NHK朝ドラ『花子とアン』『ごちそうさん』『あまちゃん』…ストーリーを勝手に解釈&裏読み … ほぼネタバレ…
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2014年04月26日 (土) | 編集 |
第24回

はなに酒を飲ませたのは自分だったという蓮子の爆弾発言。

「あなたは校則を破った上に何も知らない級友を巻き添えにしたんです」

富山はブラックバーン校長の言葉を蓮子に伝えた。

「以前あなたに事情を聴いた時、はなさんが勝手に飲んだとうそをつきましたね?

… 今日、本当のことを言いにきたのは何故ですか?」


茂木の質問に答えるよう、ブラックバーン校長は蓮子に言った。

「 … 別に理由などございません。

いずれにせよ、私はもう退学になるんですから、もういいじゃないですか」


蓮子の態度に富山は激昂した。

「あなた何なんですかその態度は?!」

その剣幕に思わず、はなが代わりに頭を下げてしまった。

* * * * * * * * * *

ブラックバーン校長は改めて処分を言い渡した。

「(ふたりの処分ですが …

安東はな、葉山蓮子 … ふたりとも退学にしません)」

「ブラックバーン校長?!

ふたりとも退学にはなさらないって … ありがとうございます!」


はなはブラックバーン校長に向かって頭を下げた。

安堵の表情を見せる茂木と対照的に富山は納得がいかない。

「( … 安東さんはまだしも、葉山さんは退学にするべきです!

何故ですか ~ 伯爵家の令嬢だからですか?)」

「(いいえ、断じて違います)」


真っ向から否定したブラックバーン校長に富山はその理由の説明を求めた。

* * * * * * * * * *

はなは蓮子から促されて、ふたりのやり取りの内容を訳した。

「神様は、どんなに罪深い人間でも悔い改めれば、お許し下さるとおっしゃっています。

そして、彼女の様な生徒を救うのが、秀和女学校の使命だからです」


とうとうと話すブラックバーン校長の言葉を訳し続けた。

「ただし、ここにいたければ条件があります。

集団生活のルールは守れますか?

今日から誰もあなたのことを特別扱いしません … 自分のことはすべて自分ですること、真摯な気持ちで勉学に励むこと、食事は皆と一緒に食堂で取ること。

これまでの習慣をすべて捨てて、新しい自分に生まれ変わるのです」


はなの口を通して伝わるブラックバーン校長の言葉は、蓮子の頑なな心を揺らし始めていた。

* * * * * * * * * *

「 … ブラックバーン校長は信じています。

あなたはきっと変わることができる」


ブラックバーン校長はそう締めくくった。

そして、はなは生涯初めて、見事に通訳という大役を果たし切ったのだった。

* * * * * * * * * *

校長室から出てきた茂木は富山に尋ねた。

「はなさんの通訳はどうでしたか?」

「 … 完璧からはほど遠いですが、まあ意味はつかめていたんではないでしょうか」

「そうですか … 」


茂木は満足そうに微笑んだ。

富山に動揺が見えるのは、はなの英語力に驚愕しているのに他ならないからだ。

* * * * * * * * * *

はなは蓮子の後を追った。

「蓮子さん、ありがとう。

私今朝はすっかりあきらめていたんです … 学校に残れるなんて夢みたいです。

本当にありがとう」


舞い上がっているはなに比べて、蓮子はいつもにも増して冷ややかだった。

「 … 正直驚きました。

あなた、英語だけは大したものね」

「ああ … さっきは夢中だったんです。

校長先生の言葉をひと言も漏らさずに、ちゃんとお伝えしなくてはと」

「十分伝わりました」


うれしそうなはなに蓮子は釘を刺した。

「でも、はなさん、何か勘違いなさっているようね。

私はあなたにお礼を言われるようなことは何もしておりません。

本当に退学になりたかったんです」


蓮子の言葉に驚くはな。

「うちの者たちは、私を厄介払いするためにここの寄宿舎に入れたんです。

あの人たちの思い通りになってたまるかと … つまり、復讐してやろうと思ったんです。

あなたのためなんかじゃありません」


蓮子は、立ち尽くすはなを残して立ち去って行った。

家族に対する復讐なんて、はなには信じられない話だった。

* * * * * * * * * *

「ご心配をおかけしました。

また皆さんと一緒に学べることになりました」


教室の前で、心配して待っていた亜矢子たちクラスメートは、はなが退学せずに済んだことを知って、我が事のように喜んでくれた。

「本当によかったわ」

「でも、よく退学にならずに済みましたね?」


はなが蓮子が校長室に来て何もかも話してくれたお蔭だと伝えると、亜矢子が顔を曇らせた。

元々この騒動のきっかけは蓮子自身が作ったことを知っているからだ。

「あの方とは、あまり関わらない方がよろしくてよ。

彼女は葉山伯爵家のご令嬢で、一度嫁いだけれど、もめ事を起こして離縁されたんですって … 」


何処からか仕入れてきた彼女の過去を気にしていた。

* * * * * * * * * *

教師の中にも蓮子のよからぬ噂を口にする者がいた。

蓮子の授業態度に不満を抱いている国語教師の綾小路が、同じように彼女を快く思っていない富山に中庭で話している。

「葉山様は、この学校にたどり着くまでにいろいろとあったみたいですよ」

「いろいろ?」

「 … 離婚して、自暴自棄になって、夜な夜な芸術家の男たちを侍らせて遊び歩いていたとか、浴びるようにお酒を飲んでいたとか … もう耳を覆いたくなるような噂ばかりです」


