「ちい姉ちゃん … 」

「大きく出はりましたね ~ 」


放送局の中に堂々と店開きしため以子、日本風が10円なのに対して、アメリカ風は100yenというその価格設定を見て希子と啓司は苦笑いしました。

< やるからには、ガンガン、アメリカからふんだくってやろうね、め以子! >

「 … 材料費かかってるし」

「えっ、中身違うん?」

「同じもんやったら、何か言われるかも分からんから」


… … … … …

すると、早速モリスがやって来ました。

「Oh,omusubi!」

指を指しながら、うれしそうに近づいてきます。

「 … アメリカはこっち」

強張った顔のめ以子が手振りで示すと、モリスはうなずき、アメリカ風の方をひとつ取って、め以子に代金を支払いました。

「おおきに … 」

緊張気味に一応、礼を言いました。

モリスは、ロビーのソファに座って、待ちきれなかったようにおむすびを食べ始めました。

「あ、お義姉さん」

昼時なので、久しぶりにめ以子が弁当を売っていることを知った大野を始め常連だった日本人の職員たちも買いにやって来たのです。

「僕にもひとつ」

「毎度 ~ 」


モリスの時と違って、日本人には愛想のいいめ以子。

… … … … …

「Yummy!」

「えっ?!」


その時、おむすびを頬張っていたモリスが口にした言葉にめ以子は凍り付きました。

モリスは通訳のベッカーや数名の米兵におむすびを見せながら、何か話しています。

慌てて店じまいし始めるめ以子。

「な、何してはるんですか?!」

モリスのことをにらみながら、残っている弁当を風呂敷に包んでいるめ以子に希子は尋ねました。

「せやかて今、『闇』て、『闇』て!

… これ、新手の摘発やったんと違う?」


それを聞いて、希子と啓司は、思わず吹き出してしまいました。

「『Yummy』いうんは、美味しいいう意味らしいですよ」

「 … そうなん?!」


… … … … …

モリスからの評判を聞いた米兵たちが集まって来て、アメリカ風のおむすびも飛ぶように売れ出して、あれよあれよという間に完売と相成りました。

ロビーは、め以子のおむすびを食べる人々であふれました。

日本、アメリカ関係なく席を同じくして、何やら楽しそうにおむすびを頬張っています。

< 何だか、可愛いとことあるね ~ アメリカ人も

美味しい顔っていうのは、アメリカ人も日本人も変わらないね >

恐ろしくて、憎いだけの存在だったアメリカ人なのに …

… … … … …

バラックに戻っため以子は、新聞紙にくるんでしまってあったチョコレートを取り出してみました。

包みをなでてから、鼻を近づけてみました。

甘い香りがたまらなく心をくすぐります。

しかし、め以子は「食べたい」という誘惑を振り払うようにかぶりを振って、チョコレートを元の新聞紙で包みなおしました。

「ふたり、戻ってくるまでは … 」

それを箱に入れて、棚の高いところへと載せてしまいました。

そんな母を板の間から微笑んで見ている泰介。

< まあ、そんなことをしているうちに …

いよいよ、蔵屋敷が出来上がったのでございます >

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