NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年04月02日 (水) | 編集 |
第3回

突然、はなは東京の学校には行きたくない、本も読みたくなくなったと言い出した。

その上、弁当まで要らないと言った。

「 … ったく、はなの奴、どうしたんや?」

はなの心変わりは吉平にしてみれば不可解なことだった。

父の嘆きをわら仕事を手伝いながら聞いていた吉太郎がはなの代わりに自分が東京の学校に行ってやってもいいと口にした。

「吉太郎、おまん何を言うとるんじゃ ~ あそこは女学校じゃ」

吉太郎は女学校の意味さえ分からなかった。

無理もない、勉強が嫌いで尋常小学校さえすぐにやめてしまっていたのだ。

「ほんな奴が東京の学校行って、やっていける訳ねえら!

… ったく長男のくせに張り合いがねえ」


* * * * * * * * * *

< はなと朝市は、あの石盤事件以来、ずっと口を利いていませんでした >

朝市の方は、はなが落としたろう石を拾ってあげたり、何とか仲直りの糸口を作ろうとするのだが、はなは頑なだった。

「はなちゃん、ずっと言おうと思っちょったけんど … 」

そんなある日、学校からの帰り道で、はなはサトからことの真相を知らされた。

「朝市君は悪くないだよ。

おら見ただよ、ももちゃんの髪引っ張ったのは … 」


真犯人の名前を聞いたはなは、朝市に悪いことをしたと後悔したのだった。

* * * * * * * * * *

< 小作料の値上げで、お母たちが困っていることを知ったはなは、ますます一生懸命、家の仕事を手伝うようになりました >

夜なべのわら仕事も、眠い目をこすりながら手伝った。

< 仕事は山ほどあったので、あんなに好きだった学校も休みがちになりました >

その日も学校を休んだはなが川で水を汲んでいると、この前のように本を読みながら朝市が河原を通りかかった。

ふたりはお互いのことに気づいたが、朝市に謝る機会を逸したままだったはなはバツが悪そうに目を伏せてしまった。

天秤棒で担いで、坂道にかかった時、とうに行ってしまったと思った朝市が手を貸してきた。

「 … はな、学校来れんくれえ忙しいだけ?」

心配そうな顔をしてそう尋ねてきた。

はなは立ち止まって、桶を下に置くと、朝市に向かって頭を下げた。

「朝市 … おらが悪かったじゃん。

卑怯もんなんて言っちまって、石盤も壊しちまって … ごめん、許してくりょ」


ようやく素直に謝ることができた。

「はなは怒ると、おっかねえからな」

顔を上げると、朝市は微笑んでいた。

「おっかねえだと?」

はなも笑った。

仲直りができて、ホッとしたのは朝市も同じだった。

「行くじゃん」

ふたりは、一緒に水桶をはなの家まで運んだ。

* * * * * * * * * *

「はな、あんまし学校休むと、せっかく覚えた仮名や漢字忘れちもうら?」

はなは、かぶりを振った。

「大丈夫さ、本なら毎日読んでるだよ。

こうして目つぶると、本でいっぺえの部屋行けるさ」

「 … また夢の話け」

「夢じゃねえさ、こないだ中入っただよ。

村の教会の本の部屋じゃん」


はなは、あのステンドグラスのある図書室を思い浮かべていた。

「 … あんなところに一生住めたら最高じゃんね」

* * * * * * * * * *

ある日、はなは、ふじに言いつかって、家で作った籠や草鞋を納めるために町までやってきた。

問屋を探していると、偶然、使用人の三郎を伴った甚之介と出会った。

「あ、地主様、ちょっくら教えてくれろし ~ 籠の問屋さんはどこずらか?」

道を教えた後、甚之介ははなの顔をまじまじと見た。

「おまん確か、ふじのとこのボコけ?」

「はい、花子でごいす ~ 本当は、はなだけんど、花子と呼んでくりょうし」

「どっちなんずら?」


怪訝な顔をしながら歩き出した甚之介をはなは、もう一度呼び止めた。

「あ、もう1個教えてくれろし。

地主様、おらのようなボコでも、雇ってくれる人は居るずらか?」

「ほりゃあ、ねえ事ねえら」


そう聞いたはなは、荷物を下ろすと、甚之介に頭を下げた。

「ご無心でごいす、口利いてくれろし」

* * * * * * * * * *

< それから、ほどなく、徳丸家の使いがやってきて … >

米俵を担いでやってきた三郎から給金の前払いだと聞いても、ふじにはまったく心当たりがなかった。

「奉公先は長野の材木問屋だ」

「待ってくりょ、奉公って何の話ずら?」

「花子だか、はなとかいうボコに頼まれて、徳丸様が手を尽くしてくださっただ」


ふじと周造は驚愕した。

「本当に、はながお願えしたですか?!」

「ほうさよ、近えうちに迎えのもんが来るずら」

「てっ?!」


* * * * * * * * * *

ふじは血相を変えて、徳丸商店に駆け込んだ。

「徳丸さん、ご無心ですから ~ 奉公の話、なかったことにしてくれろし」

甚之介は不機嫌な顔をしている。

「なんぼ幼なじみのふじちゃんの頼みでも、ほりゃできん」

「ほんなこん言わんで … あの子はまだ、7つじゃんけ」

「うちの武と同じ歳ずら、親元から離すは不憫じゃんね ~

んだけんど、花子だか、はなというボコが自分から頼み込んできただよ」


幼なじみの娘ということもあったのかもしれない、甚之介が無理を言って探し出した奉公先だった。

「何とかしてくれちゃ、この通りずら」

いくら土下座されても聞けないこともあった。

先方が居ることだし、何より自分の面目をつぶされたくはなかった。

「今更、ほんな勝手通る訳ねえら!」