偶然、渡り廊下を歩いていた蓮子の耳に届いているのも知らず、話し続ける綾小路。

「清らかなうちの校風には馴染むのは難しいでしょう」

* * * * * * * * * *

夕食を知らせるベルが聞こえてきた。

はなは亜矢子に先に食堂へ行くように告げると、蓮子の部屋を訪ねた。

「蓮子さん、お食事の時間です」

ドアをノックしたが反応はない。

「 … 食堂で待ってますから」

そう言い残してその場を立ち去った。

* * * * * * * * * *

食事は始まったが、蓮子は姿を現さなかった。

はなは料理に手をつけず、昨日の蓮子と交わした話を思い出していた。

* * * * * * * * * *

「私はあなたより8つも年上なんです」

「それがどうしたんですか?

あなたはいつも周りの人に守られて、面倒なことはすべて周りにやらせて … 何も傷ついたことないんでしょ?」

「私は16の時 … 」

* * * * * * * * * *

… あの時、蓮子はどんな言葉を飲み込んだのだろう?

「はなさん、どうかなさったの?」

考え込んでいるはなを見て、鶴子が声をかけてきた。

「あっ … いいえ」

はなは首を振り、入口に目をやった。

誰も来る気配はない。

「 … いらっしゃらないわね」

誰にという訳でなく、茂木がつぶやくように言った。

* * * * * * * * * *

はなが食事に手を付けようとした時、食堂の扉があく音がした。

一同の目が入口に集まり、蓮子が静かに入ってくるのが見えた。

「 … 珍しい方がいらしたわ」

「一度も食堂にいらっしゃらなかったのに、どういう風の吹き回しかしら?」


そんな声が聞こえてくる。

亜矢子は諌めたが、はなは席を立って、笑顔で蓮子を出迎えに向かった。

「蓮子さん、私の隣開いてますからどうぞ」

しかし、蓮子ははなを無視して、ひとり離れた席に腰を下ろしてしまった。

* * * * * * * * * *

「茂木先生、私が … 」

茂木が運んできた料理を、かをる子が受け取った。

皆が注目する中、蓮子の前に食器と一緒に並べて置くと、その場所から動かずにじっとにらみつけた。

かをる子の無言の圧力に蓮子は視線を逸らした。

食堂の時間が停まってしまったようだ … 誰ひとり身動きせずに固唾を飲んでいる。

しばらくすると、蓮子がかをる子の方をチラチラと見始めた。

何か言いたそうなのだが、うまく声に出来ない … そんな風に見える。

「 … ありがとう」

ようやく、そのひと言が口から出てきた。

「何ですって、ありがとう?

目上の私に向かってその言葉遣いは何ですか?!」


言語強制会の元会長の血が騒ぐのか、かをる子の罵声が一気に蓮子に降りかかった。

「ありがとうございますと言い直しなさい!」

蓮子はそんな言葉には耳を貸さずにおしぼりに手を伸ばした。

「ちょっとあなた、何なさってるんですか ~ 聞いてるんですか?!

いつもいつもそのような態度を取って … 」


見かねた茂木が宥めながら、かをる子を自分の席に戻らせた。

怒りの収まらないかをる子は、その矛先をはなへと向けたのだ。

「あなたもそうですよ ~ お世話係なんだからしっかりしてください!!」

またもとばっちりだ。

しかし、今日のはなは、それも悪い気はしなかった。

< 生まれも育ちも、まるで違うふたりがこの先、生涯の腹心の友になろうとは …

まだ神様しかご存じありませんでした >

すました顔で食事する蓮子を見て、はなは笑顔になっていた。

* * * * * * * * * *

< その頃、甲府の街では … >

大通りに軍靴の音が鳴り響いていた。

甲府入りした軍隊を沿道から日の丸の旗を振って歓迎する群衆。

その中に吉太郎の姿もあった。

勇ましく行進する兵隊たちを目を輝かせて見つめていた。

「て ~ 何100人いるで!」

「武、これでがとう景気がよくならあ」


徳武親子はまた違った思惑で期待に胸を膨らませていた。

「甲府連隊万歳!」

「万歳!万歳!」


< 甲府に軍隊がやって来たことで、人々の運命も大きく変わっていくのでした。

… ごきげんよう、さようなら >

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