* * * * * * * * * *

結局、はなの奉公は決まり、小学校もやめることになった。

「安東はなさんがお家の都合で学校をやめることになったずら」

教室の前に立って、本多先生からそう説明されると、同級生たちがざわついた。

「はなちゃん、やっぱし東京の女学校へ行くだけ?」

「ううん、違う」


すると、武が立ち上がって得意げにしゃべった。

「奉公に行くずら、うちのお父様が世話してやったじゃん」

自分で決めたことだったが、はなは学校をやめることがつらくて俯いていた。

「はな、身体に気ぃつけて頑張れし」

本多先生の言葉にうなずいたはなは、皆に向かってお別れの挨拶した。

「短い間ですけんど、お世話になりました」

* * * * * * * * * *

はなが奉公に出る前の晩、ふじは泣きながら荷物の用意をしていた。

「すまんね、はな … うちが貧乏なばっかしに」

すると、はなは明るい顔をして答えた。

「お母、ほんな顔しんで … お父が前に言ってたら、奉公に行きゃ、字もそろばんもこぴっと覚えられるって。

ほれ聞いた時から、おらもいつか方向に行きてえと、ずっと思ってただよ」


家族に心配かけないように精一杯健気にふるまうはなが、ふじには不憫でしかたなかった。

そこに隣のリンがやってきた。

「はなちゃん、これ、おばちゃんのお古だけんど、持ってけし … 奉公先で腹こわさんようにね」

餞別を差し出したリンも目に涙を浮かべていた。

「てっ、おばさん、ありがとごいす」

「 … 吉平さんは、こんな時にいねえだけ?」

「行商で東京行ったきりで … 」


もちろん、はなの奉公のことは知らない。

「そうさな … 婿殿は大事な時にいたためしがねえだ」

「こんな時ぐれえ、吉平さんも帰ってくりゃいいだに … 」


その時、開けっ放しになっている戸から、そっと顔を出した朝市が、はなから見えるように合図すると、戸口に葉っぱを置いて姿を消した。

その葉っぱには、『ミナガ ネタラ ムカヘニ ユク』と文字が刻まれていた。

* * * * * * * * * *

夜更けになって、皆が寝静まった頃、カンテラを手にした朝市が忍び足で安東家に近づいてきた。

はなも表で隠れて朝市のことを待っていた。

「朝市、これ何ずら?」

先程の葉っぱを見せて尋ねると、朝市は「しっ」と口の前に人差し指を立てた。

そして、はなについてくるように言うと走り出した。

「朝市、何処へ行くで?」

「はなの一番好きなとこ!」


* * * * * * * * * *

着いた場所は教会だった。

朝市は塀を乗り越え、中へ入って門を開いた。

「はな、こっち」

はなは、言われるがまま、朝市の後に従った。

ふたりは教会の建物の中に忍び込んだ。

* * * * * * * * * *

図書室は、ステンドグラスを通して差し込んでくる月の明かりで幻想的に見えた。

「て ~ はなが言う通り、本が山ほどあるじゃんけ」

朝市も、はなに負けないくらい本が好きだった。

「ほうずら … 」

「奉公に行ったら、本は読めんら ~ 今のうちに思いっきし読んどけし」


はなは、うなずくと、手あたり次第に本を読み始めた。

朝市が、本を持つはなの手元をカンテラで照らしてくれた。

「て ~ 綺麗じゃん」

見たこともないような色彩の羽を持った昆虫の絵だった。

次に開いた本には、外国の街の風景が載っていた。

「これは何ずら?」

目に入るものすべてが珍しくて … はなは夢中になって、次から次へと本を取り出しては開いた。

「おもしれえ、おもしれえじゃん」

面白くて、楽しくて、はなは笑いながら本をめくった。

時間が経つのも忘れて、いつしか本の世界に入り込んでいた。

* * * * * * * * * *

「はな、誰か来る … 逃げよう」

朝市の声で現実の世界に呼び戻された。

耳を澄ますと階段を上がってくる足音が聞こえる。

「早く!」

本棚の陰に隠れて息を殺していると、大きな影が図書室に入って来るのが分かった。

ふたりは隙を見て、階段へ向かって走り出した。

「誰でえ?!」

その物音に気づいて、大きな影は振り向いて叫んだ。

「そこで何をしてるだ?!」

蔭の正体は、教会使徒の合田寅次だ。

「はな!」

ふたりは階段を飛ぶように駆け下りた。

「待てっ!」

後を追おうとした寅次は階段を踏み外して、一気に滑り落ちてしまった。

「えらいこんだ ~ 牧師様 ~ !!」

階段の下で引っくり返ったまま大声で森牧師を呼んだ。

* * * * * * * * * *

窓から逃げ出したふたりは、教会の外へと一目散に走った。

「待て ~ 」

「待ちなさい!」


騒ぎを聞きつけて出て来た森牧師もふたりの背中に向かって叫んだ。

「寅次君!」

森牧師と寅次は急いでふたりの後を追いかけた。

* * * * * * * * * *

はなと朝市は、真っ暗な森の中を走り抜けていた。

捕まったら、えらいことになる … 何か魔物が恐ろしい声を上げながら追いかけてくる、そんな気がして、はなは無我夢中で走った。

その時、木の根っこにつまずいてしまったはなは、そのまま池に転げ落ちてしまった。

「はなっ、捕まれし!」

朝市は精一杯に手を伸ばした。

はなが朝市の手を握った瞬間、支えにつかんでいた枝が折れて、朝市も池に落ちてしまった。

「朝市、大丈夫け?」

「はな … 」


< はなと朝市の運命はいかに?!

… ごきげんよう、さようなら >

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